なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

御陵散策のオマケ・府道7号線から急坂登って乃木神社へ

2022-09-10 06:03:13 | お出かけ

御陵の歩道を離れ、あるものを確かめに外環(府道7号線)を観月橋方面に向かいました。
あるものとは、クコ。

昨秋に外環沿いの竹藪の裾に群生していたので、花が咲いていないか気になりました。
まあ、すぐそこだし、ちょこっと見て帰ろう。

前日までの雨予報はどこへやら。時間が経つにつれて快晴に・・・
時刻は14時台、最も暑い時間帯です。しかも、車がびゅんびゅん走る道路沿いの歩道・・・
あれ、こんなに遠かったっけ?
結構歩いたところで、ようやく「この辺りかな?」という場所が見えてきました。
横の空き地にはまたまたすごい量のイシミカワの群落。


そして、お目当ての植物は・・あれれ??
記憶にある竹藪の裾にはなんと一面のオシロイバナ。
昼間なので萎んでいますが、ものすごい数です。


花の隙間に見えないか一生懸命探しましたが、全然分からず・・・
え~どうなってるの!
ということで当て外れ。かなり歩いてきたので、同じ道を戻る気にもなりません。
道路の先を見ると、点滅信号が見えました。
そうだ、あそこから右の道に入ったら、また御陵の森の歩道経由でJR桃山駅まで行けるはず。
・・・安易に考えた私がアホでした。
確かにその通りだったのですが、そこは車でもアクセルべた踏みしないと登れない急坂が延々続いていました。
前に外環が渋滞している時、車で通ったことがあったのを思い出しました。
でも来てしまったものは仕方ありません。
ひーひー言いながら、やっと登ったところで見えてきたのは・・・


おお、由緒正しそうな建物!
これはきっと神様のお導きかも・・というわけで、乃木神社にお参りすることに。
(ちなみに、手前の柵の下にJR奈良線の線路があります)


前に来たのは紅葉の頃。この時期に来るのは初めてです。


この神社の御祭神は、乃木希典命(のぎまれすけのみこと)と乃木静子命(のぎしずこのみこと)。
明治天皇が崩御された際、殉死されたこのお二人を祀る神社でした。
何となく、乃木大将と関係のある神社だろうな~とは思っていましたが、御祭神だったとは。
ちなみに京都乃木神社のHPは非常に充実しているので、もっと知りたい方は検索してみてくださいね~

境内には乃木大将の銅像。


奥の建物が拝殿です。


お参り前に手を清めてと・・・
こちらの御神水は勝水と呼ばれる伏見の名水で、病気平癒、元気回復、勝運縁起の水とされています。
しまった、手は清めましたが、飲用もできたのですね。


ん?横の小さな祠はなんでしょう。
下に「全てに勝ちま栗」と書いてあります。
なんといっても、乃木神社は勝負の神様、ここにお参りしたら勝ちまくるわけですね!


拝殿にお参りしたあと(近くで撮った写真、大失敗でした)


お隣にある朱塗りの神社にお参り。


神社の名前が分からないまま、参拝。
ふと見ると、石の魚が大小3組飾られています。
体には「幸せに成り」「商売繁盛」の文字が。
最初、「幸せに成り」の意味が分からなかったのですが、「幸せに成りたい(鯛)」でした!
な、なんなんですか、勝ちま栗といい、ダジャレ連発・・・
ちなみに、後で調べたらこの神社は「山城ゑびす神社」でした。
なるほど、ゑびす様なので鯛ですね。


いつも横を通りながら、ほとんど参拝したことがありませんでしたが、今回は御朱印いただいて帰りました。
勝負の神様ということで、スポーツや受験生の信仰を集めているようです。

この辺でもう暑さでクタクタでした。
折角上った急坂、JR桃山駅に向かうため、別の急坂を下りました。
線路沿いを少し歩き、ようやく桃山駅到着。
水分補給しようと思っていたのに、まもなく電車が参りますのアナウンスに、跨線橋をダッシュ。
家にたどり着いた頃には、足は棒、あたまもフラフラでした。
行き当たりばったりもたいがいにしないといけませんね。

最後に線路沿いでみかけたコマツナギです。


おしまい。

【撮影:2022/9上旬 京都市伏見区】

コメント (12)
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