少し古いニュースだが、何かと話題に上る自民党の舛添要一氏が鳩山邦夫の離党問題で次のように語っているのをテレビが伝えた。
「鳩山政権を倒す事が国民のためになる訳ですから……」
冗談じゃない。それはあんた達のためになるのであって、国民のためになる訳じゃない。なぜなら、国民は民主党を支持したのだ。だから民主党政権が誕生したんじゃないか。政権発足わずか6ヶ月で内閣支持率が4割を割ってしまったが、それは鳩山政権を全面的に支持しないのだ、との意思表示ではないはずだ。単に内閣の人気投票ではないか。そしてその不支持は政権の方針に対してではない。政治とカネに対する不信感なのだ。だから、鳩山政権が国民の支持を全面的に失っているのだと言うのなら,自民党のどのような政権に対しても全く同じ反応が起きるはずである。カネまみれなのは、自民党の方がずっと年季が入っている。
舛添氏のこの発言で、同氏を始めとして、自民党がいかに皮相的な見方しかしていないかが明確に分かってしまった。彼等が考えている事は絶対に「国民のためになろう」ではない。政権の争奪戦しか考えていない。国民が本当にどう考えているのかをまるで歯牙にかけず、自分達の利益だけを重んじている。国民のためになる良い政治とは何か,ではなく、単に自分が政権与党になりたいだけの事である。だからこそ、「現政権を倒す事が国民のためになる」などと短絡的な事を安易に口走るのである。
国民のためになる良い政治と、自民党と同じようにかけ離れているのが民主党にすり寄っている公明党。そんなに民主党が好きなら、何で自民党とくっついていたんだ。国民のための政治なら、自民とくっついていた時だって、そう主張したら良かったではないか。
私の周辺では参院選を楽しみにしている人が少なくない。民主党がどこまで落ちるか、自民党がどこまで駄目なのか、を見届けたいと思っている。みんなの党が森派だってよ、と、そうした人達に話してみたが、森なんかもう力が無いんだから、大丈夫だよ、と言う。そう、民主党だって、小沢の力が無くなれば、もっとずっとすっきりと人気のある党になれると思うものね。でも本当に不思議な人ですねえ、小沢って人は。抜け目が無いのか、抜けているのか、わたしゃ、さっぱり分からない。
「鳩山政権を倒す事が国民のためになる訳ですから……」
冗談じゃない。それはあんた達のためになるのであって、国民のためになる訳じゃない。なぜなら、国民は民主党を支持したのだ。だから民主党政権が誕生したんじゃないか。政権発足わずか6ヶ月で内閣支持率が4割を割ってしまったが、それは鳩山政権を全面的に支持しないのだ、との意思表示ではないはずだ。単に内閣の人気投票ではないか。そしてその不支持は政権の方針に対してではない。政治とカネに対する不信感なのだ。だから、鳩山政権が国民の支持を全面的に失っているのだと言うのなら,自民党のどのような政権に対しても全く同じ反応が起きるはずである。カネまみれなのは、自民党の方がずっと年季が入っている。
舛添氏のこの発言で、同氏を始めとして、自民党がいかに皮相的な見方しかしていないかが明確に分かってしまった。彼等が考えている事は絶対に「国民のためになろう」ではない。政権の争奪戦しか考えていない。国民が本当にどう考えているのかをまるで歯牙にかけず、自分達の利益だけを重んじている。国民のためになる良い政治とは何か,ではなく、単に自分が政権与党になりたいだけの事である。だからこそ、「現政権を倒す事が国民のためになる」などと短絡的な事を安易に口走るのである。
国民のためになる良い政治と、自民党と同じようにかけ離れているのが民主党にすり寄っている公明党。そんなに民主党が好きなら、何で自民党とくっついていたんだ。国民のための政治なら、自民とくっついていた時だって、そう主張したら良かったではないか。
私の周辺では参院選を楽しみにしている人が少なくない。民主党がどこまで落ちるか、自民党がどこまで駄目なのか、を見届けたいと思っている。みんなの党が森派だってよ、と、そうした人達に話してみたが、森なんかもう力が無いんだから、大丈夫だよ、と言う。そう、民主党だって、小沢の力が無くなれば、もっとずっとすっきりと人気のある党になれると思うものね。でも本当に不思議な人ですねえ、小沢って人は。抜け目が無いのか、抜けているのか、わたしゃ、さっぱり分からない。