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千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

オレンジリリー

2021年06月20日 | 日記
  雨上がりの朝、空気は冷たく心地よい。
 いつもは撮らないお家のお花・・・

 セイヨウヒルガオだ。やさしい花。
植木鉢のお花が、よく管理されているお家。



 このお家からタネが風で飛んで、根付いたと思われる2、3軒先の空き地にも白い花が咲いていた。実は、歩道の片隅にも咲いているところがある。
 オルラヤだ。



 中学校のグラウンド
 朝陽が昇ってまもない時間、誰もいない広場にやさしい風が吹き抜ける。



 鶯の声がしなくなった。
 長森山では鳴いているそうだ。
 もう、こっちの山は移動したのかな。


 幼なじみが、勢いよく水やりをしていた。
 たくさんのお花、ここでも管理が行き届いている。
 山ばっかり行っているそうだ。
 以前のように、ご主人と登山かな。聞いたら、山菜採りのようだ。
 六万騎山のユキワリソウは、彼女たちグループが植えた。
 今では花も増えて、カタクリの花同様、登山者の心を和ませているだろう。
 行けなくなった私だが・・・

 ユリの花を撮らせていただいた。
 オレンジ色。見事な花だ。夕陽色のオレンジは好きな色だ。





  花の名は オレンジリリー

 DVDで観たばかりの『男はつらいよ お帰り寅さん』と重なる。
 浅丘ルリ子演じるリリー、そして寅さん、小説家になった満男、再会したイズミ。

 ワクチン接種2回目の翌朝は、37・5℃の発熱。熱はすぐ下がったものの、ダラダラとした倦怠感が続いた。全身の関節や、筋肉の痛み。だが医療機関を受診するほどではなかった。もう快復している。




 大量の雨が降ったので、
 川の水は濁っているのかと思ったが、そうではなかった。

 冷たいほどに心地よい。

 アメリカシモツケソウ。



 ピンクの可愛い花。


アメリカ木大角豆

 製材所の敷地内に咲いていた。
 調べたら「アメリカ木大角豆」と出た。葉に似ず、可愛い小さな花だった。



 この朝は、鶯が、いい声で鳴いていた。


 サンルームのウチョウランに、毎朝水やり。多すぎてもいけないとか。
 難しい。





 今日もこの辺でm(_ _)m。

2021年06月06日 | 日記
   ホ~ホケキョ
   ホ~ホケキョ ホ~ホケキョ

  雨の日が多くなったせいもあって、散歩コースを短縮して、宇田沢川べりを歩いている。



 八海山に連なる暮坪山に近づくと、毎朝のように鶯が鳴いている。
 いや、鳴いてくれる。
   ホ~ホケキョ
   ホ~ホケキョ ホーケキョ

 もっと長く、鳴く日もある。
 春告鳥なんだけど。

 梅雨から夏日へ、季節は変わろうとしている。
 いっぱいは歩けないけど、早朝のおだやかに澄んだ空気は私に合っている。

 水もゆったりと流れているように見えるが、長い時間をかけて、山から石を運び、川音が高いときは前日の雨で水量が多い・・・
 川音と鶯の鳴き声が心地よい。



 茂みに、オオムラサキツユクサが咲いている。目にとめなかったが、シロバナもあることに気がついた。





 土手にキショウブが咲いている。雨の日を除いて、毎日のように歩いているのだが、花の数が増えている。この陽気で蕾から花開くのが早いのだろう。



 まだカキツバタも咲いていた。
 我が家のアイリス終わったのに。

 昨日は、散歩に出るまで小雨が降っていた。
 帰宅して、庭の手入れ。
 家の壁面にカタツムリを見つけた。
 なんとまあ、身体をくっつけ合っている。微笑ましい光景。
 雨とカタツムリ。

 「お話『かたつむりのマイマイくん』」を、書いたんだっけ。2015年12月に。



 今日は2回目の新型コロナウエルスのワクチン接種日。
 小学校体育館で接種した。我が家に近い。
 市役所が、全て、対応、処理して下さったので、とっても嬉しい。スタッフの皆さん、医師の方々に感謝している。
 会場までの距離を、やわらかなシートを敷いて、段差をなくしたり、お年寄りにもあたたかな配慮。
 接種を終えて、会場を出るまでの待ち時間、何人かの同級生に会えて嬉しかった。願いは皆、同じなんだと。

 ワクチンのせいだろう。1回目の時の症状・・・
 左手の痛みと、倦怠感が出てきたので、昼寝します。
 では、また(^o^)☆。



花筏

2021年05月23日 | 日記
  声だして鯉が崩せし花筏
  花冷えの床踏み鳴らす神楽舞
   片言の孫と語らふ端午の日
       『合同句集「いぶき」』から  つる子さんの俳句

 つるチャンとは、もう長いおつきあいだった。
 山歩きをしていると、携帯が鳴るがよく聞き取れない。圏外だった。
 「私、関越走っているの。今日は長野だって」ワイワイ、ガヤガヤ、賑やかで、雑音がひどい。
 あるときは、静岡だったり、関越道、小国方向だったり。
 賑やかで明るい。いつでもどこでもリーダー的存在、水泳、ウォーキング、スポーツ、俳句、市の活動、市が取り組んでいた「葉酸」推進活動も。

 5月16日の夕方近く、ラインが入った。

 信じられないことが書いてあった。
 我が眼を疑った。
 えっ!嘘!

 突然のご連絡にて失礼いたします。
 5月15日、母、つる子が逝去いたしました。

 つきましては、お別れの会を執り行いますので、謹んでご案内申し上げます。

 告別式の日程 セレモニーホールの案内もあった。

 娘さんだった。

 PCのSNSを開いた。
 5月13日に、つるチャンはつぶやきを載せていた。
 挿し木をして、芽がでた薔薇が咲きました。



 見事な薔薇の花。

 コメントが沢山あったので覗いてみた。
 共通の友人にも返信をしていた。
 その方にメールを入れると、元気いっぱいだったのに信じられないとのメールが返ってきた。

 私も、未だに信じがたいものがある。

 私のブログへのコメントが出来なくなったと、ラインをいただいたのは3月末だった。 ボケ防止に書いているのだから気にしないで、と返信をした。



 「朝イチ」テレビ局スタッフとつるチャン。「つるチャン菜園」で。
 放送は、相次ぐ災害のため、順延となった。
 そのことは、贈られてきた合同句集「いぶき」と共に書かれたお便りで知った。



 つるチャンと、友だちの店で何度もお会いした。
 始めてお会いしたとき、つるチャンがボロボロ涙をこぼした、と友だちから聞いた。感激屋さんだった。

 もういない。
 いない人だけど、いつもそばにいる。多くのお友だちにとっては。


 剪定後、棄てられる運命だったモッコウバラから芽がでて、花が咲いた。2年経った。 2階のフェンスに絡ませたい。何年かかるだろう。
















 (ヤマツツジ ショウブ フタリシズカ・チョウジソウ アイリス)


 散歩途中、出会った見事な藤。



 「花筏」の句が、ユーモアにあふれ、あ~あ、仕方ないね、とあきらめている。
花筏。素敵な言葉。タイトルにいただいた。


  つる子さんのご冥福を
       心からお祈り申し上げます 合掌

若葉の季節

2021年05月10日 | 日記


 若葉の季節になってきた。
 朝陽を浴びた木々の枝が、ゆっくりと葉を伸ばす。
 ちょっと前まで雪があったなんて嘘みたい。

 途中、知人に会って挨拶を交わした。マスク姿でもすぐ分かる。
 どこまで歩いてきたの?
 あっちの方、1時間近くかな。足がのろいから歩数は少ないの。
 凄いねえ、私なんか、15~20分だよ。無理できないんだ。
 分かる。分かる。
 無理は出来ないよね。私もやっとかな。
 朝の空気の中でしか歩けない。

 彼女も、足の痛みを抱えている人だ。入院したこともあるらしい。
 日曜日、常連のご夫婦も歩いてくる。気持ちよく「おはようございます」のご挨拶。



 雨の名残が残っているスギナ。朝露は画面に入らなかった。
 ミネラル豊富なスギナ茶になるそうだ。
 雨、風に打たれたような画像が面白い。
 厄介者のスギナだけれど。

庭の花々。















 (オーソニガム ヒメシャガ ホウチャクソウ オダマキ ガマズミ ボタン タイリントキソウ)

 
 タイリントキソウが、昨年、綺麗に咲いたか、どうか、定かではない。
 今年の花は、枯れずにずっと咲いている。雨の日も、風の日も。さすがに風が強い日は、家の中に入れた。

 「北の国から」の新聞広告を目にしたものだから、土日は、映画を観ることにした。
 北海道の大地、富良野の自然とテーマ曲が懐かしかった。出演者の顔ぶれと、冬の厳しさと、貧しくともたくましく生きる人々の暮らしと、コロナ禍にあって、生き抜く意味を投げかけてくれた。涙が溢れた。


 予想どおりの感染拡大となった。
 土曜日の新潟県の感染者は50人、
 南魚沼市も。

 このところ、大気が不安定。太陽が陰って、風が吹いて黄砂が飛んだり、雨が降ったりで、気温も変化する。

  絵画講座も開講する。

     5月。若葉の季節。



朝の風景

2021年04月25日 | 日記


  朝陽が顔を出そうとしている
  光は山の若葉をやさしく包み
  ハーモニーを投げかける

  おはよう~
  おはよう~ 早起きさん
  今日も元気で過ごそうね

  たき火の煙もゆらゆら揺れている


 こんな朝の光景が好きだ。
 ゆるやかで あたたかな光を投げている。
 たき火は禁止されているのだが・・・
 かつては、こんな風景は何処でも見られた。


 ミズバショウ



 小川が流れる庭に、ミズバショウが咲いていた。
 住む人もいなくなった家の庭でひっそりと。
 夜の雨に打たれたような水玉を葉に乗せて。
 清楚な白に心を奪われた。




 桜の花が毎日散っている。
 風情があったほうがいいと、掃いても少しは残しておく。


 チューリップ






 チューリップが咲き出した。3種類あるのだが、うまく撮れないでいる。


 ニリンソウ



 歌にも歌われるニリンソウだが、いつのまにか数少なくなってしまった。地下茎の何かが邪魔をしているようだ。


 キジムシロ



桜の季節に顔をだすので、朝は眠たそうだったり、桜の花びらが落下してキムジロを覆い隠してしまったりで、なかなか撮影チャンスがなかったりする。


 イカリソウ



 今朝、気がついたイカリソウ。昨年の枯れた葉が地面にへばりついている。
 シロバナは、白い衣装の踊り子のようだ。


 3度目の緊急事態宣言。
 幅広く規制。

 かの方の言葉
  「変異株の勢いの方が強かった」

 あ~あ。
 やっとそこに来ましたか。
 あまりにも遅い、ぬるい。
 変異株は、次々と猛威を振るってやって来るのに、緊迫感のない様子・・・

 良識ある方々は、あきれ果てていた。

   爽やかな春の風!
   どうかやさしく吹いてほしい!