YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

非凡力~革新的な創造性を鍛える~

2010-11-20 | Bob Dylan
2nd Album発売し、、Dylanの環境も大きく変わっていきます。Next 3rd Album の発売までに、、アメリカの若者からの絶大な人気を博すようになり、、またプライベートでもスージー・ロトロの変わり、、Dylanを魅了していくのが、、フォークの女王ジョーン・バエスです。2人の親密さは深くになり、、モンタレー・フォークフェスティヴァル以降は誰もが疑う存在へと・・63年7月26~28日の週末に開催されたニューポート・フォーク・フェスティヴァルはメイン・アーティストして迎えられた。。また4月28日にはワシントンの大行進にジョーンとDylanは参加し、、この中でマーティン・ルーサー・キング牧師の「I am a Dream(私には夢がある)」の演説を聴くことになる。。そんな中、、DylanのLive Album の話があり、、63年4月のタウン・ホールと、、10月26日のカーネギー・ホールでのライブ・レコーディングから抜粋されつことになった、、、Albumジャケまで殆ど完成していたが、、このAlbum“Bob Dylan In Concert”は発売されることなく、、お蔵入りとなってしまう。。。そんなカーネギーでの素晴らしい録音が約40数年の時を経て、、紙ジャケCD購入の特典といして日本でも日日の目を見ることになります。。それが、、“Bob Dylan Live At Carnegie Hall 1963”です。当日は19曲の演奏が行われたようですが、、その中の6曲が音源として聴くことができるという・・・・本当にありがたいことで。。

3rd Album に録音された“The Times They Are A-Changin'”から大きな歓声と共に奏でるギターとハープ、、一気に世界へと誘います。。
解き放たれたパワーが会場全体に響き渡っているような演奏です。 声とギターとハープ、、たった一人の男が奏でる魔法へ。。。吸い込まれていくように。。素晴らしい自信に満ちたステージをCDを通じて感じます。。

この6曲以外は、、
The Bootleg Series Vol.1-3 から“Talkin' John Birch Paranoid Blues”“Who Killed Davey Moore?”2曲が収録されています。
特にTalkin' John・・・・はイワクつきの、、エドサリヴァンショーでの事件があったせいもあるか、、観客の異常な盛り上がり。。世間は理解してくれなくとも、観客は理解し熱狂的に支持しています。。


The Bootleg Series Vol.7 / No Direction Home からは“A Herd Rain's A-Gonna Fall”“When The Ship Comes In”が収録されています。 A Herd・・・・は8分にのぼる大作です。。朗々と歌い上げる雷鳴如く言霊に突き刺さる叫び、、



体験を積み、、自信と才能が化学反応を起こし、、その非凡な才能が、、ワクにこだわらず革新的にぶち壊す。。これを途轍もない創造力が数々に歌を生み出す。。
誰にでも、、もつ非凡な才能。。生かすも殺すも自分次第ですね。 その持っている己の力を信じ、、おもいっきり挑戦してみよう~ 必ず非凡な何かが・・目覚めるハズ。。


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開華力~酸いも甘い混濁して~

2010-11-19 | Bob Dylan
セールス的にはあまり芳しくなかった1stでしたが、、その中に見える巨人の片鱗をマザマザと見せつけたDylan。。62年4月から2ndAlbumの製作がスタートします。前年から猛烈に曲を書き始めたDylan。彼女スージー・ロトロとの出会いと彼女の影響における公民権運動への参加など、、Dylanの創造力を肥大化させて行きます。。スージーの母親はDylanとの関係をよく思っていなかったので、、彼女をイタリアへと連れて行き、、6ケ月も。。。この会えない間が、、またまたDylan創作のパワー?となるのでした。。
そんな中“Biowin' In The Wind”がピーター・ポール&メアリーのカバーでヒットし、、これが公民権運動のテーマソングのような扱いになってしまいます。その後もレコーディングは6月、10月、11月と続き、、どんどんその才能を花開き、、無限の可能性を見せる。 そんな中、録音された“Talkin' John Birch Paranoid Blues”がエド・サリバンショーでNGが出て、、(右翼の反共団体をあからさまに風刺した内容に・・・)そんなこともあり、、一度固まったAlbumの内容が、、ジョン・ハモンドの意向により(コロンビア・レコードへの配慮?)63年4月にトム・ウィルスンをプロデューサーに向かえ、、“Giri From The North Country”“Master Of War”“Talkn' World War Ⅲ Blues”“Bob Dylan's Dream”などを1テイクで録音し曲の差し替えを行います。ですので、、テスト版として作られたAlbumとは曲が違うことになったので、、このテスト盤は伝説的レア盤となることに、、、 
そして約1年の歳月をかけ、、Dylanの2nd“The Freewheelin' Bob Dylan”は、1963年5月27日に発売になります。

美しいジャケ。恋人スージー・ロトロと雪の残るヴィレッジを歩く姿は、、62年2月に撮影が行われた模様、、この2人の姿こと、当時のアメリカの若者の“自由”の象徴ともなりました。。
このスージーとの穏やか時間が生み出した余裕のココロと上手くいかないヤキモキ感。。そしてキューバ危機などの時代の波に感じる感性などが混濁合わせ飲み込み噛み砕いて。。吐き出す。。それも高い完成度で、、、 2作目にして名作ぞろい、、これを聴いた多くのミュージシャン達が衝撃を受けることになりますね~ もちろんビートルズの面々、、とくにジョンが・・・・・・

名作のオンパレードですが、、“Giri From The North Country”はイギリスに古くから伝わる民謡【スカボロー・フェア】の歌詞をリメイクして作った曲ですね。そのまま活用するのではなくDylanエッセンスで、、新しい輝きを増す能力。叙情的で情景力の凄さ。。語りかける口調。アコギの響き、、ハープの物悲しさ。。完璧です。
そしてアルペジオの響き、、メロディー、、語り口、、“Don't Think Twice, It's All Right” ココロにやさしく包むような音。。スージーへの想いを綴るDylan。。。後悔の色をアルペジオにのせて。。この曲がスージーがDylanの前から去ることにもなります。。。。

MONOシリーズのおかげで、、更に攻めるDylan感が堪能できます。。ハープの音色がいつにもまして、、ココロを震わせますね~
60年の息吹がこのAlbumの中ぎっしりと詰まっています。。。



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原動力~反骨のパフォーマンス~

2010-11-18 | Bob Dylan
DylanのMONO Album が出ましたね~ いやいやまた家宝が増えました。。昨年は The Beatles が出て、、この先も出るのかしら・・・60年代MONOシリーズ、、Stonesの英国盤MONOが聴きたいね~紙ジャケで、、ユニバーサルさんお願いします。


さて、、そんなDylanのMONOを改めてじっくり聴きますと、、攻撃性が高まったようで、、もちろんギターとハープでそんなに音が何重にもあるわけではないですが、、この1stを聴いていると、、ストレートに突き刺さる感がイイですね。

アメリカの若者がフォーク音楽は正義という空気を感じるものとして受け入れ、、社会と自分を繋げるものとして、浸透してる時、、Dylanのデビューの話が舞い込みます。ジョン・ハモンドとの出会い、、そしてニューヨークに来てまだ1年も経っていない1961年11月1stAlbumの録音を行います。制作費は402ドルしかかからなかったとか、、数日で録音を終わらせた。 ジョン・ハモンド曰く「ディランは非凡な若者なんですよ。彼が売れるかどうかわかりません。でも、彼は語るべき深みのある何かを持っているんです」と語っている。。一方Dylanはインタビューの中で、、デビューアルバムは「幾つかは僕が書いたもので、幾つかの曲は僕が見つけたもので、幾つかはの曲は盗んだものだ」と語っている。。
そして1stAlbumは1962年3月に発売になります。

フォークとこのようにあるべきという概念や理論をぶち壊し、、狂乱し怒り狂う直情的な攻撃性。。そのパワーが大きな原動力となって、切迫感溢れる曲の数々が生み出される。。制約を気にせず、、衝撃的に声を出し、ギターをかき鳴らし、、ハープで叫ぶ。。 自分の原動力が何かを理解し、、最高の状態で放出できる感性は既に完成されていたのか。。ものMONOで聴くとその粒が機関銃の乱射のように心へ突き刺さる。。凄まじい~

“Baby, Let Me Follow You Down”の語りのかっこよさ。。そして吹く鳴らされるハーブの音色。これぞ概念をブッとばしたBob Dylan というオリジナルが表れます。。
そして“Song To Woody”ウディ・ガスリーへの熱い思いを綴り、、非凡なる才能をマザマザと見せ付ける。オリジナルだったこんなに凄いのも創れるよ。。もちろんストックもあるよ~ と語っているようで。。。

仕事を行う時の原動力は? どんな原動力も持つか。。私は「音」ですね。。そのシーンに合わせて気分で、、今では簡単に音が大量に持ち運べて。。便利になりました。。ちょっと昔なら、、カセットやCDだったもんね~ おかげで、、たっぷり曲をもって仕事へ行ける喜び。最高です。 技術革新へ感謝。。 
そして大きな原動力の一つがくやしさや反骨ですね。。 くやしい体験を沢山して、、でも必ず道はあるから。。最後の最後まで知恵振り絞って、、行動しよう! 内定率が60%切っている現状・・・ でも本当に親身になって成長を考えてくれる中小・中堅も沢山あるからね。 色々な角度で仕事を見てみよう! がんばれ反骨心で!内定を勝ち取れっ~ 

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UTAの持つPOWER

2010-11-17 | Bob Dylan
出ましたね~ Bob Dylan のマニア垂涎の、、数々が、、 もう~Paulは出るし、、ジミヘンやクリムゾンにマイルスなどなど、、堪らないです。でも買ってしまうんだな~ 
そんなDylanの The Bootleg Series Voi.9 “The Witmark Demos:1962-1964” 62年1月からリーズ・ミュージック用と62~64年にM・ウィットマーク&サンズ用に録音されたデモ録音の数々。。。 ギターを奏で朗々と歌うDylanの輝き痕跡がシッカリと刻まれています。

ジョン・ハモンド(コロンビア・レコード)との契約で「心臓が空まで、ほかの銀河系の星まで飛んでいきそうだった」と語るDylan。。 
生き生きとでも飄々と歌うその声は既に完成していたように感じます。 すでに完成されたDylanが様々な顔を演じる練習し確かめるように生み出す曲の数々と・・・アメリカの日常生活の中に木霊する音楽の創造をすでに確立し、、どんな手玉を出せるのか、、確認しているようにも感じます。。 完成した感性。。まさに天賦の才能です。

約50曲近い中で、、正式録音されていない秀逸な曲や、、現在聴ける音製作過程での違う色を感じる曲の数々。
リーズへの楽曲申請デモが Disc 1の1曲目から8曲まで。。。これまで影響を受けたアーティストに触発されて鋭角に奏でる感じがします。以降の25曲目までと、Disc 2はウィットマーク・デモ録音ですね。。。 大変貴重な音源が詰まっています。。。 Dylan初のトピカル・ソングや、、Album収録予定でボツになった曲や、、目ン玉飛び出し目白押し!!瑞々しい音の宝庫です。。

1962年(昭和37) 高度経済成長の波が日本を豊かさへと運び、、世界は争いの火花が、、キューバ危機が起きたのもこの時期ですね。そして63年はベトナムの燻りがドンドン表面化し、、11月22日にはケネディ大統領の暗殺。。 64年はいよいよベトナムの火蓋が、、日本では東京オリンピックが、、、 激動の成長期ですね。。。世界はWWⅡ以降、、東西冷戦が激化、、朝鮮戦争・・キューバ危機、、そしてベトナム戦争。。 争いが絶えない、、激震の時へ、、 そんなアメリカ人の心の隙間にDylanの歌声がPOWERを与えて行くことになります。

たった1曲。。。でもそこにはとてつもない「力」がある!
たった一言が大きく人の心を動かす。でもたった一言が大きく人の心をつぶすことにもなる。。 たった一言、、でも大事な一言。。その言葉に魂をのせて、、伝える力が大切ですね。。 「伝わる」大切さ。
慎重に言葉を選んで原稿を読みながら中国の主席と話をする日本の総理大臣。。。相手の目も殆ど見ないで、、伝わるのだろか? 伝えることができても、、「伝わる」ことはないだろう。。。 アレだけの距離でひな壇会議をする、、日本とロシア、、見かけだけだよね。。何もピーチク騒いでも、、北方四島は永遠に帰ってこないよね。。。 

どうして日本の政治家のみなさんは。。。。声に力がないのだろう・・・・・? 骨なし外交じゃ、、お金だけ出してくれる「いい人」は最終的には。。。「どうでもいい人」


追伸:輸入盤で購入すると、、付いてきました。。“Bob Dylan In Concert:Brandeis University”です。日本盤では、この作品とMONOボックスを購入し、郵送で送らないと頂けないのですが、、 ビックリ輸入盤はついているんですね。ディスク・ユニオンのお茶の水で買っちゃいました。。 63年5月10日マサチューセッツのブランダイズ大学での45分のコンサートの全貌が収められています。このように50年近く前の作品がドンドン日の目を見て、私達の手元に入るようになったことに感謝です。。それも良い音で、、昔よく海賊盤を通販で買って、、「だまされた~」的音の悪さや音源の不正確さ・・・しかし時代が変われば。。こんな素晴らしい状況へ。。。 若々しく、荒削りで、でも真の唄を奏でるDylanの音にやられてしまいます。。 音の魔法に包まれる45分を堪能できます。

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Stranger In A Stranger Land ~もう一度見直してみよう~

2010-11-16 | 70's
今日の東京は素敵な晩秋の晴れ、、、気持ちもス~と抜けるようなイイ気分でした。。 そして夜になるともう冬を感じさせる染み入る寒さがちょっと肌を刺激していい感じですね~ こんな夜は、、心地よい音楽を聴きながら、、美味しいSoup Stock Tokyo のSoupで心も身体も温かくなりたいですね~ と。。。取り出した良い音が、、“Leon Russell”の2nd“Leon Russell And The Shelter People”です。LeonがShelter People等をバックに最高のハネル痺れる音を奏でます。。。(1971年5月発売) スワンプ・ロックの代表作と言われる秀作。

この辺りの音はStones等へも大きな影響を与えていますね~ アレンジ感、、Russellのヴォーカルの感じといい、、幅広い人脈の中で構築、吸収した音の束がこのAlbumの中に凝縮しています。。 前作はスタープレーヤーも数多く参加しキラビヤカな一面もありますが、、好きな音をじっくり、、自由に表現するという感じではこちらも素晴らしい傑作ですね。。

1曲目“Strander In A Stranger Land”からWORLD全開です。ピアノに入り方から、、、場末感もあり、、彷徨える男が、、全く違う世界で赤ん坊のように新しい道を歩む的な感覚が。。行く先闇夜の70年代を表しているようで、、
そしてDylanの秀逸なカバーや郷愁的魅力の自伝的私音の“Home Sweet Oklahoma”などなど、、逸品粒揃い!
Georgeの“Beware Of Darkness”のアレンジもたまらないです~ そしてBonus Tracks のDylanのカバー3連!!! センス爆発のオンパレード。。 この“Love Minus Zero / No Limit”を聴いてDylanをその気にさせて、、70年の復活へと導いたとか。。。。

さてさて、、11月も半分過ぎて、、今年も1ケ月と半分を残すだけに、、少し、、日々のルーティンに追われて自分を見ていられなくときでもあるので、、少し、、気分を変えて全くの別世界で舞い降りた気分で、、物事の着眼点を変えることも良いかも、、今のままでOK? もっと変えることデキナイかな~と眺めてみる。。初めて見る新鮮さで日常を観て見る。。接してみる。 そんなことも大事かもね。普通だと思っていることが案外「不通」だったりします。。。。

Stranger In A Strange Land



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三感止音『すぐ隣にいる!』

2010-11-15 | 三感止音
今日は11月15日、、旧暦の今日は坂本龍馬が京都近江屋で暗殺された日ですね・・・・
今年は大河ドラマが『龍馬伝』ですので。。いやが上にも龍馬で盛り上がった1年ですね~ 福山くんを始めとしてキャストがナイスで、、もちろん賛否両論はあるでしょうが。。今回の大河ドラマは毎年に比べると。。。何か違う??と。。そしたら“人物デザイン監修”というネーミングが出て来ていてね~ ??????と思っていましたが。。その人物デザイン監修の柘植伊佐夫さんが本を出されて、、早速読みまして合点承知之介でした。。こんな凄いコトが影で行われて、、戦い続けてくれたおかげで、、毎週毎週日曜日の午後6時と午後8時が愉しみで楽しみで。。。という事になったんです。(生まれて初めて、自主的にNHKの受信料を払わないと・・という気分になりました)

第4クールに入ってからは、、毎週毎週、、子供と正座して見てますね。もちろん史実とは違う、、デフォルメやキャプションが多いと思いますが、、たった140数年前の一握の人達がいなければ、、、今の日本は無かったかもしれないですよね。。。 アメリカやエゲレスの属国になっちぉったかも。。。。先日の日曜日の容堂の説得。。泣けました。。 2回見て2回とも。。。後藤象二郎最高です(名演)。もちろん龍馬を演じる福山くんの素晴らしいのですが、、脇を固める方々の演技が凄まじい。。。。!!!! そしてそんな映像を支えている、、それぞれの配役に合わせた衣装・メイク・人物イメージの構築をやってのけた柘植さんの素晴らしさ。。オカタイ役所仕事を打ち破り、、最高の演技をしてもらうために、、最高の状態を創り上げ、作り上げる上状況を自分も担当しているかのように・・・一気に読みことができました。
凄まじい、、大河ドラマを、、それも常識に囚われない思考で、、製作者の多くが紆余曲折しながら、、ベクトルを合わせて行く様は。。。企業幹部もこの本読んだらいいね~下手なビジネス書よりよっぽど勉強になります。。。 プロジェクトを成功させるために、、どれだけコンセプトを明確に、、「柱」を決めれば。。その信念に従って。。全体を纏め上げ構築するか、、もちろん高いレベルで。。。。いやいや学べる本です。

そんなコンセプトが「すぐ隣にいる!」 時代は幕末の世。。。1860年代。。しかしキャストそれぞれが、、すぐ隣にいそうな、、ドラマを見てるようで、、でも身近にいそうな、、錯覚を起こすくらい。。自然体ですよね。 不思議な感覚、でも心地よい。。 自然にいそう。。作られたドラマの大河とは一線を画すクオリティーですね。。 本当に1年間心を豊かにしてくれる最高の時間をいただきました。 後2回で終わりかと思うと残念ですね。。。
このメンバーで「裏龍馬伝」やってくれないかな~ ドロドロな、、やつ。。グロイ龍馬が、、グラバーの手先で暗躍して、、薩摩・長州へ資金提供しながら、、多分空白の3ケ月で龍馬の上海辺りは行ってるはずだし、、、 しかしあまりに出すぎた龍馬を暗殺することを察知して、、近江屋に影武者仕込んで、、、自分は外国へ高飛び~ って感じで、、明治を影から支え、、その影響に驚異した長州が真の龍馬を暗殺しかける・・・龍馬は身を潜め、、そのおかげで日本は第二次世界大戦の戦火に・・・ 戦後長州の力を温存した自民党が権力を握り、、、やっと戦後64年、、政権交代で、、龍馬の思いが実現しかけることに、、だから民主党のマークは桂浜から昇る太陽をイメージしていると。。。。 なんてさ、、都市伝説っぽいけど、、、 長州・薩摩側ではなく視点で龍馬を描いて、、映画にしてみたいね~ 夢だな。

真実はわかりませんが、、龍馬という人物がいたのは確かで、、、そしてニッポンを変えてくれる力になったのは確かで・・・本当に感謝しなくてはね。。 ありがとう、、ゆっくり天国で皆さんで肩組んで酒呑んで愉しんでね~ 

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歩み寄る、、こちらから・・・・・

2010-11-14 | Mr.Children
Mr.Children のドキュメントDVDが発売になりました。 同タイトルでAlbumも12月頭までにはでるようですが、、今年の前半での日々の活動やレコーディング風景。。日常の会話や発想、、その中で生まれたLIVEレコーディングへのファンの招待&あまり大きくないLive house規模のLIVEを展開した映像です。。。等身大で日々をただただ映す映像こそ、、見る側は新鮮でもあり、、ただ「音」好きで「楽」しんでます。やりたい音をやってます~的自由度がたまらんですね。 もちろんこれだけの地位を確立したからこそできる、成せる業なんですが。。。

ちょっぴり、、ビートルズ“Lit It Be”的だったりして、、もちろんビートルズのような険悪ムードは無いですが。。。 鏤められた「音」もヒット曲を網羅するわけでなく。。今、演りたい唄の数々を演る。。。。好きな曲だから・・・好きなようなアレンジで。。 でも自己満足で終わるのでなく。。。そのカタチもまた、ファンと共有する。 Split the Difference ・・・・こちらから歩み寄る。中間的位置で、、そんな解釈で使われているようですが。。 巨大LIVE会場で、、、本人は米粒しか見えなくて。。巨大スクリーンを通して、時間と場所だけでも共有できることがファンの楽しみ・・・という演る側の都合ではなく。。こちらから歩み寄る。。(もちろん選ばれたファンしか体験できませんが・・) 音への“歩み寄る”・・・・待つ姿勢でも、、攻める姿勢でもなく“歩み寄る”ってスタンスが、ミスチルらしいかもね・・・ しかし小林武史の力は凄いね。。陰の柱だね~ 

DVDとCDの組み合わせで..CDがいいですね。。アレンジも気持ちいいケド。。 歩み寄ることを表現したカバー曲として“Your Song”が披露されてますが、、これがまたいいんだね~ DVDでもオマケで“Jealous Guy”も含まれてます・・ そして好きですね“HERO”・・・・名曲ですね・・歌詞が染み入ります。

♪ でも ヒーローになりたい ただ一人 君にとっての つまずいたり 転んだりするようなら そっと手を差し伸べるよ

メロディーと歌詞、、秀逸です。 情景と心情をコレほど上手く音に乗せる上手さはサクライくんは天才かも・・・

戦後65年も経って・・・こんなに平和な国で。。明日貧しさで死ぬこともないし、、生活保護だって手厚い方だし、、世界の国からみればすごくすごく恵まれた方で。。。。死にたくなくても、、医療が不十分で、、栄養が不十分で、、戦争で。。。亡くなる方がいっぱいるのに。。しかし日本は、、自分で命を終わらせる人が、、毎年3万人を超えていて。。。生活苦で亡くなる人も、、先日もいじめで小学生が自分の命を絶って・・・学校は認めないで。。。 表面大変幸福で、、でも内面もしかしたら不幸?な国になっちゃった?? もう一度、、歩み寄る気持ち。  必要かも  自分から“歩み寄る”こと。。 国も“歩み寄る”政治も“歩み寄る” キーワードかもね。。 歩み寄れるコト。。 

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新進懐古、、変えることと変えないこと

2010-11-13 | Japanese
バタバタの今週でしたが、、こんな天気が澄んでいる土曜日に聴きたいな~ と、、矢野顕子の“ごはんができたよ” これまた日本の中でも名盤ですね。YMOとのツアーを終え製作された1980年の作品です。 バックのYMOのメンバー&大村憲司を迎えて、、ちょっとテクノ的アプローチが五月蝿い曲もありますが、、この独特の声と最強のバッキングは反則ワザで販促ワザです。。20年経った今でも斬新で革新。。世代を超えて堪能できる逸品ですね。

1曲目の“ひとつだけ”で心を鷲掴み・・・もうその世界観にどっぷり、、当時は2枚組のLPで発売されて。。聴き応え満載で、、飽きのこないラインナップと、、曲調、、そして柱でもある懐古主義的、、歌詞や曲。。「ごはんができたよ」そんな夕食前に、、表で遊んでいる子供たちに声をかけるお母さんもだんだん少なくなって、、いよいよ80年に入り、、核家族化や個人主義が横行しはじめる中で、、このタイトルも絶妙である、、懐かしくもあり、、しかしバックは当時の新進気鋭の、、トップ・ミュージシャンたち、、この組み合わせの「妙」が最高に良いですね。。。

時1980年(昭和55年) 東西冷戦の激化。。モスクワ五輪アメリカを中心とする西側諸国の不参加。。大平首相の急死。校内暴力激化、家庭内暴力の激化から、、両親金属バット殺人事件が起こり、、12月8日ジョンが射殺され。。。。激動の幕開けとなった80年代。。1億円を拾ったトラック運転手が注目されたのもこの年ですね。。
古き良き日本の家庭が崩壊、、実力主義や成果主義、、良い大学に入らなければ、、落ちこぼれ・・・ その果てに考えられなかった、、両親を金属バットで殺してしまう。。。という事件が起き。。世界の技術の頂点を極め、ジャパンは立ち直ったが、、ココロはドンドン貧しく「家族」から「個人」へ・・・ そんな時代へのアンチテーゼのように、、朗々と唄う矢野顕子・・ 何とも元気が出る。。温かくなるアルバムです。。

楽しかったよ きょうも
うれしかったんだ きょうも
ちょっぴり泣いたけど
こんなに元気さ

こんな会話が食卓を囲んで家族で話している。。。そんな時代はもうだんだん少なくなっていますね。。。。

孤独死の問題も今年、、出てきました。戸籍の問題も、、 「個」「核」が行き過ぎると、、家族の温かさが失われて、、心の無いロボットのような人の集まる国になっちゃうよね~ 自分だけよければ・・・そんな人が増えたから地下鉄に乗れば、、マナーのポスターが目につくように、、、「家でやろう~」ってあんなポスターを貼られることも寂しいことだね。。 気に食わないから簡単に電車中で人殴ったり、、けんかしたり、、尖閣で犯人追求もいいけど、、事業仕分けで重箱に隅っこをつつくのもいいけど、、根幹から大きく変わらないといけないですね。。 新しいことをドンドン取り入れて、、でも変えてはいけないことは変えない。。 ココロの学びが再度必要だね~ 良き日本主義で21世紀は突き進めるように。。。。


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ドブネズミだって光輝く

2010-11-12 | 70's
昨日のツナガリで、、スプーキー・トゥースを脱退したグレッグ・リドレイも参加した、、スペシャル集合体Band Humble Pie ピーター・フランプトンにスティーヴ・マリオット・ジェリーシャーリーと、、もう言うことなし。。しかしコレだけ個性も強いから、、ね。中々上手くはまとまらないよね。 フランプトンはあっさり脱退するし、、(マネジャー側の策略どおり。。。か) 精力的にバンドはアルバムを作りますが、、“Eat It”そして“Thunderbox”とセールス的にも振るわないようになると、、マリオットが独自の活動に精力を注ぎ、、しかしギクシャクした中で、、作業も思うように進まず、、マリオットは旧友のアンドリュー・オールダムに編集をゆだねるようになってしまいます。 その結果、Last Album として登場するのが、、この“Street Rats”です。1975年3月発売。発売に関しても、アンドリューとメンバー側での相違で2種類のミックスが生まれることに、、英国盤とアメリカ盤ですね。日本はアメリカ盤の準じて編集されたものでした。そして時を経て、、2010年今回は英original盤が紙ジャケ化となったわけです。。またまたユニバーサルさんありがとう!!
未発表曲も含め。。BandがA&Mに残した楽曲がこれで殆ど網羅されることになったワケで・・・・

しかしマリオットの声はたまらんね~ Bandが厳しい状況になる中でも、、この魂のヴォイスは、血流が沸き立ちます。。1曲目からノックアウトですね~ シャガレバワーでたたみ掛ける音圧は独自のモノです。 チャック・ベリーやビートルズも独特の解釈で、、マリオットらしい感性で唄い上げています。。。 “Queens And Nuns”で、、何ともセッションの延長線で終焉となります。。この終わり方がいいですね。。 
Bouns Tracks での“Big Black Dog”は初期の作品で、、フランプトン&マリオット&リドレイのヴォーカルが堪能できます。

どんな状況にあろうと。。自分を信じて光輝くコト、、ふて腐れないで。。自分でワクを嵌めずに。。。自分はダメだと、、できないと、、あきらめた瞬間に成長は止まるよ。。 ドブネズミだって輝く・・どんな想いを持ち。。もじもじせずに一歩を踏み出す。行動することが重要です。 自分で自分を型にはめないように、、どこでLUCKYが転がっているかわからないよ、、 行動してみよう。顔を上げて胸張って堂々と、、、色々な場所に行ってみよう。。自分の目で見て、聴いて、感じて。。

ドブネズミだって光輝く! 

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Waitin' For The Wind ~流れを掴め!~

2010-11-11 | 60's
朝の寒さがやはり11月だな~と、、今日は11日で 1111並びで、、骨太な強い音が聴きたいな~と、、Spooky Tooth なんぞが棚から見つかったので、、2nd Album “Sooky Two”です。。1969年5月発売。。最高傑作と評された、この作品。腰のある南部の香り漂い。。70年代のHerd Rockの予見も感じさせます。マイク・ハリスン(Vo) ゲリー・ライト(Vo,Org) ルーサー・グローヴナー(G) グレッグ・リドレイ(B) マイク・ケリー(Dr) のメンバーを奏でる音圧は、、アイランド・レコードでもトラフィックと並んで看板Bandでしたね。。 そんなバンドの前身であるV.I.P.s に1966年ジミヘンが共演した模様(ジミヘンの英国初ステージ)それを見ていたマネジャーはジミヘンのバックバンドへの誘いをしたようですが。。。バンド側が断り。。 ジミヘンは自身のバンドを確立することになったとか・・・・。

このアルバムは英国のみならず、アメリカでも44位までチャートを伸ばしましたが、、このAlbum完成後ベースのリドレイはハンブル・パイへの加入を決めてしまいます。。ですからこのAlbumはBandの頂点ともなったのかと感じます。このまま世界を席巻するかと思いましたが、音楽性の多様化からダンダンバンド内の方向性がズレを生じることになります。。 そして1970年には、、解散へと・・・

1曲目“Waitin' For The Wind”ドラムスのタイトな音。。そして深いリバーヴがかかり、、幕開け感がいいですね。。 力強いヴォーカルそしてサビで盛り上がるオルガンの音色。。独特な世界観がいいですね。 また名曲の“That Was Only Yesterday”の雰囲気はまさにHardなThe Bandって感じが、、郷愁を誘います。。そして“Better By You, Better Than Me”はHardな楽曲の先駆けで、、後にジューダス・プリーストもカバーしてますね。。 今回の紙ジャケ化でBonus Tracks もまた、MONO音源、、なんとThe Band のカバーも含まれています。。そしてジャケもパープルバージョンで希少価値も高く。。 いい仕事してます。。ユニバーサルさんありがとう~

先のまだまだ見えない世の中。。流れに乗って突き進める時と、風を感じて待たないといけない時がありますね。 自分の今の状況を知ることで「風」に乗るときか、、待つ時か・・・ 私は春夏秋冬で自分を見ています。。 今は春1になりました。。いよいよ花咲く時。。この3年みてきた風をどう見るか、どのように乗るか。。 世の中の流れも大事ですね。江戸幕府が開いて、、2014年で411年周期がやってきます。。大きく世の中が大激変になりそうな予感。 常識が大きくひっくり変える・・そんな時代の流れ(風)を感じて、、動かないといけないですね。

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