YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

2009年は何もすることのない退屈な人生さ・・・・

2009-02-28 | 60's
さて69年シリーズ2月もいよいよ終わりの日でございます。第39弾もちろん、69年を代表するアルバム 「The Stooges」 “Iggy Pop & The Stooges”(69年8月発売)ですね。 最強敵アルバムでございます。 怒涛を超える疾走感と爆裂。。音の良し悪し関係なし! もうストゥージスだから、、、もう問題なし。 “1969”~“Little Doll”まで、、もう止まらないです。

この時代のIGGY。。。生で見たいね。どんだけ凄まじいかっ・・・トリップなんてもんじゃないね、、多分メンバートリップしすぎて演奏してんだろうけどさ。この迫力を生で実感したいね。 

1969で・・何もすることのない退屈な人生。。。と唄いきっているIGGY。人の心に締める虚脱感や戦争への抵抗など、怒りのパワーの代弁として、ザ・ストゥージスは最高に自分をシンクロさせる「絵」だったのでないでしょうかね。
そんな若者の代弁者としてIGGYもまた偶像の演じて行くこととなったんではないでしょうか。

40年たって、20009年若者は人生に未来が見えないと定職にもつかず、ニートだフリーターだと、、正社員ではなくて良いから、自由に束縛されず・・・しかしそんな状況も、、昨年末から大きく激変し、カットの対象に・・そうなれば社会が悪いと他人のせいに、度が超えると「すべて回りが悪いと・・・」誰でいいから無差別に殺人を犯す。 こんな時代になると69年のとき若者だった方は予測がついたか?まさかっ!!!って状況になってるかもね・・・。 これから40年後、2049年になると・・どう変化してるか? 進化できるか・・・それとも退化か・・・ 今の一人一人の行動にかかっているのかもね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イマジネーションを爆発させよ!

2009-02-27 | 60's
さて69年第38弾です。 やはりこのアルバムを忘れてはいけないでしょう!「Pink Floyd」69年10月25日発売の2枚組アルバム“Ummaguama”ですね。初の2枚組みアルバム。1枚目は当時のLIVE演奏を収録。2枚目はメンバー1人1人がもちよった作品を手がけたスタジオ録音。 まさに音迷宮。めくりめく電気音楽の魔法・・・・。一大音楽遊戯活劇なんて感じですかね。 

サントラ「モア」を挟んで、まさにフロイドらしい60年代の締めくくりをこのアルバムで構築し70年代の扉を開くことになっていくような。 ウマグマ???? 卑猥なスラング語のひとつらしいですが、あまり意味はないようですが、こんなコトバをもうまく表現として使い、そしてこの↑↑↑ジャケですよね。 メンバーが変則でどんどんめくりめくっていく・・・まさに迷宮ジャケ。 秀逸です。

アルバム面は本当にメンバーの良さを生かし実験的で前衛的、宇宙の音とでもゆうような・・・アポロに積んで行って月で流してもらいたいような。。。。そんな音の塊です。 まさに「ここにピンク・フロイトあり!」 これから怒涛の70年名作アルバムがドンドンと生み出されるコトになっていくのですね。

営業の価値? そんなコトを良く考えます。私の価値ってなんだろう? 他の人に価値を認めてもらうために・・・ そのためにもイマジネーション、インスピレーションを鍛え、磨き・・・「おや?」「ま~」「へぇ~!!」と言っていただける発想を出せるように。。。 自分磨きを忘れないのです。 今日も夜明けの一番暗い時間・・・一人ピンク・プロイドを超音量でスイングしている私でした・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もがき苦しみから得た「自由(FREE)」

2009-02-26 | 60's
69年第37弾は「FREE」です。69年10月発表された2nd“Free”
昨年1stを発売し、思ったほどのセールスにつながらなかった。まだ10代の若者達、ポール・コゾフ(G) ポール・ロジャース(Vo) アンディ・ブレイザー(Ba) サイモン・ローグ(Dr)は、限られた時間の中でこの2ndアルバムの作成を進めてゆく。しかし散漫的になり集中力に欠け中々結果に結ぶことができなかった。バンド内の軋轢は増し、、、崩壊寸前まで行ったとか。 そんな紆余曲折があったからこそ、メンバー達も成長し、このアルバムを産み落とすこととなる。 若干10代の若者が軋轢の中から掴んだ・・・「自由(FREE)」

全編に漂う何となく物憂げな、しかし暖かい温もりのような感じ。 “Free Me”や“Mourning Sad Morning”などの秀作から、バンドとしてのノリを感じさせる“Song Of Yesterday”の通常の8ビートからハネのシャッフルへリズムが変わり、おやっ・・でもかっこいい!!と印象付ける。 いやいや中々短期間の中で仕上げたアルバムでは良く完成されているのではないでしょうか。

自由を謳歌でくる時代だからこそ、流されない気持ちが大切ですよね。 自由が当たり前になっちゃった。。から不感症になってるような気がします。 お互いの「気」を感じなくなっちゃたのか・・・。 頭の良い方は多いけど、感性の良い方が少なくなってるような・・・。 両輪で磨いていかないと、自由を謳歌できるからこそ、この状態が続けられるように常に自分を見つめていかないといけないですね。 色々コトに挑戦して苦しみながら、、、突き抜けるコトを学び体験する。

自由を謳歌できることを感謝する。つい半世紀前は自由の全くない状態で日本の人々は戦っていた事実があることを・・・何の罪のない人が空爆などで命を落としていたコト、また我々も他の国の人々を殺し続けていたコトを・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

STREETNOISEに振り回されるな!

2009-02-25 | 60's
69年アルバム第36弾 2日続いてギター色の強い作品を取り上げましたので、気分を変えて・・・「Julie Driscoll Brian Auger & The Trinity」の傑作 “Streetnoise”でございます。 

オーガーのオルガンの音色が様々ジャンルの良さ融合させて構築したアルバム。なんとこのアルバムを2週間で創り上げたというから驚き!! しかしその緊張感の限界が生み出した気力が繊細で優美な凄みへと昇華したのではないでしょうか。 狭いクラブでこんな演奏に酔いしれてみたいですね。 もちろんオーガーだけでなく、ジュリー・ドリスコールのソウルフルな歌声はまたジャニスと違う魅力の溢れています。 DOORSの“Light My fire”のカバーも秀逸。原曲をここまで吸収、昇華して吐き出した好例では・・・
ジャケットも最高に粋ですし、全体を通して69年という40年前に作られたと感じさせない斬新で新しい・・・最近のアルバムですといって・・・納得できちゃうくらいですね。凄まじいです。

さて、日本の首相は自分に自信が全くないのか・・周りからのノイズであっちフラフラ、、ブレぶれ・・です。 こんなんじゃ本当に世界中から信用失くしちゃうよね。 もっといいいんじゃない自分の考え、信念をもって・・・さ。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜明けのない朝

2009-02-24 | 60's
69年第35弾 「Ten Years After」です。 8月のウッドストックで“I'm Going Home”で最絶の演奏を聞かせたTYA。 そんなバンドがウッドストックと同時期に発売したアルバム“Ssssh.”(邦題:夜明けのない朝) アルヴィン・リーのマシンガンピッキングから繰り出される音の洪水と迫力。LIVEBANDとしての地位は確立していましたが、スタジオ録音ではまだなだその良さが伝わっていなかったメンバーが創り出した名作アルバムですね。

1曲目の“Bad Scene”の意表を突く入り方、、「えっ」と・・そこからTYAワールドへ引きずりこまれていきます。 後は疾走の如く行くかと思えば変則的展開が広がって・・・アルヴィン・リーのギブソンES-335から繰り出される豪放な音と絡み付いてうねるリズム隊と疾走溢れるヴォーカルの渾然一体の雰囲気がまさに69(ロック)ですね。

40年経って・・・まさに日本は「夜明けのない朝」のようではないでしょうか。昨年秋からの金融恐慌から始まり・・・マイナススパイラルで暗黒の中に引きずり込まれるのか・・・夜明けを迎えられるのか。。。 竜馬さんまだまだ「日本の夜明けは遠いぞよ。。。」って感じですかね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファイヤーバードの如く熱く燃えたぎる思い

2009-02-23 | 60's
69年第34弾は「Johnny Winter」です。 1stアルバムも69年ですが、今回は2ndアルバム名作強作“Second Winter”でございます。2枚組でD面が溝なしの全3面という変則アルバムの中に全曲入魂の燃え滾る火の鳥のようなギターが炸裂しています。 これぞホワイト・ブルースの極みですね。3面にした理由が当時はCDではなくLPレコード、、溝の関係で片面18分以上になると音量レベルが下がってしまうので、片面を18分以内に押さえ、結果溝を通る針の振幅を大きくしてダイナミックレンジを広げることにした。良い音でダイナミックスを存分感じてもらいたいという、、「こだわり」ではないだろうか。

トレードマーク、ギブソンのファイアーバードから繰り出される歪の音、生音、ワウの活用など変幻自在に音を操るウィンターのかっこよさが音の一粒一粒から滲み出ていますね。 タメのギターというより攻めのつっこみぎみのリズムがウィンター独特なリズム感ではないでしょうか? ご存知“Johnny B. Goode”での素晴らしい演奏、そしてディランの“Highway 61 Revisited”原曲とは違うアプローチでロックスライドギターの素晴らしさが堪能できる。 身震いするウネリに魂が震えますね。。。。。。。 究極の「こだわり」が生んだ、最高傑作がこのアルバムだと感じます。

そんな「こだわり」を追究した結果、、今年日本映画が快挙を成し遂げましたね。“おくりびと”がアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞しました。決してアメリカ映画のような派手さはありませんが、心に染み入る「人の死」を見送る納棺師を描いた作品ですが、、主演の本木雅弘さんの好演が光ましたね。細部へのこだわりが本当にリアル感を高め、人々にシミジミした感動を作り出したのではないでしょうか。 おめでとうございます。 

やはり燃えるような熱い情熱をもって、「こだわる」ことが大きな感動を生むのだな~と感じますね。 




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枠に囚われない革命児・・・

2009-02-21 | 60's
69年第33弾は、、いま日本で一番HOTなアーティスト、来日公演も大好評のジェフ・ベックですね。 そんなベックの69年の作品といえば、「Jeff Beck Group」“Beck-Ola”(69年6月発売)
ギター:ベック ヴォーカル:ロッド・スチュワート ベース:ロン・ウッド キーボード:ニッキー・ホプキンス ドラム:トニー・ニューマン って凄い組み合わせですよね。 伸び伸びと演ずるベックにしゃがれハスキーのロッドの唄とニューマンとロニーのリズム隊の融合が凄いです。 特にリズム隊、、ロニーやるよね~うねってます。ブルンブルンキテマス。。。また、アルバムジャケもルネ・マグリットの絵を使ってます。膨張したリンゴ(アップル)が69年に終わりを告げる(破裂寸前・・・)そんな感じも受けますね。いよいよ69年が終わり、一つの時代が終わり破裂の後に新しい革命が巻き起こる・・・。

いやいやほんとうに昨日のブライド・フェイスやベック・グループもそうですが今考えるとスーパースター達が共演しスーパーバンドを作って演ってた・・・。感涙極まって最高でございます。当時であればまだ2歳の私。世界はこんな濃い時代だったとは・・・

そんな時代から40年、埼玉スーパーアリーナではベックとクラプトンの夢の共演が行われたいたわけで、、 クラプトンはもはやジゴロの音楽オヤジえお突き進んで好きな音楽をココロの底から愛しているのね!!感がジワジワ伝わってきます。そしてベックは60年代からタイムスリップしたような、、全く変わってないようね。体型といい顔といい・・もちろん演奏は磨きがかかってマジックの様ですわ。恐ろしい・・・・。 またベースが若干22歳の天才ベーシスト、タル・ウィルケンフェェルド。見た目かわいい女の子が織り成すベースがまたまた度肝を抜かれます。なんじゃあのテク!! 演奏の安定感といい。。。。驚きました。

どんなことも枠に囚われない発想が必要ですね。 異端児、革命児・・・ 人と違う観点視点から物事を捉えることが大切ね。 いよいよ年度末に向けて派遣切りから社員切りが本格化されるでしょうね。 そんな中自分が荒波を突きっていけるようにするためにも・・・ストイックに枠にはまらず、、、発想(考える力)をもって行動していきたいですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

存在を残し続ける・・・

2009-02-20 | 60's
69年第32弾はそんなクラプトン・ベイカーが解散後作り上げたスーパーバンド、そうです。「Blind Faith」です。69年発売(邦題:スーパー・ジャイアンツ)もう言わずと知れた、、クラプトン・ベイカーにスティーヴ・ウィンウッド(元トラフィック)とリック・グレッチ(元ファミリー)が融合して創り上げました。
当時、クラプトンが24歳、ウインウッドが21歳、最年長ベイカーが29歳でグレッチが24歳・・・って、音を聴いてまだそんなに若かったの??? という感じです。

ただし主導権はウィンウッドがとっていたようで、このメンバーでこの音なの?って批判も多かったようですね。
でもでも「Presence Of The Lord」のようなクラプトンにとって後世唄い続ける作品が出来たり、、とそれぞれそれなりの収穫は多きく衝撃を与えたのではないでしょうか。 実際、ロンドン、ハイドパークでのファーストライブには約10万人が集まったようです。 しかしこんな状況は長く続くことはなく、69年の10月には解散となってしまいました。

短い中でも大きな存在の道を刻んだのではないでしょうか。

自分の道の中でどんな「刻み」をつけていくか。自分の考え方一つですね。これからパート、派遣切りからいよいよ年度末に向けて正社員切りが増えて行きそうですね。対岸の火事と胡坐をかいて見物していたら自分にふりかからないよう、、時代の変化に対応して残っていかないと・・・時代の波に飲まれて滅亡組になるか進化組になるか・・・・。 どんな道を刻んでいきますか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょうど(時代の)波のようにサヨナラが来ました・・・

2009-02-19 | 60's
69年第31弾は、、只今来日中今週にはジェフ・ベックとの共演を果たす、そうエリック・クラプトン在籍のスーパートリオ「Cream」です。 バンド自体は前年の68年11月のLIVEを最後の解散しておりますが、そんなクリームの一応ラストアルバム“Goodbye”(邦題グッバイ・クリーム)(69年3月発売)でございます。

ブールスとジャスの融合、インプロブゼーション溢れるサウンド・・最強のトリオであったエリック・クラプトン、ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルース いやいやいつ聴いてもクレイジーで最狂ですね。 特に個人的にはジャック・ブルースと誕生日が同じなので、大変うれしい限りでやんす。あのゴリゴリのベースとウネリ、その中でハチャメチャにリズムを奏でるベイカー・・・あんなお互いがリードをとっちゃってるようじゃケンカもするわな・・・。 そこにクラプトンじゃ、手をつけられないよね。 バンドとして3年もっただけでも・・・そんな中で最後のスタジオ録音3曲も網羅されています。 メンバー1人1曲づつ、、特にクラプトンの曲にはジョージ・ハリスンの名もクレジットされています。別名でジョージも参加してギターを弾いているようで・・ね。 なんとも嬉しいですね。 少し曲調にジョージっぽさが出てていいですね。 この後もちろんエリックとジョージの愛憎劇が・・・? 幕を開けていくわけでね。


時代が変わればサヨナラを繰り返してね。 この後、クラプトンとベイカーはブラインド・フェイスに・・そしてソロとしてアメリカ南部の流れを汲んだ音を追究していくことになるし、、、時代の波とともにサヨナラを繰り返して。 また時代とともにこの69年から70年へと・・・ブライアン・ジョーンズがジャニスが、ジミヘンがジム。モリンスが・・・と。。。まさに激動の時代でしたね。

時代が大きく変わり、私たちも時代の変化の波を感じていかないと、時代は進んでも自分が変化に気づき変わっていかないと。。いけないですね。 

唯一生き残るのは変化に対応できたモノだけだ・・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男は黙って・・・・

2009-02-18 | 60's
さて69年第30弾「C.C.R」が69年発売してアルバムの3枚目(通算4枚目)のアルバムが“Willy & The Poorboys”(69年11月2日)発売。前作の発売、全米POPチャート1位、そして8月16日ウッドストックへの参加。。。そんな状況下で今回は架空のジャンクバンド「ウィリーアンドザ・プアボーイズ」に扮してというコンセプトで制作された。 重々しさや粘着力ような感じからよりキャッチーなフレーズも増え、以降の大ヒットナンバー達へと繋がる布石が垣間見ることができるアルバムです。 ドライブ感とラフな中にこれぞ俺達の音!!を主張していて小気味良い演奏が駆け抜けて行きます。

DON’T LOOK NOW!(そんな事考えなさんなっ!) 男は黙って・・・

まっ政治の世界でだんまりを決められてはこまりますが、余りに失言やブレが多いようでは・・・男は黙って・・・・ではないですか? 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする