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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

喚声力~観客を魅了する魔法~

2010-11-23 | Bob Dylan
勤労感謝の日ですね。「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう」ことを法定の趣旨としています。戦前は「新嘗祭」と称し、天皇が新穀を天神地祇に勧め、自らも新穀を食するという皇室の祭祀であった。元々農業の関することが強かったので、、現在でも「農業祭」などが行われているようですね。
そんな祭日の今日は、、“Another Side Of Bob Dylan”を発売した後の、Dylanの躍動感溢れるコンサートの模様を完全収録した“The Bootleg Series Vol.6/ Live 1964:Concert At Philharmonic Hall”です。1964年10月31日ニューヨークのフィルハーモニック・ホールでの通称ハロウィン・コンサートの模様を完全収録した。。Albumです。 約1年ぶりの地元でのコンサートにDylanは完全に気持ちを解きほぐし自然体で、チャップリンのように笑いも交えながら。。観客と最高のコミュニケーションを図りながら第1部、2部で20曲(内、ジョーン・バエスと3曲を交え)、、まさにハロウィンの夜に相応しい魔法の時間を創り出します。。

クリアで張りのある声。。何かがふっきれたように、、パワフルで躍動感溢れ、ソリッドなギターをかき鳴らし、攻撃的なマシンガンのようなハープで聴衆を魅了します。 発音が明瞭で内から湧き出る感動的な歌い方と感情を喚起させる素晴らしさが詰まっています。。 ほんとうにヴィヴィットで臨場感ある音は録音から40年以上経った今でも生生しく伝わってきます。
フォーク時代の奇跡、、過去を凝縮し、来るフォーク・ロックへの転換期の基調な音源をこのようなカタチで聞くことができることが感謝ですね。。

音楽の中に文学的才能を開華させ、ココロの奥底にある本質を鋭く抉る。非道な権力への不安や戦争への恐怖、、そこから更に進化し、、感受性豊な音と文字の融合。。詩人・歌手としての力量の高さ。。いよいよ、、孤高なロックシンガーとして、、その技術力を次作から発揮することになります。。

お客様を魅了する声を武器にする。相手を喚起させるコトバを磨く。。ジャパネットたかた社長も参考になりますし、、声を追求し声を最大の武器へと自分を喚起させる。。 ヴィヴィットで臨場感溢れる声とコトバになるように自分を磨こう!


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