YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

“逃避”できる場所は無い!

2011-07-27 | Jazz
昨日はエリック・ドルフィーでしたが、あの最高の音を紡いだメンバーが“Out To Lunch”から6日後に参加したのが。。“Point Of Departure”アンドリュー・ヒルのこれまた名盤! アンドリュー(p) ケニー・ドーハム(tp) ジョー・ヘンダーソン(tp) にトニーとリチャード・デイヴィスのリズム隊にエリック・ドルフィーと・・・エリックの亡くなるまでのこの数か月の八面六臂の活躍は・・凄まじいモノがありますね~ アンドリューのリーダーAlbumですが、、エリックの活躍が凄いですね~ 吐く出すように・・自身を崩壊するかの如く・・音粒を創りつづけます・・・

タイトルの「逃避」に込められた思いは・・・「逃げ込む場所を探そうとしても、そんなところはどこにもない。隠れる場所など、どこにもないということ。どこを探したって、結局は自分を探しだせる程度の場所しかないわけだから・・・・」とアンドリューは語っているようですね。
このAlbumからメンバー全員が精緻を極めたアレンジの中で、インプロヴァイスして高い場所を目指すそんな気概が強く感じのではないでしょうか? そんなイメージを共有し共震するにはベストな選択ではないかと感じます。トニーの破天荒とも感じるドラミングが、、生きてその上を管楽器達が自由に遊びまわる。。。決して音として融合しずらい、、アンドリューとエリックの不可思議な感じが・・この曲調もそうですが、、マッチしているのではないでしょうか・・

大地震以降の日本・・・・1日で状況がまったく変わってしまいました。価値観も考え方も・・・でも逃げ場はないので・・この状況の中でどう戦っていくかですね。営業スタイルも現状のままではどんどん厳しくなるでしょう。。色々な情報(データ)をintakeして・・「知識」を必要な時に取り出せるように「整理」できるか。。そしてその材料を加工し方法(メゾット)をoutcomeできるか。 感情や印象などマスコミなどに流されない。。。思考を持つこと。情報を鵜呑みにしない。多くの国民が戦後の洗脳によって「考えない」状態の人が増えているようにも感じます。目の前に提示された状態を見て判断してしまう。。どうすればいいか考えない、考えたくない。。「同調」に惑わされないようにしないといけないです。 「意見」「感想」「数字」 色々な見方・聞き方・感じ方・事実を見つめるように、、数字もきちんと意識する。アバウトにしないことも重要ですね。 数字は苦手。。。俺文系だから。。。 逃げるのではなく。。対峙し見つめること。。感情だけに押し流されない数字的思考 科学的解決を目指すことも これから大変必要な力ですね。

「複雑」から逃げない・・・頭を悩ませ根気をもって処理する力・・身に付け活用できるセールスヒューマンにならないといけないですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メシを喰える大人に・・・

2011-07-26 | Jazz
いやいや東電がらみはきな臭いね~ 調べると色々出てくる裏のつながり。。自民党への献金もそうだけど、、政治家のバカ息子と東電OLとの接点・・・真実でも政治が絡むとね~闇に葬るから。 押尾学の時もそうだし、、、決して表に出ない(出る前に隠される)真実。。じっくり調べないといけないね。

どんなことでも自分に興味のあることをとことん追求すること。。メシを喰うレヴェルまで昇るのは大変だけど、、「お前音楽じゃメシは喰えね~よ・・」なんて親から言われた人も多いんじゃない。 メシを喰える人はごくわずか。。でも実際メシを喰っている人がいて。。喰うために血吐くくらい努力してる(カナ?)もちろんセンスもあるけど。。。どれだけ本当に好きかということが根幹大事ですね。 好きで好きで好きで・・・魚博士のさかなくんもそうだけど・・・本当に好きなんだな~って感じますね。 みんな好きだけど極める人は好きのレヴェルが違うと感じます。 24時間365日好き~!!!!!ってくらい心の底から言えるか・・・とことん追求しているか。。 そんな差が微差が大差になるのでしょうか。。ね。

そこまで追求できない人でも。。。本当に自立してメシを喰えるようになるために 5つの再度磨くことがあるのではないかと・・・
「言葉力」→人の話を的確に理解しポイントを掴む。自分の考えを的確に相手に伝える。(伝わるように)
「自考力」→自分で考え・判断する。過去の経験から身につけた知識や技能を活用する。物事の筋道を組み立てる。
「妄想力」→物や事象だけでなく、人の心など抽象的なこともイメージできる。全体の俯瞰ができる。
「試行力」→行動と考動ができる。興味・関心を示しチャレンジし、与えられた課題に取り組む。
「継続力」→コツコツ続ける。多少の困難があっても集中して最後までやり抜く。

この5つを再度磨く・・・「国語」「算数・数学」をやってみるのも良いかもです。私はちょうど小学6年と4年の子供がいるので、日々夏休みドリルや課題を一緒に取り組んでいます。使っていなかった「脳」がグニュグニュと動き出して・・よいですね。 ただ宿題だからやらせるのではなく・・・目的を子供に伝え。。将来に向けて何を学んでいるのかを伝わるように伝えることも重要だと感じます。
点数重視の詰め込み教育から・・・時代の激変に合わせて・・子供の将来を見据えて何をどのように学ばせるのか・・・教育価値も大きく変わりますね。 保守的で変化を好まない日本の教育も今や大転換点ではないでしょうか・・ 子供をメシの喰える大人へと成長させる。 私たち大人の重要な課題の一つです。

そんな5つの力を磨くために。。。良い音を愉しむのも重要ですね。 脳がウネウネと動き出す刺激的な音・・・ Eric Dolphy “Out To Lunch”1964年2月25日録音・・でございます。。。ドリフィーの遺作とも言えるこの名盤。全作品ドルフィーのオリジナル。緻密な計算もとに作られたのか・・変幻自在に不可思議な世界を展開していきます。 ジャケからして ↑ 「ランチ中につき外出中」のような感じ? 「戻ります WILL BE BACK 」の文字と針が7つの時計。。。ドルフィーは秀逸なジャケが多いですね。シュールな感じの。。
そしてこの不可思議なでも心地よい魂に刺さる音を構築しているのが、、ドラムスのトニー・ウィリアムスですね。マイルスのバンドで叩き始めた時期にハードな日々の中で、、この音。この叩き。この粒・・・・ 凄まじい~ もちろんフレディ・ハバードのペットの歪んだ中近東感とボビー・ハッチャーソンのヴィブラフォンの入り方といい。。連結役のベース リチャード・ディヴィスといい、、計算されたメンバーでこの演奏・・緻密なのかフリーで発想勝負なのか? わかりませんが。。流れる音の展開についつい引き込まれ。。。聴き入ってしまいます。
天才的トニーの音はやっぱり圧巻ですね。。 当時20歳にもなっていないトニーが堂々と大人たちの一流ミュージシャンと感性のブツカリ合いをしてメシを喰っていること。。。 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天気好転が転機になる?

2011-07-25 | Jazz
不穏な空気がぬぐえないですね~ また深夜の宮城、福島での5以上の地震。。。ちょうど7月25日 2+0+1+1+7+2+5=18 か不穏ですね。三重沖も地震があって、、東海・東南海も予断を許さない状態ですね。 中国では新幹線の衝突(日本ではありえない事故)経済の成長だけが重要視されたツケが隣国でもドンドン出てきますね。。。情報統制できちゃう国だから・・・本当に真実は闇の中か。 

東電がらみでは、、、東電OL殺人事件でのDNA鑑定で17年ぶりに新たな新事実が・・・このタイミング~ って絶妙ですね。1997年3月19日に起きた事件ですが、、東電の女性管理職が昼と夜で真逆の顔をもち、、渋谷で殺されて発見された・・・・事件。その内容からワイドショーでも話題独占。 折しも、、3月11日には東海村の核燃料再処理工場内で爆発事故が起き。。4月1日から消費税が3%から5%へなるというタイミングでの事件。国民の目(とくにB層)はそちらへ。。。向けられますね。 そして5月27日は神戸でサカキバラの事件が起き。。一気に話題はすべてサカキバラの事件へ・・・このタイミングでネパール人が犯人として逮捕され・・・ この殺された女性管理職のお父様も東電で少し変なカタチで左遷させられ・・・その後病気で亡くなっていますね。。 この人間関係の中で当時上司だったカツマタくん(現東電会長)の存在が見え隠れ・・・・いやいや、、節電の夏! ほとんど節電しなくても大丈夫じゃないかという電気量の中で、、またぶり返された東電がらみの事件が今後とのように展開するのか。。逮捕されるとほとんど100%近いカタチで犯人に仕立て上げられるこの国で、、またもや検察のテイタラクが露呈するのかミモノですね。

東電って内幸町1-1-3が住所だよね。。逆にすると 3-1-1=3.11か・・すごい偶然だ。

先週の台風が去って東京も素敵な青空が。。広がっていますが 7月に入り不穏ですね。曇った空が晴れないようなことが多いですね。 今週は日本でも大きな事故が懸念している人もいますが、、新幹線がキーワードで、、日本ではなく中国で起きました。 しかしノルウェーのテロなども起きていて日本でもどんな状況になるかまったく予測不能ですね。 今週は電車に注意です。(特に新幹線?)そうならないと願っていますが・・ そして来週からは8月・・・そして3月11日からちょうど6ケ月が9月11日 半年が経ちます。スマトラの大地震と津波も6ケ月後に大きな余震が起きていますので、、まだまだ警戒が必要ですね。 しかし日本全体が大きな曲がり角に差し掛かっているので何が起きても変じゃない状態です。地球も大きな宇宙の磁場の中に入っていて、天変地異がもっと起こるとも言われています。。。。 こればかりはいつ天変地異が来るか(特に地震)予測できないので・・・・ 

と・・マイナスなこと考えてもしょうがないので。。 こんな時は、、ハンク・モブレーの名作 Dippin' で気分晴れ晴れに・・・ ハンクのテナーサックスの音色と、、リー・モーガンのペットの融合!いやいや熱いね~心地よい熱さ! こんな熱い演奏なら歓迎です。 ビリー・ヒギンズのドラムも一音一粒が繊細でいいニュアンスですよね。そしてその音を支えるラリー・リドレーのベースとハロルド・メイバーンJr.の軽快なタッチのピアノと・・・モブレーとモーガンのM&Mコンビが悠々と奏でる様に心地よい午前の風が心を吹く抜けていきます~ このまま車を走らせて・・♪真っ赤に燃えた~太陽だぁかぁらぁ~と歌いながら海岸線を駆け抜けたい気分ですね。。。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

顔は違っても「質」は同じ・・

2011-07-07 | Haruki Murakami
村上春樹氏がカタルーニャ国際賞を受賞し、そのスピーチが公開されていました。 
全文はこちら→ http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/568.html

 今回の大震災のことと原発事故のことにフレテイマス・・・「無常」と表現していく。。自然には勝てない起きたことを受け止め「すべてはただ過ぎ去っていく」 日本人の精神に強く焼き付けられた民族的メンタリティーだと。しかし原発事故は簡単には修復できないもの。。地球に与えられた人間はその自然を受け入れなくては生きていけない。。しかし玄原発は違う。。自分に都合の良い「効率」しか考えない姿勢。表面的「便宜」のみで・・・地球と共存することを忘れ、自我の欲求を満たすために・・・身の丈以上のことをしてしまったと -とスピーチを読んでいていて感じたわけで。。。 是非一読をおすすめします。 タイトルは「非現実的な夢想家として」というタイトルになっています。

そんな非現実的な夢想家の春樹さんのとっても現実的でシニカルな笑いも誘うエッセイ・・・『おおきなかぶ むずかしいアボカド‐村上ラヂオ2』が発売になってました。雑誌「an an」で連載したエッセイをまとめたものですが、、小説の顔とは違う、しかし春樹流の視点から観たこの世をおもしろく~ダル~く・・・しかしちょっとひねった視点で、、愉しませてくれます。大橋歩さんの銅版画がまたタマラナイ・・ホワホワ感が、、深夜に読むのに最高です。。 ホット柚子茶か、ホットウィスキーにちょっとマーマレード入れたいね~? って感じですが。。。 でも読んでいて日常の「観方」が参考になるね。。こんな日々のこと、、さりげなく書いてるけど、、考えてるんだろうな~と、、文終わりの「今週の村上」のヒトコトがまた文を締めるだよね・・・ 1冊目よりもこの2冊目の方が。。ニヤリと笑えることが多かったな。心のコリをほぐすマッサージ師のような。。そんな本です。ホンとうに・・・・・・

このエッセイの中の“カラスに挑む子猫”など。。シニカルな視線を春樹氏特有の表現で表すのが好きですね。政治的に重くならないように、、でも今の日本をチクリと・・世界を駆け巡り、色々な街で生活するからこそ、、日本を見る視点がキチンとできるんだろね。「おいおい!ってこのまま行くと危ないよ~」的なコトをさり気なく・・またはストレートに(こちらは小説で・・・・) 春樹氏の「文底」にあるコトバをキチンと拾えるように。。もっとこちらも勉強しないといけないですね。

村上ラヂオ・・・表面を掬って聞くのではなく「聴く」ように読む・・・そんなラヂオってネーミングも抜群だね!

 

では最後に・・・ スピーチの一節より・・・・我々は「無常(mujo)」という移ろいよく儚い世界に生きています。生まれた生命はただ移ろい、やがて例外なく滅びていきます。大きな自然の力の前では、人は無力です。そのような儚さの認識は、日本文化の基本的イデアのひとつになっています。しかしそれと同時に、滅びたものに対する敬意と、そのような危機に満ちた脆い世界にありながら、それでもなお生き生きと生き続けることへの静かな決意、そういった前向きの精神性も我々には具わっているはずです・・・

歴史の中で大きな自然や人工の大激震に耐え復興復活した国・・・今回はいままでと違う質の問題に直面しています。だからこそもっと知恵を阿集め協力し、、少しでも早い現状復帰が必要です。立ち直り、世界へまた安心を発信できる国としてRE・スタートできるように・・・と願うばかりですが、、春樹氏のように「質」「柱」が明確でしっかりしているのと違い。。。政治家の皆さんはコロコロ・・・思いつきと後から取り繕う。。の繰り返しでは、もうダメですよ。 しっかりした「柱」を明確に、信念を貫き通して欲しいよね。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする