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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

今は立派な“Dark Horse”さ。。。

2010-11-29 | 70's
11月29日、、George Harrison の亡くなった日です。1943年2月25日-2001年11月29日 58歳でその人生の幕を閉じたGeorge・・・。あれから早いもので、、9年なんですね。 

そんなGeorgeの名作の数々の中から、、1974年11月18日発売の“Dark Horse”です。。 Georgeにとっての激動年74年。パティとの別居から離婚へ。。。しかしそんな苦を乗り越えたのも自身のレーベルの立ち上げ。。「ダーク・ホース」とその設立の過程で知り合った、、オリヴィア・アライアスとの出会い。(後のオリビア・ハリスン) 紆余曲折の怒濤の嵐。。。の中、、創られていたのがこのAlbumですね。 決してベストの状況ではなく、、声の質も良くありませんが、、だからこそのGeorgeらしさが出ていて、、案外好きです。。 ロン・ウッドとのセッションなどで知り合った、、最強リズム隊、、ドラムのアンディー・ニューマークとベースのウィリー・ウィークスのウネリがGeorgeの嗄れ声とマッチして、、もちろんRingo&ジム・ケトルナーのダブルドラムスやクラウスのリズム隊もイカス音ですが、、アンディーのドラムはシンプルなんだけど、、心地よいですね~ 

“Far East Man”は、ロン・ウッドとの共作ですね。フェイセスの極東ツアーから帰ってきたロンが着ていたTシャツに書かれていた文字だそうで、、ロンのアルバムにも収められていますね。。

ダークホースというのは、、Georgeにピッタリのイメージですね。 番狂わせとか実力は未知だか有力と思われる。。なんて意がありますね。 ビートルズの時から、、ジョン・ポールの影に隠れているようで、、しっかりその存在感を醸し出し。。名曲を生み出し。。自分のスタンスで活動を続ける。。ミュージシャン人脈も多彩でしたよね。。

このAlbumも地味なイメージはありますが、、まさにダークホース!しっくり味わうとその良さがジワジワと、、「おっ!」という驚きに満ちています。

もうGeorgeの生声を聴くことはできませんが、、しっかり音を聴きながら、、偉大なるミュージシャンをいつまでも継承し、伝承していかないといけないですね。。
ビートルズも音楽配信がアップルでスタートしました。。便利に色々な方がビートルズを聴く環境になっているのは嬉しいことですが、、LPやCDや、、歌詞をみながら、ジャケを楽しみながら。。。それを見ながら、感じながら。。妄想力を膨らませる。。そんなことがどんどん少なくなるような・・・簡単にネットで入手できるのもいいんだけどね~ LP&CD世代としては、、心中穏やかではないですね。

ステキなダークホース Goregeへ・・・愛を込めて、、感謝。

Dark Horse (Live 1974 Neon Chimp Edit).


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