YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

「いっそこのままふらちな心で・・・・」

2009-04-30 | Southern All Stars
さて、サザンはシングル5枚目にしてこの最強の音と生み出しました。 メロディーと演奏力、そしてクワタの世界全開の初期の最強傑作「C調言葉に御用心」1979年10月25日。。「ダサイ」「ナウい」などの言葉が良流行し、、自民党選挙惨敗で党内は大荒れで。。。(あれ?30年前も今と同じ?) ソニーのウォークマンが発発売され、若者中心にヘッドフォン族が町に溢れ・・・そんな80年代目前でインベーダーゲームが大流行。。。で、何か新しい文化の息吹が流れ始めた時代でした。

しかし曲の始まり、語りかけるようなヴォーカルから世界へググッと引きずりこんで・・ ♪たまにゃMakin' love そうでなきゃHand job って青春(性春)でんな~寂しい自分を思い出しますね。 そんでもって ♪C調言葉にだまされ・・・いっそふらちな心で・・・ ふらち=不埒「要領を得ない。埒があかないの意」のようで・・・ 「ふらち」って言葉のヒビキが好きでした。 本当に曲の組立て、ハラ坊やヒロシのコーラスの感じ、そしてこの歌詞・・・。 まだまだ12歳の私は、歌詞もわからず・・・自宅で絶叫していたのを思い出します。

またB面がこれまたいい味出してます。「I AM PANTY(Yes, I am)」→私はパンツです。(はい、そうです) って・・・。歌詞も付いてないし、でもいいんです。デキシーな雰囲気(リトル・フィールド)満載で、、真面目に演奏している姿がやかりホンモノです。アマチュアノリではなく、どんな些細なことまでコダワッテ創っているのを感じます。 ハラ坊のヴォーカルでクワタが合いの手(チャチャ)入れる感じは最高です。 隠れの迷曲(名曲)でやんすね。

4月も終わりますね。いよいよ5月、、GW明けにはよく5月病なんて言葉を耳にしますが、調子の出ないとき程、量です。 何事も1万時間まずはやってみないと手に使ないと言われています。 ちょいと調子に乗らなくても。。。まずは1万時間量を中心にやってみて・・量を極めるとおのずと質に転換しますから・・・
ちょっと「不埒」な心くらいで、おもいっきりやってみてもいいんじゃない? あまり過ぎるのはちょっと・・だけど、、、、
特にこれからだよ!!ガンバレ新入社員。

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「男は立てよ 行けよ女の元へ」~肉食系で行こう~

2009-04-29 | Southern All Stars
サザン4枚目シングルは「思い過ごしも恋のうち」1979年7月25日発売されました。東京での初サミットが無事終了し、世界ではイラクでサダム・フセインが大統領になり(2003年4月までの長期政権へ)そんな80年への向けての変化が様々起こる世の中でございました。
こちらも2ndアルバムからのシングル・カットではありますが、元々3枚目のシングルで勝手に~のからの同一路線の予定でありましたが、メンバーの強い意向により、「いとしのエリー」が先行でシングルとして発売し、バンドのイメチェンをしっかり国民に知らしめたのではありますが・・・。

でもいい曲ですよね。「勝手にシンドバッド」はアマチュアノリの学生バンドと勢いでイッチャエ!!!的な感じで突き進みまして、そんな中で激務の中、少しずつサザンカラーを出しながら、一般受けしそうなメロディーとちょっぴりエロとやりたいことをやって人のココロを捕らえる手法を編み出した中で生まれたのがこの「思い過ごしも恋のうち」ではないでしょうか。 勝手に~の同路線でありながら、曲調、歌詞、演奏力、テンション、パワー、ノリともに成長の後がアリアリと見て取れます。早口歌詞とメロディーの絡み合いもスリリングで引き込まれます。

凄い吸収力と消化力ですね。 ドラムとパーカッションのノリの良さ、、サンタナばりのテンションで、、♪「男は立てよ 行けよ女の元へ・・」のハラ坊のコーラスにノックダウンします。いい歌謡曲調が波風のように吹き抜けて行きます。

男は立てよ・・・当時小学生に私には意味がワカラズ・・・立て=勃て なんて意味がワカッテ・・ちょっぴりオトナになって自分がいたりして、思い出深い曲でもあります。 

そんなB面は「ブルースへようこそ」 歌詞も無いのですが、多分ハードスケジュールで歌詞の完成まで至らなかったか? -とも、載せるコトができなかったのか。。。 意味深な歌詞が男色なイメージが。。。ミソですね。
デュアルオールマンばりのスライドギターを聞かせ、サザンブルース型ロックの自分達なりの解釈、、 サビはフォーク的な泣きで♪「男のがいいの。。。」ムクちゃんじゃなくても泣くねこれは・・・・

最近「草食系男子」なんて言われていますが、勃ってる? と言いたいね。このGW家でゴロゴロでいいや!なんて思っていませんか?

特に営業の仕事している方は、営業と恋愛は同じ、いつもお客様に「恋」する気持ちでいないと、そのためにもいい恋愛をしているコトが大事ですよ。 お手伝いしている会社でも、余りお付き合いをしている人が少ないのでちょっと危惧しています。恋愛していると発想が豊になります。 人を楽しませる知恵が増しますよ。

少しは肉食くらいでいいんじゃない?! 


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「笑ってもっとbaby むじゃきにOn my mind」

2009-04-28 | Southern All Stars
サザンの3枚目シングルはそう。。名曲とサザンの地位を変えた1曲“いとしのエリー”ですね。1979年3月25日発売。その後すぐに2ndアルバム発売が4月5日です。
本当であれば、4枚目の“思い過ごしも恋のうち”が先行発売の予定を変えてまでもメンバーこだわった“いとしのエリー”の発売。 歌謡曲全盛のこの時代に3枚目までは同じような路線で行くのが常識。それをも打ち破り、信念を曲げず自分の道を進めようとした賭け、しかし勝つ自信がメンバー(特にクワタ)の中にあったのではないかと感じます。 

79年1月には大阪での三菱銀行北畠支店の立てこもり事件(梅川事件)があり、2月から西城秀英樹の“Young Man”が大ブレイクでY・M・C・Aモード?へ、しかし日本人の家は「ウサギ小屋」と言われ、「キャリア・ウーマン」と女性の社会進出と地位向上など少しづつ先進国の一つとして本当に脱皮変革の時期に差し掛かった日本に・・・何となく漠とした不安に対してのココロの小さな叫びをこの曲が代弁しているように感じます。

「笑ってもっとBaby むじゃきにOn my mind 」セツナに叫ぶクワタの声にこれからの不安とでも変えていかなきゃ、残っていけないよ!!って聴こえるような気がします。 また歌詞の中で「誘い涙の日が・・」「みぞれまじりの心・・」などの歌詞も秀逸な魅力です。
まさにこの後80年代に突入しいよいよバブルへ向けて日本は一直線に突き進んでいくその前夜がこの79年だったのではないでしょうか。
そんな新たなる幕開けのようにベルチャイムのチャラチャラ。。。の音から幻想的なコーラスは始まる。。「泣かした事もある・・・」クワタのハラ坊への反省の弁から?? 震える気持ちが伝わってくる。

B面は“アブダ・カ・ダブラ(TYPE 3)”です。ちょっとビートルズの「You Know My Name(Look Up the Number)」みたいで、、アルバムには(TYPE 1)と(TYPE 2)も入ってますが、アソビココロといえ、TYPE1~3で楽曲をなしているようで、バンドも売れてそこそそ自分達の自由裁量が認めれたのか、そんな伸び伸び感が感じることができる。 ちなみにビートルズのアルバム「リヴォルヴァー」は最初「アブダカダブラ」というタイトルなる候補も上がっていたとか。。。

30年以上経っても多くの人に残る情景。あの時は・・・そんな恋の思い出の中で“いとしのエリー”が深く刻まれている人も多いのではないでしょうか。 そんなノスタルジーに浸ることできるのが音楽の素晴らしさです。この79年を青春時代で過ごした人の海岸物語は「サザン」か「ユーミン」か、、時代を彩った音に耳を傾けてみませんか? 過去を知り、良き思い出を感じて明日を見る。 いよいよ今年のGW週間突入でございます。 1000円ETC割引で混雑も予想されますが、渋滞の中でちょっぴりノスタルジーな気分で。。。。気分転換で行きましょう!


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「はっと見りゃかわいいね イナセにきめて」

2009-04-27 | Southern All Stars
歌謡界は「山口百恵」か「ピンクレディー」か、、2大巨頭で揺れ動いている中、サザンオールスターズは1978年8月25日にファースト・アルバム。そして11月25日の枚目シングル“気分しだいで責めないで”を発表します。 

6月デビューで「今何時~」で予想外の大大ヒットで、アルバムも発売し、、事務所サイドは早く2枚目シングルを作れ~とメンバーを軟禁状態?したとかしないとか、そんないきなり人生が激変し、アレよアレヨ・・・で、生まれたのが♪気分~しだいぃで~であります。 でもでもリンダ調でサンバ風で、サンタナのギターでリンダヤケクソ!!で咬んじゃう!!!

「はっと見りゃかわいいね イナセにきめて」この強引な音ノセが好きです。イナセって言葉を憶えたのもこのとき初めて。。。 ワケもわからず、「イナセだね~、粋だね~っ」て使ってましたね。

B面はこれぞ初期名作“茅ヶ崎に背を向けて” いやいやこれはいい曲です。曲の入り方、まさにウエスト・コーストのキラビヤかな波が見えてくる~♪ほんとうに今まで ありがとう~ いやいや歌の入りも完璧です。
クワタとハラ坊も掛け合い(言わないで その言葉は~)がセツナイ・・・。 そこにター坊のこれまたセツナヘタウマギターでさ、、、 

人間追い込まれた中でどれだけのパワーを発揮できるか・・・。クワタ自身は納得の曲ができなかった・・と感想をこぼしているようでうが、なんのなんのこれだけのパワーを3分半の中に凝縮できるヤッチャエ~パワーを感じます。 そしてこのままサザン街道を驀進するのでありました。
 

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「シャイなハートにルーシュの色が ただ浮ぶ」

2009-04-25 | Southern All Stars
1978年、1月からおばけ番組「ザ・ベストテン」が放送をスタートさせ、開港予定だった成田空港が新左翼の抵抗で5月に延期になり、キャンディーズが4月「普通の女の子」に戻った、、6月25日これからの昭和・平成を彩り、日本の音楽界に大きな変革をもたらした「サザンオールスターズ」がデビューを果たした。このデビューと時同じくして、昭和の名作曲家、古賀政男が亡くなる。
高度経済成長の波が落ち着きやや落ち込みを見せたこの国にサザンがもたらした大きなインパクト・・・。 私はちょうど11歳の夏、ジョギングパンツ姿で歌うこのワケの分からない早口言葉の桑田佳祐に夢中になった。

ラララララララララぁ~ いきなりラララである。 そして怒涛の英語のように聴こえる早口日本語、、茅ヶ崎って、、初めて地図で茅ヶ崎の場所を確認した湘南・江ノ島というコトバを憶えた。 それしても「胸騒ぎの腰つき・・・」ってなんだよ? 全ては衝撃でした。 

そして一番好きだったのが ↑ の歌詞。 歌詞を見るまでなんていってんだろう?と・・・ そしたら「シャイなハートにルージュの色が ただ浮ぶ」ってあら幼な心にカッコイイ!! 

いいですよね、歌詞全編を通してもてない男の性みたいな感じ、勝ってにしやがれのジュリーのようにかっこよくないし、渚のシンドバットに出てくるようなナンパ男になれない、、普通の男の苛立ち、焦り、等身大の悩みを上手く代弁してくれているようですね。 デビュー曲にて絶妙のバランスの名曲です。 もちろん編曲の斉藤ノブのアレンジセンスやホーンセクション、スペクトラムの面々のセンスもこのプロ・アマバンドの凄い楽曲へと伸し上げた要因ですね。

カップリング曲“当たって砕けろ”のファンク風であり歌謡曲風であり、ブラスがBS&Tのようにセンスよく、、で「いの一番に 飛んでいきましょ」って昭和30年代風で・・・ 最後は78年最大の王者、ピンクレディーのウ~ウォンテット!」で締めるあたり・・・これでどうだ!的サザンのセンスの片鱗が見えているようです。

こんな凄い曲を引っさげて・・サザン行進曲が始まり出したのでした。

クワタさんの発想には本当に学ぶべき点が多い。 温故創新な発想で良き、古き素晴らしいもの自分の中で消化し、新しい形は流行をさり気なく取り入れて創造し生み出して行く。 時代の変化の中でクワタさんの歌詞の創り方やサザンとして曲の生み出し方、表現をサザンのシングル53枚の中から見つめてみたいと思う・・・。

勝手にシンドバット 衝撃(笑撃)のTV出演の映像!


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Now I'm stepping out this old brown shoe

2009-04-15 | The Beatles
昨日はジョンのヨーコのバラードでしたが、そのB面がGeorgeの“Old Brown shoe”です。 

いやいやGeorgeの才能がドバッと芽吹く瞬間の奇跡を凝縮したような作品です。 69年4月16日と18日で仕上げたようですね。George自身は2月の段階でデモを作成してようですが、、 まずはRingoのシャッフルビートのノリの良さです。ハイハットの扇叩きしてんのかね~ 実際に叩いてるとこ見てみたい。 そしてベースの良さです。Paulなのか、Georgeなのか・・・ もしGeorgeならばベーシストとしても凄いケド、ドウだろう?? ジョン・ポール・ジョーンズもビックリ!!のノリでサビの動きは凄いですね。もともとデモの段階でGeorgeはこのフレーズを思いついていたようです。 ベースの上に更にギターで同じフレーズを弾いて重ねているようですが、、、

歌詞も言葉の対比を使っていますね。 right-wrong short-long stepping out-in love などなど、、George流の“Hello, Goodbye”への返答曲でしょうか。

古くなった茶色の靴を脱いでしまおう -今日のタイトルの意味ですが、茶色はクスリの色を表していると解釈している人もいますが、Georgeはどのような気持ちで製作したのか・・。

私も営業の仕事をしているので靴は大切ですが、直ぐダメになってしまいます。かかとがね。。 エチケットとして磨り減った靴でお客様へは訪問できないので、いつも2足かって日ごとで履き替えをしています。 古くなる前にどんどん履き替えていつも気持ちを新たに、、訪問活動しています。 ピカピカの靴って気持ちがいいし印象も良くなりますもんね。

あなたの靴はどうですか? くたびれた靴のままお客様のところ行ってませんか?


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The way things are going ・・・・・

2009-04-14 | The Beatles
69年の4月14日に奇跡?のセッションが行われました。 JohnとPaulの2人だけで曲を1曲完成させました。 “The Ballad Of John And Yoko” 69年5月30日にシングルとして発売しました。
Ringoは映画撮影、Georgeは旅行中、、、Johnは急いで録音しちゃいたいみたいで、Paulと2人での録音となりました。この録音からジェフ・エメリックがエンジニアで復活をし、和気藹々と??レコーディングされたようで、「テンポを少し上げてくれ、リンゴ!」とJohnが言えば、ギターを弾くJohnに向かって、、「OK!ジョージ!」とやり合っていたとか・・・なんとも微笑ましい状況ではないか!不仲説などどこ吹く風で。。。いやいやそんな光景が目に浮びます。

歌詞の内容はJohnとYokoの結婚、ハネムーンの様子、当時の社会運動を実録的に歌ったもの。ドラム、ベース、ピアノ、マラカスはPaulが担当。Johnが各種ギターと打楽器を担当し、1日で作業を終わらせたようです。 いやいや2人でもThe Batlesなんだよね。 よくよく聴くとRingoのドラムではないし、Georgeのフレーズではないんだけど、この感じ雰囲気、、最高にGOODな曲になっちゃってます。
Paulも久しぶりに楽しかったんじゃない? 荒々しいピアノが弾けてるよね。凄い流石のノリです。 ラフに唄うJohnと絡むコーラスのPaulと・・長年のお互いを知る勘が見事にはまっています。

“The way things are going,they're gonna crucify me”(現状の進み具合からして、この先、苦労しそうだ)というような感じでしょうか。
まさにビートルズやアップルの運営も?? その通り、、、
40年後の世の中は。。。まさに、苦労しそうですね。 バラマキ政策のようなことは行っていますが、高速道路だって1000円って、ありがたいけど、CO2の問題は? ETCいっぱい着けさせて、天下り法人にいい思いだけさせてない?? エコポイントって・・・車の減税やエコ減税も。。 ECOかな~ なんて感じます。目先はいいから・・・長い目で宜しくね。 でなきゃ本当に自民が解散になっちゃうよ。

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THE END~線香花火のラスト30秒~

2009-04-04 | The Beatles
69年シリーズラストは、、もちろん第69弾 「The Batles」の事実上ラスト・レコーディングアルバム“Abbey Road”です。(69年9月26日発売)

ゲットバックセッションが棚上げになったままの状態、その中でPaulはこのまま終わらせてならないという危機感があったのか、、ジョージ・マーティンの再度プロデュースの話を持ちかける。(69年5月)「もう一枚だけ・・お願いできないか?」 そして69年7月1日にジョージ・マーティンが復帰し、この「Abbey Road」を完成させる。(8月25日にセッションは終了。4人揃ってのレコーディングは8月20日で最後、この日アルバムの曲順も決まった)
A面に収めた曲は2月~5月6日までに録音された曲。7月以降にB面に収めれられたメドレー形式の曲を仕上げ収録した。

67年ロック金字塔といわれた「Sgt.Pepper's~」。ここでメンバーは架空のバンドの架空のショーを演じ上げた。。。 しかしこの後はビートルズというバンド自体が存在が少しづつ欠け始め、ゲットバック・セッションで完全に月がかける如くビートルズという存在が消えてしまったのではないか・・。 しかし月が消えるとは次の新月(新たなる旅立ち)も意味し、、その旅立ちのために最後のビートルズ自身を演じきってしまおう!!(60年代最高のバンドとしてのプライドをかけて)ビートルズはもう消えてしまったけど、、そのバンドを演じきってやろうという思いがあったかは定かではないですが。。。 

ジャケットからも60年代バンドの時代から70年代個人の時代へ・・そんな横断をしていく・・・そんな意味も感じますし、Paulだけは“裸足”でしっかり足跡を残したかった? そんな感じもします。(しかしこのジャケから丹を発して、、ポール死亡説も出ましたね・・)

A面はJohnの最後の灯火を感じるような曲が、、枯れかかる最後の桜の花びらがヒラヒラ舞い散るそんなイメージです。その中でもGeorgeの楽曲が紫色のカーネイションのような輝きを放っています。 そして時間が分断されるように、、、B面へと、そしたらいきなり鬱屈した気分を開放するように、、ココロの明かりが射してくるような、これまた、、Georgeの最高傑作。そして宇宙から木霊するような3人のコーラスからB面を彩るメドレーのような・・組曲のように、まるで線香花火のラスト30秒のようにそれぞれの才能を放ち輝く。もちろんPaulのThe Batles史上最強の才能を全て注いだような閃きと楽曲と・・・。完璧なまでの「The End」をを向える・・・と思ったら、、約23秒のおふざけ! なんちゃって~なんてほくそえんでるメンバーがいるようで、、、

でもアルバムを聴き終わると。。ココロに清涼感というか寂寥感というか、なにか物悲しさも残るようで。。。 時代が一つ終わったな~そう感じるアルバムでもありますね。

終わりよければ、、全て良し。なんて言いますが、、ビートルズはこのあと泥沼化し折角このアルバムがラストであれば良かったモノが、、70年の「Let It Be」を発売する羽目に、、激怒したPaulが70年4月に正式ビートルズの脱退を表明することへと・・・・。 なんとも後味の悪いLASTを向えたのでした。 だからPaulは、2003年になって「Let It Be...Naked」へと繋がってLASTを演じきったのではないでしょうか。BとNの間の...のに込められた思いは? いかなる思いだったのか。 終わりよければ全て良し...となってんでしょうかね。

私たちも、終わりを考えて行動しないと思いつきでは限界がきますね。自身をもって「THE END」を向えたと言える仕事ができるように、終わりから考えて仕事を逆算で行うことが大切ですね。方向性が見えないとそれぞれがバラバラに行動していく結果になります。 ボールが多分ガンバッテ方向性を見出そうしたんだと思うのでうが、、アーティストはやはりアーティスト。 マネジメントは真似ジメント・・とはいかにと思いますね。 適所適材・・。その場所にあった人を配置しないと・・・。やはり限界がくるのではないでしょうか・・・。


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偶然から生み出された、、轟然!!!

2009-04-03 | 60's
69年第68弾、、「Neil Young」です。ソロ1stから4ケ月、ニールのエレキ炸裂、激情の爆発 クレイジー・ホースとの初狂演! 2ndアルバム「Neil Young with Crazy Horse」“Everybody Knows This Is Nowhere”(69年5月発売)

もう1曲目から名名名作“Cinnamon Girl”で、、ブット飛びます・・・。いやいやこんな音があるんかいな~と初めて聴いた時は震えました。ニールも痙攣しているけど、ココロが痙攣します。 畳み掛ける楽曲のパワーにあっという間に昇天してしまいそうです。偶然の出会いからニールのバンドサウンド轟音がうまれ・・まさに轟然の出会いですね。。

その音にたぶん魅力を感じ、可能性と表現の拡大が観えた・・・?ニールがザ・ロケッツのメンバーを条件つきで、クレイジー・ホースと名づけ? でもそこから40年経っても一緒に演ってるからね・・・・ 凄いことです。

昨日もドンドン行動しよう!という話をしましたが、ただ動いてもダメです。目的をもって行動しましょう。 夢や目標のためにどのように行動するか・・・そんなコトを意識しながら日々の活動、行動を行っていると、、これまた偶然にすごい出会いと恵まれたりします。 そんな偶然が何年か後に凄いコラボになるコトもありますからね・・・ いきなり人生が轟音をたてて大きく変わることにもつながります。 夢や目標をもって果敢に行動しよう!!!




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いかに吸収し学習するか・・・

2009-04-02 | 60's
69年第67弾「Al Koorer」の登場です。 1stもすばらしいですが、今回は2ndアルバム「You Never Know Who Your feriends Are」(邦題:孤独の世界)(69年8月発売)
いやいや60年を本道よりもちょっと斜めからひた走ってきたアルのソロ・アルバムの2nd、、アルの築いた人脈からインスパイされたものがごった煮でグツグツとトロケだすような・・・濃い濃いアルバムです。 ビーチ・ボーイズのブライアン・ウイルソンから多大なる影響を受けた(本人談)からも判る様に、、コーラスワークの多彩さ。 ビートルズ風な、またはザ・バンド風な。。それもアル・クーパー味として違った調味料で味付けされているようです。

アル・クーパーといえば、ディランの「Like A Rolling Stone」であの印象的なオルガンで有名ですが、なんとあの時初めてオルガンを弾いたとか・・・なんでっ!天才!!というか身体に染み付いた音のセンスの良さを感じますよね。たぶん若輩若造のアルは頼みこんでやっとディランにOKを勝ち取り、演奏者として認めてもらえたんではないでしょうか。また、この時、マイク・ブルームフールドと出会いそのギターに魅了され、自分はオルガンでマイクと一緒にやりたいと・・こんなところからも、アルの貪欲に吸収し学習する姿勢が垣間見るコトができますね・
その後、マイク・ブルームフィールドとのセッションやBS&Tの結成、脱退・・そしてソロ活動とまさに疾風の如く、、60年代を駆け抜けて・・・・

今回のアルバムは編曲にチャーリー・カレロ(ローラ・ニーロの編曲で有名)のサポートを受け、1曲1曲の質の高さ、完成度の高さは申し分ない状態まで極めていったのではないでしょうか・・ ハリー・ニルソンやマーヴィン・ゲイ、スティービー・ワンダーと自分のフェイバリットミューシャンのカバーも秀逸です。
是非、ご賞味あれ。。。。。。

新社会人へ。。。

学習してますか? 社会に出てからが大学以上に学習の日々です。いよいと「実学」のスタート。知識と体験の両輪がすごく大事、かたよっちゃダメよ頭ばっかりでかくなっても・・・そこに体験があるからこそ「実に」なります。 どんどん学習して行こう。本で学ぶこともできるけど、社会人は最高の人脈づくりも大事です。どんな人を付き合うか・・・人から選ばれるタメにも、どんどん学習する人。吸収する人になろう!!

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