昨日のハウリン・ウルフを聴いていたら、、初期のストーンズが聴きたくなりまして、、今日は The Rolling Stones です。そんなストーンズの音楽要素の原点がぎっしり詰まった編集盤 “Singles Collection * The London Years”です。そのCD3枚組のDisc 1 を何度も聴いている大寒の今日です。。寒さを吹き飛ばすこのノリ。。リズム感。。ブライアンの鼓動がじっくり感じる初期は大好きですね。。。どこまでも黒く自分を塗りたかった、、ミック・キースそしてブライアン。。そんな大好きな音を、、自分達の黒に塗り上げ、、創作された音粒達。。
土台をスィングぎみに淡々とリズムを刻むチャーリー。。普通であれば、、ベースがドラムとメロディー系を繋ぐ役目を担いますが、、ストーンズはチャーリーに絡むリズムを構築しているのがキースで、、その隙間にビル・ワイマンのベースが絡み。。ブライアンが変幻自在に厚みを作り。。ミックが奏でる。。そんな音の何重層になっているようで、、それが、、黒人のもっているリズムとは違う「異」のリスムとうねりを生み出し。。新しいストーンズとしての「音」へと昇華させているようですね。この初期のシングルを続けて聞いていると、、Albumで聴くのとは違う、、ストーンズのブルースへの深化を感じ、、60年代後半の進化へと繋がっていますね。
敬愛する先達の音を大事にでも、、解釈を加え、、自分のモノへ・・ストーンズという音へ。。純粋な音を追求するブライアンと進化しストーンズを構築したいミックとキースとの間に確執が起きてもしょうがないな~と、、この作品達を聴いていると感じますね。
そんな初期の名演奏の秀作“Littie Red Rooster” イメージ先行で、、「不良」的な解釈でアメリカの若者からも受け入れられ。。エドサリバンショー出演では、、そのイメージからクレームが相次ぎ、人気だけは出たストーンズだっただ、、メンバーはその受け入れ方に自身の音を完全に理解され受け入れられていないという不満が募る。。そんな中での、、この“Littie Red Rooster” の録音。ハウリン・ウルフの曲へ「littie」を付けて。。ハウリンのそれとは異なるアレンジで、、音は極力落し、、ブライアンのスライド・ギターを前面にミックの控えめなヴォーカルも最高の雰囲気をかもし出す。。しかし、、歌詞はハウリン・ウルフのそのままに、、アメリカ南部の農園で働く黒人奴隷のささやかな抵抗を想像させる歌詞、、多分英国人には受け入れられなかったであろうこの曲をシングルとして発売し(英国のみ)、、売れないだろうというレコード会社予測とウラハラに、、予約だけで30万枚を売上、、ビートルズの曲を引きずり下ろしての英国NO.1となります。ブライアンはこの曲で魂まですべて注ぎ込み、、あの名演奏を録音しましたが、、そのパワーを使いすぎ、、その後体調を崩し入院する羽目になります。。。 -しかし英国人は、、この曲でも受け入れNO.1となってしまう土壌に驚きます。。アメリカではここまで売れなかったでしょうね。そしてこの成功は、、白人ブルース・マンには強い支えになったでしょうね。。アニマルズやヤードバーズ・クリーム。。フリーウッド・マック、ブルース・ブレイカーズなどなどに大きな道を広げることになります。 ストーンズのメンバーにとっても自身が追い求めたブルースの独自解釈により演奏し、、受け入れられ頂点を極めることをこの曲で実感できたのではないでしょうか? ビートルズは雑食で色々なモノから解釈を加えオリジナリティーを作り上げ、、対極にストーンズは一つを追求し追及しつくした結果生まれた「音」を完成させます。。まるで対極ですが、、どの分野でも突き詰めて突き詰めて極めれば・・成功の道が開けることができますね。。
オタクになるくらいトコトン追求してみる。一つの視点ではなく様々な視点から、、60年代当時のアーティストたちが研究したように、、情報が安易に入る時代だから、、じっくり追求してみる。。オタクの如く極めれば、、それはONLY ONE へと昇華され個性になりますよね。 自身の好きなことをトコトン追求しつくす。。学び尽くしマネを尽くしてみるのも良いかもね。
The Rolling Stones Play Little Red Rooster 1964
土台をスィングぎみに淡々とリズムを刻むチャーリー。。普通であれば、、ベースがドラムとメロディー系を繋ぐ役目を担いますが、、ストーンズはチャーリーに絡むリズムを構築しているのがキースで、、その隙間にビル・ワイマンのベースが絡み。。ブライアンが変幻自在に厚みを作り。。ミックが奏でる。。そんな音の何重層になっているようで、、それが、、黒人のもっているリズムとは違う「異」のリスムとうねりを生み出し。。新しいストーンズとしての「音」へと昇華させているようですね。この初期のシングルを続けて聞いていると、、Albumで聴くのとは違う、、ストーンズのブルースへの深化を感じ、、60年代後半の進化へと繋がっていますね。
敬愛する先達の音を大事にでも、、解釈を加え、、自分のモノへ・・ストーンズという音へ。。純粋な音を追求するブライアンと進化しストーンズを構築したいミックとキースとの間に確執が起きてもしょうがないな~と、、この作品達を聴いていると感じますね。
そんな初期の名演奏の秀作“Littie Red Rooster” イメージ先行で、、「不良」的な解釈でアメリカの若者からも受け入れられ。。エドサリバンショー出演では、、そのイメージからクレームが相次ぎ、人気だけは出たストーンズだっただ、、メンバーはその受け入れ方に自身の音を完全に理解され受け入れられていないという不満が募る。。そんな中での、、この“Littie Red Rooster” の録音。ハウリン・ウルフの曲へ「littie」を付けて。。ハウリンのそれとは異なるアレンジで、、音は極力落し、、ブライアンのスライド・ギターを前面にミックの控えめなヴォーカルも最高の雰囲気をかもし出す。。しかし、、歌詞はハウリン・ウルフのそのままに、、アメリカ南部の農園で働く黒人奴隷のささやかな抵抗を想像させる歌詞、、多分英国人には受け入れられなかったであろうこの曲をシングルとして発売し(英国のみ)、、売れないだろうというレコード会社予測とウラハラに、、予約だけで30万枚を売上、、ビートルズの曲を引きずり下ろしての英国NO.1となります。ブライアンはこの曲で魂まですべて注ぎ込み、、あの名演奏を録音しましたが、、そのパワーを使いすぎ、、その後体調を崩し入院する羽目になります。。。 -しかし英国人は、、この曲でも受け入れNO.1となってしまう土壌に驚きます。。アメリカではここまで売れなかったでしょうね。そしてこの成功は、、白人ブルース・マンには強い支えになったでしょうね。。アニマルズやヤードバーズ・クリーム。。フリーウッド・マック、ブルース・ブレイカーズなどなどに大きな道を広げることになります。 ストーンズのメンバーにとっても自身が追い求めたブルースの独自解釈により演奏し、、受け入れられ頂点を極めることをこの曲で実感できたのではないでしょうか? ビートルズは雑食で色々なモノから解釈を加えオリジナリティーを作り上げ、、対極にストーンズは一つを追求し追及しつくした結果生まれた「音」を完成させます。。まるで対極ですが、、どの分野でも突き詰めて突き詰めて極めれば・・成功の道が開けることができますね。。
オタクになるくらいトコトン追求してみる。一つの視点ではなく様々な視点から、、60年代当時のアーティストたちが研究したように、、情報が安易に入る時代だから、、じっくり追求してみる。。オタクの如く極めれば、、それはONLY ONE へと昇華され個性になりますよね。 自身の好きなことをトコトン追求しつくす。。学び尽くしマネを尽くしてみるのも良いかもね。
The Rolling Stones Play Little Red Rooster 1964