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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

離れるから見える歪んだ真実

2012-06-14 | Haruki Murakami
オウム関連が騒がしいですね。菊地直子容疑者が逮捕され、、高橋克也容疑者も日々追いつめられている?のか・・・ しかし逮捕された菊地直子の顔の変わりよう。。1995年から17年に歳月が変えたのか??? あまりに違い過ぎることにちょっと違和感ですね。逮捕された顔から菊地直子よりも香山リカが痩せたらこんな顔になるな~と。。。何か蠢いているようで。。 それも厚木基地のある神奈川。相模原市の外れですね。相模原には米軍の補給基地があるしね。 また指名手配中の高橋容疑者も顔変わってるね。 あえて惑わす作戦?と感じてしまうほど、、、それとももともとの手配写真が少しねじまがっていたのか? ワカリマセンガ・・・・・

そんな事を感じながら、、本棚からゴソゴソと、、村上春樹氏の“アンダーグラウンド”(1997年単行本化)を読み返して、、マスコミの偏中報道に辟易し、、自身が1年にもわたり「3月20日地下鉄で本当に何が起こったのか?」を知るために、、書き上げた渾身のルポですね。日本を離れ外国での暮らしが多くなった村上氏がふと日本にかられ日本の事を書きたくなった。。。本当に事を、、離れるから観えてきたのでしょうか? ねじまがった作られた事実が? バブル崩壊後、、叩き付けれて審判 「阪神大震災」「オウム地下鉄サリン事件」似て非なるコトですが、、地震も意図があるとしたら、、意図的に操作され行われたことであれば。。。 オウム自身が阪神大震災は人工地震だと。。。。 陰謀論的発想だけど・・・ 視点を色々変えて、、マスコミの情報を鵜呑みにするのではなくね。 多面的な思考も必要ではないかと。。。

この1995年をあたりを境に村上氏の視点も変わり、、アンダーグラウンドを書き上げて、、一つの行きついたところが「1Q84」ですかね・・・・・ やはり大きなターニングポイントは1984年だったと。。。 日常と非日常の狭間、、ふつうの人がある瞬間に異常な世界を体験してしまう。。。その当事者の語りを通じて、、私たちは何を感じどう受け止め。。るか。 
殺人的な混雑の電車を毎日毎日同じ時間にのり通勤地まで行く「ふつうの人のふつうの日々」しかし、、ある一部の人間の仕業でそのふつうがドンデンしてしまう。 昨年の地震の後も真面目に歩いて岐路につく通勤者たち。。また計画停電時にもじっと耐えてナガ~い行列に並び出勤する風景を見て・・・このふつうに慣れて良いのか?という疑問のわきました。。こんなオウム地下鉄サリン事件があって多くの人が被害にあったけど、、事終われば何もなかったように・・・ふつうへと戻る。何かを変えようという発想はそこには無く。今回の地震や原発問題で電力供給の異常事態が起きていても、、ふつうを変えることを多くの会社はしない。 喉元過ぎれば・・ふつうへ戻る。。変えることはしない。 特に95年はウィンドウズ95の登場とインターネット社会の幕開けがあり、、会社の構造、仕組みも大きく様変わり・・・でも、、根本は変わらないよね。日本は・・・17年経っても、、その時はタイヘンだ~  ・・・・と叫んでも。。過ぎ去れば何もなかったように、、しかし不況から立ち直れる気配薄く。。1997年以降はずっと自殺者3万人以上の國なんだよね。この國は・・・ 

何か、、その中にいると不感症になっちゃうけど、、今の世の中の根底がアンダーグラウンドが蠢き、、ふつうの人も知らぬ間に巻き込まれて・・・・ 日常と異常の区別がどこなのか? わからなくなってしまっているのかな~と。。。。 
インタービューの中で、、事件に巻き込まれ、、でも会社に何とか我慢して出勤し、、、しかしリストラの憂き目にあっている人が数名いましたよね。このインタビューは事件に巻き込まれた人の氷山の一角しか書かれていないので、、もっと多くの方が事件に巻き込まれ大きく人生が変貌してしまったのではないかと・・・・ 

私たちも知らぬ間に「巻き込まれる」のではなく。。。少し離れて見直すことが大事ではないでしょうか。。みんながそうやってるから「ふつう」ではないこと。異常も麻痺すれば普通になってしまうことを改めて・・考えるように感じます。 やっぱりこの事件も異常すぎるけど。。。。毎年自殺者が3万人を割らない・・・・これが「ふつう」ジャね・・・・・・


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