YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

星屑じゃくて大雪降る閏日。。。

2012-02-29 | John Coltrane
さてさて、、今年は閏年なので、、29日というおまけの日がついています。2月29日生まれの方は世界中に500万人くらいいるようで。。そしてそんな閏日を祝福するかのように降り続けた雪。。 積もらなかったからよかったケド。。今年の天気は極端ですね。寒い日が多かったので、、星たちの瞬きがキレイで、、うちは3階なので階段から見る星空が好きです。落っこちてきそうで、、、そんな綺羅綺羅輝く星屑ならぬ音粒達の煌めき溢れるAlbum。。“Stardust”です。昨日からColtraneのマラソンセッションの2枚目ですね。1958年7月録音の曲が2曲。そして12月26日録音の曲が2曲と。。。 12月録音の曲はトランペットで当時弱冠二十歳の Freddie Hubbard が参加しています。

このAlbumはこの時録音はされて、、発売になったのは、63年になってからなんですね。スローテンポの未発表曲を集めて出しちゃいました的。。Prestige の戦略ですが、、ちょうど“Ballads”が発売した時期だから、、商魂逞しい!販売手法ですね~

よくぞ発掘したという曲を、、Coltraneが見事にアレンジして、、しかし覇気のないような Wilbur Harden の音やまだまだ若さ溢れる Hubbard では役者不足が否めない感じもありますがスローテンポで抒情感たっぷりのColtraneのソロを楽しみ、、雪残る足立区の夜空を眺めながら。。グラスを傾けるには至福の時を演出してくれます。。 嗚呼~刹那。。。極上!

こんなラッキーな一日にどんな想いを馳せ。。。時代を楽しむか。。極上な人生にするもしないも自分次第ですね。 妄想を膨らまし、、夢の想ってみる。へらへら、ニヤニヤしながら、、思いを想いを膨らませる! 夢を描くこと。。 そんな時間も大事じゃない。 目先に追われ日々過ごすのもいいけど。。 時代を楽しみ生きる事。。 夢を想い。。10年後20年後の自分の姿を描き、、いい人生だったと思言えるように。。。 Coltraneは亡くなる時、、どんな思いだったのか。。。

せっかく与えてくださった命。。。大切に、そして楽しく! 精一杯愉しむ。。 この寒さを過ぎれば、、春到来! さてさて、、益々楽しみが増えそうですね。


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未来への Invitation を掴み取れるか

2012-02-28 | John Coltrane
2月も28日。。。今年は閏年なので明日29日もありますが、、 あっという間の2ケ月。何事も起こらずに、、何とかね。といっても、、今年は明けたばかりなのでこれからが。。。 そんな事を思いつつ。 Miles やガーランドがマラソンセッションなる短日数で数枚分のAlbumを録音し、、Prestige 側はウハウハの状態へと。。そんな Coltrane のマラソンセッションが行われます。置き土産といいましょうか・・・この3枚の作品を残し、、Atlantic へ移籍することになるんですね。 そんなColtraneのマラソンセッションは1958年7月11日と1958年12月26日の2回に分けて録音され、“Standard Coltrane”“Stardust”“Bahia”の3枚に収録されることになります。 商魂逞しい!し、、集中してこれだけの演奏を残す実力の凄さも、、驚きですね。

そんな中の1枚目“Standard Coltrane”ですが、、7月11日のみの録音で、、Coltrane(ts) の他に、、Red Garland(p) Paul Chambers(b)の気心知れたメンツにドラムスが Jimmy Cobb で、、Wilbur Harden(flh) を迎えての演奏になります。

しかしこの2年での Coltrane の凄まじい成長が、、こんなセッションまでやらされることに、、一流ミュージシャンとして自他共に認められた結果ですね。そんな中でColtraneらしい選曲で。。こんなスタンダード集ができましたというのがこの作品ですね。しかし渋い選曲で決してメジャーメジャーしてない曲から、、自身のアレンジで見事に開花させ、、息吹きを吹き込みました。 Invtationなども、、Coltraneが脚光を浴びさせたと言っても過言ではないですね。 どんな作品でも、その素材をいかに料理するか、、Coltraneの創り上げる能力が遺憾なく発揮されています。

日々はどんどん過ぎていきます。。 流されて行くのか、、時代を感じ取り常に予測しながら行動をしていくか。。 そんな大きな分岐の今年。。未来へのInvitation を掴めるどうか、、そのために日々をどう行動するか。。 大きく変わる時には、、予測を超えた力が必要になります。思考力をフルに働かせ。。 今できる最強を出し続けるようにならないといけないですね。 しかしこんな面白い時代に40代を生きることができて幸せですね。 この時期にちょうど40代の人生を味わえることを感謝し、、行動していかないといけないですね。


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Portrait に嘘偽りなく

2012-02-27 | Jazz
昨日のニューポートのLiveが録音される2日前の1958年7月1日こんなAlbumが録音されていますね~ “Portrait Of Cannonball”Julian Adderley Quintet 名義で発表されたこの作品は、、Cannonball Adderley(as) Blue Mitchell(tp) Bill Evans(p) Sam Jones(b) Philly Joe Jones(ds) のメンツで、、キャノンボールとビル・エヴァンスの共演Albumです。キャノンボールがRiverside への移籍第一弾となった作品で、、この中で一番有名なのが、、Miles がキャノンボールのために書き下ろしたという作品“Nardis”が録音されているということで・・・しかしこの曲をビル・エヴァンスが甚く気に入り。。。今後自分のレパートリーとして演奏し続けることになります。。

作品自体はハード系かな。別テイクも収録されているAlbumは“Minority”が立て続けに3曲楽しめるので・・・おいおいって、、曲順も一応考えた方が、、と感じますが、、キチンとまとまっているし、ビル・エヴァンスの音粒も心地よいし、、心に隙間をスーっと心地よい風のようにすり抜けて行きます。。 

Milesがいつ“Nardis”をキャノンボールに渡したか? この録音の時か? その前か?? 録音の時Milesはその場にいてミキシングルームあたりで聴いていたのか? そんな風景を妄想しながら聴き入ると、、また作品の感じが変わります。 しかし何故Milesは自身で作った曲なのに自分で録音しなかったのか? そんな疑問の浮かびます。 一説ではMilesの曲ではないのでは??的な話も出ていますが。。この妖艶な“Nardis(take 5)”に酔いしれながら、、色々な妄想で感じるのもよさげでは・・・

しかし色々と起こる隠ぺいや詐欺問題。。騙してまで、、ズブズブの官僚と天下り企業などで、、どれだけ国民から搾取すればいいのか。天下りした奴はきちんと顔出して公表すべき。 影で自分の貌見えないところで、、ヌクヌクと、、国民をバカにしているも程が過ぎるわ!! 自分の貌を堂々と晒して、、嘘偽りなく、国民のためにシゴトをしていることを見せないといけないんじゃない? 死事ばかりでさ仕事にすらなっていない人が多すぎる! 政治家も、、遅々と進まない震災復興問題は始め、、自民もさ反対はいいから・・・自分の利益ではなく国民の利益を考えた行動をしてきちんと示す。。 野党に落ちたら、、以前の民主と同じじゃ。。バカでもできるわ! 知恵を使わないのかね~ そんな奴を選んだ国民もバカだけど、、マスゴミに騙されないできちんと選択できる知恵つけないと、、 一人ひとりが自分自身をきちんと見て。。責任を持って選択していかないと。。判断できる知恵をきちんと身に着けないといけないね。。自分も反省です。マスゴミに流された事を。。。しっかり判断力をもてるように、、、もっと知恵つけて色々行動し体験して、、思考力を高めないと。。 手遅れになる前に。


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太陽の下で伸び伸びねっ・・・

2012-02-26 | Miles Davis
このジャケ何とかならないか? 観光客のおっさん、、的 Miles 感が満載の・・・でもでも中身の音の凝縮度は抜群! 第5回ニューポート・ジャス祭に参加したMiles・Sextet その模様がぎっしり詰まっています。録音は1958年7月3日です。 この音粒のスサマジサ!もちろんね~Miles に Coltrane に Cannonball に Evans にChambers ・・・そしてそんんなツワモノをどっかり受け止める地味~コブ! もう凄い音にならないはずはない!!!という濃縮還元の音が随所に。。Miles が最強のメンバーを従えて、、空の下で伸び伸びと音を奏でる様が映像で浮かびます。。もちろん他のメンバーだって、、ニコニコしながら Coltrane もCannonball も、、音を重ねているように感じます。。凄まじい演奏をLiveで維持し更に高める。。。このAlbumがLiveということを忘れてしまうクォリティー! Milesの演奏の頂点でもあるよう感じます。。。 一音一音に感じる自信。信頼するメンバーがいるからこその、、安心して専念できる音が、、踊っています。

音質が良くなったといえ、、、少しベース音が遠くの方で聞こえる感じと、、ドラムのマイクからただ録っただけの音のバランスなど、、生っぽくて。。リアルですね。 Coltraneが限られたスペースの中で紡ぐ凝縮のソロは脱帽です! 評論家アイラ・ギトラーはこの日のColtrane を“アングリー・ヤング・テナー”と形容したそうで。。。でもでも聴こえてくる音は“笑顔”な感じだよね。自分のプレーに関する満足を高らかに吹き上げているように、、、感じます。

なんだか次から次へと、、消えた年金?? 投資お金はどこへ消えたのか?? しかし悲惨だね。特に中小企業は大打撃になるでしょう。なんで甘いのかね~ 法律作ったり。。さ。自分達のご都合主義で、、また国民にツケかい。。 政治家も官僚も生産性はゼロだからさ。。邪魔するなって! 自分達の天下り先や隠れ蓑のために、、こんなユルユルな縛りでやるから。。適当に金搾取されて、、後は知らぬ存ぜぬ。。 また野村証券上がりの社長で。。。呆れて、、自分の私腹しか肥やしてこなかったんでしょ。 人の見えないところでコソコソと・・搾取に全精力を注ぐ。。そんなアホ時代はもう終演やから。。 太陽の真下で伸び伸びと、、、透明性をもって行動し見せることができるところが残っていくでしょうね。。 全ての大きな転換が起きるよ。。今年から、、 いい人も大概にしないと。。。どんだけ搾取されたら気が付くのか! よぉ~く目を見開かないと! きちんと見えるところは評価して、、出来ないところは駆逐してください。仕事もできない死事が蔓延しているよ~ 志事ができる会社は無いのか? 

もうゴマカシか効かない世の中。。。ホンモノが残る時代です。


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触媒思考 其の弐

2012-02-25 | Jazz
“1958 Miles”を録音してからちょうど1ケ月。。フランスの至宝?ミシェル・ルグランが新婚旅行で来たニューヨークで、、「俺が大好きなアレンジしたジャスを本場の一流ミュージシャンに演奏してもらいたぃ~」と言ったかどうかは知らないが・・そんな凄いメンツでルグランの夢が実現し、、作られた作品がこちら“Legrand Jazz”ですね。一度このブログでも書きましたが、、Milesを時系列で書いているので。。再度取り上げて、、 そんな依頼に Milesも、、新バンドのメンバーから Coltrane と Evans と Chambers を引き連れて、、ルグランのアレンジに譜面も強くアレンジもできるそんな対応力で演奏に臨みます。。Milesの録音が1958年6月25日です。

ルグランはそんな Milesの男意気?に“Django”“Round About Midnight”を編曲します。 ラウンド・・・の、、映画音楽のような、、殺人後の犯人が闇夜の中をトレンチコート着て歩く感が・・・イントロから出だし。。カッコイイ!Miles~ ただ重くなりすぎず、優雅さ増して。。愉しんでアレンジした音を堪能するルグランの絵が浮かびますね~ 

“Dlango”も出だしもシビレル~(死語)Milesの雰囲気。。音。。感の天才。。この状況でどんな音にしなくてはいけないか。。を感じる天才ですね。中山康樹氏曰く、、「ひたひたと迫ってくる孤独の世界が、よく表現されている」と・・・・ 感と感のブツカリ合い、そして違う畑から融合し触媒し合って新しい世界を創り出す。。 そんな音が詰まっていますね~

Coltraneのショートの中で自身らしい音を詰め込み、、またフルートやヴィヴラフォンが後部で鳴っている感が別な空気を創り、、世界感を広げますね~

昨日も書きましたが、、色々な学びから知恵を身に着け、、それに行動(経験)を沢山積み上げ、、そこに思考力を触媒し、、新しいモノを生み出す。。50年代のMilesもColtraneもいかに沢山の知恵や経験を思考力をどんどん働かせ。。既成概念を打ち破る、、音を追求うし続けて行きました。。それが50年以上経った今でも色褪せない・・・そんな価値として私たちが現在楽しむことができる。 自分の行っている仕事が、、50年も100年も続くようなことをやっているだろか? 知恵と経験を沢山沢山積んで。。そこに思考力をミックスして、新しいモノを生み出す。。。 マネの天才と言われた日本人、、、おかげで戦後の高度経済成長の波を生み出し、、世界の頂点まで届く経済大国へと成長しました。しかしこれからの激変時代は、、思考力が試される時代では? 日本からアップルような会社が生まれないのは?既成に囚われず、、本当の日本らしさを創り、、世界に発信できるように、、思考力を更に鍛え、、視点を変え、、斬新に、、生み出していかにといけないですね。50年代Milesを見習って・・・・


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触媒思考で・・化合しよう!

2012-02-24 | Miles Davis
自身のリーダー作品としては前作“Milestones”の3月4日の録音から3ケ月弱、、ピアノに Bill Evans とドラムスに Jimmy Cobb を迎えいよいよ“Kind Of Blue”のメンツによる正規の初録音盤です。“1958 Miles”Miles(tp) Coltrane(ts) Cannonball Adderley(as) Bill Evans(p) Paul Chambers(b) Jimmy Cobb(ds) そして“Kind Of Blue”よりちょうど一年前に作品ですね。録音は1958年5月26日 まだまだ寒い日が続く足立区ですが、、この音粒が流れた瞬間に漂うこの心地よさ。。。なんだろう春の陽気のようにポカポカと・・・梅の花が色とりどりに絵を描くように、、♪の花が開花していくように、、 お互いがお互いを信頼し、新しい事を生み出す緊張感の前にココロとココロを通わすセッションのようですね。 Miles という親分を中心に、、引き合い融合していこうという感じがします。 中山康樹氏も書いていますが、、
「『カインド・オブ・ブルー』が近寄りがたい孤高の傑作とするなら、この4曲は、親しみやすい身近の傑作。」と・・・ ウォームな曲が心を芯から暖めてくれます。。

このAlbumは日本が編集した作品ですね。他に収録されていたものを独自編集で。。。ジャケ ↑ は当時一世を風靡していた池田満寿夫氏が担当しています。編集版なので、、上記日程の他に1955年10月26日録音の“Little Melonae”(ピアノがガーランドでドラムスがフィリー・ジョー)が収録されています。何度も録音して日の目を見なかったこの曲が半ば強引に収められ、、新盤では1958年3月4日(Milestones の録音時)の演奏も収められています。 しかし1曲目から4曲目までの流れるような・・・“On Green Dolphin Street”からカインド・・・の片鱗が見えますね~ エヴァンスという才能が融合するだけで。。変わってきます。 その上をミュート中心にリリカルな音粒で次なる構想の妄想にニヤニヤしながら演じるMilesの貌が音を通じて浮かんできます。 Coltrane とキャンノンボールも充実もいいですね。自信に満ち溢れた音粒達が咲き乱れるようです。 こんなメンバーを支える土台はジミー・コブのようなドラムが合いますね。ガチャガチャし過ぎない。。このリズム感。。そして安定のチェンバーズと。。やはり役者が揃うと・・・こんな凄まじさになるのですね・・・

それぞれの経験が高まり、、また学ぶことで自身に知恵がつき それを化合するためにお互いの思考力を融合させ、新しいものを生みだす。 経験を積んで、また学び積んで知恵を高め、、そこを思考力を化合していく。。 Milesはまさに思考力の人。メンバーの経験や力量、そして持っている知恵をいかに融合させ、Milesの思考力で結合させ、、次なる次元へと深化し進化していく。。 今の時代は触媒で行くことが大事ですね。


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Black Pearls の輝きを放つ

2012-02-23 | John Coltrane
昨日に引き続き・・今日は自分の限界にどれだけ挑んでいるか? 追い込まれ明日ももうないギリギリのところで生まれるから「必死」になります。そんな必死さをどれだけ持続しているだろか・・・ あまりに追い込んでもいけないですが。。お得でお徳な人生を得るも得ないも自分次第です。 常に限界に挑み、次なるステップを目指して成長できるか・・・人それぞれ考え方はあると思いますが、私は常に挑み続けたいですね。足を止めない・・・歩み続け駆け続ける。。 

正しく人生を目一杯かけ続けた人が、、 John Coltrane ですね。そんなスーパーダッシュで駆け抜けたColtraneの1958年。。何か一つ自分の中で確立したのか、、、見えたのか? 力が抜け、、指の動く限り、息の続き限り吹き続けた作品が、、“Black Pearls”です。録音は1958年5月23日。 しかし発売は64年ということですから・・・ メンバーは Cloltrane(ts) Donald Byrd(tp) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(ds) です。 今回はトランペットでドナルド・バード参加し、、やりたい限りを思いっきり!自由に、、そんな感じさえ伺えます。 収録曲も3曲。 1曲目は13分、、2曲目7分。。そして3曲目18分と・・ ソロの応酬・・音粒のケンシロウ状態・・アタタタタタタタタタタタタタァ~とバリに吹きまくります! 凄すぎ! でも俺じゃい!!どうだ~の音の主張が気持ちいい~ ガーランドは出る幕無し? お任せ状態ですね。しかしポール・チェンバースのベースの流れ感が心地よい。。ベースで変わるね~ まさに飛翔! コルトレーンが天高く舞い上がる様が目に浮かぶようです。。。

Coltraneが亡くなった年に生まれた私。。気が付けば Coltrane の年齢を超えて今年45歳になる事を考えて。。。自分の人生を振り返り Coltrane のように突っ走ってきたか? まだまだやれることは沢山あるように。。。またその時間を与えていただいていることに感謝し人生を愉しまないといけないし、、多くの人と楽しんで、、創り上げて行きたいですね~ 

Black Pearls のように光輝かく人生だったと・・・そう思えるように、、  


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妥協を許さない姿勢をツラヌク

2012-02-22 | Miles Davis
どの順番で入れようか迷ったのですが、、タイトルが“Miles Daves Cafe Bohemia 1958”でその「カフェ・ボヘミア」での録音が1958年5月17日という事で、、ここに入れました。 この Album はいわゆるブート系ですね。しかし聴いてみてびっくりの高い音質。。 タイトルとは名ばかりで全12曲中・・このカフェ ボヘミアでの録音は頭の4曲。 しかしこの演奏がトンデモなく良い! メンツは Miles(tp) John Coltrane(ts) Bill Evans(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds) のメンツ。 
4月25日から「カフェ・ボヘミア」へ出演をしたMiles レッド・ガーランドが遅刻常習者で業を煮やした Miles はピアノをガーランドからビル・エヴァンスへ。。 また「カフェ・ボヘミア」終了後にフィリー・ジョーからジミー・コブへドラムスもチェンジしています。(フィリーのドラック過剰摂取により・・・)この時期ツアーを重視していた Miles は2人を許せなかったようですね~ そしてビル・エヴァンスの期用に関しては作曲家のジョージ・ラッセルの強い推薦もあり。。白羽の矢を立てたと。。

いよいよピアノにビル・エヴァンスが加わり・・充実の音を聴かせてくれます。 この時期だとキャノンボール・アダレイがメンバーの中に入っているのですが、、このLiveには不参加のようで、、5名の音で充実の演奏が繰り広げられます。。 Miles のイキイキ度合も高く。。俺が!の音を全面に出しています。 コンパクトに纏め、、遊び心満載の Miles と着実に自分の音を奏でる Coltrane が濃密な音粒を降らせます。。 そして ビルもフィリー・ジョーもノリノリで、、いい音を奏でます~ いやいや凄まじい演奏がこんな高音質で堪能できることはありがたいね~

5曲目~10曲目はワシントンD.C「スポットライト・ラウンジ」での演奏。1958年8月9日・11月1日の演奏です。特に8月の演奏ではいよいよ“Kind Of Blue”のメンバーが揃います!

聴きどころ満載の濃密な58年の音が(一部59年1月ですが)たっぷり感じ味わえます。 他のAlbum とあまり重複していないので、この時期のこのメンバーで作品を違う観点から楽しめることができますね~

妥協を許さない Miles の姿勢がどんどんとバンド全体のレヴェルを向上させ、、一つの頂点“Kind Of Blue”へと結実していく。そんな極みへ向かう姿を音で楽しみながら。。 何かを突き詰めてとことん行う姿勢が改めて必要だど。。自分のレヴェルでこれでいいやと決めがちですが、私のように一人で仕事してると、、基準が甘くなるんだよね。気を引き締めないと。。 真剣勝負で自分自身と闘っていかないとね。。甘えちゃうんだよね。 だから色々縁を創り自分に厳しく言ってくださる方を大事にしないと。 どんどん耳を傾け謙虚に、、ありがたく・・そして学ぶことを続ける。。 いやいや学びが重要な時だね~ 平面的に物事を見ないで、、球体視点で眺めないといけないと感じます。 視点を変える。。 凝り固まった考えではなく。。球体視点で。。 転がる意志(石)の如く。。。


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三感止音『「仕事」「勉強」「練習」』

2012-02-21 | 三感止音
今日は日本語訳が出て、、当時面影を演っていた時に品川さんから「これ読んだらいいよ~」と教えてくれたのがアゴタ・クリストフの“悪童日記”でした。 なんかスゴ~く衝撃を受けてハンマーで何度も頭を殴られた気分になりました。 3部作を読み。。 何か違う世界へ自分がどんどん嵌っていくような気分になり・・・すこし世の中の見方が変わりました。 久しぶりに読みたくなって・・本棚ゴソゴソ漁って。。再度読みました。 自分が子供もつ立場になって読み返して、、また歴史を再度振り返り、今を感じるようになって、、読むことで新しい感覚で堪能できることができました。

凄まじい文章・・・実際に子供が現実を書き記すかのような言葉。。 作者自身が亡命した経験があり、その体験の中で感じたことが文書を通じて。。悲惨な人を捻じ曲げるような、、人を人から突き落すようなそんな戦争中の出来事の中で生きるすべ・・そして現実離れしたこの主人公たち2人の双子の行動が、、よりリアルで事実かのように錯覚し、、モノガタリの中へどんどん引き込まれていきます。
倒錯した中で、、子供なりに考え。。学校も行かず(いかせともらえない・・) 2人だけで「勉強」をする。自らの規範を作り出すために・・「仕事」をする。生きるために具体的作業として・・ 「練習」をする。慣れにより、自分自身を他者の目で見る態度を身に着けるために・・・ 淡々と自分に課した事を繰り返す2人の行動が読んでいて背筋がどんどん凍っていきます。 ありえないような・しかし現実の中で生きるすべを自分達なりに解釈し、、どうするか、、大きく倒錯した人を創り上げるシステムがこの中に刻まれています。戦争という体験の中、、異常な世界で、、どう生き延びるか。。 ありえないことが現実として行動に移され・・・全ては生きるために。。 自分が良ければ・・・他は関係ない。 自分を守ることだけを中心に。。 愛情に飢えすぎ枯渇した心に刻まれた「残忍」「残虐」「非人道」少し前のこの日本だって・・・同じような現実が目の前にあったんだすよね。 

まだまだ続く不安定な世の中。。。戦争は日本に起きていないが。。震災や原発事故という異常な中で、、だからこそ、、お互いが協力しないといけないのではないでしょうか? 瓦礫の問題も。。。自分のところでは関係ない! 放射能危険と・・・もっと真実に目を向けて自分さえよければ関係ないのか? 明日は我が身です・・今日本中どこに大きな巨大地震が起きてもおかしくない中。。もっともっと日本国中で国民が考えなくてはいけないのでは? 今反対している人が自分のところが大きな震災に見舞われて同じ状況になって反対された時の気持ちはどうなんでしょうかね。 東北の瓦礫の中から死ぬ思いで復興されている方の立場で考えないと・・・自分さえ良ければ。。っていう発想の時ではないでしょ。 もっと迅速に・・・対応しないと、、 もうすぐ震災から1年。。こんな瓦礫処理の状況で、、今年も夏を過ごさないといけない現地の状況をどこまで理解し、瓦礫反対の方は言っているのでしょうかね。悪臭。。ホコリ・・瓦礫を見ることでの精神的苦痛・・・ 人の立場でお互い協力して、、、 

「仕事」も「勉強」も「練習」も・・・やり方次第で大きく変わる。。自分さえ良ければ、、自分さえ儲かれば、、自分さえ豊かになれば・・では、、全く意味がない。。 経済=経世済民 から生まれた言葉でしょ。 しかし永田町も霞ヶ関も悪童しかいね~のか?という感じですね。 知恵あっても国民を騙すことしか税金を多く搾取することしか考えない。。そして自分達は天下りなどで生涯使い切れないような財を手にして・・・ お互いで甘い汁吸ってるから、、反対、廃止っていったって・・現実にはカタチだけ。。。 凍死や餓死がニュースにでるような中・・高級官僚や政治家はヌクヌクと暖かい場所で豪勢な料理を堪能し。。。 「悪童」だらけの世の中・・・か。戦後60数年。。国家にならず悪童が自分のやりたいように・・餓鬼のレベルの発想でここまで進んできてしまったんですかね。この国は・・

いよいよ限界・・・おもいっきりぶち壊す時です。 一人ひとりが立ち上がって! メディア洗脳・マスゴミ洗脳を払いのけるために「勉強」し「仕事」し・・・「練習」し、、自分を高めていかないといけないですね。 誤魔化されないように。。自分達から必要以上に搾取されないために・・・

追伸 昨年作者のアゴタ・クリストフさんはお亡くなりなっていました。 ご冥福をお祈りいたします。


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食king(4)「覚悟を決めてその地に根づく」

2012-02-20 | 食king
さて今日は『食King』です。 このお店も大好きです。株式会社HUGEが運営する。銀座 Restaurant DAZZLE です。飲食業界で大変有名な新川義弘さんが経営されるお店ですね。 新川さんはグローバル・ダイニング時代西麻布の権八で当時の小泉首相とブッシュ大統領を接客したサービスのプロとしても有名ですが・・・その新川さんがグローバル・ダイニングを退社されて立ち上げたお店がこの DAZZELです。オープンした時から何か大切な食事はここでするようにしています。 銀座の地に相応しい宝石箱をちりばめたような店内。。ちょっとした仕掛けもあり、、入店から私たちを楽しませてくれます。 2階分の吹き抜けの広い店内で心の優雅に・・・至福の時間を楽しませてくれます。 新川イズムが至る所に注入されていますが。。。 まず根本の考えとして、自身のお店が「街の資産」になっているか・・という点で覚悟を決めて出店されている点。。通常より長い契約で大家さんと契約を結び。。自分たちが覚悟をもって街の彩りの中に溶け込み愛される店創りをしている信念を貫いているようです。 このお店ももう7年くらいになると思いますが、、銀座に愛され、、多くのリピーターのお客様が通い続けているのではないでしょうか。。


この『食King』では。。家では味わえない・・わざわざ行ってお金を払いたくなっちゃう、、そんな価値を私自身が感じるお店を書いていますが、、味もそうですし、お店の雰囲気、、そして人! このサービスならお金を払っても受けたいし!このお店だったらどんな人に紹介しても自信を持って紹介できる! という視点で決めていますが。。特にこの新川さんがやって行こうとしていることは、これからのサービスの在り方の基本となるでしょうね。このレヴェルが基本。。これぞ接客 THE接客! の基準になってくるでしょうね。 さり気なく相手を感じどう接するか。。心地よい気持ちにさせる。ちょうど良いタイミングでの声かけ。 情報。。 もちろんカシータのようなこれでもか~的なサービスも時には、心のオアシスを満たしてくれますが、、日常の中でちょっと非日常で。。しかしさりげなく溶け込むサービスを感じるのはこの、、DAZZLEの方が好きです。 そのシーンに合わせて使い分ければいいのではないかと。。。 ちょうど最近 Milesの“Milestones”を書いていましたが、、このDAZZLEは“Milestones”のようなお店と感じています。 


これまでに無い新しい接客の良さやお店の雰囲気もありますが、、メシヤとして原点。。食を楽しく美味しくお腹いっぱいで満足という部分もきちんとあって。。新川さんが「基本メシヤのおやじですから・・」という発言に原点を知り、、しかし飽くなき挑戦によって新しいスタイルを築き上げる意志がお店お店にメロディーとなって流れているようで、、そのメロディーをお店側のスタッフとお客様が一緒に奏で・・最高のオーケストレーションを創り上げるみたいな感じが蔓延し、、こちらも心地よく・・・優雅でHAPPYで時間を過ごせると感じます。

日々店員の方も議論し合い・・・お店の進化を深化させ、、お店の真価を発揮している。。それが多くのリピーターを生んでいるのですね。こんな不況下で大変な時期だから・・・心のオアシスとなるお店が灯りを灯し迎えてくれる。。そんな心の栄養を補給するのに最高の一店でしょうね。

サービス業や接客業を行っている方が是非、一度DAZZLEを体験されることをお勧めします。

そんな新川さんの思いがギュッと詰まった書籍がこちら・・・・

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