YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

どんな状況でも自立できる人になる

2011-12-25 | Miles Davis
もう今週で激動の2011年が終りですね。早かったと感じる方と長かったと感じる方も・・・締めくくりの1週間。。Miles の本日の作品は“Blue Haze”です。1953年と54年録音された作品のオムニバスAlbumですが、、Kenny Clarke , Max Roach , Art Blakey の三大ドラマーとの共演を1枚で体験できることですね~ 1953年5月19日ヤク断ち前の演奏がMiles とドラムスがマックス、Charles Mingus(p) John Lewis(p) Percy Heath(b) のメンツ ヤクからの復帰後の54年3月15日の録音がMilesとドラムスがブレイキーで Horace Silver(p) Percy Heath(b) 54年4月3日の録音がMilesとドラムスがケニー、Dave Schildkraut(as) Horace Silver(p) Percy Heath(b) のメンツですねパーシーのみすべてに参加し、その屋台骨を支えるドラムスによって色が変わりますし、Milesの音色も大きく変わります。やはり個人的には、ブレイキーが煽り、、ホレス・シルヴァーが強烈に弾けあう合う音が好きですね。コレデモカ~の応酬と答応。。またこのAlbum は1曲目以外はマイルスのワン・ホーンですね。マイルスの音を存分に堪能できる良さもあります。どんな状況でも楽器を持つと自分を頂点の状態へ誘い。。音を刻むMilesの大きな転換期の音を凝縮した面白い作品集になっているのではないでしょうか・・・・

大阪市も新市長がガンガンと変革し始めていますね~ 政府も役所も基本的には価値を生まない搾取からしか始められないトコロ・・・国民からの搾取をどれだけできるか・・・それしか考えていない。戦後ぬるま湯の中で米国の言いなりで国民を騙し続けてきた。しかしそろそろ終焉の幕が下ろされないといけないんじゃない! なぜ・・どんどん赤字国債を作ってマヤカシで国民を騙すのか? 自分達のコトしか考えない霞ヶ関と永田町・・・ 価値創造で経済を動かしている会社や国民の邪魔をするのはもうやめてほしいと思う。
なぜ、、どんどん自分達のズウタイをでかくして、、国会議員の数は減らさない給与も減らさない・・・あなたたちから経済活動を生み出すこと(価値を生みお金を作り出すこと)はできないのだから、、もっと自分達の身を削り、、どんどん民営化して任せてほしいね~そして国債の発行をやめ収支の合う黒字で運営できるように・・・仕組みを作り出すことが今一番必要なことではないでしょうか?自分達が良ければ・・ツケは未来へ・・俺たちは関係ない・・そんな方々は一日も早く永田町から、霞ヶ関から去ってください。。。 国民1人ひとりも政治に頼らず、、自立し自分で自己責任でもっとやらないとね・・・ 本当に困っている人にきちんとお金が回って・・ 来年は「辰」大きな篩がかかるよ。。色々な場面で大転換の一年になると感じるので・・・ 自立し生活できる、、頼らずに・・・ そんな選択を迫られる一年のような気がします。

あと今年も1週間・・・・来年に向けてそんなプリパレーションができるか・・


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映画が教えてくれたこと(37)-これぞ営業の極意-

2011-12-15 | Movie
山田洋監督の名作といえば・・寅さん! フーテンの寅さん織り成す人間模様は「感性」を磨くには素晴らしいテキスト。。その中で営業の極意を教えてくれる作品があります。平成6年に公開された“男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様”です。 寅さんが仕事に悩む甥っ子満男(吉岡秀隆)との会話のシーン・・・ いきなりセールスの仕事をしている満男に「おいちゃんにこのエンピツを売ってごらん・・・・」とテーブルの上にあったエンピツを差し出す。オドオドしながらエンピツを売り込もうとするが寅さんは「いらない!」と突っぱねる。「売れないよ~」と匙を投げる満男に、寅さんがエンピツ売りの実践をする。モノを売るではなく「モノガタリ」で売る極意がこの寅さんのトークの中に凝縮している。もちろん自分の家にあるエンピツに最後はお金を払おうとしてしまい・・・その場にいた全員が寅さんの魔法にかかってしまう・・・・。

この作品ができたのが1994年・・折しもバブル崩壊後のいよいよ坂道を下る日本経済の中で、、成長時代の「モノ」売るから、成熟・縮小時代の売り方が圧縮している作品です。世知辛合いお金にマミレ・・・自分さえよければ、、あぶく銭で浮かれた時代へ楔を打つかのように人と人の「感」を描く作品です。喜びも悲しみも胸躍らせることだ大事・・・だと寅さんは説く。

通り一辺倒な自社商品を売ろうとする発想はもう化石・・・・売る前に「得る」こと。お客様のことを「知る」ことそして創造力を発揮しいてお客様のことを考え仮説を立てる。お客様の良き未来を創り出すサポートをするのがセールス。。売ることではなく・・モノガタリを語り合い、最後に商品がついてくる発想で商談をどのように組み立てるかが重要。 しかしまだまだ「モノ」売りの比重が大きい会社がウヨウヨしている現実。お願いしますで頭の下げて、、何とかおこぼれにありつく。。そんな疲弊したセールスから脱却しないと。。
寅さんのように相手の「感」に響くように視点を変えて創り上げないといけないですね。そんな努力を怠って・・売ることに注力しかない会社はもう相手にされなくなるでしょう・・・・そして金額を下げる馬鹿げたレッドオーシャンの戦いでヘロヘロになる。 もうそんなことでは通用しなくなりますね。もっと勉強し知恵をつけて、、心を磨いて・・お客様の頭をそして心を震わせることができるように・・来年は「辰」しんとも読みます。しん=震であり、真であり、新である。 心震わせるようなセールスこと「真」のセールスであり、、21世紀の「新」しいカタチでしょ。

様々なことが学び自分を成長させ、セールスに自信をもって・・・お客様を訪問する。「売る」前に「得る」こと。 お客様の良き商談相手になること。商談の前に「相談」される人にならないとね。。。

この年末年始・・・寅さんでも見て・・セールスの原点を知り感じるのも良いかも。


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コンテキストに重きをおく

2011-12-13 | Miles Davis
先月より Miles の関連で書くことがおおいのですが。。レココレから出た、マイルス・デイヴィス デスク・ガイドが発売され、、目を皿のように読んでいる関係で、、そして中山康樹氏の“新マイルスを聴け! Acoustic 1945-1967”の影響で。。この2冊を捲りながら音の妄想を広げる。たまらない時間です。背景を知り、歴史を知る。。。その中でどのように音が生み出され、この録音に至ったのか?そんなことを感じながら1曲を味わいつくす。最高の至福の時です。 文章も会話もそう、、、表面上でわかった・・ではなく「コンテキスト」まで共有する。言葉が葉っぱのようにヒラヒラ舞い落ちるのではなく、言霊として心に響く、脳を刺激し合うようなことまで、こちらも意識して対応しないといけないと感じてます。
政治の世界で・・繰り広げられる言葉じりの揚げ足取り・・・そんなことで大切な1分1秒をムダにできるのか? 国民から選ばれ支持された代表の方々がこの体たらくの世の中。。。海外から嘗め腐りきった対応で右往左往。。「検討します」で言葉を濁して・・・アホか? コンテンツではなく「コンテキスト」までしっかり意識をしてコトバを発すること。。今のどじょうは不用意な言葉で揚げ足を取られないようにぶら下がりも拒否していますが・・・

少し話がそれましたが・・・そんなワケで、背景や歴史を感じ、、この50年代Miles を再度紐解き直し耳を傾け、息吹きを感じ音と会話を楽しめるようになっていきたいと感じます。そんな今日は・・・“Collectors' Items”です。53年と56年の録音はまとめられた、まさにコレクターアイテム的作品。53年は1月30日の録音で Miles の他に Sonny Rollins(ts) Charlie Parker(ts) Walter Bishop(b) Phily Joe Jones(ds)の面々の録音。ソニー・ロリンスとチャーリー・パーカーが競演。。で4曲。ヘロヘロに酔っぱらったチャーリーと刑務所帰りのソニーにまだまだクスリでまともではない Miles が織り成す不可思議な音。マイルスにテナーが2本でね。しかし音が出ると!!!!!!!!という感じ・・フィリー・ジョー・ジョーンズの華麗なるドラミングの上を優雅に音が絡み紡ぐ。。どんな顔でお互い演奏していたのかね~ へべレケの先輩を立てながら?そんなことはないよね~コノヤロ!くらいな感じかな~? しかしどんな状況でもこの力量でやっちゃう凄さね~そして56年の演奏は3月16日に録音されました。 Miles とRollins(ts) Tommy Flanagan(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(ds) という面々ですね。クスリから抜け出した Miles と力量が格段を上がり最高の音を奏でるロリンズに(サキソフォン・コロッサス録音3ケ月前)ロリンズ・グループのピアニスト、トミー・フラナガンを起用し、しっとりと暖かい演奏が広がっています。ラストの“In Your Own Sweet Way”の仕上がり、、トミーの奏でるソフトタッチのからかぶる Miles の音色。。ぽわぁぁぁぁ~と包み込んでいく感じが、自身の心の充実ぶりが垣間見える逸音。

良き音に身を委ね。。心を脳を活力化すること。心の幅を広げる事でよりお客様を受け入れお客様の本質に核心に迫る会話ができるようになるのではないかと感じます。「売る」気持ちが前面に出て表面の会話に終始し実の無い営業をするのではなく、その流れの中でのコンテキストを大事にし、その会話の中の文や言葉も意味を持たせて創り上げる事が大事ですね。コンテキストは、あらかじめ客観的に存在するのではなく、会話が進行するごとに形成されていくものだということです。これはフランスの人類学者スペルバルとイギリスの言語学者ウィルソンによる「関連性理論」と呼ばれる考え方のようです。 

表面だけをさらって分かった気にならず・・・理解するときに「背景」「事情」「歴史」など様々な集積が必要ですね。 そんな営業担当者が評価され重宝される時代だと感じます。


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三感止音『レゾンデートルを見出す』

2011-12-08 | 三感止音
今日は真珠湾攻撃の日ですね。1941年12月8日・・連合艦隊がハワイ真珠湾を奇襲?攻撃し、、アメリカの世論は戦争反対から一気に戦争へと機運を高め・・太平洋戦争(大東亜戦争)へとなだれ込んで行くことになります。日露戦争以降の日本軍の力が強大化(肥大化)し、、突き進むしか道は無くなってしまった。自分の身の丈を弁えず・・・朝鮮半島・中国本土などなど、そして満州へと拡大を目指した結果。白人どもの反感は増し、、アメリカに補給路絶たれ原油を初めとする原材料が輸入できなくなり。。アメリカとの全面対決へと・・・勝てるはずの無いアメリカに挑まざるを得なかった境遇もわかりますが、、、国民の多くを犠牲し、原爆まで落とされて、いいようにアシラワレタ戦争。そんな第二次世界大戦最中の不可思議な事柄を、、また斬新な観点で組み立てその謎に迫った作品です。 “THE WAR 異聞太平洋戦記”柴田哲孝氏の作品です。 時期が時期で、この月末には山本五十六の映画も公開されるので、、読んでみた次第です。内容は他からも聞くことができる内容も多く。その繋がりで描いているのか・・・と目新しことはなかったですね。都市伝説的に言われていることも含まれ・・・しかし私はあれから70年が経ち・・・本当の真実は等の本人達しか知り得ませんが・・・色々な仮説の中で、より伝わることの事実を真実を紐解いて行こうと考えるこの柴田氏の切り方は好きです。 今調べても疑問に思うようなこと?? なぜ真珠湾を中途半端に攻めたのか?叩きのめすレベルまで行うことができたのに・・・中途半端なところで断ち切って帰還させること。。ルーズベルトはホワイトハウスでお茶会を開き・・・今まさに真珠湾を攻撃しようとしているところを仲間と楽しんでいたとうことも。。。。 

山本五十六が米国との開戦を反対していたにも関わらず、、最終的には連合艦隊司令官に任務に就き。。「1年や1年半はアメリカ相手に暴れてみせますと・・・」(その後は知りません・・・)って。 そして自身はアメリカからの撃墜で命を落とすことに・・・ もちろん本当に命を落としたのか、、アメリカに亡命し別人の死体で誤魔化したか? アメリカ側のと密約を反故された日本兵に殺されたかもしれないし・・・本当にの真実はわかりません。 
幕末から明治維新でも暗躍したイギリスの陰、、今回もアメリカのとの屈託で、、事が成したこと。東京大空襲のことも原爆投下も実は軍関係者の一部は知っていて黙認していたのでは?と疑問に感じることも多々ありますが。。そんなことも柴田流の切り口で抉っていますね。

戦後も作られた事実として私たちに伝わることのどのくらいが本当の真実なのか? 今の世になって情報が簡単に配信できる時代と違ってマスコミからの一方的な事実を信じることしかでいきなかった時代の真実の捻じ曲げは凄まじいことになっていただろね。特にあの戦争時おいては余計に酷い状況だっただろうと。。。。。感じます。 A級戦犯も陸軍関係者だけでしょ。。。海軍は五十六が死んだ以外は米内だって井上だって・・戦後を生き抜いていますよね。おかしな話です。アメリカに媚びうる人は免除され、事実を捻じ曲げて伝えられた人のみが悪者として処罰される。。それも勝者の論理を振りかざして・・・バカげた不事実が本当の事実であるかのように。。。教科書にのり子供たちに教えられ続けるこの国。。。憂うばかりです。 

もっと歴史を学び、色々な視点で日本を考えるときですよね。江戸幕府から411年を向かえる2014年が大きな大転換・・・過去をしっかり学び「知る」こと、情報に流されない・・・マスゴミに誘導されない自分の中の考えや思念を持たないといけない時ではないでしょうか。。欧米諸国の言いなり、特に実行支配がまだ続いているともいえるアメリカとの関係を見つめ直さないと・・・いいようにしゃぶりつくされて捨てられるよね。吸い上げるだけ吸い上げて。。ポイ捨てされる前に、、日本のレゾンデートルを見出し、世界に示すことができるような国になっていかないと。。。政治が悪いって言っても最後は自分のスタンスだよ。自分がこの大激変の中でレゾンデートルを見出さないと・・国と一緒に世界からポイ捨てされちゃう時期が迫っているようにも感じます。 大きなターニングポイントである2014年に向けてあと2年。。来年は一人ひとりがどう行動し考動するときですね。


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一度「絶って」キレイに・・・

2011-12-03 | Miles Davis
昨日に続き本日は、マイルス・デイヴィス・オールスターズ Vol.2 でございます。 52年から2テイク 53年3テイク 54年6テイクです。どの年代もハイレヴェルな音粒達が私を夢遊の彼方に誘ってくれます。Miles はこの53年4月20日の録音の後、クスリ絶ちのため父親が持っていたイリノイの農場に籠ったということです。(自力で復活した?)54年3月に満を持してニューヨークに帰ってくることになります。

しかしこのVol.2も狂演の数々・・特に復活後の音。。“It Never Entered My Mind” の音粒たちの巧妙さ。。震える心の中を抉る心地よさを堪能できます。 54年3月6日に録音した時のメンバーは Miles と Horace Silver(p) Percy Heath(b) Art Blakey(ds) この凱旋復活録音には多くのニューヨークのミュージシャンが顔を出したようですね。(録音場所はニュージャージーのルディ・ヴァン・ゲルダー・スタジオ)その中で繰り広げられたこの高テンションの演奏。。。一筋縄ではいかない。。 Miles の実力がいよいよ大輪の花を咲かせることになります。昨日の Vol.1 と今日の2枚で生涯聴き続けられる名盤を味わいつくせますね。

原発も予想以上に大丈夫ですよ~的情報が小出し小出しに出てきますね。。メルトダウンからメルトスルー・・チャイナ・シンドロームには至っていない。。タブン・・・??? あくまでも予測地ですが。年内冷温停止が可能です!!!と言っておられますが。。いくらでも情報操作もできるし、ひた隠しにして・・もし何か出てきても因果関係は??? 御用学者が言っていますから。。 本当にこのままでいいのでしょうか? 残留放射能は東電の責任ではない!くらいにトボケタ回答をする東京電力の対応にあきれて・・・電力の握るという優位性からいつまでたっても殿さま上から目線商売の感覚は一向の改善することすら無し・・・言われてしょうがなく対応。。まっ他の電力会社も似たり寄ったりのバカ集団。。。自己保身自己利益の貪りで。。。政治と官僚と一部の既得権益を得た企業のなれないもたれ合い・・ズブズブ関係・・の結末からこれだよ。。千葉沖、茨城沖だって地震の予断を許さない中・・・もちろん原発あるところでいつM6以上の地震が起きてもおかしくない場所ばかりだけど・・・岩手・青森だってわからないよ~ こんな中で、、国民騙して・・・電力足りないから停電なっちゃうよ~ だから原発必要だよ~と洗脳・マインドコントロール・・・・・・ 増税の問題、TPPなど、、どちらかに目を向けさせて都合の悪い原発関連を隠してしまわなように、、しっかり様々な角度から観ることが重要。。

一度永田町・・・霞ヶ関を「絶ち」 きれいにしなくてはいけない時期です。年金や給与所得、、税の問題などなど官僚公務員様が一番いいような制度ばかりを押し通して・・・国民不在のお江戸政治も411年でやっとピリオド。。1603年から411年後の2014年。いよいよ本当に国民の政治の始まりとなれるのか。。。このままこの国が沈没するのか。来年2012年は大事な年です。

私たちの頭のキレイにクリーンして見つめ直さないといけないですね。 マスゴミに煙に巻かれないように・・・・


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どん底からの起死回生

2011-12-02 | Miles Davis
52年の Miles はクスリ漬けでヘロヘロで。。そんな状況でありシゴトも激減。。しかし Miles の天才性を見出していてブルーノート創立者アルフレッド・ライオンは前々からの口約束である“年1回のレコーディング”を実行に移します。そのブルーノートで52年53年そしてクスリ地獄から這い上がった54年ととんでもない素晴らしい音粒たちを残すことになります。そのトンデモナイ演奏が凝縮されているのがこのAlbumですね。 今回の Miles Davis(マイルス・デイヴィス・オールスターズ Vol.1) です。この中には1952年5月9日と1953年4月20日の演奏が収められています。
52年では Miles の他に・・ J.J.Johnson(tb) Jackie Mclean(as) Gil Coggins(p) Oscar Pettiford(b) Kenny Clarke(ds) の面々で録音。53年では J.J.Johnson(tb) Jimmy Heath(ts) Percy Heath(b) Art Blakey(ds) という布陣で音が作られます。人間地獄の時でもこんな凄いことができちゃうんですね・・・52年のヘロヘロの中でのこの音。。“Dear Old Stockholm”のこの音粒ですよ。そして“Donna”ですわ。凄まじい融合から生まれる至高の瞬間を感じます。

ブルーノート栄光の1500番台が Miles からってのがカッコエぇ~ですわな。。ビリビリ来ます感じますね。 心身ボロボロのはずが楽器にぎりゃ魂入るんですね。アルフレッド・ライオンとの男と男の約束を果たし見事なまでの音を紡いだマイルス。 しかしその過程で生み出される名音の数々。。 

52年の演奏もそうですが、53年のアート・ブレイキーとの創り上げも見事見事・・・1曲目“Tempus Fugit”そして“Kelo”ともう一音で脳髄をやられちゃいます。スペシャルですね。アンサンブルに気を使い音粒の混じり具合の良さが、、52年の溌溂さよりちょっと大人になっているように感じますね。 ドン底を味わったからこそ・・・見える風景が感じる風が空気が彩りが・・・ Miles の中で昇華されているように感じます。。

いよいよ12月、、今年の集大成として何ができるか。。与えられた1度の人生。毎日を感謝して生きること。。 どんな状況でも這い上がり懸命にやることで周囲の手も伸びてくるのではないでしょうか。 苦しい時ほど、前を向いて・・這い上がるあきらめない気持ちが重要ですね。 日々人生を過ごすのではなく「生きる」 どんな状況でもどん底でも「生きて」いる人は次なる切符を手に掴むことができるはずです。



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