「今すぐ逢って見つめる素振りをしてみても」

同時発売のsingle、、通算第31弾、、“涙のキッス”92年7月18日発売。。ＴＶ『ずっとあなたが好きだった』の曲としても使われまして、、シュラバとともにオリコン１＆２位を独占。。。。ということになりますね。
“真夏の果実”ほどのドップリ感ではなく、、ちょっと大人の恋の別れ、、少し都会的なニュアンスでさらりと、、、そのさり気なさはアレンジ力の賜物かね～　さらりとココロに舞い降りる感じが素敵です。。　♪今すぐ逢って・・「って」にメロディーが好きです。キャッチ～にフックがかかります。。　そして、、♪いつも笑った・・・ここのハラ坊との距離感。。。なんだろう。。。羽毛布団の心地よさ。。ハラ坊が入るととたんにSASですね。

さりげなさ。。。ソロのシンセの音色、、完璧ですね。。

片面は“ホリディ～スリラー「魔の休日」より”　サザンサスペンスストーリー、、“マチルダＢＡＢＹ”以降、顔を出すこの横浜～湘南海岸サスペンスストーリー、、ハードボイールド的だけど、、軽めのタッチで、、こんな楽しみもいいでしょ的。。間奏もちょっと映画音楽的で、愉しんでますね～　口笛の軽さも良いアレンジかと。。。

92年後半、、10月末大蔵省が都市銀行の不良債権が12兆3,000億円と発表。。佐川事件で金丸信・竹下登の関与が明らかに、、、「ほめ殺し」攻撃。。日本新党結成や小沢一郎らが「改革フォーラム21」結成。いよいよ政界の流動も激化します。。

言葉の使い方、、その２はフックですね。。昨日のキャッチな言葉＆ひっかかるフックを考えることも大事ですね。。　♪いますぐぅあって・・・のように、、言葉のひっかかりをどにように作るか。。　チラシのフレーズなども同じ。。「おっ」「えっ」「ほ～」とココロに引っかかる言葉を考えてみよう～

「修羅場穴場女子浮遊」

ちょうど1年ぶりのsingle発売となります。それも同時の2枚も発売してしまいます。。第30弾“シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA”1992年7月18日発売。。　出ましたクワタさんの生命線、、英語漢字のエロ路線。。。もう一級品です。バブル崩壊なぞどこ吹く風！修羅場潜り抜けて、、穴場潜り込んで、、男も女も浮かれ時代はもう終わり、、でも「ええじゃないか！！！！」的　突き抜け感がたまらないです。　クワタ式ラップ・・・表面は真似できても、、このセンスの本家はクワタさんですね～と感じる逸品。。　ＦＵＮＫのノリとアレンジ力！小林武史ココニアリ～
修羅場穴場女子浮遊・・・愛乃場裸場男子燃ゆ　恋人は美味なる多面体　　って・・・・・　ＸでもＹでもどっちでも最強です。。

そして片面は、、“君だけに夢をもう一度”トヨタの車のＣＭか何かでした。。こちらは正統派爽やか路線で、、サイダーが飲みたくなりますね～　Ｃ調・・調子ながら、、ちょっと大人で、、こなし感。。ＣＭが決まって作ったのか。。できてＣＭに選ばれたのか。。　ちょうど日産がイチローで押して、、トヨタもちょっと押された時期かな～　モノを売る時代、、ＣＭもスペックで売る時代が終焉を向かえ。。バブル後遺症で、、、キュっと財布の紐がシビアになる中で、、売り方も大きく激変を始めるのが。。。この時期からですね。

佐川献金問題で国会が揺れ動き。。金丸信副総裁が辞任。景気は下降期へ突入したと。。。住専の債務が約14兆円！と判明～　8月には３万円以上の高値とつけていた株価が、、1万5千円を割り込む（6年4ケ月ぶり)　こんな状況じゃ、、君だけに夢をもう一度・・・とは行かない状況まで。。更なる落ち込みを見せます。。

えっ！という意外性というのは凄く大切ですね。クワタさんの歌詞の組み立ては大変学びになります。。「一体何いってんの？」歌詞みて「エ～」と驚きと、、でも印象に残ります。。　いよいよクワタ流の確立。。バンドを離れ、、ソロを経験し、別バンドを経験し、、様々な体験が客観的に自分を見つめ、、強みを確立していくことができたのでは？と感じます。また、素晴らしい助言者（この時期は小林武史）などからの学びが、独自性を構築することに一役買っていますね～

私達も自分の勝利の方程式をどれだけ作り上げるかが大事ですね。強かに、、あざとく。。。。

「太陽待ち焦がれた‘浪漫人種’」

91年はAlbumの発売も無く、ツアー＆イベント用に、、いっちょ曲作りましょうか的、、発想で。。第29弾single“ネオ・ブラボー！！”91年7月10日発売。　またまた前後の流れ無く。。ショウガナク作ったか。。と感じてしまう王道組み立てとりあえず感満載、、　ムクちゃんの療養期でバンドから離れたコトもあり。。完全にイベント用に取り繕い感が滲み出ています。。

圧巻は、、片面の“冷たい夏”　“真夏の果実”からの流れ。。夏悲しい曲はやはりクワタさん独壇場！　この少し黒っぽい雰囲気で枯れ行く夏の風景を描写し表現する、、実験的なコーラスやフォーク・ロック的サビの活用の仕方など、、妥協の産物ではないホンモノの輝きが見える秀作ですね。。

そんな91年。。1月湾岸戦争が勃発。。日本も支援を求められ90億ドルの追加支援＆自衛隊輸送機を派遣。。東京の新都庁の完成もこの年。4月小沢さんが自民党の幹事長を辞任。。いよいよ景気の減速感を政府が発表。11月には海部さんから宮沢総理大臣が誕生。税収不足を発表。登校拒否の子供が過去最高へ、、、、、ココロは貧しく、、しかし身体（体格）は大きくなり男子13歳で女子11歳で90年前の20歳と同じになる。補填損失なんてのが流行語へ。　ＴＶでは月９ブーム頂点へ。。。「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」などヒット。。。

太陽は湾岸戦争か？？戦争を待ち焦がれた利権がらみに方々・・・アメリカは不況の改善策は戦争とばかりに10年周期で、、コトを起こす。東西冷戦の無くなった今。。ターゲットは中東。　自分がよければ、、の浪漫人種は、、闇へと流れる。そして夢なき時代へ。。。アメリカがこの戦争をキッカケに息を吹き返し。。日本はどん底へ・・・90年後半のＩＴバブルへ向けて、、アメリカは好景気を迎えます。そしてＩＴバブルが萎むと９.１１テロそしてアフガン・イラクの戦いへ・・・10周期でコトを起こす。。
浪漫ではなく「豊満」主義で、、自身の保身を守るヤカラが動かしているこの状態。。。。　日本は闇の90年代へ・・・・

「四六時中も好きと言って」

80年代に終わりを継げ、、時はいよいよ90年代、、この10年でいよいよ1900年代が終焉するという終末年代へ。。。。
そんな90年のスタートは、1月13日に9作目のAlbum“Southern All Stars”前作からなんと約4年半ぶりに発売になります。。そしてクワタさんは映画制作へと、、そんな映画“稲村ジェーン”の主題歌として発売されたのが、、第28弾single“真夏の果実”90年7月25日発売。
90年代幕開けにして最高傑作のバラード。。。まさにこれからの時代を映す鏡のように、、、　ハープのような音色のイントロ、ヒロシさんのブラシドラム。。。　海岸にポッかり佇む主人公。。。　そして最強のサビ。♪四六時中も好きと言ってぇ～のメロディ・ラインとハラ坊のハモリ、、涙が本当に出ます。。凄まじい構成。　波の満ち干き、、揺れ動く心情。。嗚呼、、刹那。。　よい曲です。映画は、、よくある青春ムービーで、、でもこの曲は映画１本分の価値が。。。と感じるくらい。

片面はこれまた世界最強のハラ坊出現　ナチカサヌ恋歌の武道館Liveバージョン！！　凄まじい～こんな染み入る歌があるかっ！という完成度。。Liveでここまで演じる凄さ。。オソルベシ。。。こんな気持ちにＣＤを通じてなるということは、、この曲をLiveで聴いたときの感情はいかばかりか。。。　荒ぶ心へ愛の鎮魂歌。。　自分のココロが荒れているときはこの曲を聴けば、、自分の怒りが、、ちっぽけで馬鹿がげているようにも、、感じます。　仏様の声のようですね。。。

90年。。。バブル崩壊前夜の日本は浮かれ頂点へ。。地価高騰は最高点へ。。金融番付で住友・第一勧銀・富士が上位３位独占。世界大企業番付　トヨタ６位　日立製作所９位へ。。ゴッホの絵を125億円で落札したり、、海外渡航者が初めて1,000万人突破。　ちびまる子ちゃんＴＶ化。「ＮＯ」と言える日本などが売れました。　しかし。。。いよいよバブル崩壊へと。。。

いつも好きとお客様のことを思えるか。。四六時中も、、考えることが普通になるか。仕事も遊びも考える脳は同じ。。四六時中私達は仕事もしてるし遊んでもいるし、、四六時中「妄想力」で、、好きと思ってもらえる方法を常にかんがえなくちゃね～　

「性行為と同義の蜃気楼 In 1965」

89年3作品。。ラストを飾るのが、、通算27枚目single“フリフリ’65”89年11月21日発売。。
スパイダースの“フリフリ”が発売されたのが、、ちょうど1965年。。。製作者ムッシュへのオマージュ的なタイトル。。　モンキーダンスが似合いそうな。。クワタ・バンドでもやっちゃいそうな曲を日本語でやったらSASへ・・・・的な、、やっつけ感も否めない。。でも、、お得意の歌謡Rockエッセンスでクワタ流にまとめるのはさすが。。ちゃんと65年当時ぽい部分を残し、、蜃気楼ように煙に巻く。。組み立ては、、天才パクリ王のセンスですね。。流石！！！

そんな65年はクワタさんが監督した“稲村ジェーン”の舞台でもありますね。　65年と言えば、、佐藤栄作が前年11月から総理大臣に就任し、、国民を無視した日韓基本条約を締結し。。無償3億ドル・有償2億ドルの援助を決定したり、、戦後初の赤字国債を出したとしでも、、しかし11月頃から「いざなぎ景気」へ突入。。大阪万博の70年まで続きます。。。米軍が北ベトナムを攻撃したのもこの年。。初のエレキギターブームもこの年ですね～　戦後好景気で国民の気持ちが“フリフリ”と浮かれ。。ミニスカートが広まり、、「11PM」が放送され、、男子の妄想は、、蜃気楼のように、、ブラウン管の前に登場するのが、、まさに65年・・・。。

Ｂ面は、、“Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)”の武道館Liveですね。。89年、、いよいよバブル終焉の90年へ向けた、、最後の足掻き狂乱のバブルは蜃気楼・・・・儚き夢と終わるのももうすぐ。。。しかし、、世の中は浮かれ浮世の乱気流・・。

快楽はその場でさ冷めてしまう。。蜃気楼。。　まやかしでお客様をごまかしても、、長くは続かないですね。蜃気楼と思われないように、、お客様の立場で、、モノゴトを伝える工夫をしないと、、　生活者主導の時代は、、　お客様の選択からフリ落とされるね。。

「泣いたりしないで 大人になれない」

89年は案外精力的に曲を排出するSAS。。しかしクワタさんがあまり気持ちが入っていないことが感じるのが明々白々・・・しかしそんな気持ちとウラハラに、SAS初のオリコン1位を獲得するのが、、第26弾single“さよならベイビー”89年6月7日発売。もちろん1位の影に、この曲が映画の主題歌だったという『彼女が水着に着がえたら』-原田知世＆織田裕二主演・・・　
まっ正直、、得意路線を踏襲し、、洋楽エッセンスのサビを接着して、、歌詞は日本語と英語のミックチャーで、、できちゃった。。感が強いですね。　ソロを精力的だったクワタさんは、、「この程度」感・・があったのでは？

・・・なので、、この89年singleの片面は全てＬｉｖｅ曲という。。10周年記念武道館Liveからの選曲です。しかしこの“鎌倉物語”のハラ坊は、、丁寧に、、アルバムと遜色のない、「いつでもハラ坊」の安定感で歌い上げます。。　凄いね～　お子さんを出産し、安定した気持ちで歌い上げる“鎌倉物語”　マリア様の声のよう～に、、麗しい・・・

激動の89年。。昭和天皇の崩御に伴う自粛もだんだん緩んで、、新しい平成の風が吹き込んできます。。ＣＭでは「24時間戦えますか！」と目の下にクマを津作ってガンバルおとうさんの応援歌が流れ、、ＢＡＮＤブームの一旦を担う、、「いかすバンド天国」(通称いか天)が放送され、、深夜枠でもブームになりますね～・・・・　世の中にまたまた、、ギターを担いだ男のコやプリプリなどに触発されて女の子バンドウーマンが一気に増殖しましたね～　

♪悔しくて泣いたりした経験がどのくらいあるか・・・・　涙の数だけ、、心の容器が大きくなるから、涙の数が減ります。しかしたまには涙を流して。。　ちょっと成長。。。　悔しい思い、、悔し涙が　あなたを大人にしてくれます。。　本音で本気で、、必死に挑戦してみよう～！！　4月に入社新入社員はちょうど、、2ケ月が経とうと・・・　どうですか？　悔しい体験をどんどんやっていきましょう！　それが振り返った時、、、大きな成長要因だったと気付けますのでね。

「病める心に濡れたルーズなナンバー」

1989年は病めた年、、そんな時代を移し絵のように作られた25枚目のsingle“女神達への情歌(報道されないＹ型の彼方へ)”89年4月12日
クワタさん流のＡＶ女優賛歌か？　ちょうど時代は。。。宮崎勤事件で震撼していた時期、、、少女趣味の変質者。大人の女性を愛せないなど、、色々な報道がなされた時期。。　ダティーで暗い淫靡な世界が、、明るく健全なＡＶなんてカタチに変わってきたのもこの頃からですね。。キレイなＡＶ女優が誕生し、、、村西とおる監督の出現で、、「ナイスですね～」で脳みそカラカラのナイスな上っ面掬うような、、軽いノリで構築されていきますね～　鬱屈とした男の心を解放してくれたのが、、この時代のＡＶ出現だったかも、、？　そんな男の心情をクワタケイスケという個人のフィルターで上手く処理して、、表現し、、また少しダティーで突き抜けないもどかしさ加減を上手く表現しているように感じます。。。
まさに、、病める心に濡れたルースなナンバーです。。

Ｂ面は、、“Ｏｈ！ クラウディア”の横浜スタジアムLIVEバージョンですね。名曲はどんなカタチでも良いです。。

そんな89年昭和天皇が崩御され、、昭和64年1月6日で終わってしまいます。。そして1月7日からは平成の世の中へと変わっていきます。
4月から消費税がスタートしますね。。。　5月には中国天安門事件。。ベルリンの壁崩壊と、、いよいよ戦後続いた大きなモノがガラガラと世界中で崩壊し始めます。。昭和天皇に歩調を合わせたかのように6月美空ひばりさん死去。。　国会はリクルート問題で空転。。竹下首相の辞任と宇野内閣がピンチヒッターしますが、、たった60日ちょっとで退陣。。社会党の躍進・・・8月には海部内閣へと・・大きく揺れ動きます。。　平行して宮崎事件が頻繁に報道され、、そんな影でオウム真理教が宗教法人への認可が下り、、11月には神奈川で坂本弁護士一家の失踪事件が。。。。　いよいよ、、時は90年代へ。。

この年は松下幸之助氏や五島昇氏も亡くなっていますね。。昭和ＴＨＥ ＥＮＤ・・・・だんたんですね。。本当に。。

♪思い出は心に今もまたきらめくよ～　良き昭和の終わり、、減退ムードの平成へ・・・あれから20年失われたままで・・復調してる？

「偽りのシャツに ためらいのボタン」

“ＫＡＭＡＫＵＲＡ”製作後、、ハラ坊の産休もあり。。個人活動が優先で、、クワタさんとヒロシさんは、、ＫＵＷＡＴＡ ＢＡＮＤの活動で性を出し。。。やっとこさの復活がデビュー10周年に合わせて、、って言っても、、この新曲とツアーをやったくらいで、、あんまり活動したくなかったのか。。。そんな復活記念　通算24枚目single“みんなのうた”1988年6月25日発売です。。(デビュー日での発売)

いよいよ小林武史の登場です！　ここから何年かは、、クワタさんはメンバーより蜜月な関係で名曲を生み出していきますね。　小手調べな１曲がこの歌でやんす。　みんなでパっと盛り上がろう～と、、サビの部分はおなじみの片手ｏｒ両手で左右にユレ～で一体感ですね～まっ30代後半～40代のカラオケだと必ずいますね～この歌を歌ってグループが、、、
クワタさんはソロアルバムの製作が一生懸命で。。その流れで創っちゃった～的要素が強いですね。。　ハラ坊コーラスをふんだんに盛り込んで体面を保ったか・・・
しかし充実したソロ活動の流れがＢ面“おいしいね～傑作物語”で発揮されます。　どんより系ＦＵＮＫで、、おいしいねって。。業界を揶揄したこの歌詞と、、このおいしいバブル時代を小馬鹿にしたような感じが傑作で～す。。　全てが儲け主義で、、有り余る金を湯水の如く垂れ流す狂った日本が不惑で不憫で。。。。　都会の風の如く、、、吹き飛んでしまいます後２年で。。。

そんな88年。前年87年国鉄の分割民営化がスタートし、、地価高騰の頂点を向かえ、、防衛費はＧＮＰで１％を超え。。やりたい放題の中曽根首相が竹下登を次の党首へ・・11月竹下総理誕生。。昭和天皇の病気が心配され、、ニューヨーク株式が大暴落。。（魔の月曜日）凄まじい年ですね。。見事だね～
しかし、、バブル崩壊の足音はヒタヒタと、、、、、目の前まで影なく近づいてきています。。。　浮かれ気分の最終年とともに、、いよいよ88年に入り、、地価は市場最高値。　リクルート事件の発端が。。。　青函トンネルが開通し、瀬戸大橋開通、東京ドームが完成し、、　昭和天皇の病状いよいよ悪化。。消費税法案を強行採決。。　
昭和最後の１年。。。みんなで、、脳天気に馬鹿騒ぎ～　赤信号みんなで渡れば怖くない・・・・・・・

偽りのシャツを着込んで表面着飾って。。。ためらいのボタンをいくらかけても、、、掛け違いがおきますね。。　もう破裂寸前天皇の病状による自粛とともに、、いよいよ時代も国も政治も経済も、、、冷え込みへマッシグラ。。。　膿が噴出する1989年へと。。。。。

「いい女には Forever 夏がまた来る」

“ＫＡＭＡＫＵＲＡ”先行発売第2弾　通算23枚目single“メロディ(Melody)”85年8月21日発売
トンでもなく良い歌の一つ。。最高のメロディです。　君が涙を止めない～・・・美しい。。。　サビの言葉にやられた。。♪いいおんなには　フォレバぁ～　なつぐぁまたくるぅ～　この流れ、、フォエバーが何とかっこよく響くか！　いい女にはまた夏が来る。。。この情景。
そして字アマリの「君に乗る純情な夜がとぎれてく Oh, oh, oh・・・・」と完璧だっ　無情にセツナ。。感涙の展開。。　「誰かれ恋すりゃ　悲しみに濡れ・・・」　心へ押し寄せる潮の満ち引き。。。ヒロシさんのタム回しもセンス抜群。。ビートルズ、、“A Day In The Life”ばり、、

Ｂ面は前作に続き武道館Liveの“ミス・ブランニュー・デイ”これはこれでノリですが、、クワタさんは歌詞をアマリオボエナイので、、、90年に入ってからは、、必ず歌詞が前に出てから間違い少なくなったけど、、この当時は歌詞平気でめちゃくちゃだったりしましたね～

85年中期から後期は本当に「激」でしたね。。　グリコ・森永事件の終結宣言。。日航ボーイングの墜落事故520名が亡くなる最悪の事故。ロス疑惑の三浦和義氏の逮捕。テレビ朝日、、リンチ映像やらせ事件。ＡＩＤＳ世界的蔓延。。。阪神タイガーズ21年ぶり優勝＆初の日本一。　そしてバブルへの直接的原因、、Ｇ５でプラザ合意。。円高時代突入。。。

いい女、いい男　-表面的ではなく内面的に、、「いい人」から「なくてはならない人」へ・・・お客様にとって「なくてはならい人」へ進化できれば、、関係はＦＯＲＥＶＥＲ・・・・　いかにお客様から「いい女」「いい男」になれるか。。。　自分を磨いていけば、、必ず夏はやってくる。。。。

「波音は情事のゴスペル あの夏よいずこへ」

85年に入り、、SASは更なる大作のレコーデングへ取り組んでいました。そしてハラ坊のご懐妊が発表され、、全くお目出度い85年でございました。。
そんな難産Albumはなんと2枚組になるという情報がもたらされ、、いつもより節制して枚組貯金を行いましたね～
そんな無敵Album“ＫＡＭＡＫＵＲＡ”は85年9月15日に発売になりましたが。。その先行singleが5月29日に発売になります。通算22枚目のSAS王道湘南音楽の極み曲“Bye Bye My Love(U are the one) ”　異国情緒満載な湘南の砂が舞いそうなイントロから・・（はっと見りゃ湘南御母堂）って・・・何言ってるか分からないし。。。でもかっこよかったね～　この曲聴いたからAlbumには凄く期待を膨らませましたね～　　何かセツナなメロディ。。華やかな湘南の片隅で、、寂しい少年の性が、、でもそれを肯定して　♪「Oh, Oh, いいことだよね　You are the one You are the love You are the world・・・・」と唄いきって、、、しかも、、ユーアーザワールド～みたいになっちゃってるし。。。。　凄いすごい凄すぎる。。もう最強です。。　軽やかなエロを感じる。。少年の夏はいずこへ・・・・・・

Ｂ面は“Dear John(Live at BUDOKAN)”です。。まっ、、この曲は“人気者で行こう”でＯＫです。。曲のエンディングにザ・ロング・・・はいらないような気もします。。

84年が終わり、、85年が始まります。。中曽根首相は軍事力強化へ向けているようで、、その懸念が高まります。そんな中田中元首相の入院。つくば万博が始まり、、ＡＩＤＳ患者日本人第１人目が確認されます。　純金で多くの人を騙した。。豊田商事の社長が自宅で殺されます。。全国の小中学校で「いじめ」横行。。。　荒んできます心が・・・・

クワタさんの言葉使いのセンス。。　情事という言葉もこの曲で覚えました。刹那なんて言葉も。。。SASが教えてくれました。多感な高校時代のよき思い出がこの曲を聴くとフラッシュバックします。。。

営業で、、相手を過去へフラッシュバックさせて、その時の会話が弾むと、、契約率が上がります。そんな時　SASの曲は武器になりますね～50代、40代、35歳くらいまで。。。その時代その時代のSASの曲を押さえておくのは。。。契約率にもツナガリます。。