YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

No Problem!!~問題解決のために一歩を。。。

2010-10-31 | The Rolling Stones
1977年2月アルバムの発売権をEMIに移し、、新たなるスタートを順風に切ったはずが、、、キースがトロントの空港でヘロインの痕跡があるとして、、捕まり、滞在先のホテルから22グラムのヘロインが発見される。。その量があまりにも多かったため密売容疑で逮捕される。(カナダでは麻薬密売は終身刑もある)そんな最悪の状況に陥ってしまった中で始まったニューアルバムのセッション。。時代はパンク・ムーヴメントが吹き荒れる中、、そしてディスコ・ブームも吹き荒れ、、Stonesも一歩間違えば“過去の人?!”となってしまいそうな中、、「More Fast Numbers」と仮タイトルが付けられて、セッションが進んでいきます。

ロン・ウッドの著書(俺と仲間[ロン・ウッド自伝])の中で・・・・
 ストーンズは常にある種の遅れを中心に組み立てられていた、ユニークなスタイルがあった。キースがギターで弾いた何かをチャーリーがドラムスで追いかけ、ビルがベースでチャーリーからほんのわずかに遅れてついていく。その「人間の作るリフ」と俺はそれを次のレベルへ運び、今では俺たちはいつだってやっている。それには相当な集中力が必要とされる。たくさんのプッシュ&プルがあるからだ・・・俺たちのギターの相互採用、その冒険は今も進行中だ。多くの曲がスタジオで組み立てられるとき、曲の絵を描く必要にかられて生まれる。そしてそれをライヴという設定で再創造するわけだ。 その中このアルバムに含まれる“Beast Of Burden”をロンは上げています。。。。


そんな時代を吸い込んだ、そして無事に恩赦となったキース。。。パンク・ロックへの回答のような攻撃的な曲も配した“Some Girls”が発売となります。1978年6月9日。。発売と同時にまたまた問題となったのが、、ジャケに使用した往年の有名人女優のフォトが肖像権侵害などで訴えられ、、、メンバー以外の顔が塗りつぶされるコトに、、、マコトに残念。。そしてサエてるギターリフ一発~というような曲がなくなり、、ウネウネと絡み合う3本のギター(ミックのギターもキラリと光る音を紡いでいます)のアンサンブルがStonesの「音」へと進化していきます。またまた。。“Miss You”のようにディスコ・ミュージックとの融合もサラリとやってしまい。賛否はお構いなしにドンドン融合し自分流へと昇華させるStonesの強みを遺憾なく発揮しています。。また、、もしキースが収監されちゃったら大変と。。。このアルバムのセッションで50曲とも70曲とも録音されたとか、、、一部は次のアルバムへと引き継がれていきますが、、そんな厳選した中の曲がこのアルバムには詰まっているワケですね。。

逮捕・保釈・裁判と・・・なんともいつもいつも危ない綱渡りのキースですが。。No Problem!とは今回も言えない状況だったんではないでしょうか、、、何とか、、終身刑を免れ、、チャリティー・コンサート開くなどの条件で保釈されましたが、、、これを期に健康的な。。。明るいど派手なステージで80年を暴れることになりますが、、、 何とも「運」も見方にできるのがスーパースターの条件ですね。
キースの逆境に比べれば、、私の抱える問題なんて・・と思えてきます。。キースも自業自得といえばそうですが、、色々な問題も「大丈夫」「何とかなるさ~」「どっしり構えて・・・」 自分自身に言い聞かせて行動あるのみですね。 何とかなるさ、、怖気づいてその場に佇んでばかりじゃダメ!とりあえず一歩を踏み出そう!! 

Miss You

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Love You Live な Life

2010-10-30 | The Rolling Stones
10月も最後の土曜日、、早いですね。。あっと言う間で季節外れの台風はやってくるし、、地球自身の目まぐるしく変化しているのか?人間の要素が強いのか??
さて、、今週の70年代Stonesシリーズ、、ロン・ウッドを迎えての、、熱狂のLIVEアルバム。。全編ロン・ウッドです。。
“Black And Blue”を4月23日発売し、、4月28日からヨーロッパ・ツアーに乗り出したメンバー。。キースの息子さんが誕生し亡くなったり、、キース自身もドラックで逮捕されたりと、、そんな中トロントのエル・モカンボで250人程度の観客の前でシークレット・ギクを行います。そんな模様を含めて、、、ついに発売“Love You Live(邦題:感激!偉大なるライヴ)”1977年9月23日です。

2枚組のボリュームで、、アメリカツアーとヨーロッパツアーの中から厳選された曲と先に行われた、エル・モカンボのギクの模様も収められた肉厚なボリュームです。。。ジャケは“Sticky Fingers”から久しぶりに、、アンディ・ウォーホルが担当。。内ジャケもいかにも!!素敵すぎます。昨年初回限定でSHM-CDで再発され、、音もグッと臨場感が増し、、ギクのように間近な音を堪能をできます。

イントロ“庶民のファンファーレ”から、、キースがウネル“Honky Tonk Women”がルージーに始まる。。ロンとのカラミも昔からそうだったかのような、、、カラミ具合。。一気にLIVEへ引き込まれます。。 この中の“Happy”のキースの声は涙なくしては聴けません。70年の混沌と先の見えない未来を吹き飛ばすようなROCKの真髄、、これぞお祭騒ぎの血沸き肉踊るステージ。。とメンバーの原点回帰の小さなライブハウスでのまた曲も自身のルーツを探るような選曲で、、、ひたむきに「音」を愛し、、魂の叫びを奏でる。。原点を見つめ、、未来を拓らく。。その姿勢こそがStonesの強さ。。 ファンクな香りを更に身にまとい。。新ギタリストのロンとキースの双生児のような音のカラミ、、2人で1人のような音の紡ぎ合い。。生き様の音を感じます。

お客様を「愛する」=LOVE どれだけお客様のことを思う仕事ができているか。
お客様思考    =YOU  あなた目線で思考できるか
お客様密着    =LIVE 常に新鮮で新しい情報をライヴ感覚で。。。

そんな      =LIFE 人生のスタイルを構築していですね。
LOVE YOU LIVE な人生(LIFE)が理想です。

Honky Tonk Women (Sugar!!ミックの始まり方がカッコエエ・・・・)

 

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夜明け前が一番暗い・・・

2010-10-29 | The Rolling Stones
ミック・テイラー脱退後の新メンバー探し&レコーディングが74年12月から断続的に始まります。『グレイト・ギタリスト・ハント』と名づけられたセッションで多くのミュージシャンが参加します。ウェイン・パーキンス、ハーヴィー・マンデル、ジェフ・ベッグ、ロリー・ギャラガー、ウィルコ・ジョンソン、ミック・ロンソンまで。。。そして75年3月30日ロン・ウッドが顔を出すことに、、前作でミックにインスパイアを与え、、キースを兄のように慕い。。。Stones加入は時間の問題。。。かと、でもFacesもあり、6月からのツアーはサポート・ミュージシャンということで参加します。。ロン自身のこの75年は2つのバンドを掛け持ちして「人生で一番忙しかった時期だと・・・」しかし充実した時間が、、ロンの心をStonesへと大きく傾けるのでした。そして12月ロッド・スチュアートのFaces脱退の声明があり、、晴れて、、The Rolling Stones のメンバーとなります。1976年3月。。そしてこのアルバム“Black And Blue”が発表されることに。。。1976年4月23日発表。。

セッションを兼ねてレコーディングが進められてきたので、、ロン・ウッドの他にハーヴェイ・マンデルやウェイン・パーキンスのギターも聴くことができます。しかしロンは入ることで、、まさにブラック(漆黒の闇)からブルー(夜明け)へ向けて新生Stonesが胎動し始めたことを表しているようで。。。ジャケのバックの青と見開き内ジャケの夜明けの前の雰囲気が最高です。。
1曲目“Hot Stuff”のファンクノリからスタートし、、レゲェナンバーの“Cherry Oh Baby”そして、、ロンがインスパイアでクレジットされている“Hey Negrita”やフリージャズナンバーのビリー・プレストンインスパイアの“Melody”など、、、より豊な、、彩りが添えられ始めました。。
そして“Memory Motel”という名作の誕生。。。。旅暮らしのミュージシャンが、海辺にたたずむホテルで女性との思い出を綴る。次なるミックとキースのカタチを見る事ができます。。 このアルバムのもう一つのバラード系“Fool To Cry(邦題:愚か者の涙)”で夜を徹しての仕事に疲れ、ようやく帰宅した男が、娘を膝にのせて幸せを感じながら涙を流す、娘はどうして泣くのかわからずに。。その哀感の音色に心を打たれます。。ね。

キース&ロンの絡み合う音の融合、、NEXTの舞台へ・・・・ 

悩んで考えて、、苦しんで、、耐えて、、でもでも夜明けは必ず来ますね。だからその前が一番暗くなります。でももがき足掻きした分必ず明るい夜明けが。。。目の前に訪れることを信じて。。 諦めない。立ち止まらない。常に一歩を踏み出すことが重要ですね。

fool to cry original (名曲です・・・・・)


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知識労働者へ進化できる?

2010-10-28 | The Rolling Stones
“Made In The Shade”が発売された同じ日、、アレン・クラインは60年代の未発表集を発表します。(デッカ時代の音源の使用権をいつのまかアレンが獲得していた・・・)それがこの“Metamorphosis”です。75年6月6日発売。。 訳すと、、(魔力による)私形の完全なる変化 (概観・性格・性質)著しい変化 動物変態 ・・・などの意味がでてきますね。 まさに ↑ ジャケのようですね。。 未発表集ということで、、A面がアンドルー・オールダム・オーケストラのセッションで録音されたデモ曲が中心で。。B面が60年代後半のアウトテイク集という内容。

A面は他の人に提供した曲のガイドボーカルをミックが歌っている感じで、、まっそこそこそって感じですね。B面はスティーヴィー・ワンダー作の曲あり、、ビル・ワイマン作曲のナンバーアリ、、ミック・テイラーやライ・クーダーも参加していますし。。“Family”は近親相姦がテーマだったり、、ミック主演の映画『パフォーマンス/青春の罠』のサントラ使用のStonesメンバー演奏ヴァージョンなど、、中々の秀作そろいですね。。

世の中が著しい変化をしている中で、、その変化にどのくらい対応できるか。。化石にならず進化を遂げ、、考え決めたことを「実行」できるかが求められます。。
営業を仕事としている皆様は「知識労働者」です。『考える“脚”』でなくてはならないですね。。時代に合わせて・・・お客様の「縁」を創り、「援」ができ「円」を作ることができるか・・・ 
さて、過去のスタイルを脱却し『知識労働者』へと歩みを進めて行きましょう!


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陰を読む・・・・・

2010-10-27 | The Rolling Stones
“It's Only Rock'N'Roll”を創り上げ、、しかし12月ミック・テイラーの脱退で74年の幕を閉じたStones。年が明け75年は新ギター・リスト探しが本格的に、、、新しいアルバム作り&オーディションを兼ねてのようなカタチで進んでいきます。そして6月からのアメリカのツアーではロン・ウッドをサポート・メンバーとして起用します。。 そんな中発売されたのが、、デッカ以降初のベスト・アルバム“Made In The Shade”75年6月6日発売。。“Sticky Fingers”~“It's Only Rock'N'Roll”の充実の4年間の音を凝縮です。

自身のレーベルを立ち上げて、、メンバー感の困難・災難をすり抜けながら、、新たなスタイルを確立し、、混沌の中から本質を感じ取り最高傑作を創り上げる。そして迷いの中でもがきながらも、、やっぱりオンリーロックンロール!!つべこべ言わずロックしようぜ~と胸を張って言い切ることができる。。たった4年間で10年くらいの進化を遂げているように感じます。

キースとミック・テイラーの完成されたウネルギター・サウンドとサポートメンバーのボーン・セクションやピアノの音色など、、厚みを増す音圧も最高点に達しています。。アルバム毎の堪能もいいですが、、このアルバムで流れを感じるのもいいですね。。

どの曲も今はロックの王道のような曲。。ロックにあこがれる子供が一度はコピーを挑戦したような曲が並んでいますが。。タイトルが『MADE IN THE SHADE』・・・陰製(直訳)って、、いかにもStonesらしいタイトルですね。。王道なのに、、日向ではなく日陰って。。。 意味深のワケの分からないジャケも良いです、、 男の人?女の人?? そして奥にピラミッドって。。。。砂漠で日光浴?そんな遊び心もいいですね。。

日の当たる場所だけ見ずに、、良く観ること。陽と陰、光と影、表と裏。。。本質を見抜くために「陰」にも光を当てること。様々な問題を表面でだけで捉えずに、、色々な角度から・・・考えてみる。仮説を立て、概念化して。。陰を光に照らして「本質」を観るようなクセ身につけて行こう~


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危機を乗り越えたから、、見えるONLY ONEなコト

2010-10-26 | The Rolling Stones
“Goats Head Soup”を完成させ、ヨーロッパツアーを敢行し、、次なるレコーディングへと、、しかしメンバーはこの繰り返しの生活にも辟易し、、そしてドラックまみれの体が気力も奪い、、特にキースはこの時期「血液交換」までやっちゃって。。。ミック・テイラーですらヘロイン中毒さながらの状況で、、しかしこの時のヨーロッパツアーの演奏の凄まじさはStonesのLIVEの中でも1,2を争うクオリティーだとか。。。ユニバーサルさんこの時期のツアーLIVEアルバムやDVDもお願いします。。
そんな状況で、レコーディングに選ばれたのが西ドイツ、、、南仏からジャマイカ、、そして西ドイツ。。ミュンヘンのミュージック・ランドです。 キースはレコーディングにも顔出さず、、73年11月13日から始まったレコーディングにはミック・テイラーまでが顔を出さない始末。。キースもドラックで酷い状態、、、、、ミックは最悪を考えギターリスト無しでの録音まで考えていたとか・・・

そんな最悪のような状況を救ったのが、、、この後、Stonesのメンバーとなるロン・ウッドですね。ロン自身が自宅に作ったスタジオに多くの気の合うミュージシャン達が出入りするようになっていて、、ミックもその仲間として顔を出すように、、、そしてセッション中に生まれたのが、、(12月4~6日)“It's Only Rock'n'Roll”の原型ですね。機能停止の自身のバンドではなく、、気の合う仲間達とのセッションで「音」の可能性を掴んだミック。。多分、、まだ大丈夫、何とかバンドとしてやっていけるんじゃないかな、、と確認できたのではないでしょうかね。 翌年1月14日からミック・テイラーも戻り、、新しいアルバムの録音が再開されてカタチになっり、そしてテイラーの逸品“Time Waits For No One”を完成させます。。 何とかレコーディングを終え、4月10~15日にミックの自宅スタジオで5月にはアイランド・スタジオでオーヴァーダブとミキシングが行われ、、ジミー・ミラーが去った後を、ミック&キース(グリマー・ツインズ)としてプロデューサーも兼ねるようになります。
アルバム)“It's Only Rock'n'Roll”は74年10月18日発売になります。ミック・テラーの活躍も輝かしのですが、このアルバムを最後に12月でバンドを脱退します。 置き土産ともいえるこの作品に鏤められたセンスの数々がまさにROCK’N’ROLLですね。。

逆境を乗り越えたからこそ、、自分達の「やりたい事」を大事におもいっきりやればいいじゃん~ 「たかがロックン・ロールだけど、オレはこいつが大好きなのさ!」これぞ、、、心からの叫びですね~

昇りもあれば降りもあれば、、まさかっ!!もある、、そのときそのときの心構えで、、危機だからこそ、、しょ気ていないで、、前向いて、、また環境変えて、仲間変えてみて、、動くことで運も動くよね。。 どれだけ汗かいて(頭と体と目から)。。いい汗全身にかいて「運動」 大好きなことをトコトン・・・ONLY ONEと言えるくらい。。


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常に試行錯誤でいいんじゃない

2010-10-25 | The Rolling Stones
先週の「赤&青盤」発売から73年モノで書いておりますが、、“Exile On Main ST.”発表後のStonesは、、72年6月3日よりLIVEツアーを敢行し、、(このLIVEツアーから“Ladies And Gentlemen”や“Cocksucker Blues”などの映像が作られますね~)ツアー後11月25日から新しいアルバムの製作に取り掛かります。。前作の一般からウケが余り良くないことを受けたのか、、何とジャマイカのキングストンでのレーコーディングが開始されます。そして完成したのが“Goats Head Soup(邦題:山羊の頭のスープ)”73年8月31日発売です。。

正直現在のこのアルバムの評価は過去4作に比べ、、高いものではありません。。ね。 しかし、ミック・テイラーとキースの絡みは最高潮、バンドの音にも完全に馴染み、、曲によってははっきりと自己を主張するような力強さを感じます。また、ジミー・ミラーのプロデュースも最後のアルバムになりますね。。68年~72年のStonesの成長の影の立役者であるジミー・ミラーがこのアルバムでバンドとの別れを告げることになるのも、、このアルバムの価値はあるようにもね。。
そしてサポートミュージシャン、特にピアノ・キーボードでニッキー・ホプキンス、ビリー・プレストン、イアン・スチュアートの活躍がこのアルバムを生かし輝かせていますね~

1曲目“Dancing With Mr.D”のまた妖艶なオープングから幕を開けます。。インナージャケの山羊の頭のスープをグルグル回している老婆が悪魔の媚薬を作っているかのようで、、その横で、、悪魔とミックが踊り狂う・・「D」はデヴィルのDですね。。(インナーの山羊の頭のスープの絵が表のジャケだと凄かったようにも感じますが、、現状の ↑ のジャケだと黒魔術の顔隠す占い師に見えなくもないですが。。タイトルとジャケ写真が合わないようにも感じます。 こんなあたりもこのアルバムの評価へ繋がってくるようで。。。
2曲目“100 Years Ago”では、ビリー・プレストンのクラヴィネットの響きとミック・テイラーのワウワクが堪らないですね~心がクワックワ~とエアワウで楽しめます。。 4曲目も最強です。。ここでのプレストンの演奏とミック・テイラーの音の融合が、、凄まじさを醸し出し、、ホーン・セクションが艶やかに絡みつきます~(このアルバム一番名演では・・)
5曲目の“Angie”は。。デヴィッド・ボウイ夫人のアンジェラのことを唄ったと、、、ニッキー・ホプキンスのピアノがバンドの音をグッと引き締めて曲に悲しみの彩りを添えます。。。 -じっくり聴くと本当にバラエティー豊かなアルバムです。。


前作で相当の自信をもったミックとキースですが、、評価が良くなかったこと受けて、、果敢にチャレンジを続けます。鍵盤の活用、楽曲としてのクオリティーを高め、、曲の幅を広げる。。自分達の色々な側面を引き出し、光を当てながら研究していく。。試行錯誤しながらでも「柱」を見失うコトなく。。。トコトン試してみることも必要ですね。
ナンダカンダ言っても、、音楽が全てだから・・・ 愉しもうぜ!!楽しもうよ~ とミックが言っているようで。。。。

1973 dancing with mr d

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魂のごちそう、、を与えてます?

2010-10-24 | 70's
昨日のBowieのアルバムと同時期に発売になった、、これぞROCKで魂の雄叫び! Iggy Pop です。そんなイギーの名作が Legacy Edition で発売になりました。“Iggy Pop & The Stooges [Raw Power Legacy Edition]”でございます。。。 ボウイリミックスの復活です。 97年イギーのリミックスでの再発も良いですが、あの時代の風を感じることができるボウイミックスも良いのでは、、聴く側の感覚なので、、あっちが、、こっちがでは、、気分に合わせて自分の魂がゆさぶるDiscを聴けばよいだけで・・・・・。また、2枚目のディスクでは73年10月にジョージア州アトランタのリチャーズで行われた初出のライヴ音源が収められています。。そのクオリティとハイテンションは、、凄まじいですね。。感動の音源がまだまだ残っているんですね~ 放出される魂のボルテージが最高潮になる瞬間が凝縮されています。。。。。。

72年にボウイの事務所であるメインマン・プロダクションにイギーを向かい入れ、空中分解したバンドのメンバーを集め、ジェイムス・ウイリアムソンをギターに向かいいれます。。そしてアッシュトン兄弟の必要性を感じ、サイドリズム隊として向かいいれます。。そんなメンバーでリハを繰り返しながら創り上げたのがこのアルバムですね。

重厚なウイリアムソンのギターとイギーの雄叫びと野太い声のカラミ。。。吐き出すパワーこそ、、重低音の心(魂)に響くパワーではないでしょうか・・・。

癒し系などと、、リラックスしてゆったりとした音楽を聴くことも気分リフレッシュになりますが、、、こんなヘビーでパワーある音を大音量で聴けることも最高の癒しですね。。
自分への魂のごちそうを与える・・・私の場合は「音」しかも配信ではダメ・・・・CDやLPや、、モノの実感があって、、解説書を眺め関連文献を見ながら。。。CDの「音」を心底身体に擦りこませるように。。。最高のご馳走です。。。こんな時間があって、またその気分転換があたらしい仕事のパワーになるのではないでしょうか?

自分への魂のごちそうを与えていますか? 魂を乏しくしないように・・・・

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“Drive In Saturday”-どんな道(未知)を進む?

2010-10-23 | 70's
「赤盤」「青盤」が発売となった73年4月、、英国を一世風靡していたのが、、David Bowieですね。。グラム・ロックの雄として妖艶で怪しい、、両性的なヴィジュアル「魅せる」ロックをマーク・ボランとともに創り上げました。そんなボウイのグラムロックの極みとなったのが。。“Aladdin Sain”ですね。(73年4月13日発売)予約だけで10万枚を数え。。ビートルズ以降の最速を記録したとか・・・。
印象的なジャケ。。。パナソニック(当時の松下電器)のマークからインスパイアされたとか・・・・ 斬新なジャケと排他的なイメージ、、キワモノとしてアメリカから受け入れられなかったボウイが徐々に受け入れがなされるように。。前作の傑作“Ziggy Stardust”wを経て、、この作品へ至り、、イギーやルー・リードのアルバムプロデュースを経験し、、様々な才能を開花したそんな輝ける時がこのアルバムの中に凝縮しているように感じます。

1曲目の“Watch That Man”などもSTONES的香りが漂ってますね。。ミック・ロンソンのギターはいいね~妖艶ボウイの表現力を現実化する最高のサポートメンバーですね。。そして一変デカダンスの馨り漂う“Aladdin Sain(1913-1938-197?)”へと・・・中世ヨーロッパの怪しい魔術的な雰囲気とピアノのマイク・ガースンのセンスが光ます。。ボウイ美学の感性形(完成形)を創り上げたのはマイク・ガースンの力は大きいですね。
そして3曲目の“Drive In Saturday”と、、アメリカツアーを通じて体験したことが歌詞にも反映されているようで、、 4曲目“Panic In Detroit”はまるでSTONESの“Sympathy For The Devil”ですね、、もちろんSTONESの“Let's Spend The Night Together”もボウイの解釈で演奏されてますし、、 ミック・ジャガーはボウイから「魅せる」影響をかなり受けたと感じますし、ボウイはSTONESの「音」から大いなる影響を受け、、そこにアメリカツアーでの体験が融合し。。このアルバムへと昇華したんだな~と感じますね。。

今回はそんなボウイの名盤の30thアニバーサリー・エディションで2枚組となり、、未発表やLIVEバージョンなども含まれ発売されたアルバムを聴きながら・・・ どこかへ行きたくなる土曜日でした・・・

今日のタイトル曲の暗喩として核実験のことが・・表現されていますね。ミックも曲の中に核に対する驚異や警戒感も表現していたりしますが、、、 力を武器で誇示しかできない低脳な人間達。。モノの豊かさは増えれど。。心の貧しさは進化していないのか??? 破滅の道を選択するのか。。未知への進化を受け入れ地球規模で人間を考えるのか?もっと争うことではなくそのパワーの方向を違う方へ・・・ 
どんな道を歩むのか大きな選択の時ではないでしょうか。。。これからの子孫のために。。。。。

The Jean Genie

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もう物質主義から次なる主義へ。。。

2010-10-22 | 70's
「赤盤」「青盤」が発売された年。。73年4月、、ビートルズのメンバーは個人個人の活動に精力を注ぎ・・・・
Paul ⇒“Red Rose Speedway”4月30日(US発売)
George⇒“Living In The Material World”5月30日(US発売)
Ringo ⇒“Ringo”11月2日(US発売)
John ⇒“Mind Games”11月2日(US発売)

そんな中、、世の中から隔絶し我が道を突き進んだのが、やはりGeorgeですね。「赤&青盤」の編集にも立会い。。自身の「モノ・カネ主義」への反発などを「音」とシタタメ、、哲学書のようなアルバムを創り上げました。
しかし上記のアルバムの中では一番“ROCK”してたりして。。 いいアルバムですよね。
気心のふれた仲間とともに、、穏やかに内から自然体に吐き出したいを想いがそのまま、、「音」へ昇華していますね。 目を閉じて、、心を開いて、、音を見て目で聴く・・・そんなアルバムではないか。。

ギターのクレジットはGeorgeだけなので、、全編に渡りギターも堪能できます。

70年に入りROCKが巨大化&商業化し、、巨大スタジアムなどで公演がどんどん行われる中、、過去化されようとしていた、、ビートルズが次の世代へも聴きやすく印象に残る曲が「赤&青」に収められ。。Paul以外は気の向くまま自由に、Paulはまだまだ呪縛の中から浮かび上がろうと。。。そんな状況を、、少し違った視線から、、ちょっと浮遊して眺めていたのがGeorgeですかね。。。歌詞をそんな視点で自分を見つめ、周りを見つめ。。世界を見つめ、、地球を見つめ、、、、、、 物質的満足を得ても、本当に心からの満足がなければ、人間として低俗な・・・今の時代をあざ笑うかのように、自身の欲やカネ儲け、、騙してまやかしでも。。。08年のリーマン倒産からの金融崩壊、、終わらない争い事。。お隣でも、反日、反日!!で低俗な自己チューな思考発想しか浮ばない乏しき人種。。(多分やらせも多いと思うけど・・・) 武器という力でしか人を抑えられない、進化しない脳・・・・。利権に群がる強欲野郎。 人間本当に変わることができない御馬鹿な生き物。。。 GeorgeもJohnも天国から笑ってるか、、嘆いているか、、諦めているか。。。。 
大きな転換期ですよね。 昨年仕入れた新型ウイルスのワクチンも214億円分捨てたとか。。一部の利権と政治家の一部の方ですよね。。。懐温かくなったのは・・・ 病気になるような食事斡旋して、、CM料金入るからマスコミも悪い情報は流せないよね~ そして病気・奇病になって病院かかって、、、クスリもらって。。クスリもらってまた次の病気なって、、 もうホトホトお馬鹿だね~

物質主義もいい加減に・・・・ ココロの目をしっかり見開いて・・・ 次なる扉を開く時。 来年は「卯年」う年の
卯の字は扉を開くの意味があります。いよいよ古い衣を脱ぎ捨てて、、大きく扉を開くか、、閉じたまま、、絶滅への歩みを進めるか。。いよいよ転換の時ですね。

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