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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

本当の冒険が始まる

2013-09-14 | Yukio Mishima
11.25自決の日を見たので、、、やはり三島をどんどん再読したくなりまして。。。三島と言えば新潮文庫ものが、、メインですが、今回は角川文庫より出版されている少し違う視点で三島を愉しめる作品などを、、、 と手に取ったのは「夏子の冒険」です。三島の作品として7作目の長編小説です。「週刊朝日」1951年8月5日号~11月25日号まで連載された作品で、単行本は51年12月5日に朝日新聞社より刊行されています。 1951年(昭和26年)まだ戦後から6年目の夏・・・昨年(1950年)より勃発した朝鮮戦争の激化される中、(7月10日に休戦会議が行われる)共産党は武装闘争方針を提起し、マッカーサーは朝鮮戦争で強硬策を主張しトルーマン大統領と対立し解任されてしまいます。。。「老兵は死なず、消え去るのみ」という言葉をマッカーサーは残していますね。この51年の1月に第一回紅白歌合戦が行われ、名古屋から登場した「パチンコ」が全国で大流行を始めます。テレビの初実験放送が開始され、民間ラジオ放送が始まったり日本初のプロレスの試合(力道山対ブランズ)が行われました。そして9月4日にはサンフランシスコ講和条約が開催され、対日講和条約調印、日米安全保障条約に調印します。(首相は吉田茂)この時社会党は賛成する右派、中間派(書記長浅沼稲次郎)と左派に分裂します。 こんな戦後の引きずりながらも、日本として再度世界に復帰できた分岐点でもあります。。そして朝鮮戦争の特需を受け、少しずつ国民が余暇を楽しみ、、欠乏欲求から少し価値欲求を感じ求めるような時代でした。

そんな中で登場したこの作品のヒロイン「夏子」まだまだ連合軍の配下で女性の大学進学率が低く、良家の娘は高校や短大を卒業すると「良縁」を待つことが一般的でした。そんな中でこのヒロイン「夏子」の破天荒で通常の恋愛に辟易し、心トキメク男に出会えない為・・・出てきた発想が「修道女になる!」でした・・・一度言うと聴かない娘は函館の修道院に入る事を家族に宣言し実行に移してしまいます。。。その函館へ移動する連絡船で出逢った・・夏子が求めるべき目をした理想の男性「井田毅」そして井田の計画を聴き、、、「私も熊を退治に行く~」と毅を説き伏せてしまい、二人で熊退治へと向かう事になります。 この二人の関係がその中でだんだん深められる中で、、脇を固めるコミカルな三人(夏子の歯母、祖母、叔母)が醸し出す、これまた世間知らず珍道中、、、、この対比が織り成す色彩が、、また違う三島の作品として輝きを放ちます。。

まだまだ東京の人からみると「外地」北海道を舞台に、、、(ちなみに私は北海道出身なので東京の事を「内地」と周囲の人は言っていました)その少し現実から逃避できる不思議さ漂う北海道。。。そして修道院、、 そして四本指の巨大な熊・・・ その熊退治に心を燃やす男と破天荒な都会娘。。 当時東京に住んでいた方には、現実感と非現実感の狭間の微妙さ加減が心地よかったとの同時に、女性からみると美しき完璧お嬢。そして良家の娘という庶民の憧れの世界を、、面白く描く三島に心トキメク感じを溢れさせながら読んだのではないでしょうか。。。1953年には映画化されています。
新潮文庫の数々の作品と違い、、優雅で笑える、、心の拠り所になるような作品が角川から出ています。こんな側面も観ながら三島の作品を楽しみ、、半面はのような自決に向かって行ったのか、、、見つめてみたいですね。理想と掲げやっと理想が見つかったと心トキメキこの人だと!選んだ結果。。退治が済んでしまうとそこらの男と変わらない小さな理想しか持ちえていない男分かり、、やはり修道院に入る!と宣言してしまう主人公・・・・このような状況から、、三島自身が掲げて理想はやはり理想であり、、現実にするのはもう無理なのかと、、、悲観を代弁し、、それであれば自分は隔離の世界へと足を踏み込む・・と宣言でもあるように感じます。 

オリンピックが決まりましたが、、何か変わるか・・・マスコミやテレビが騒いでいるだけで、、どんどん転落の一途を辿っているようにしか感じないこの国。。。2020までもつのか? 安倍ちゃんは「原発はコントロール下」にあると宣言していましたが、私が勝手に感じたことは、、コントロール化にあるので、、福島第一周辺を大きな壁で囲い国民の目から覆い隠します。。だから世界の核のゴミは受け入れましょう~的に聞こえました。。。東京の次2024年はパリの可能性が強いですよね。 色々な意味で、、国民を目かくししながらどんどん事を運び、、一部が儲かるこの世の中をそろそろ排除しないといけない!急務に感じます。 この調子だと安倍ちゃんの長期政権になりそう・・・ そして消費税は確実に上がり、オリンピック景気~だと煽りながら、、国民には何も還元されない・・・どんどん苦しくなるだけ、、そうならないように・・・ 色々なモノを根底から変える必要がありますね。本当の日本の冒険は2015年からではないでしょうか、、、だからこそ、、今年、来年は大事な時です。 どんな大転換が起きる事もあると意識して、、心構えと揺るがない信念とそして熱き篤きパッションをもって行動&考動していくことが重要です。 

あなたは・・・どんな冒険をしますか?

追伸・・・この作品がインスパイアとなって村上春樹氏の「羊をめぐる冒険」が書かれたと説を唱えている方がおりますね。。そのあたりはちょっと検証してから自分の考えをまとめたいと思います。。

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映画が教えてくれたこと(43)-「何にもかわってない」と言われないように-

2013-09-08 | Movie
決まりました・・・・2020五輪。。決まっちゃいました。。 朝5時過ぎ、、、きまった事を確認したらこの作品が観たくないっちゃいまして、、、“11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち”監督は若松孝二氏です。

なんで?決まったから・・・この作品? でもね。。観たくなってしまったものはしょうがない・・・・正座してじっくりみました。。1960年の「浅沼稲次郎暗殺事件」からスタートしていくんですね。。それを三島由紀夫が眺めて・・・三島役は井浦新さんですね。若松監督はこの方を重宝して使ってますね。最初は三島役は大森南朋さんが配役で上がっていたようですが、、、使いやすい井浦さんで落着きました。 ・・脱線しましたが、、その暗殺事件の犯人山口二矢は獄中で自殺してしまいます。。。そんなシーンから三島が「憂国」を書き上げた原稿用紙が、、、、とモノガタリは進められます。。

井浦さんの三島は今一つ弱いというか、、、モノ足りなさはあるのですが、、東大全共闘集会へ参加し議論をやる部分があるのですが、、このシーンはよかったな。。ちょうどこの議論をまとめた角川文庫の“美と共同体と東大闘争”を読んだ後だったので、、、リアルな映像が浮かびました。。 自衛隊のシーンも何となく覚束ないし、、、楯の会を作る背景も何となくぼやけたまま、、進んでいきます。。三島以上にこの作品での見どころは。。。森田必勝役の満島芯真之介さんそ存在感ですね。まるで森田必勝がのり移ったような・・・スゴみは背筋震えました。。。 純真従順で・・・一直線な青年ゆえに、、どんどん嵌り行き破滅するまで・・・・まるで尻込みしそうな三島を鼓舞するかのように、、、、 もし森田必勝がいなければ、三島は自決する事もなかったのではないかと・・・感じます。 

理想と現実のギャップ。。。自分の中の絶対美・・・・そしてその狭間で揺れ動く心、、、楯の会の費用は全て三島のポケットマネーで行われていた・・・その費用は莫大なモノだったでしょうね。有名作家だからこそ、、出来た仕業。。もちろん費用を捻出するために精力的に作家業もこなす。。。そして天才は稀有な作品をどんどん生み出していく事になります。(この稀有な作品達は明日以降に・・・・)
そして、、どんどん自分を完璧なる美の世界へと、、まさにヘルタースケルターのように、、、

たぶん三島由紀夫の瑤子夫人が生きていればこの作品は世に出なかったかもね。。憂国もすべて消滅してしまった(夫人が)しかし倉庫に眠っていたのが・・・映像として再登場しました。。 コッポラ監督の「MISHIMA」も日本では夫人の反対で上映されることはなかった・・・・・
時代が移り、、、このようなカタチで三島が何故あの行動に移行していったのか? 色々な側面で観ることができるのはありがたい事です。 しかし最後の自衛隊のシーンで自衛隊員に向けて激を飛ばすがヘリコプターの騒音と隊員のヤジでまったく話が聴こえない空しさ・・・このシーンはよかった。。。。まさに四面楚歌・・・空虚だったね~ 無理な話だけど、、本物と同じ場所で撮影できたら、、よりリアルだったかな~(希望)・・・自決の後はお約束の桜のシーンは、、、なんで同じようなシーンは必ず桜は舞い散るのか・・・・安易にも感じました。。 もっとグロでもよかったのでは、、、事実を伝えるのであれば。。。

でも、、三島好きには、、、なるほど・・・と井浦三島に本物の三島をオーヴァーラップしながら堪能しました。。。

時は移り。。。2020年に東京で五輪が再び開催されることになりました。三島生きた時代は日本が戦後復興を成し遂げ、、国民が色々な事に関心を高くもち、、その結果・・学生運動を中心に過激な時代でもありました。。モノ言う時代でした。 文学界も素晴らしい面々が活躍した時代でした。 56年の月日が流れ・・・2020年東京はどのような年となるのでしょう? 本当に安倍ちゃんが豪語したようにフクイチは管理下におかれ、、何の問題もなく進んでいるでしょうか? 東京のインフラもどうでしょう?首都高速は前回の東京五輪の象徴として作られました。 昨年の高速道路の崩落事故のよう事は絶対起きないのでしょうか? 本当に地震は大丈夫でしょうか? ・・・あの時のような高度経済成長、、もう戦後ではない!とイケイケの時代とは真逆な縮小時代の中で行われる五輪です。。。 華やかな金メダルをとれる種目はあるのでしょうか? 参加することに意義ある。。。なんて言葉は今回の五輪では通用しないでしょう。
考えるとマイナスなばかりが目立ちますが。。。。逆手にとって。。。これを機会に7年間で世界最先端都市へと東京を生まれ変わらせるチャンスでもありますね。最高の環境都市! 環境革命を東京から、、原発を止めて電力不足に嘆くなら、、今から自然エネルギーを中心に加速的に新エネルギーの開発を進め、、街中がエコ自動車で溢れ、、排気ガスの問題もすべてクリア・・ 「共」がキーワードになるね。。自然と調和し「共」に溢れる街づくりの推進・・・・ そして「おもてなし」か。。。 最近落ちてる若者の知的レベルの底上げと文化の見直し、、、日本人としての誇り、、か。 教育も大改革が必要だね。あとは英語か・・・ なんでこんなに英語を学んでいるのに、、話すことができる人が少ないのかね~
教育の在り方を見直す良い時期だね~

来ちゃうならしょうがないから・・・・これを利用して世界の最高水準の21世紀型の都市へ大変革のチャンスとしてね・・・・大きく動こう!動かそう~

個人的に東京は大地震大丈夫。。。。完璧な風水で守られてるから。。。今完璧な状態なんで、、しかし色々な見えない魔の手の影響で邪魔されなきゃいいけど、、、東京から北東と南西は注意なんだよね~ 何とかお願いします・・・としか言いようがないけど。。。 まっこの五輪がらみは、、どんどん書いていこう。。 安倍ちゃんの原発発言の「裏」もとんでもなく怖い事を感じちゃたんで・・・・

で。。。この映画の最後のシーン(自決から5年後)で三島の妻役(寺島しのぶ)が富士山麓の自衛隊の基地を歩きながら「何にもかわってない」とつぶやきながら歩いている場面がでます。。。 これから大きく色々な事が動きだす事になるし、、しかしこの五輪に浮かれて。。。一番大切な「震災被災地」や「福島第一原発の事故」が目隠しされて・・・どんどん報道の蚊帳の外にならないように、、、表面とりつくろい・・蓋開けると「何にもかわってない」・・・・と世界から総スカンをくらわないようにしないとね。。 これを機に日本が大きく真に立ち上がる機会をしなくてはいけないですね。

最後に・・・若松監督この作品を録り終え、、その後も精力的に監督として作品を作られておりましたが、2012年10月に交通事故に遭いお亡くなりました。 心よりご冥福をお祈りするとともに素晴らし作品を作っていただいた事に感謝いたします。

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LIFE is coming back !

2013-09-07 | Japanese
90年代日本の音楽界降臨した天才が岡村靖幸で、、秀才が小沢健二・・・という勝手な解釈をしております。 昨日は岡崎京子さんの作品を書いたので、、、今日は岡崎京子さんが2010年に事故に遭われてから初めてというくらい世の中の姿を現したのは、、小沢くんのLIVEだったという事で、、、 今日は久しぶりの聴きまくりの小沢くんです。 やはり名盤中の名盤の一つ。。。 “LIFE”でございます。発売は1994年8月31日です。スライ&ファミリーストーンの3枚目のAlbum『LIFE』に由来するのようですが、、法律の中では「LIFE」=「存続」という解釈があり、、小沢くんはこのあたりの響きを気に入ってAlbumタイトルとしているようです・・・ 

Albumを聴くと分かりますが、、、ソウル系の曲より、パクルパクルのオンパレードです。。。もろっ!てものもありますが、、、このパクリISMの活用の上手さ。。オザケン節でかっさらうハートのわしづかみ状態。。。本当に色々な音を聴き込んだヲタクなんでしょうね~ だから天才ってより秀才って感じがする。良いモノを上手く調理し、、違うカタチでお披露目しちゃう! まさに創作料理~ 時代はバブル崩壊後の日本。。。。自民党の一党独裁が崩壊し、、細川・羽田と目まぐるしく首相が変わり、、社会党が事もあろうに。。自民党と組んで総理大臣になっちゃう~なんて時代でした。。イチローがトンデモない記録を作りだし、、ミスチルが音楽業界の最前線へと躍り出て、、「同情するなら金をくれ~」とドラマ「家なき子」で安達祐実ちゃんのセリフが流行語になり、、いよいよ騙していたバブルのツケがどうしようもない状況になった・・・この世の中で。。。。小沢くんはひょうひょうと王子さまとなり、、、渋谷系なんて言葉まで生まれましたね~

しかしこのAlbumの中に収められる煌びやかな音粒達は、、今聴いても心躍る私の中のヒットチャートNO.1ですね~ 名曲ラブリーで「LIFE is coming back」と叫ぶ、、、どんな世知辛い世の中になろうと、、、良きあの時代をカンバーック~と叫ぶのか、、それとも、、もうバブルような時代はこないよ~と空しく過去を振りかる大人揶揄しているのか、、、しかし別の意味でLIFE=存続と解釈し、、、 Albumの楽曲でも「続く」「継続」などの・・・言葉を活用し、、、どんな状況でも人生は続くよ~ だから前向きに進んじゃお~難しく考えないで~  なんても聞こえますね~ 小沢くんは68年生まれだから私は一つ上、、ほとんど同世代として、、24~35歳くらいの年齢でこの作品を創り出していた能力に脱帽ですね。。。 同じ世代の時。。。何も考えないで日々を追われていた自分、、、 今考えると、、あの時のドン底だけど我武者羅だった時代があって、、、今へ存続「LIFE」してきたと思うと、、、なんかこれも自分の中では素敵なLIFEだったし、、もっとワクワク・ドキドキしたLIFEを存続しないとな~と感じますね~

これから今まで日本人が経験した事のないような大転換が訪れるかもしれない、、、来年2014年は大転換の時・・・ そんな時を乗り越え、、更なる進化できた日本はそして日本人は強力になるだろうね~ 世界の中心的存在になってきるように感じる。。 

いよいよ2020年五輪の開催地が決定する時・・・・ 前回の64年大会はイケイケGOGO!の経済成長の時代の五輪、、今度は全く状況が違う中での大会・・・・ 来る事を願いながらも、、来てしまった時の・・・・光と影に悩みながら、、、、

でも・・・世界に君臨する日出る國として、、真の國となるために、、、必要か。。。。 

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映画が教えてくれたこと(42)-諸行無常の叫び儚く-

2013-09-06 | Movie
さてさて、、何か考えないで娯楽・・・脳みそ空っぽにして映像をJOYしたいな~と、、とにかく派手めのモノがいいや~と、、目に留まったのが「ヘルタースケルター」でした。The Beatles でおなじみのタイトルで、、、1996年まで祥伝社「FEEL YOUNG」に連載されていた岡崎京子さんの奇作。。。この連載週終了後の5月岡崎京子さんは交通事故に合い大変な闘病生活となってしまいました。 その点でも、、何か不可思議な作品です。 文庫本化されたのは、、2003年4月で、、私はこの時ビートルズ好きで、、タイトル買いをしたのを今でも覚えております。。



作品は作られたのは1995年頃ですよね。。1月阪神淡路大震災、3月オウムによる地下鉄サリン事件、、とトンデモない事が起こり、、東京では青島都知事が東京で行われる予定だった世界都市博を中止にしましたね~ 第二次世界大戦後丁度50年の節目で、、、マインド・コントロールやコギャルなんて言葉が全盛の時でした。騒乱の中総理大臣だったのは社会党の村山富市氏でした。。この時東証株価が1万4485円41銭で最安値をつけたと言われたので、、、今最高値と言われるくらいと同等。。。か。 バブル崩壊後立ち直りを見せかけた日本に大きなダメージを与えた大震災、そして畳み掛けたサリン事件・・・そんな中、、コギャルが跋扈し、、ポケベル全盛の時、、、、りりこは登場する訳ですね。 中身の中、、完全に創られたサイボーグ、、、しかし世の若者を中心に、、そんな事も知らず表面を着飾ったりりこに夢中になり。。一気にスターダムへのし上がる事になります。。。そしてその中身の無い空虚な実態は脆くもクズレオチ。。。。。破滅への道を転がり落ちることになっていくわけですね。。諸行無常に叫び、、虚しく。。。叫びは儚く、、散り去る。。

そんな岡崎京子さんの原作を映画化したのが・・監督蜷川実花氏、、、そして主人公りりこを沢尻エリカさんが務めるという事でマスコミで話題になりました・・・ まっ妥当な選択といえば妥当でね。。浜崎あゆみが主人公をやるなんて話も出たみたいですね。 あゆは1999年くらいからスターへとのし上がるので、、ね。 原作の頃だとアムロちゃんですね。
蜷川監督は・・・やはり映像の人なので、、、この極彩色豊かな映像は、、不可思議な世界を構築します。60年代の寺山的アンダーグランドのハイカラバージョン。。。特にりりこの家の装飾は寺山好きな私には、、心を圧迫する感動が随所に鏤めらていました。。 映画化が2012年で7月14日ですね。そこそこの興行収入はあったようですが、、この作品は映画自体も表面先行で・・・中味は空虚的でしたね。 蜷川さんの好きなように~ 映像を駆使し、、撮影シーンが多過ぎじゃない??? 的な、、、カメラマン役で監督自身も出演しておりますし、、、超~娯楽作品として、、キレイな映像を華やかに愉しみたい~という時には良いかと・・・ エリカさまのその美をこれでもか~とお披露目しております。

しかし芸能界というところは、、こんなものでしょね。売れれば天国、、売れなければゴミ・・・・ そしてテレビ離れが進み、価値の多様化が進んで、、CM効果がどんどん落ちる中では、、もうバブル期が続く、、アホな空虚な洗脳、マインドコントロールの神通力もどんどんこれから通じなくなるでしょうね。。 中身がともない価値があるもの、、ホンモノの時代へとシフトする感じます。 このような華やかな世界はどんどん衰退していくのではないでしょうか。。もちろん中味のあるホンモノはいつの時代でも通用すると思いますが、、大全盛だった韓流の整形スターたちもホンモノじゃないから飽きるんだよね・・・・ 何かを誤魔化せば、、どこかでボロが出る。 表面取り繕っても、、必ずバレル時代です。どんどんSNSが発達し、、瞬時に情報が駆け巡る中でね。 もちろんSNSの世界でもホンモノ以外は駆逐されていくと思うけど。。私たち国民も表面で騙されちゃダメですね。マスコミが流すマスゴミ情報をキチンと読み力を身に着けないと、、、表面だけ最高の状態に創られた偽物にまんまと騙される事になるよね。 その中味までしっかり観る、、見るレベルじゃダメ! 観ると視る・・・まんまと電○とか・・・などの大手広告業界に騙されないように、、、バカな国民と影で嘲笑われないようにしないと。。。 それこそ国民全体がヘルタースケルター、、、どんどんらせん状に地の底まで落ちていくことになりますね。。また別の意味では「慌てふためく」なんて解釈されます。。 踊らされ、、考えない脳しかもたず常に国民が慌てふためく。。。しかし虚無の中。。。。。振り向けば、、、虚無。。。 嗚呼無常・・・・なんてならないようにね、、

来年へ向けての日本の大転換を向かえる時。。。。ヘルタースケルターにならないように、、、 しっかり世の中を「観る」事が重要ですね。


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三感止音『「裏」もよぉ~く観てみよう』 

2013-09-04 | 三感止音
以前読んで大変感銘を受けた・・・天主信長 上田秀人氏著の作品ですが。。今回文庫で再登場ししかも「表」と「裏」の2冊で登場しました。いやいや振り返りながら「表」を読み直して、、イザ「裏」へ。 「裏」主人公は黒田官兵衛なんですが、、この「表」と「裏」のリンクがたまらなく面白いし、、表現手法が良いんですよ。。 引き込まれます・・目の前で繰り広げられる心理戦。。陰で上手く秀吉を手ごまにしていく官兵衛が見事に創らています。 これが史実ではないか?と思えるほどの展開。。 こうも考えられるよね~と納得できる内容は、、、圧巻ですね。 本当にワクワク・ドキドキ早く次のページが読みたくなります。

 

決して天下と取れないのであれば・・・・裏で操りその歴史を創ると決断し実行し、、、事を成し得た黒田官兵衛。 著者上田氏の「官兵衛好き」が高じて・・・だからこその緻密さと歴史ととして伝わっている部分を踏まえ。。創造力を働かせ、、創作の戦国ファンタジーを奏でる。。 そのカラフルな心理描写と人物描写。。。駆け引きの醍醐味などなど、、広がる世界に没頭できます。。

あり得ない? けどあり得る・・・・信長が本当にそう考えていたら。。。 そしてその能力が世界で伝わっていたら。。。日本は潰さなくてはいけない国。。植民地にはできない国民の能力の高さ、、だかこそ、、心を潰そうと。。仕掛け、、豊臣の時代を経て、、徳川へ。。。。家康も鎖国を作りながらも、、江戸城始め江戸の地下の水の流れはヤン・ヨーステンの能力を活用していますしね。。 三浦按針も色々と智慧を家康に授けていただろうし、、しかし江戸から明治に向けて、、イギリスを始めとしていいように利用され、、日本を手中に収めていく。。。ことになりますね。 もしあの時信長が姿を消していなければ。。。どんな風に日本は変わっていたか? 今の時代のように洗脳されずに済んだが、、否か? それはわかりませんが。。。。もし、、、をシュミレーションしてみたいですね。 信長が本気で「神」になろうとしていたら、、やはり異国人たちに殺されたのか。。 利用しよとして、、信長は利用できないと。。と判断し、、明治維新の時は長州、薩摩を中心に手懐けて。。まんまと明治政府を創り上げ、、天皇すり替えて・・・自分たちがやりやすい世の中を造り、、、そして1968年~2013年と脈々と続く・・・・「裏」支配。。。 

「表」と「裏」・・・表裏一体。 私たちが「事実」と伝わっているものの本当にどのくらいが、、ホントウの「真実」なんだろう? 真実はねじまがって伝わって、、、いることがあるのではないか? 勝者の都合の良いように、、、、 偽りの事実が真実として、、目の前に晒され。。それを国民は信じるしかない。。 また嘘を事実とマスコミを通じて洗脳し創り上げる虚構。。。 そんな世界ともそろそろおさらばしないといけない時がきてますね。

「表」で一喜一憂しない。。。「裏」も仮説を立て考える。。共有してみる。。笑われても、、バカにされても、、、 しかしいつか真実に辿り着く事ができるのではないか。騙されていた部分が明るみにでるのではないか。。。そうなっても良い覚悟と心構えが必要になってくる時期ではないでしょうか。 そろそろ国民も騙されることから目を覚まし。。。自分の智慧を磨き、、律する時・・・ 立ち上がる時です。 福島の現状。。。惨劇。。。 真実をどんどん捻じ曲げて伝える事。 着々と国民を欺き、、ひた隠しにしながら進める恐ろしい現実。。 フクイチの周囲5kmはたぶん高さ10m以上の壁に覆われ、、世界中の核のゴミ処理施設として、、創り上げられていくでしょう。 表向きは廃炉と言いながら、、欧米諸国からすると万々歳です。 最高に都合の良い状態です。 そしてそれに協力する日本の政治家と官僚。。。。。 この島国がどうなろうと欧米諸国からすれば大陸からすればどうでも良いこと。。島ごと閉鎖しちゃえば。。なんの問題もないし、、 長野のビル・ゲイツが色々仕込んでるようだけど、、、バイオハザードで起こすのかね~ 最高の実験施設ですよね。 何かあっても島国なら。。。また壊滅させたきゃ。。日本中の原発をどうにかすれば。。。 あほかと思う妄想でも。。。私たちの知らないとことで・・渦魔く、、事。。見えないから目をつぶるのではなく、、心の目を見開き。。。。動くときのように感じます。この日本は。。。。。 なんか本の感想がこんなカタチになっちゃたけど、、、 またこれでオリンピック誘致決まると怖いね、、どんどん福島の事、、原発の事、、震災の事。。。 都合の悪い事はふたをされちゃう・・・事になるような気がします。

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