YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

「嗚呼 愚痴など吐いたら阿呆みたい」

2009-06-22 | Southern All Stars
2004年は精力的に3枚のSingleを出したSASでございますが、、通算50枚目“愛と欲望の日々/LONELY WOMAN”が発売になりましたのが2004年11月24日です。。
TVドラマ『大奥~第一章~』の主題歌としても大変ヒットしました。。21世紀SASの集大成的楽曲の高さ! やっぱりちゃんと創ると天才だよね~と言わしめる曲・・・ 70年ディスコから栄華を極めた80年代バブル崩壊までの浮世の日本を江戸の浮世と上手く合わせて・・六本木と神谷町の間の狸穴(まみあな)が使い方といい~ ミラーボールの場末感。。ちょっとストーンズのダーティー・ワーク的要素と上手く使い分ける才能と、、おいしいモノを融合させる感覚といい。。。その廃れるクワタさんの才能に脱帽でやんす。。。御見それしました。。
歌謡ロック極み・・30年の音楽活動の集合体でもあるかのように・・・ 江戸を通じてシニカルに「今」を苦笑う・・姿が目に浮かびます。

両A面でトヨタのCMで使われていた“LONELY WOMAN”・・・お得意分野のやっつけ感は大きいように感じます。。作った感が強いですね。。創った感じは受けないです。。 流れていて心地よいBGMの一つ・・・って感じ? 

それ以外にLIVE音源が2曲。。イエローマンはほんとクワタさん好きなのね~ ラチエン通りのシスターは名曲ですが、、、ちょっとクワタさん疲れてる?? グッとくる感は低いですね。。 やっぱりサザンのLiveは「生」でないとダメですね・・

時代は小泉さんのやりたい放題~いよいよ郵政民営化へ向けて大きく舵を切り始めます。。 自衛隊イラク派遣も成功し。。株価は低迷を続け、、消費者物価指数は5年連続下落・・・ 自己責任なんて言葉がよく聞こえました。。。新札も発行されましたね。。新潟県中越地震にスマトラの地震による大津波・・ 純愛モノで『世界の中心で、愛を叫ぶ』『電車男』などなど・・・
勝ち組・負け組なんぞ・・・と言われ。。ダメなやつは排除されるような機運が高まったのもこの時代。。弱者は排除的発想が強くなりました。。 まさに愚痴など吐いたら阿呆みたい・・・な、、心の喪失が強くなったものこの頃ですね。。 愛も金で変えると豪語した某IT企業の社長も栄華を謳歌しておりました。。愛と欲望の時代でしたね~ 


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「惚れたよ 君が魅せたドラマに乾杯」

2009-06-20 | Southern All Stars
2004年7月21日にこの年2枚目で通算49枚目のSingleを発表します。。“君こそスターだ/夢に消えたジュリア”の両A面でございます。。

“君こそスターだ”はその年のアテネ・オリンピックの応援歌みたな感じでよ~く流れてました。。クワタさんサザン流の極みの一つを使うわ使うのキャッチー路線。。中山康樹氏のよると「サザンの夏の定番大放出セール」と書いておりますが、、まさに郷愁と甘酸っぱさ満載の曲と歌詞、、に老若男女をウケル路線でオリンピックに華を添えたか?! 浜崎あゆみバリのサビしか耳に残らない曲・・まさにCM向きな曲ですね~相変わらずのシタタカ・クワタさん・・・って感じですね。

そして。。。“夢に消えたジュリア”は「昔の夜のヒットスタジオの雰囲気をサザンで再現」とクワタさんは話していた通りの。。。これまた洋楽日本流解釈・・どのように料理したって勝手だろう~的な 開き直りがステキ・・・モノマネ日本の象徴とその何を味付けとして使えば良いのかをよく理解し解釈し、、、昇華させる天才だと再認識できますね。。。恐れ入谷の鬼子母神って感じです・・・

もう一曲“DOLL”は2曲は正統派で突き抜けたから遊んじゃぉ~的な実験コラージュ曲ですね。。こんな精力的な挑戦ができるのも儲けたから・・・か。。。やはり勝ち組にならないといけないのかね~ 自由もお金で勝ち取る!まさにこの時代の小泉政権的でございます。。

この年はオリンピックで盛り上がりました。。ヤワラちゃんも北島康介も凄かった。。金16個も獲得したんですよね~ 魅せてくれました。政治では小泉劇場がやりたい放題。。国民の高い支持率の中。。イラク派遣命令、年金改革法案、裁判員制度法・・年金未払い問題も続々と出てきましたね~ アメリカでは小泉さんの盟友ブッシュが大統領再選を果たします。。疑惑いっぱいで・・・・ 小泉さんのおばちゃま層を中心に魅せる上手さが引き立った年ですね。。 まさに「惚れたよ 君が魅せたドラマに乾杯」となってしまいます・・・そしてどんどんエスカレートしていくことに。。そのツケは今になってどんどん国民に跳ね返ってきているような・・・・


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「甦るロマンスは 熱い胸騒ぎ」

2009-06-19 | Southern All Stars
さて、、復活したSASは明けて2004年は精力的に活動します。まずは第48弾Single“彩~Aja~”を2004年4月14日に発売します。

スティーリー・ダンから拝借したというタイトルは、、SASのまた新しい側面を見せる秀作! 都会的なセンスでクワタさんのヴォーカルセンスも光ます!! ステキな歌詞もクワタさんの奈亡きお父様へ捧げたとか・・・ まだまだ老いぼれない、時代の空気を吸って、SASらしく解釈して、、昇華させる。。まだまだSAS健在という音ですね。

2曲目“FRIENDS”は、、劇団スーパーエキセントリックシアター出身の俳優・岸谷吾朗と寺脇康文さんが結成したユニットの舞台のために書き下ろされた曲。。SAS史上一番長い曲8分24秒・・・ ちょっとしたミュージカル作品ですね。 凝ったサウンドでおもちゃ箱ガラガラとひっくり返したような、、サウンドエフェクトで遊んじゃいました。。的軽さでやっちまったなぁ~おい! という趣きに感じます。

3曲目“夢見るアニバーサリー”はハラ坊の作品。。。チャーミーグリーンのCMのおじいちゃん、おばあちゃんのようなホノボノ感たっぷりで、、ハラ坊の声に癒されます。。

さっ激動の2003年から04年へ・・・・・
イラクへの派遣命令から幕開けします。鳥インフルエンザの問題激化。。。年金未納問題噴出。。。何か国民視点より、、どんどん重箱の隅突っつきばかりで、、消費者物価は5年連続下落。。。 国民の不在の劇場内閣、、小泉劇場に振り回され、、花は咲いても実にはならず。。 本当に高度経済成長を遂げ、、70年代後半熱い胸騒ぎで世の国民を愉しませた(楽しませた)SASが25年を経て、、甦るロマンスは・・・熱い胸騒ぎ  と、、、しかし国民生活はバブル崩壊以降、、不安の胸騒ぎばかり。。明るい予兆は無し。。。という状況が続いていきます。


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「接吻より甘く永遠より永く」

2009-06-18 | Southern All Stars
2000年以降活動休止状態。。。その間に2001年8月にギターのター坊が脱退という変化が起きました。。そして時は流れ、、2003年活動再開とともに、、第47弾single“涙の海で抱かれたたい~SEA OF LOVE~”を発売。。。2003年7月23日

この作品から“キラーストリート”のレコーディングが始まったという感じですね。。。月9『僕だけのマドンナ...and I Love Her.』の主題歌にもなり、、有線から良く聞えたのを憶えています。。。 このCDは5曲も入っていて、、ちょっとしたミニアルバム的で、、アメンバーを欠いたSASが、、クワタ色をグっと強めた作品群が並んでいますね。
この作品が出る前に、、SAS 25周年記念で“勝手にシンドバッド”のBOXも発売になりまして。。。いやがうえにも盛り上がりました。そんな気分上々↑↑な感じを一気に引き受けたこの軽快SAS湘南サウンドはステキにキラキラ輝いていました。。ポップスの王道を惜しげもなく、、出血大サービスの詰め込み! 甘くセツナイ男心を素晴らしい疾走感で聴くもののハートをがっちりキャッチします。これぞSASの名曲ですね。サビが「飛んで 飛んで 飛んで・・・・」の風情で、、筒美京平へのオマージュ的な作品。。25周年の大感謝の詰め込み福袋です。

2曲目“雨上がりにもう一度キスして”は1999年頃から作られた作品で、、この頃から、、SASのアビーロードが始まったのか・・・と、、この曲をクワタさんも転換点に感じているようですね。。 素直でシンプル、、屈託のないステキな曲です。またこちらもAlbum収録された“恋人は南風”もSASのナツカシソングで、、アマチュアっぽいSASのフォーク・ロックって感じですね。。

OH! FRESH!!&経験Ⅱ は特有のアソビゴコロ満載の作品。。ノリでドウダ! エロも健在!!でも、、ちょっと発想は安易?!

2001年4月から圧倒的な人気で首相になった小泉純一郎。。しかし株価は下がる下がる。。。で7000円代に、しかし国民の目線を上手く北朝鮮拉致問題へ。。2002年9月に北朝鮮を電撃訪問し、、5名の被害者を帰国させる。。アメリカはいよいよイラク戦争の火蓋を切ろうと。。。そして2003年。。世界は反戦の気運の中、、アメリカとイギリスがイラクへ攻撃を開始。。日本も支援特別措置法を成立。 そして六本木に六本木ヒルズがオープン。。 やりたい放題の小泉&竹中独断内閣が、、電も巻き込み、、国民への情報の歪曲化でどんどんアメリカの言いなりに、、国民生活は表面明かるい兆し、、しかし大きなツケをどんどん溜め込み、、儲かったのは外資だけ。 自分の私腹は至福で、、国民は死苦。。。 キスより甘いような報道で、、国民を騙し鼓舞し、、政権の安定を図り。。永久より永い借金のツケを国民へ残す悪行。。 嗚呼!無念。。

書籍では『バカの壁』が売れ。。SMAPの“世界に一つだけの花”が大ヒットし。。。 国民のバカが騙され、、表面でうすぺらなモノの狂乱し、、おば様はヨン様へお金とつぎ込み。。 世界の中心で、愛を叫ぶ。。。愛ではなく「哀」を叫ぶだね!


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「Ah, 今の今まで雨は強引ぎみなAction」

2009-06-17 | Southern All Stars
2000年のSASはノリに乗って、、もう一枚名曲を残します。第46枚目single“この青い空、みどり~BLUE IN GREEN~”2000年11月1日発売。
今回はアコギとハーモニカで懐かしきフォーク・ロック調。。ディランとバーズが行きつ戻りつ・・・60年代中期をかもし出す秀作。。クワタさんはビートルズの“Because”歌詞からインスパイアされて製作したと、、、 颯爽と起立した音への姿勢がSASらしさをジワジワと感じさせ、、アレンジもステキです。

片面は“チャイナムーンとビーフン娘”作詞ムクちゃんで作曲ハラ坊で、、歌もハラ坊が歌ってます。。横浜中華街的どっかへ行っチャイナ~な音? ハラ坊の大陸的オープンハートが遺憾なく発揮されて、、進軍ラッパも大連に鳴り響きます。。仄々、、謝々。。 この2人の融合で創られる。。この世界もアリですね。

おまけにもうイッチョ、、茅ヶ崎のLiveバージョンで“心を込めて花束を<茅ヶ崎ライヴVersion>”も収録されてます。。。

この後、、2003年まで曲を発表しないSAS。。 そんな2年間・・・2001年4月に小泉純一郎が内閣総理大臣に・・「自民党をぶっ潰す!」聞こえの良い分かりやすいフレーズ・・特徴のある見た目。。話し方。。一気の国民を虜にし、、一時代を築きます。「聖域なき構造改革」「抵抗勢力」などなど。。米百俵の精神を持ち出して。。痛みを国民にも、、と御願いして・・痛みは国民だけに押し付け自分達や霞ヶ関は高笑い。。右腕竹中平蔵とアメリカ言いなりハハチコウ内閣で株価はどん底、、7千円代に。。格差増長暗黒の世界へ。。 マヤカシで、、国民にとっては雨を強引に降らされた!!!!っという感じに、、、 そして2001年9月11日はアメリカのテロ事件勃発へ。。 世界は晴れの時代から、、すっかり雨の時代。。。それも強引に・・ 本当にテロだったの? 自作自演????? 

世界を揺るがす時代の転換の2001年でした。
歴史を振り返り冷静に観る視点が大事ですね。。マスコミに踊らされて、、その時はお祭騒ぎのように情報を真実と捉えてしまう。。。どれだけあっさりコイズミイズムに騙されたか・・・ 冷静に時代を検証することも未来を雨にしないために。。。


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「時代の片隅へ堕ちてゆく」

2009-06-16 | Southern All Stars
2000年2枚目。。「TSUNAMI」の大ヒットの余韻覚めやらぬ中発売された通算45枚目single“HOTEL PACIFIC”2000年7月19日発売。

SAS初の凱旋茅ヶ崎野外Liveが敢行されることに、、8月19、20日。。そのLiveに合わせるように地元バリバリの曲で曲調はお得意の歌謡ラテンサウンド。。PVは、、、OH!モーレツ~ばりのクワタさんが演じるナイスなカタチで、、 21世紀を祝う馬鹿サウンド炸裂です。しかしクワタさん自身は、アレンジに納得が出来なかったようで、、Liveで感性版を披露しますと。。。。ラジオでも話していました。

片面は、、虫歯のブルース~インディアン狂想曲[MEDLEY] です。singleで初のメドレー形式曲。そういえば、、Georgeがホワイト・アルバムでクラプトンの虫歯の痛みを歌にしてましたね~ クワタさんも歯が痛かったのか?それともシソウノーローか?? 途中ハラ坊と掛け合い有、、最後はハラ坊の「ダメ ダメ」・・・・でループしていきます。。 メドレーにしないで単体でもよかったような? やっつけ仕事?だったのか・・・。 でもメロディーは好きですね。

2000年も幕開けし、、小渕首相が亡くなり、森総理へバトンタッチ。。自民公明保守の連立内閣誕生。7月に沖縄サミットは開かれました。朝鮮半島では初の南北首脳会議が開催されました。若年者の凶悪犯罪が激増しそれを受けて改正少年法公布、厳罰化。。警察不祥事や医療ミスの事故も多発しました。携帯電話ではiモードが爆発ヒットし、、加入者1,000万人へ。。シドニーオリンピックでは日本人選手活躍と、、、 不情事が色々明るみに出て、、政治・経済は混迷を深め、、深い闇へ・・・・ そんな時代でした。

90年以降立ち直る気配も無いまま、、総理大臣は突如の病死、、心の闇は深く。。まさに時代の片隅へ国民がどんどん堕ちて行く・・そんな21世紀の幕開けとなりました。 先の見えない日本へ。。。

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「見つめ合うと素直にお喋り出来ない」

2009-06-15 | Southern All Stars
ノストラダムスの予言も的中することなく。。深々と21世紀が幕開けしました。。そんなSASの2000年第1弾、通算44枚目single“TSUNAMI”は2000年1月26日に発売になりました。
クワタさん曰く、、前作のイエローマンが余りにも売れなかったので、、「思いっきりど真ん中の直球」を作品として創ったという。。円熟SASの21世紀を代表する1曲になってしまいまました。。 モーニング娘。頂点の時期。。このSASが食い込んでのオリコン1位争いが激化したとか、、どうでもいいけど。。 その勢いそのまま2000年の終わりには300万枚を売上を記録。。超~ミリオンヒットとなりました。そして2000年度の日本レコード大賞曲となります。クワタさんの「これでひばりさんの背中が見えてきました~」というのが印象的でした。

そんなストレート直球勝負でちゃんと結果を出すのですから、、タイシタモノです。。 摩訶不思議な脈略のないような歌詞。和コトバのキレイさを上手く表現し、、TSUNAMIを自分の心情とオーヴァーラップさせる。。津波のような侘しさ・・・・思い出はいつの日の雨 ステキな情景です。。 このへんの表現は最強ですね。クワタさんの集大成的センスの玉手箱や~ という感じですね。

♪めぐり逢えた瞬間から死ぬまで好きと言って・・・・・ 真夏の果実の♪四六時中を凌駕するセツナな感覚が好きです。

片面は、、“通りゃんせ” 対照的なハードロック調のバンドサウンド全開。。歌詞は鎌倉全開。。TSUNAMIで初めてSASを聴く人を裏切るようなナイス選曲。。SASのアソビ心ですね。期待を裏切るサディステックぶりにムチで撃たれて唄うクワタさんが見える。。この和的歌詞。。愛の言霊以降の常套手段としてしっかり定着しましたね。。 センスの使いまわしの天才!!

2000年のスタートも日本は荒れてました。商工ローン大手日栄に業務停止命令(悪質取立て)グリコ・森永事件の時効。地下鉄日比谷線の脱線事故。雪印乳業での集団食中毒発生。。「俺も寝てないんだ!」当時の社長の失言。。そして小渕首相が倒れ、、そのままお亡くなりに。。政治の混迷はますます深く。。。嗚呼侘びし。。。

♪見詰め合うと素直にお喋り出来ない~ 歌詞ではOKですが、、お客様の前だと致命的。。 相手の目をみて、、相手を感じ取り、、場を創るのが営業です。 事前に準備をしっかりし、、ネタを仕込んで、、話の間を考えながら、、極力商品の話はしない。。ことが重要。
あなたの知恵と工夫で、、、微笑みをくれたのはお客様になるように、、、、ガンバッテ!(愉しんで)

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「妖しくて イヤらしくて 際疾いけれど」

2009-06-13 | Southern All Stars
99年。。1900年代最後の年。世紀が変わる瞬間! そんな99年は1枚のsingleだけですね。第43枚目“イエローマン~星の王子様~”1999年3月25日発売。。
クワタさんのフェィバリット・ソング?とも言われています。。今後のLiveでは盛り上がり使う曲として重宝しますね。。 真剣に聴く?ことはなく、、馬鹿騒ぎするための曲的要素が、、いかにも「ええじゃないか!」という感じでSASらしく好きです。思いついたコトバを羅列して、、ノリでいっちゃう! 出た言葉が偶然に「Pleasure」「Treasure」で、、B'zファンから反感を買ったとか買わないとか。。

片面“夏の日のドラマ”ヴォーカルはドラマーのヒロシさんです。青春ラヴポップ、、これでもか~の応酬。。甘くセツナイヒロシさんの声がドラマに色を添えます。。容易な得意パターンもヒロシさんのウタで誤魔化せる。。 ナイスセンス!

いよいよ99年。。欧州単一通貨ユーロの誕生で幕開け。総額7兆4500億円規模の公的資金を銀行へ注入。東京都知事に石原慎太郎氏当選。銀行の決算で不良債権額合計が19兆9137億円と発表、、、企業の活性化法案租税特別措置法成立。普天間の移設候補地を辺野古周辺沿岸と決定。世界の人口が60億人を突破! モーニング娘。がニッポンの未来はうぉううぉうぉうぉぉぉぉ~と、、大ヒットへ・・
そして2000年問題が来る~危惧されながら、、何事も起こらずに、、日本は2000年へ、、、
この年の年越しSASのLiveで、、、次作の大ヒットソング“TSUNAMI”が披露されました。。 今でも憶えてますね~

良い意味 妖艶でイヤらしくてもOKかと。。 どんな印象を与えるかということが大切で、、日本の少しイヤらしくいいのにさ、、あまりにもストレートだよね~ キワドイくらいの外交をお願いしますよ。。 この作品から既に10年。。暗黒の先はまだ霧が晴れないような10年でした。。 そろそろイエローマンが世界を引っ張るくらいにならないと。。。このままでは、、日本が沈没しちゃいます! 僕イカスでしょ・・・という総理大臣が出て来てくださいね。


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「明日の運命を何で知ろう?」

2009-06-12 | Southern All Stars
98年7月29日発売の第42弾single“PARADISE”Album“さくら”の先行singleとして、、ちょっと“愛の言霊”90年代お得意SASの味付け、、ダークでファンクでラップを挟んで。。70年後半ディスコテック的な雰囲気も入れつつ。。 少し長尺か・・・淡々と続くラインに少し飽きも入りそうな・・・。そんなナンバー、、アレンジは多分凝りに凝って、、緻密がゆえに散漫か?? しかし新しいカタチを生み出す苦しみも感じ取れるような気もします。。
いよいよ世紀末へ近づく世の中に娑婆も黄泉もない~と、、俺は悲しい涙のサンシャインディを送っているんだと! 見る希望が人々を葬ると。。 明日の運命は何で知ろう???と。。。週末ファンタジーSongですね。

片面はこれまた“さくら”に入りました“CRY 哀 CRY”バンドソングとしてSASらしさのイントロから ナイスセンスの ♪雅 白たへの 霧らふ 天霞・・・・と万葉フレーズがかっこいいのですが、、こちらも長尺感が否めないですね。。 録音時間が長くできるようになり、、LPに比べると容量が増えたので、、詰め込むだけつめこんじゃえ~的な感じが、、いくら世紀末で明日のことも見えないような感覚があった? ないけど、、重箱もギュウギュウになっちゃうと、、昇華不良って状態になるのでは。。。と感じます。。

98年後半、、経済の建て直しに躍起になり、、経済戦略会議を決定して、金融再生関連法案が可決されます。。メスはいれど患部よくならず。。和歌山ではカレー毒物混入事件が起きます。4名死亡。。62名が中毒症状へ。。 またまた不可解な事件が起きます。。 学校は学級崩壊が叫ばれ、、 手を打てど。。。パラダイスは遠く霞の向こうに、、見エド。

明日の運命・・・・自分で切り拓くしかなく。。世紀の移り変わり、、時代の流れを感じ取り己自身がどんどん試される時へと移行していく時期がこの98年99年だったのではないでしょうか・・・・。


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「儚い夢と 愛の谷間で溺れたい」

2009-06-11 | Southern All Stars
98年に入りました。。。1998年10月21日に13枚目のAlbum“さくら”を発表するSAS。その先行singleになりました通算41枚目“LOVE AFFAIR~秘密のデート~”発売98年2月11日 発売です。。 不倫。。ってような意味ですかね~ そのタイトル通りTBS系ドラマ『Sweet Season』の主題歌になりました。 いや~このドラマの松嶋菜々子さんよかったね~ グっときました。。 
SASの直球型。。横浜ハトバスツアーの如し、、名所オンパレードの曲。黄金ポップサウンドでイントロから釘付け! 不倫の2人のセツナハカナイドラマがこの曲の中で展開し、、引きずり込まれるセンス。。ウマシ!! お得意のアレンジにまさに石田純一も脱帽!! これぞ不倫は文化じゃ!と言わしめる名曲。 なんどこの曲の場所へ行ったことか・・・この曲を聴きながら、、
ユーミンも王道ですが。。SASの畳みかけるパワーは凄まじいですね。。大黒ふ頭からレインボー(虹)ブリッジは見えませんが。。ベイ・ブリッジを見ながら、、ちょっぴりセンチな思いを思い出させてくれる・・・己の儚い夢物語とオーヴァーラップします。。

片面は“私の世紀末カルテ”クワタさんのアコギ弾き語りの岡林的ソング。。クワタさんの溢れるコトバをすべて吐き出したジコマンソング的パワーを感じます。。暗黒の90年代を締め括り、、先の見えない日の本の国に憂う。。まさに世紀末。。 ココロのどこかで1999年で本当にノストラダムスの予言起こるんじゃないかと・・・信じてました、、ホロホロリ・・・・・・ 個人的好きな曲です。

98年はキレるというコトバが出てきました。。完全失業率が4%台になり、、若者数よりシニアの数が上回ることに、、東京23区のホームレスの数が4,000人を超えることに、、 人の心がどんどん荒ぶようになってきたのもこの頃ですね。橋本内閣から小渕内閣へ、、経済の建て直しが最優先へ。。。しかし事は上手く運ばず。。。 

夢見るだけでは儚いで終わりますね。。 夢を目標して日にちを入れてみる。。そして口に出して人に話す。夢は口で十回唱えると叶うになりますね。 夢は誰かと共有する。自分の夢に誰かも巻き込む・・・ 夢が叶う一歩です。 


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