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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

“1Q84 → 200Q” 私達に問われる「Q」

2009-07-22 | Haruki Murakami
さて昨日に続き『1Q84』です。いやいや読んだ機会に1984年前後の歴史をちょっと振り返ったら、、なんとも面白いコトも見えてきて、、そんな視点で書いてみたいなぁ~と、、、、

1983(昭和58)年
中曽根首相訪米「日米は運命共同体宣言」
田中元首相に懲役5年求刑(ロッキード事件)
東京ディズニーランド開園(3月)
米国空母エンタープライズ15年ぶり佐世保入港
戸塚ヨットスクール問題
大韓航空機サハリン沖でソ連軍機に撃墜される
田中元首相懲役4年実刑判決
ワープロ、パソコンの普及
おしんブーム

1984(昭和59)年
ロス疑惑騒動 三浦和義
グリコ社長誘拐 →グリコ・森永事件へ発展
防衛費のGNP比1%枠の見直し
スパイ防止法案作成発表
投資ジャーナル詐欺 グループ摘発
新札登場15年ぶり
ロス五輪(ソ連圏15ケ国ボイコット)
麻原彰晃「オウムの会」設立

1985(昭和60)年
新風俗営業法施行
経済摩擦等の対策の包括的な対外政策決定
スパイ防止法案衆議院に提出
防衛費GNP1%枠撤廃検討具体化
グリコ森永事件終息宣言(8/11)
日航ジャンボ墜落(8/12)
国鉄民営化の基本方針
いじめ問題、ファミコンブーム

など、、大きな時代の変化、転換になるようなコトが多く起きているのが、1984を挟んだ3年の動きです。
物語の中で1984→1Q84へと変わっていきますが、まさに日本という国が「Q」に変わってしまったようにも感じます。大きな政治世界で転換になるようなコトと同時に大きな事件が起きる。。 何か政治家の皆さんが都合が悪いコトを目隠しするかのように、、、 84年は日本を震撼させた「グリコ・森永事件」が起こります。劇場型で警察や国民を嘲笑うかのように、犯人の名は「かい人21面相」そんな事件の最中、、1Q84の物語が4月から始まるわけで、、 そして1年後の8月11日に犯人が「もういじめるのやめたる」と終息宣言。そして翌日8月12日にその事件でターゲットにもされたハウス食品の社長が乗ったボーイングが墜落する。。。偶然? 実は事件の裏で大量株の秘密の取引が、、あったとかないとか?? 当時の運輸大臣は石原慎太郎さん(神戸市須磨区出身) 墜落した飛行機は東京から大阪(伊丹)行き、、グリコ・森永事件も事件の中心は大阪・神戸、、 何か・・点は点だけど、、繋がる線になるような。。 このように大きな事件と政界の事件を見ていくと見えないなにかが見えるような気もします。。 アメリカと対等な関係を訴え続けた田中元首相はロッキード事件で失脚し、、 田中派だった方々は案外早く亡くなっている方が多いよね。 飛び出した小沢さんくらい生きてるの??

偶然かもしれないけど、、必然かも、、 世の中で見えるものと見えないもの、、多面的な見方も必要かもよ。。なんて春樹さんが私達へ「Question」してるかもしれないね。
今、1984年から25年半世紀たって2009年、、いよいよ2009年のままいけるのか2009の9が「Q」なってしまうのか、、大きな瀬戸際に立たされているのかもしれないよって。。。だから一人ひとりの意思が大事だよって、、、 説いているのかもしれないなと感じながら「1Q84」を再読しているのであります。

どうですかね。。。2009 か 200Q か、、、あなたは見上げた空に月が何個見えますか??



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天吾クン(天国)への階段・・・・・

2009-07-21 | Haruki Murakami
読みました!村上春樹『1Q84』いやいや凄いボリュームでしたが、丁度出張がありまして、東京→鹿児島を飛行機ではなく新幹線乗り継ぎで(一部特急)約9時間読んだ読んだ~でも引き込まれました。。あっという間に「BOOK1」そして続きが読みたくて、、「BOOK2」と、、テンポの良さ、時代背景の省みながら、考えながら、、そして「天吾」「青豆」の行方は。。。。

1984→1Q84へ 「青豆」が高速道路三号線の非常“階段”を下りるところから・・・世界が歪み始める。 そしてラスト同じ三号線の階段を探し、、別の階段を求めることで、、終焉を迎えるストーリー、、何となく「BOOK3」への伏線もあるような、、無いような、、、 まさに「天吾」を捜し求め、、天国(天吾クン)の階段を登る結末・・・・・で、どうなったの??感を楽しめますね。

シンフォニエッタのファンファーレとともに新たな非日常が日常へと導くことにその扉を自ら開き“Q”の世界の住人となった「青豆」 そしてもう一人同じ時代ながらまったく「青豆」と接点の無い「天吾」が次章に登場する。 そしてこの「青豆」と「天吾」の物語がDNAのように織り成しながらダンダン接点が見えてくる。 「天吾」もまた“空気さなぎ”という物語に出会い、編集者との結託でこの作品に手を染めることで、、1Q84の世界へと誘われる・・・。 

いやいや、個性的な登場人物と浮世離れした発想、、しかしひょっとするとこんなことって我々が知らないだけで、日常で起こっているのかも、、、なんて感じたりしましたね。 見えない大きな力や利権がらみなど、、今までもきな臭いこと色々と起っていますしね。。。 不可解、奇怪なこと、、、
物語の中で登場する、「さきがけ」 →オウム真理教を題材に作られたとも、、また「青豆」が裏で動く暗殺組織? あの指示を出す女性だって政界とつながっていて、、闇の組織的感じがします。 あの女性が「天吾」の母だったりすると、、また面白いんだけど、、ね。

表と裏、、こっちの顔とあっちの顔、、そんな「顔」がページを通して見えてきますね。唯一顔がひとつなのは「ふかえり」くらいか。。。 もちろん日常の私達も色々な顔を使い分けていますが、そんな日常で起りうることがこのページの中で表現豊に、、、「そんなこともあるある」なんて感じながら感じることも読み飽きない一つかもしれないですね。

読み飽きないといえば、冒頭登場する“ヤナーチックのシンフォニエッタ”もそうですし、「音」の使い方、表現はうまいですね。その他登場する書籍の数々も、その後読んでみたくなります。もちろんこの大ヒットを受けて、、本屋さんもCD屋さんもハルキ特集で、、、不況最中では良い傾向では??!!

日常の中のちょっとした“非日常”そんなちょっとした変化が夢物語と現実物語の微妙なバランスが1Q84のとても良いバランスとリズム感になっているように感じます。 そして「青豆」「天吾」を取り巻く人々との微妙で美妙な関係性「家族」「友人」「仕事仲間」そしてもちろん「青豆」と「天吾」の関係、、、その絶妙感が、、長編でありながら一気の読んでしまいたい衝動にかられてしまいます。大きな柱は純恋愛小説ですが、織り成す日常と非日常の紡ぐ「平均律ウラヴィーア曲集」のように対立のバランス感覚が中々他では味わえない村上春樹ワールドではないでしょうか・・・・ まさに80年代初頭流行した。。温泉ランド(綜合遊戯施設)(ディズニーランドではなく日本流の・・・・)そんな日常だけど、ちょっと非日常、、、って感覚がいいのかもね。。。。

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優秀なるオマケで有終の美を飾る?

2009-07-20 | The Beatles
さて、“The End”で終わったのか・・・と思いきや聴こえてくるのが“Her Majesty”7月2日他のメンバーより早くスタジオにやって来たPaulがわずか3テイクで完成させた、、曲の長さも23秒と、、、始めは“Mean Mr. Mustard”と“Prlythene Pan”の間に入れる予定だったが、、7月30日の段階でPaulの気が変わっちゃって、、、「捨ててくれ。。」とセカンド・エンジニアのジョン・カーランダーがカットしたのですが、前曲の音も残っちゃって、、でもラフだからOKと言うことで、、ビートルズに関しては全て捨ててはいけないという教えを守り、カーランダーが編集テープのオシリにくっくけておいたのが、、、、「貼り付けておいたのを忘れちゃった?!」・・・そのままPaulが編集中のラッカー盤を聴いて、、「忘れてた曲が20秒の空白の後に表れた・・・」『いいじゃないかっ!!』て具合で生き残っちゃった。。 ビートルズらしい有終の美学だよね~

偶然から生まれた結果“Abbey Road”の最後の彩りを添えることになりましたね。

最後の最後で女王陛下を歌えちゃう。。ビートルズだからだよね。。 次に女王陛下を歌うのは1977年のピストルズまでいないからね・・・・ いやいや。。

タイトルを「エベレスト」にするなんて案もあったそうですが、面倒だから、目前でチャッチャット写真でも撮っちゃって、、「Abbey Road」でいいんじゃない。。なんてコトでタイトルが決まったとも言われていますが、メンバー間を考えれば、そんな時間でココロが覚めちゃう前に、決めなけらば余裕もなかった。。んでしょうね。 そんなコトで決まったタイトル。 撮影は8月8日(金) 朝の10時からフォログラファーのイアン・マクラミンの撮影でスタジオの門の前のすぐ外にある横断歩道をJohn、Ringo、Paul、Georgeの順で渡るところを撮影しました。 お巡りさんが協力してくれたおかげでスムーズに10分で終了したようですね。 その6枚のショットの中から、Paulが一番のベストを選んだのがジャケットになったワケで・・・

しかしこのジャケが発端となり、、Paul死亡説が広まり出したわけで、ビートルズ都市伝説までオマケが付きました。 Paulだけ裸足、フォルクスワーゲンのナmmバーが“28IF”でもし生きていたら28歳??って、もちろんあのワーゲンはその後オークションで2,300ポンドの値がついたとか、、そこからファンの妄想が広がり、他のアルバムへ飛び火していくのでした。 最後はPaul自身が生きてるよ!的なメッセージで終結していくのですが、、、、

終わりに何か一工夫、、、 これも感動を生み出すコトですね。ある人気のレストランで、3Fのお店でエレベーターでお店の人に見送られて、1Fに着いてエレベーター開いたら、笑顔でそこにいて、最後の見送りまでしてくれた、、多分階段を走って降りたんだろうけど、、息一つ切らせないで、、最高の笑顔で見送ってくれました。 最後の最後まで、、そこまでやるか。。。 そんなサービスの戦いになっていくような気がしますね。 これにて、、“Abbey Road”も終演でございます。

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優秀なる“ending”を奏でる

2009-07-18 | The Beatles
さて、「Abbey Road」も大団円を向かえます。 ラスト(この後おまけもありますが)、、“The End”でございます。 前曲、“Carry That Weight”からこれまた絶妙な繋ぎで、始まっていきます。「Oh,Yeah~・・・」と始まり、♪今夜 僕の夢に出てきてくれるかい?、、、そして待ってました!Ringoのソロです。16秒弱の至福の時間、、照れながらでも。。らしいソロを繰り広げるRingo、ありがとうございます。 でもって、、「Love you, love you・・・」から3大ギターリストによるギターソロバトルです。 Paul→George→Johnの順でそれぞれの個性が滲み出た、、ソロを聞かせてくれます。 そして、、、「And in the end the love you take Is equal to love you make」(そして結局 君が受ける愛は 君がもたらす愛に等しい)Paulの素晴らしいクローズの言葉。。。。。Johnもこの歌詞が大変気にっていたようですね。 これで終わり・・・・ 終焉(終演)です。

まさに終わり良ければすべて良し・・・・。 最高のエンディングを飾ることが次へつながりますよね。 仕事はこうあるべきの見本のようです。 いかに仕事のエンディングを飾るか。。。 終わりのあるべき姿を思い描いて、、仕事を行うことが重要ですね。 


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重荷を背負っていく覚悟、、、

2009-07-17 | The Beatles
“Goldsen Slumbers”から続いていよいよ“Carry That Weight”へ・・子守唄→相聞歌へ PaulのJohnへの胸に内を吐き出すように、、「もう終わりだよ。でも俺達は重荷を背負っていかなきゃいけない・・・」The Batles という。。 この歌があったから、、ジョンの魂でJohnは「ビートルス信じない」と吐き出したのか?

ドコドコドラムから、Paul、George、Ringoのユニゾン。ボーイ、ユゴナ・・・と賛美歌を聴いているよう、Ringoがいい味出してますね。 そして、“You Never Give Me Your Money”のフレーズが現れて(オーケストラで・・)その後はGeorgeの啼きのフレーズを挟んで、また“You Never....”のメロディでPaulの別歌詞で登場し大団円へユニゾンソロが朗々と高らかに、、、重荷を背負って生きて行こうぜ!長い間すっと~~と、、、 染み入るね。 さて、いよいよラストかっ!

覚悟を決めた人生を送る。できるようで中々できないものです。しかしこのような時代変化の中で、覚悟を決めて行動することが生き残りのキーワードのような気がしています。 価値残るために・・・自分の存在価値を。

いよいよ選挙へ向けて、動き出していますが、どれだけ国を良くする覚悟があるのか・・口先ではなく、行動と考動を実行してくれる人を選ぶ時です。 目先やバラマキではなく、選ぶこちらも覚悟を決めて任せる人を選ばなくてはね。

いよいよ面白くなってきましたね!!

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終わりの始まり

2009-07-16 | The Beatles
“Abbey Road”も最終章へ突入です。 いよいよPaulの大爆発!!!!!!
“Golden Slumbers”です。 次曲の“Carry That Weight”と2曲で1曲ですね。オーバーダヴをしていますが、この2曲もLIVE感溢れるPaulの独壇場の作品です。
歌詞の内容はトーマス・デッカー(英国の劇作家)が書いた子守唄に、Paulがメロディーをつけたようです。 
何とも感傷的に響くメロディーでしょうか。この作品にはJohnは参加していません。交通事故で入院していた時にベーシックトラックは撮り終えたようで・・・。

Johnへ思い、ビートルズへの思い、、60年代を駆け抜けた自分達に対する子守唄にも響きます。もうそろそろ少し寝ようか・・・もういんじゃない。そんなPaulのココロの声にも聴こえてきます。 まさに「黄金の眠り」・・・ ジョージ・マーティンのオーケストラのアレンジもココロを打ちます。そしてRingoタムフィルから、感情が更にググググッ。。。。と! タムの音は通常のモノと布かぶせの音をミックスしているようです。 さすが細かい芸当!

しかし、一つが終わり、、それを悲しむだけではなくいよいよ新しいコトへ進んでいくよ! そんなPaulの気持ちも入っているようで、 終わりの合図は始まりの合図。
ひとつの時代が終わり、ひとつ休んで、新たな気持ちで・・・・。再スタート切らなくてはという思いではないでしょうか。しかしそのために自分が背負っていかないといけないモノがある。。。。。とPaulは次曲でその思いをぶちまけますね。

新しいモノを手に入れるために捨てなくてはいけないコトもあります。 いかに捨てるコトができるか、過去に固執することなく柔軟に、 年を重ねると捨てられなくなります。 だからおもいっきりのよさも必要ですね。 

終わりの(次なる)始まり・・・・・・・

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寛容な心で・・・

2009-07-15 | The Beatles
“Polythene Pam”から最高のつながりでいよいよ“Abbey Road”最終章へと突入して行きます。 いやいやJohnの最高の掛け声を受けて、Paulがノッケからエンジン全開でぶっ飛ばします。 バックコーラスもさり気なくキレイです。そんな“She Came In Through The Bathroom Window”ですが、歌詞はPaulの家のバスルームから侵入した女性ファンを題材にしています。Paulも不法侵入を歌にしちゃうなんて・・・。更に内から鍵開けて、他のファンとモノまで盗んで帰ったというから・・酷い話ですが、またまたこんなファン達を許しちゃうPaulもPaulで、、寛容ですね。

この曲は前曲と繋げてLIVE演奏で組み立てていますね。JohnとPaulで一曲に仕上がっているようで、、 本当にレノン・マッカトニーの共作のラストという感じも受けます。感慨深いです。
演奏もRingoとPaulのリズム隊がいいですね。 PaulのゆったりベースをRingoは16分でハットを刻んでますよね。 途中からお得意の動くベースがまたノリの良さと曲のスケール感を高めていますね。センスの良さをシミジミ感じます。

4月に侵入ならぬ新入社員を迎えた企業の皆様・・いかがですか? いよいよ入社3ケ月でよく、、3・3・3の法則で3日、3ケ月、3年といいますね。 最近の新入社員は考えた方ちょっと変わったというか? 発想が乏しい? 考えなくなった子が多いなど、もやもや・やきもきされていらっしゃる方も多いと思いますが。
ここは少し「寛容な」気持ちで。。やってみなはれ の気持ちで引き出してあげないいけないように感じます。 背中を見て育て・・もう通用しないから、少し手をかけ、時間をかけて育てないといけないようです。 大変ですが、引き出す気持ちで、、寛容なココロで。。。ね。 

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断片も集めれば光明となる

2009-07-14 | The Beatles
“Abbey Road”B面メドレーJohnの3曲目ラスト「Polyhene Pam」。これぞ絶妙なる1分12秒 このメドレーはPaul主導で進められるが、曲と曲の繋ぎは最強で最高、これ以上のつなぎ方はないと確信しています。 しかしPaulだけではなしえなかった。Johnのこれらの3曲が絶妙に繋ぎ、Paulのイメージ通り(か定かではないが、勝手に・・・)の流れになったのではいかと感じます。 特にこの曲、最高の繋ぎ役。優秀な2番バッターですね。

曲はインドで創られたモノの中から、ゴソゴソとJohnが漁って出てきた感じですが、歌詞の内容も。。2人の女性からインスパイアされて組み立てていったようです。Johnの早口で捲くし立てる歌い方がやっぱりJohnって・・・いいよね。 さり気ない綺麗なコーラスでしっかり締めてるし、音もカッコイイJohnの12弦ギターが炸裂していますし、Paulは前曲からブースト系の音色で彩りを添えて、、Georgeのスライド系ギターもかっこいいし、ソロはディレイを聴かせて、、いよいよメドレー大団円へ・・・・「Oh, look out!」Johnの叫びと共に!Paul後は頼んだよ!!!って感じで次曲「She Came In Through The Bathroom Window」へ突入や!!!! 

いつも「考える」クセをつけるようにしています。 どんなモノにも興味をもって、何か発見すると「紙きれ」に断片を書き溜める。。 集まったら広げて眺めると思いも付かない断片と断片がくっついて・・・思いもよらない新しい発想が生まれることがある。 どんなモノでも完成しなくても「断片」を創り続けることで新しいコオが起こってくるのでは、、ただし沢山沢山頭を使わないとね。いいものは生まれないですよね。 私もいつも反省の日々。思いつきでは中々レバルが上がりませんから、常に考えるクセをもっともっと磨かなきゃ!

磨いて考えて考えて・・・ある瞬間「パっ・・」と梅雨明けになるんですよね。そんなワケで今日、関東は梅雨明けですね。まだまだ多くの場所は梅雨明けしておりません。 早くこの梅雨を脱したい「自民」VS いよいよ都議選で梅雨明けした「民主」と・・・夏決戦の火蓋が切って落とされました。 しっかり私たちも見極めていかないとね・・・。 

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「Dirty Old Man」→「Dandy Old Man」へ

2009-07-13 | The Beatles
“Abbey Road”昨日の“Sun King”からの続いて、Ringoのおかず一発で“Mean Mr. Mustard”です。

Johnがインドで制作した何曲のかの断片がこのような形で大きな塊へと生まれ変わり、ちょうど良い塩梅で収まっています。 とりあえず埋め合わせかもしれなかった楽曲がここまで融合し合い、やはり1曲も無くてはならない存在として生命を与えられているように感じますね。 歌や歌詞はグダグダJohnって感じもしますが。

ここではPaulのベースがファズ音でゴリゴリ唸ってます。バスドラムもこれに合わせてインパクトあるリズムに仕上がっています。

この歌詞では公園暮らしの薬物オジサンMr.マスタードさんですがちょっと老いぼれで下世話です。 妹のPamは働きもののようですが、「Queen」へ連れ出している -とはクラブとかの名前ですかね。 女王陛下を見にいくのではないのではないでしょうか。 どこかちょっとアブナイ所(クラブ)などではないか。

ダメダメDirty Old Man のマスタードですが、私もダメではなくDandy Old Man へ成長していかないといけない歳になって参りました。 Johnの年齢を越してしまい、どのような熟年になっていくか「感」を磨いて洗練されたオトナになっていけるようにしないとね。 そのためにもいつも目標をもって、日々の行動を充実させないとね。 DIRTY。。。にならぬよう。

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たいへんよくできました

2009-07-12 | Kotaro Isaka
さて、7月は“Abbey Road”で進めておりますが、そんなB面メドレーの中のタイトルと同名の小説、、そう!あの『ゴールデンスランバー』でございます。著:伊坂幸太郎(2007年11月30日発売)
ビートルズのコトは今週詳しく書きますが、この伊坂さんの妙技であるこの作品について、今日はちょっと・・・・

舞台は仙台市、金田首相の凱旋パレードが行われる日、主人公青柳雅春は旧友の森田森吾に呼び出され、、、そのとき巻き起こる首相暗殺、、そして青柳がなんとジョン・F・ケネディー首相暗殺の犯人とさてている人物、オズワルトのように、犯人に仕立て上げれていく。。「逃げろ!オズワルトにされるぞ」と森田の言葉に訳はわからず逃げ出して、、しかし実際にオズワルトのように、自分が首相暗殺の犯人へと仕立てられているコトに気づく・・・。 息もつかせぬスピード感で展開し、実際は暗殺から2日間のコトを中心に書いているのですが、、その中身の濃さゆえ、、に時間間隔が麻痺してしまう面白さ、、第3部で事件から30年後の視点から回顧録のように描かれ、、読者を煙に巻くような、、また考えさせられるような展開から、種明かしの第4部 事件 でコトの真相を描ききる感じがたまらなくよかったですね。その中で使われる“Golden Slumber”の活用、、昔の仲間が要所要所で主人公青柳を助け、サポートし、、小さな力が見えない巨大権力と戦う様は痛快でまさに娯楽小説の頂点!といいきる面白さがありましたね。 また、1969年にPaulがこの曲を創作したときのメンバー間の状況などを考えると、作者伊坂さんはうまいタイトルをつけるもんじゃ!と関心しますね。

7月の後半で書きますが、村上春樹の「1Q84」もそうですが、日常と非日常の転換点なんてほんの些細なコトかもしれないですね。 名も無き小市民が一夜にして時代の寵児となってします。もちろん大概の場合は事件が多いのですが、、しかしその事件自体も大きな権力や見えない力によって仕組まれたモノであれば、陰謀論ではないですが、、様々な角度から視点をもって眺めるコトも必要ではないか、発信される情報のみを真に受けさせられて、実は閉ざされた情報と操られた情報の中だけで我々が生きているとしたら、、、 20世紀少年ではないですが、よげんの書は本当にあってそのよげん通りにモノゴトが運ぶように、、世の中は作られていたら。。。 例えば9・11のテロは自作自演ではないか? オウム心理教を実はあやつっていたのは○一○会とか○○学会とか、、 麻原は本当に何も知らず、送り込まれたNO.2の早川は全て仕切って執り行ったとか。。 宮崎事件と消費税スタートとリクルート事件のタイミングや、、池田小学校での事件(2001年)。。学校名が池田って・・・ 歴史の紐も解き方によって、、、色々な見え方があるかもしれないですね。

私達も見方を観方して、見せられないように、、していかないといけない時代ではないでしょうか。。。。

『ゴールデンスランバー』は来年映画化になるそうで、、またまた楽しみが増えますね。 どのように映像化されるか・・・

しかし物語の中じゃないですけど、現在は監視社会になりました。見えない権力(ビッグ・ブラザー)も本当にいるんじゃないかと思える社会になったようにも思えます。まさに、ジョージ・オーウェルの『1984』の世界が展開しているようにも感じてしまいます。

本当に時間を忘れて引き込まれ、ラストの描き方にココロがホロホロしました。この作品に「たいへんよくできました」と作者の腕のハンコを押してあげたいですね。 主人公と同じように・・・ 

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