公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

ヤリ型の体積は?2019年度和歌山県教員採用試験小学全科2

2019-09-20 13:14:00 | 教員採用試験
次の図のように、関数y=3x2乗のグラフとx軸に平行な直線lが2点A(−2,12)、B(2,12)で交わっている。点Aを通り、△AOBの面積を2等分する直線と直線OBの交点をPとする。△APBを直線lの周りに1回転させたときにできる立体の体積を求めよ。ただし、円周率をπとする。

点Aを通り、△AOBの面積を2等分する直線を求めるには、まずは、線分OBの中点を探さなくてはなりません。                  点Oは、(0,0)、点Bは(2,12)、その中点は、x座標どうし、y座標どうしの真ん中です。それぞれ、足して2で割ればよいのです。よって、(1,6)です。

この点(1,6)が、点Pとなります。

次に、△APBを直線lの周りに1回転させます。


左の円錐の体積と右の円錐の体積を別々に求めて、足してもいいですし、この立体は、ヤリ型と言いまして、次の公式に当てはめても構いません。

本問の場合は、1/3×6×6×π×4=48π。正解は、48πです。

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