公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

2019年地方上級9

2020-06-07 08:11:00 | 対応
A〜Fの6人が、それぞれプレゼントを1個ずつ持ち寄り、プレゼント交換をした。次のことが分かっているとき、正しく言えるのはどれか。                  ・全員プレゼントをほかの人から1個もらった。また、プレゼントをもらった相手に自分のプレゼントを渡した人はいなかった。                  ・AはEにプレゼントを渡した。                  ・BはCにプレゼントを渡した。                  ・Cがプレゼントを渡した相手はDではなかった。                  ・Eがプレゼントを渡した相手はDでもFでもなかった。                  ①CはAにプレゼントを渡した。                  ②DはEにプレゼントを渡した。                  ③Dがプレゼントを渡した相手は、Bにプレゼントを渡した。                  ④Eがプレゼントを渡した相手は、Fにプレゼントを渡した。                  ⑤Fがプレゼントを渡した相手は、Aにプレゼントを渡した。                                     AはEにプレゼントをし、BはCにプレゼントを渡しました。
Cがプレゼントを渡したのはDではありません。
Eがプレゼントを渡したのは、DでもFでもありません。
Eは誰にプレゼントを渡したのでしょうか?                   「プレゼントをもらった相手に自分のプレゼントを渡した人はいなかった」とありますので、EはAには渡していない。                   Cに渡したとすると、右の図より、CはBからもEからももらったことになるのでダメです。                   自分で自分に渡す訳にはいかない。                   とすると、Eがプレゼントを渡したのは、Bということになりますね。これで左の図と右の図が結びつきました。
Cは誰にプレゼントを渡したのでしょうか?AかFですね。仮に、Aに渡したとすると、
DさんとFさんでプレゼントの渡し合いをすることになり、はじめの条件に違反します。よって、CはFにプレゼントを渡しました。
ここでFさんが、うっかりAさんにプレゼントを渡そうものなら、Dさんは怒り💢まくりますね。                  怒らないとしたら、泣きますね。ゆえに、FはDにプレゼントを渡し、DはAさんに「はいどうぞ」。これでま〜るくおさまりましたとさ。
正解は、肢⑤です。ここをポチッとお願いします。→
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2019年地方上級8

2020-06-02 07:04:00 | 対応
ある店にはA〜Fの6人のアルバイトがおり、ある週の月〜金曜日の勤務の状況は次のようであった。このとき、正しく言えるのはどれか。                  ・いずれの日も、勤務していたアルバイトは3人であった。                  ・AとBは、勤務した日もしなかった日も同じであり、月曜日には勤務しなかった。                  ・Cは3日だけ勤務し、そのうち1日は金曜日であった。                  ・Dは、Eが勤務した日は全て勤務し、Fが勤務した日も全て勤務した。                  ・EとFは1日だけ同じ日に勤務し、このほかにEが勤務したのは水曜日だけ、Fが勤務したのは木曜日だけであった。                  ①Aが勤務したのは1日だけであった。                  ②Bは木曜日に勤務した。                  ③Cは火曜日に勤務した。                  ④Dは火曜日に勤務した。                  ⑤Eは金曜日に勤務した。                                                        とりあえず、毎日3人ということ、AとBは月曜日に勤務したこと、Cが3日勤務で金曜日に勤務したことは条件に明記してあるので、
最後の条件については、こういうことですね。
よって、ここまで確定。
4つ目の条件「Dは、Eが勤務した日は全て勤務し、Fが勤務した日も全て勤務した」と書いてあるので、
2つ目の条件「AとBは、勤務した日もしなかった日も同じ」なので、もしも2人が水曜日や木曜日に勤務したとすると、この2日間は、4人が勤務したことになるので、ダメです。よって、AとBは水曜日と木曜日は勤務していません。
なので、水曜日はC、D、Eの3人、木曜日はC、D、Fの3人が勤務していたのです。また、Cが勤務していた3日は、水、木、金と決まりました。
すると、月曜日に勤務した3人は、DとEとF。
ここでもう一度、EとFの勤務状況について考えた表に戻りましょう。2人とも勤務したのが月曜日、2人とも勤務していないのが火曜日と金曜日と決まりましたね。
これを勤務表に書き込むと、
火曜日はA、B、Dの3人ですね。
ラストです。AとBは、勤務する日もしない日も同じですから、金曜日に2人とも勤務しないんだったら、金曜日は2人の勤務になってしまうので、二人とも勤務します。ゆえにDはお休みです。😴😴
選択肢をみましょう。①Aは2日。②勤務していない。③勤務していない。④勤務した。⑤勤務していない。正解は、肢④です。ここをポチッとお願いします。→
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2019年国家一般職(大卒)11

2020-03-04 07:46:00 | 対応
A〜Gの7人は、Xの子、孫、ひ孫に当たる血族であり、次のことが分かっているとき、A〜Gの関係としてあり得るのは次のうちではどれか。ただし、Xの子孫は全員生存しており、A〜G以外にいないものとする。なお、血族とは血がつながった者どうしのことであり、配偶者は含まれない。                   ○AはDのおじである。                   ○BはGの祖母である。                   ○CはEのいとこである。                   ○GはFのおいである。                  ①CはAの親である。                  ②DはBのきょうだいである。                  ③EはAの孫である。                  ④FはCの子である。                  ⑤FはEのきょうだいである。                                    条件を順に図にしていきます。その際、「おじ」「祖母」のように、男女の判別ができるものは、男は○で、女は△で囲んでおきます。
3世代なので、まずはBとGの関係、さらにFとGの関係を考慮して、
ここに、AとDをどうくっつけるか?                   AとBが同じ世代でもよさそうだし、AがFと同じ世代でもよさそうだし、CとEがいとこというのもいろいろありそうで、どうもうまく決まりそうにありません。                  問題文も、「あり得るのは」「次のうちでは」などと、意味深な言い方ですう。こんなときは、選択肢を見ます。                  ①おいおい、CがAの親だったら4世代になるよ。                  ②DがBのきょうだいだとしても4世代だよ。                  ③アルカモネ                   ④FがCの子だとしても4世代だよ。                  ⑤アルカモネ                   ということで、実は2択になっています。とりあえず、③をめがけて作ってみます。EがAの孫だとしたら、AはBと同じ世代です。
CとEはいとこなので、

すると、Aの子供は誰?                 すでに7人とも出てきました。                 ああ、死んだのね。                 ところが、問題文には、「Xの子孫は全員生存しており」というただし書きがあり、ああ、そういうことか。と妙に納得。結局、選択肢③はありえません。選択肢⑤の場合は、こういうことになります。
これは一例で、Dの子供がGでも構いません。また、選択肢⑤にこだわらなければ、CとEが入れ替わってもいいです。ということで、正解は、肢⑤です。ここをポチッとお願いします。→
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2019年度国家一般職(大卒)7

2020-01-31 10:13:00 | 対応
A〜Eの5人が、ある週の月曜日から金曜日までの5日間のみ、書店でアルバイトを行った。A〜Eのアルバイトの日程について次のことが分かっているとき、確実にいえるのはどれか。                   ○各曜日とも2人ずつが勤務し、A〜Eはそれぞれ2日ずつ勤務した。                   ○A、B、Dは男性であり、C、Eは女性である。                   ○月曜日と火曜日に勤務したのは男性のみであった。                   ○Aが勤務した前日には必ずBが勤務していた。                   ○Aは火曜日に勤務した。また、Cは2日連続では勤務しなかった。                   ①Aは、2日連続で勤務した。                   ②Bは、火曜日に勤務した。                   ③Cは、ある曜日にAと共に勤務した。                   ④Dは、ある曜日に女性と共に勤務した。                   ⑤Eは、木曜日に勤務した。勤務表を作って、
各曜日2人ずつで、全員2日ずつ。A、B、Dが男性でC、Eが女性。Aは火曜日勤務、Cは2日連続ではない。
月曜と火曜は、男性のみなので、女性は勤務していません。また、Aの前日はB。
Cが水曜日に休むと、2日連続になってしまいます。金曜日に休んだとしてもやはり2日連続になってしまいます。ゆえにCは水曜日と金曜日に勤務していました。
Aが月曜日に勤務すると、Bは日曜日に勤務したことになります。すると、Bは、この期間には1日だけしか勤務していないことになります。よって、Aは月曜日に勤務していませんね。月曜はBとDです。
困りました。この先がよく分かりません。                   まずは、選択肢の①を消すために、Aが木曜日に勤務していたらどうなるやろか?その際、ここに○や☓を書き込むと、後で復元ができなくなるので、同じものをもう一つ用意してから作業します。
Aが木曜日でもいけるや〜ん!選択肢①はダメや〜ん!ということが分かります。                 すると、選択肢②、③、④もダメや〜ん!                   ⑤しかないや〜ん!やったや〜ん!となりまして、正解は肢⑤です。                   念のために、Aが水曜日のときや、金曜日のときもやってみると、
結局、3通り有り得るのですが、全部、肢⑤は当てはまっています。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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平成30年度警察官16

2019-03-01 10:34:00 | 対応
男性A~Eの5人と、女性f~iの4人が前半と後半の2回、男女ペアでダンスを踊った。余った男性は休み、前半と後半の相手はすべて異なっていた。さらに次のことが分かっているとき、確実に言えるのはどれか。                  ・後半でfはCと踊った。                  ・gは前半はDと、後半はBと踊った。                  ・前半でiと踊った人は後半でhと踊った。                  ・前半休みだった人が後半iと踊った。                  ①前半fはBと踊った。                  ②前半iはEと踊った。                  ③前半Cは休みだった。                  ④後半hはAと踊った。                  ⑤後半Eは休みだった。                  女性の~が前半(または後半)に~と踊った、という条件が多いので、こんな表にまとめてみました。○と□には同じ人物が入ります。誰と誰でしょうか?後半を横にみていくと、すでにBとCが出てきているので、A、D、Eのうちの2人が入ります。ところが、前半にDが出てきているので、Dは○でも□でもありません。よって、AとEです。よって、後半に休んでいたのはDです。全員が、前半と後半で違う相手と踊ったので、前半にfと踊ったのはB、前半にhと踊ったのはCですね。正解は、肢①です。②…iは前半Aと踊ったかもしれない。③…前半Cはhと踊っている。④…後半hはEと踊ったかもしれない。⑤…後半Eはhかiと踊っている。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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