伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

フットサルの試合

2008年07月18日 23時05分23秒 | 少年サッカー

子供のサッカーに誘発されたこともあって、今年から隣の村のフットサルリーグに、子供のサッカーチームの父兄と、5,6年生の子供たちと、参加しています。

村のリーグなのに、AからDまでのランク別のリーグに分かれていて、チーム数も相当な数になっていると思います。自分たちのチームはもちろん一番下のDリーグですが・・・。

フットサルといっても室内の土のグラウンドでやるもので、最初はちょっととまどいました。Dリーグとは言っても、今の自分たちのレベルには結構高い感じもして、さすがにサッカーをやっていると言っても5,6年生の子供ですから、本当に最初の頃はなかなか試合にならなくて、女子のチームもあるんですが、そこに何とか勝てるくらいのレベルだったのです。

お父さん達のチームも意外と走るし、うまくて、何とか勝ちたいと思ってはいたのですが、後半こっちがばてたところで失点を重ねて負けるパターンでした。

ところが昨日、ついにそのお父さん達のチームに初めて勝つことができました。

MenottiはいつものARGユニフォームではなく、ミランのユニフォームを着ていきました。特に気合いを入れていたわけでもないし(気合いはいつも入れてるんで)、ロナウジーニョミランに移籍したからでもありません。たまたま前回、うちのチームのビブスが赤なので、下が水色だと紛らわしいと言われたからでした。

でもなぜか気分も変わったのか、そのお父さん達のチームとの試合、序盤からポンポンと2点先制することが出来たのです。言い忘れましたがカニーヒアを崇拝する私、Menottiは、もう少し若い頃にやっていたフットサルのリーグでは「風の息子」と勝手に名乗るFWなのでした。

確かに相手チームは前の試合と時間が余りなく、疲れていたところへいつも勝っていた相手にいきなり2点先制されて、がくっと来たのかもしれません。でも地力と運動量に勝る相手は、その後徐々に盛り返し、同点、そしてまたうちのチームが突き放す、という具合で前半折り返しました。

このままなら勝てるはずなのですが、うちは後半、いつもやられていたのです。不安は十分ありました。でも昨日は違いました。何が違ったかと言うと、この土のフットサルにだいぶ慣れてきた6年生達です。特に昨日ピカイチの活躍を見せたのは、右サイドで走り回ったチーム一の俊足、S君でした。今までは、足は速いけど周りを見るところまでは行かなくて、最後、角度のないところからシュートが枠にいかず、中に戻せ、といつも言われていた彼でした。ところがこの日、その角度のないところからシュートを一発決めるともう止まりません。

立て続けに右サイドから切れ込んで、またもゴール右隅ぎりぎりに決め、極めつけは3点目です。GKから、左サイドにいたMenottiにボールが来たので、ダイレクトで相手の頭を越えて右サイド前方に放り込みました。正直、DFが詰めてきたので苦し紛れに頭を越してサイドチェンジを狙ったのです。それにしては前に行き過ぎでした。しかしこれに、右を韋駄天の如く駆け上がったS君が、ダイレクトだかワントラップだかわからないくらいのスピードでさばき、同じゴール右、角度のないところから三次元的なシュートをズバッと決めたのです。

それは見事なゴールでした。相手チームには、子供たちのサッカーチームのコーチも所属していて、この日は見えなかったのですが、本当に見せてあげたかったゴールでした。決まった瞬間、味方だけでなく、敵チームからも感嘆の声が挙がりました。

彼のハットトリックの活躍で、ついにこの試合、勝つことができました。実はMenottiもハットトリックだったのですが、自分はセンターFWで点を取るために張っているわけだし、取って当たり前なんです。6年生はもうあまり大きな大会はないのかも知れませんが、ああいうことがあると、一皮むけてどんどん点が取れるようになるような気がしました。そのおぜん立てが出来たと言うだけでも、うれしかったのです。

実は明日、そのフットサルチームの初めての飲み会があるのですが、本当に気分良く飲めそうです!


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