4年生の時まで見ていた、ほとんど同じメンバーで、先週の練習時には
かなりの手応えを感じていたので、初日のアクシデント+精神面の
弱点をさらけ出してのブロック最下位は、かなりモチベーションダウン
でした。前の週のセンゴクドリームカップで、個人攻撃というか、
以前からあったいじめみたいな行為について、チームで時間を取って
話し合ったばかりだというのに、週が明けたら今度は飯田で取っ組み合いの
ケンカを始めているのですから、あきれます。
この学年のこの問題については、いろいろと根が深いので、ここでは
このくらいにしますが、技術的にも4年の頃から伸びが無いように感じられ、
寄せが早く、しっかり練習している感じを受けた下伊那のチームに、
二日目の3,4位リーグと言えど、決して楽観はできないという気持ちでした。
一日目が酷かったので、二日目は投げ出すと言うことは、さすがに大人ですから
できません。二日間は責任を持って預かったのですから・・・。
でも、一夜明けて二日目になると、不思議とさばさばした気持ちになって、
試合に臨めそうな気がしました。会場が全く別の所になったのも、気分が
変わって良かったのかも知れません。
朝の集合時、これだけは言っておきました。人の話を聞けない、アップや
ダウンを真面目にできない、何よりコーチの指示に従えない者は、試合では
使わない。普通のチームなら当たり前にできてないといけないことです。
それプラス、ケンカやいじめをした者も一切、試合に出さないと・・・。
この朝の訓示の効果があったのか、この日はそれでも比較的、皆が真面目に
やっていたようでした。劇的に良くなったわけではないですが。
この日のモチベーションの一つは、3,4位リーグでも一位になれば賞状と
賞品がもらえると言うことでした。子供は特に現金なモノで、このように
何かもらえるとなると、それだけで張り切ります。
3,4位リーグは4ブロックの3,4位を均等に2ブロックに分けて、総当たり
3試合を戦います。
TOP伊那は初戦が喬木アレグリ、次が竜東、最後が上郷です。
竜東はあまり聞いたことはないですが、あとの2チームは、下伊那では
名が知れたチームであり、逆になんで3,4位なの?という感じです。
この二日間で感じたことは、下伊那のレベルが、均等に上がってきていると
いうことです。丸山にしろ松川にしろ、結果から言うと、うちは初戦の喬木戦に
敗れ、後の2試合勝ったわけですが、二日間で楽に勝てたのは実に竜東戦
だけでした。
初戦の喬木戦は、両者、点を取り合い、良い試合になりました。実力的には
うちの方が多少上だったように見えましたが、とにかく、うちは昨日の
ショックから、未だ立ち直っていない感じがアリアリと出ていました。
そこに加えて、この日はDFの要、TM君が不在で、只でさえ4年のDFもいない
状態だったので、それほど喬木のFW陣にものすごい迫力があったわけでは
ないのに、いやな時間帯に先制、加点され、1点差のまま2-3で敗れて
しまいました。
これで、3,4位リーグの一位もなくなり、全くの手ぶらで帰らなくては
いけないと思いました。自分たちの試合の後には、審判もあり、ここの所、
病気のこともあって、審判をやっていませんでしたが、人手不足のため、
副審限定で、やることにしたのです。
久しぶりに副審をやりましたが、喬木対上郷、すべてにおいて、上郷が勝って
いたと思います。上郷は攻守に危なげなく、4-0の快勝で喬木を退けました。
喬木に負けたTOP伊那が、到底かなう相手ではない。その時はそう思いました。
二試合目は竜東。先ほど上郷との試合を少し見ましたが、まだまだのチームの
ようでした。うちも思い切っていろんなポジションをやらせたり、今まで
なかなか出せなかった選手を出したりしました。TOP伊那は昔から弱い相手から
大量点を取るのが得意というか、そう言うことが多いです。こんな所も
弱い者いじめなのです。それは冗談ですが、この試合も、一方的に点を取り、
終わってみれば、12-0で勝っていました。
この日、初めての勝利。昨日から3連敗してからの快勝だったので、みんな
すっかり良い気分になっていたようです。この試合後、やはり審判があったのですが、
その間も特に問題もなく、過ごしていたようでした。
最後の試合、上郷戦は、このチームの今後を占う意味でも、重要な試合になると
予感していました。喬木を全く寄せ付けなかった上郷に、いわば飛車角抜きのうちが、
どこまでやれるのか。控えのメンバーもなるべく使って、全力でぶつかるしかない。
選手には言い聞かせて、送り出しました。前線はほとんど4年です。
上郷戦は、意外なほど早く、うちが先制しました。竜東戦でケチャップの口が開いて
いたのか、先制されて、少しびっくりしたのが上郷だったのではないでしょうか?
勝ち負けのいやらしい気持ちがなくなったせいか、ひたむきな守りや攻めができるように
なった気がしました。上郷に負けない1対1での当たりができていました。
後半、ひとつうまく行ったのは、控えで今まであまり出れなかったK君を、相手の攻めの
キーマンにマンマークで付けたことでした。前の試合でも、この試合でも、この選手が
ゲームを作っていて、フィニッシュまで決める危険な選手だと思ったからです。
K君はしっかりと指示を守って、マークしてくれました。事実、相手は明らかに嫌がって
いました。
それが奏功したのか、一点は返されたものの、だめ押しも含め、3-1で見事な勝利を
収めました。あの上郷に勝った・・・。
本当に、勝負はわからないものです。選手達にも言ったのですが、先取点は本当に
重要な物だ。そして試合の流れをつかんだチームが勝つ。
サッカーは強いチームが勝つのではない。勝ったチームが強いのだ。
しみじみと言い聞かせたのですが、本当にその通りだと思いました。
最終的な結果は、この最後の上郷戦の勝利により、2勝1敗となり、得失点差で1位。
ほぼ諦めていた敢闘賞の賞状とボールをいただくことができました。
あんなに昨日は気分が悪かったのに、終わってみれば、今週も賞状をもらって、
とりあえずは良い気分で帰れました。ただ、半分のチームは上にいるわけで・・・。
焼き肉食べたい!という声はシャットアウトして、帰ってきました。
終わり
かなりの手応えを感じていたので、初日のアクシデント+精神面の
弱点をさらけ出してのブロック最下位は、かなりモチベーションダウン
でした。前の週のセンゴクドリームカップで、個人攻撃というか、
以前からあったいじめみたいな行為について、チームで時間を取って
話し合ったばかりだというのに、週が明けたら今度は飯田で取っ組み合いの
ケンカを始めているのですから、あきれます。
この学年のこの問題については、いろいろと根が深いので、ここでは
このくらいにしますが、技術的にも4年の頃から伸びが無いように感じられ、
寄せが早く、しっかり練習している感じを受けた下伊那のチームに、
二日目の3,4位リーグと言えど、決して楽観はできないという気持ちでした。
一日目が酷かったので、二日目は投げ出すと言うことは、さすがに大人ですから
できません。二日間は責任を持って預かったのですから・・・。
でも、一夜明けて二日目になると、不思議とさばさばした気持ちになって、
試合に臨めそうな気がしました。会場が全く別の所になったのも、気分が
変わって良かったのかも知れません。
朝の集合時、これだけは言っておきました。人の話を聞けない、アップや
ダウンを真面目にできない、何よりコーチの指示に従えない者は、試合では
使わない。普通のチームなら当たり前にできてないといけないことです。
それプラス、ケンカやいじめをした者も一切、試合に出さないと・・・。
この朝の訓示の効果があったのか、この日はそれでも比較的、皆が真面目に
やっていたようでした。劇的に良くなったわけではないですが。
この日のモチベーションの一つは、3,4位リーグでも一位になれば賞状と
賞品がもらえると言うことでした。子供は特に現金なモノで、このように
何かもらえるとなると、それだけで張り切ります。
3,4位リーグは4ブロックの3,4位を均等に2ブロックに分けて、総当たり
3試合を戦います。
TOP伊那は初戦が喬木アレグリ、次が竜東、最後が上郷です。
竜東はあまり聞いたことはないですが、あとの2チームは、下伊那では
名が知れたチームであり、逆になんで3,4位なの?という感じです。
この二日間で感じたことは、下伊那のレベルが、均等に上がってきていると
いうことです。丸山にしろ松川にしろ、結果から言うと、うちは初戦の喬木戦に
敗れ、後の2試合勝ったわけですが、二日間で楽に勝てたのは実に竜東戦
だけでした。
初戦の喬木戦は、両者、点を取り合い、良い試合になりました。実力的には
うちの方が多少上だったように見えましたが、とにかく、うちは昨日の
ショックから、未だ立ち直っていない感じがアリアリと出ていました。
そこに加えて、この日はDFの要、TM君が不在で、只でさえ4年のDFもいない
状態だったので、それほど喬木のFW陣にものすごい迫力があったわけでは
ないのに、いやな時間帯に先制、加点され、1点差のまま2-3で敗れて
しまいました。
これで、3,4位リーグの一位もなくなり、全くの手ぶらで帰らなくては
いけないと思いました。自分たちの試合の後には、審判もあり、ここの所、
病気のこともあって、審判をやっていませんでしたが、人手不足のため、
副審限定で、やることにしたのです。
久しぶりに副審をやりましたが、喬木対上郷、すべてにおいて、上郷が勝って
いたと思います。上郷は攻守に危なげなく、4-0の快勝で喬木を退けました。
喬木に負けたTOP伊那が、到底かなう相手ではない。その時はそう思いました。
二試合目は竜東。先ほど上郷との試合を少し見ましたが、まだまだのチームの
ようでした。うちも思い切っていろんなポジションをやらせたり、今まで
なかなか出せなかった選手を出したりしました。TOP伊那は昔から弱い相手から
大量点を取るのが得意というか、そう言うことが多いです。こんな所も
弱い者いじめなのです。それは冗談ですが、この試合も、一方的に点を取り、
終わってみれば、12-0で勝っていました。
この日、初めての勝利。昨日から3連敗してからの快勝だったので、みんな
すっかり良い気分になっていたようです。この試合後、やはり審判があったのですが、
その間も特に問題もなく、過ごしていたようでした。
最後の試合、上郷戦は、このチームの今後を占う意味でも、重要な試合になると
予感していました。喬木を全く寄せ付けなかった上郷に、いわば飛車角抜きのうちが、
どこまでやれるのか。控えのメンバーもなるべく使って、全力でぶつかるしかない。
選手には言い聞かせて、送り出しました。前線はほとんど4年です。
上郷戦は、意外なほど早く、うちが先制しました。竜東戦でケチャップの口が開いて
いたのか、先制されて、少しびっくりしたのが上郷だったのではないでしょうか?
勝ち負けのいやらしい気持ちがなくなったせいか、ひたむきな守りや攻めができるように
なった気がしました。上郷に負けない1対1での当たりができていました。
後半、ひとつうまく行ったのは、控えで今まであまり出れなかったK君を、相手の攻めの
キーマンにマンマークで付けたことでした。前の試合でも、この試合でも、この選手が
ゲームを作っていて、フィニッシュまで決める危険な選手だと思ったからです。
K君はしっかりと指示を守って、マークしてくれました。事実、相手は明らかに嫌がって
いました。
それが奏功したのか、一点は返されたものの、だめ押しも含め、3-1で見事な勝利を
収めました。あの上郷に勝った・・・。
本当に、勝負はわからないものです。選手達にも言ったのですが、先取点は本当に
重要な物だ。そして試合の流れをつかんだチームが勝つ。
サッカーは強いチームが勝つのではない。勝ったチームが強いのだ。
しみじみと言い聞かせたのですが、本当にその通りだと思いました。
最終的な結果は、この最後の上郷戦の勝利により、2勝1敗となり、得失点差で1位。
ほぼ諦めていた敢闘賞の賞状とボールをいただくことができました。
あんなに昨日は気分が悪かったのに、終わってみれば、今週も賞状をもらって、
とりあえずは良い気分で帰れました。ただ、半分のチームは上にいるわけで・・・。
焼き肉食べたい!という声はシャットアウトして、帰ってきました。
終わり