伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

下伊那フェスティバルPart1~因縁の地で・・・

2012年11月27日 00時50分03秒 | 少年サッカー
先週のセンゴクドリームカップの詳細も更新できぬまま、今週(すでに先週と
なっていますが)の下伊那フェスティバルを迎えていました。

下伊那フェスティバルとは、5年生の大会なのですが、フェスティバルとは
言っても、上伊那フェスティバルのような本当のフェスティバルとは異なり、
どっちかというと、5月の連休に行われる、飯田市長杯の5年生版といった
感じの、2日間、2会場で行われる、ひとつの立派なカップ戦です。

下伊那中心に16チームを4ブロックに分け、予選リーグを戦って、1,2位が
上位ブロック、3,4位が下位ブロックに分かれて2日目を戦います。

上位ブロックの優勝が総合優勝。下位ブロックの1位にも敢闘賞が与えられます。

TOP伊那も数年前から参加していますが、ほとんど上位ブロックに残ったことは
ないように思います。

今年、たまたま5,6年担当のUコーチが2日間見ることができないとのことで、
去年まで今の5年を見ていて、今年4年も呼ばないと人数が厳しくなったために
私、Menottiがこの下伊那フェスの指揮を執ることになりました。
5年になってから、約一年、見ていなかったので、実際にどのくらいの成長を
しているか楽しみでもあり、4年との融合など、来年を占う意味でも、重要な
大会になりそうだと予感していました。

先週の水曜は一日だけでしたが、4,5年を担当して準備をしたり、選手達の
様子を見たりしました。この時はこのメンバーでまずまずは行けそうだと、そう
思っていたのです。

予選ブロックの対戦相手は、初戦が丸山、次が上伊那の東春近、最後が松川と
なっていました。中でも丸山は、先の新人戦、県大会にも出ていて、一番
手強いのではないかと思いました。初戦にここに勝てれば、次の東春近は、
上伊那5年生リーグでもやっていて、この時は逆転負けしていましたが、相手に
例のMコム君がいたり、2バックの裏をやられたりと、今ならMコムもいないし、
何とかなるだろうと思っていました。

松川は情報がありませんでしたが、それでも初日は5年の主力が全部いるし、
大丈夫だろうと・・・。むしろ2日目は主力が2名いなくて、上位に残った
場合に、多少不安がありました・・・。

ところが、1日目の最終結果は、よもやの4位。最下位でした。

原因は色々あって、その一つはGK、TKY君の一発レッドです。

初戦、心配していた丸山戦ですが、始まってみると終始、うちが主導権を握り、
何度も決定的な場面を作っていました。しかし、フィニッシュが決まらず、
ようやくY君の突破から強引に先取点を奪ったのですが、前半はこの1点のみ。

後半は徐々に流れが相手に移り、さすがに相手もテクニックある選手が多く、
地力を出し始めた感じがしました。ショートカウンターから抜け出され、同点に
追いつかれると、いよいよ危なくなりましたが、かろうじて2点目を上げ、さらに
3点目を果敢に狙ったのですが、相変わらず外しまくり、そのまま2-1での
勝利でした。1位で抜けるために、なるべく大差をつけたかったので、この結果は
満足できる物ではありませんでしたが、とりあえず、勝って良かったくらいです。

2試合目、東春近戦は、予想に反して撃ち合いになってしまいました。前半から、
相手のテクニシャン、5年生リーグの時も見た選手に持ち込まれ、危ないシーンの
連続です。うちは3バックでしたが、なんでいとも簡単にこれほどやられるんだ、
とあきれるほどでした。

そして前述の事件が起きたのです。GKと1対1になった相手に、飛び出しが若干遅れた
TKY君がアフター気味?に相手と交錯したかに見えました。
審判がカードを探している風だったので、イエローか、まさかレッドは無いだろう
と思っていたらそのまさかでした。同点か1点差位だったので、突き放されるのも
そうですが、今回、GKが一人しか来れなかったので、かなりやばい状況になって
しまいました。退場選手は、次の試合も出場停止なので、TKY君はここで初日が
終わってしまいました。

GKは、昔、ちょっとだけやったことがあるH君にやってもらいましたが、
やっていたのは低学年の頃だし、普通なら取れるレベルのボールも、ゴールされて
しまい、チームのメンタルもずたずたでした。結局、2-4で負けてしまいました。

まあ、普通はあそこで、あのレッドは無いなと思うのですが、実は伏線があって、
開会式の時に、役員の方のお話しの中で、少年の大会でレッドカードが出るのは、
GKが決定的なゴールシーンを阻止したような場合が多い、と言うような
主旨の話をされていて、おそらく、それが審判の頭に浮かんだのではないかと
個人的には思いました。あの場面、果たして故意に、決定的なシーンを阻止したのか?
審判の判断は尊重されますが、うちにとっては決定的なダメージを受けてしまった
のは、事実でした。

最終戦の松川戦。全く楽に勝たせてくれるところはないです。うちのこのような
状況下、強いフィジカルでしっかりと戦ってくる松川に、こちらは1点取るのが
精一杯、疲労と精神的なショックもあってか、全体的に足が重く、徐々に加点されると
後半は完全に切れてしまい、結局1-5での敗戦です。この試合で勝ちさえすれば、
上位リーグに行けるとわかっていたのに、負けた上、最終戦で丸山が東春近に
逆に5-1で勝ったため、得失点差でなんと最下位に転落してしまったのです。

実は丸山に勝ったあと、選手間のいざこざや態度の悪さなどもあって、雰囲気も非常に
悪く、松川戦の後も、話は聞かない、ダウンも真面目にやらない、など、あまりに酷いので
解散の挨拶時も、かなりきつい話をしました。それでもふざけるような子もいたので、
本当に、明日、見るのもいやになってしまいました。全く気分の悪い終わり方でした。

以前、全日本の予選で、ここの会場でやったことがあったのですが、その時も、別の
コーチでしたが、選手が怒らせてしまって・・・、と言う事件がありました。この場所、
三日市場の南コートは、うちにとって鬼門なのかも知れません。
一年ぶりに見た5年でしたが、精神面は全く成長しておらず、むしろ悪くなっている始末。
明日、どのように立て直して、結果を出せばよいのか・・・。

そんな想いで、帰路につきました・・・。

二日目に続く・・・。
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