予告を観て、この夏一番観たくない映画だと思ってました。「河童キモイ、子供向け、ありがちな感じ」。そんな映画が、キサラギよりさらに評価が高い。うそ?なんで?タダ券があったので、試しに観に行ってみました。
謝ります。ごめんなさい。皆さんの言う通り。かなり入りこみました。キモイと思ってたクゥは可愛くてしょうがないし、いちいちいろんな場面で笑えるし、涙もどんだけこらえたことか。いじめ問題や、人間の弱さ傲慢さ、親と子の関係、自然の大切さ、そういうことを改めて考えさせてくれます。そしてまた自然描写も美しい。雨雲のシーンは大迫力で、海や川もその透明度や冷たさまで伝わってきそうで。夏っていいなぁ、自然っていいなぁ、私もクゥと一緒に泳ぎたいなぁって、素直に子供みたいな気分に浸れましたよ。
クゥの涙に涙とまらず。ぜひ劇場で。
そうそう、エンドロールを観てびっくりしたのが、お父さんの声がココリコ田中?キジムナーの声はすぐわかったのに。あそこでまさかキジムナー登場とはねぇ。沖縄好きの私としてはなんとな~く鼻高々?