霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

エクスターミネーションクリア

2007年01月12日 20時36分43秒 | アニメ、ゲーム、映画等
今すっげぇ変な夢見た(挨拶)。何が変かって、舞台は現代の自動車教習場(合宿)なのに織田信長が出てくるのである。で、信長公はローラースケートが苦手ということで、いっちょう私が鍛えて差し上げましょうという事になるのだ。で、こんな面白い事はそうそう無いとばかりに私の友人が尾行してくるのだが、何せダンボール被ってるばかりにバレバレであり、信長公も腹抱えて笑ってローラースケートどころではないという夢だった。

うん。やっぱり変だ。大体にして、信長公が気のいいおっちゃんだった時点で変だった。何だったんだろう。あの夢。という訳で、ごきげんよう諸君。いかがお過ごしかな。私はさっき夢見たとか言ってたとこから判るとおり、今日も学校に行っておらぬ。何で鬱コモリの次の日からクソッタレ平井の顔なぞ拝まねばならんのだ。いや、まぁ、私の好きな授業もいくつかというか結構入っておるのだが、いかんせん昼を過ぎると消滅する為、まぁ寝坊するとこうなる訳だ。


ところで、エクスターミネーションだが、今日だったか昨日だったかにクリアした。取り敢えず思ったことは、何だよ、クソゲーじゃねぇじゃんという事である。PS2最初期のゲームとしては絵が相当綺麗な上に話も悪くないし、アクションも全てが×に集約されている以外は悪くない出来だ。つうか、説明書よく読むまで知らなんだよ。敵が近くに居る状態で×押すと緊急回避が出来るのな。お陰で、それまで相手にした時は倒すにも逃げるにも重傷を負わされたガンナー(銃乱射してくる敵。多分元海兵隊か陸軍警備隊の成れの果て)の攻撃も軽くかわして進める様になった。アクション性が悪いとか言っておる奴は説明書をよく読んでいないか、このゲームを勘違いしているかのどちらかだろう。バイオハザードだと思ってたら間違いなく勘違いである。

バイオハザードは最初持ってる装備が拳銃だけとか、弾は拾えるだけで敵を全員倒すだけの弾は手に入らないとかで敵から逃げるゲームに思えるが、実は違う。進路上邪魔になる敵をブチ殺す弾は十二分にある上、敵を回避する為のアクションが貧困というか、3以外は事実上無い為、先に進む時邪魔になる奴は容赦なくブチ殺し、逆に邪魔にならないなら放っておくというゲームである。エクスターミネーションは全く反対だ。いかに途中で輸送機が墜落したから重火器は失ったとは言っても、主人公はいっぱしの海兵隊であり、最初っからマトモな突撃銃(SPR4というらしいが一点の曇りも無くただのM4)を持っている。

更にこの突撃銃は強化が可能であり、銃身下部にグレネードランチャーやショットガンを装備出来るし、一番最後にもなるとアルティミットランチャーなるミサイルランチャーを装備できたりもする。しかも弾も豊富だ。弾倉一個につき50発、最初から二個装備で合計百発撃てる。しかも施設には弾薬庫が点在しており、弾は無限に補給できる。だがここで化物どもめ皆殺しだぜヒャッハー!と考えたら運の尽きである。

何でそこら中に同じ装備してる隊員の死体が転がっておるのか。そんなもん、敵が強いからに決まっておる。まぁ、たまにと言うか、吹雪で変な方向に流されたのか、何人かは南極の寒さの中で凍死体になっておるがな。まぁ、何せ敵がなかなかどうして手強い。一番弱いゴキブリみたいな敵でも、三体ぐらいに囲まれると割合きつい。SPR4で撃ち殺そうにも小さいゆえになかなか照準が合わず、かと言ってゆっくりやっておると銃を構えておる間は立ち止まっている故敵にしてみればただの的であり、緑の液体を吐かれたり身体に粘着されたりやられ放題である。ゴキブリだけでもかように相手にしにくい上に、ゴキブリと一緒にワンちゃんやらミラコロライオンやらガンナーやらが出てくると割合どうしようもない。最後の方になると施設の侵食がこれでもかってぐらい酷くなり、化物退治の為に設置されたセントリー銃が侵食されて緑の液体をばら撒いてきたりする。化物退治に設置した機械が化物になっては世話が無いな。

つまり、結局のところこのゲームは逃げゲーなのだ。常時逃げ。基本ガン逃げ。これがプレイヤーにこれでもかってぐらい嫌~な緊張感を与えるのである。何せこのゲーム、敵を倒しても扉を開けると復活する為、無限に敵が湧いてくる。しかも、弾薬補給庫の様に一見、敵がいない休憩ゾーンかと思うとゴキブリが飛び掛ってきたりするから油断できない。しかもこのゲーム、体力とは別にもう一つ免疫力というものがあり、これは敵に接触したりする事で下がる。簡単に言えばウィルスに感染する様なものだ。何せ最大の敵はバクテリアだからな。このゲーム。

で、これが0になるとほぼ死ぬ。ほぼ間違いなく死ぬ。何せ体力が時間で減っていくからな。しかもこの免疫力、ゲームを通して10を超えない数しか手に入らないダブル回復剤以外では回復できない。MTS治療機というものが施設に散在しており、それを使えば回復できるのだが、使うにはMTSワクチンが必要であり、無論ワクチンは有限である。


かように、バイオとは比べ物にならない生理的嫌悪感を常時発揮され続けるゲームである為、ヌルゲーマーには馴染まなかったのだろう。バイオハザードはT-ウィルスに感染するとゾンビになるという設定なのに、主人公どもめはいくら攻撃を食らっても一向にゾンビになる気配が無いというプレイヤーには都合のいい理不尽さを発揮してきた訳だが、エクスターミネーションは主人公だろうが何だろうが攻撃を食らえば容赦なく感染である。主人公デニスの免疫力が0になると、アイテム画面では『デニスプリクリーチャー状態と情け容赦なく言われる。話の進行の上でイベント的に感染するゲームはあっても(バイオ3やSIREN)、ゲームシステムとして感染するゲームは少なくとも私はこれ以外知らない。

そんな訳で、ホラーゲームのある意味本来あるべき姿を体現したゲームである故、ゲーマーを自認する諸君には割合積極的にお勧めする次第。ストーリーも良いぞ。MS IGLOOなんぞより一億倍良い。まぁアレゲームじゃないけど。だがストーリーはアクションの王道だし、何より意味もなく主人公とヒロインがくっつかない。主人公は一年前の作戦で戦友にかばわれて亡くしており、その戦友の恋人だった奴が今回のヒロインである。そんな訳だから主人公は当初ヒロインに激しく罵倒されるのだが、中盤からヒロインの方が徐々にマトモな方面へ戻ってきて、ゲーリー(脇役)に「あれは作戦自体に無理があったんだ。デニスのせいじゃない。それにデニスだって辛かった筈だぜ。彼女よりも長い間付き合って、誰よりもよく知ってる戦友を失うってことは」とかいい事言われたりしてエンディングでは「ごめんなさい、私…」とついに折れ、あーこれでこいつらくっつくんかなーと思っておったら、


デニス「何かあったら基地に連絡をくれ。いつでも、すぐに駆けつける。俺達…友達だろ?


素晴らしい。実にグゥレイトだデニス。ソニーめ、なかなかいい仕事をするではないか。デニスには「単細胞野郎に一発ぶちかましましょう!」という、相手がバクテリアだから本当に単細胞な素晴らしい名言もある故、西暦2000年度ザ・ベスト・オブ・ホラーゲー主人公賞を贈りたい。

しっかし、このゲームそんな悪いゲームじゃないけどなぁ(PS2mk-2のレビューを見ながら)。いやまぁ確かに墜落死はウザいけどさ。


3 コメント

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いいね! (いやっほー)
2007-07-06 16:59:08
いいネー!このhp!僕小学生だけど、これもってるよー!1のときに買って4のときにクリアしたよー!
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すごいな・・・ (きりしま)
2007-07-06 20:32:32
バイオが出た時点で結構な歳だったとは言え、私でもそれなりに成長してからホラーゲーに手を出したのに…小1でエクスターミネーションとは凄いな。

ちなみに先日エクスターミネーティングプレイを完了した。暇ができたら緊急回避使用不可エクスターミネーティングプレイでもしようかなと思う程度にはこのゲーム好きだな、私は。
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はっはは (雑魚です)
2011-10-22 16:54:01
ははは









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