日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

でか山の日の教会学校

2008年05月04日 | 地震のあとで
毎年5月3,4,5日は七尾で一番大きなお祭り、青柏祭り。でか山という大きな山車が七尾の町の中を進む。3つのでか山が決められたコースを回る。
4日は朝8時から教会の近所から、でか山の一つが動く。
今朝8時55分、教会学校の生徒はまだ誰も来ていなかった。「でか山の日だものなぁ」。生徒数0かもしれないとちょっと覚悟。でか山の日は、お店が出てたりイベントがあったりする。家族で友達でいくだろう。
親が教会員のよういちだけがくるかなぁ・・・。中学科は0かもしれない。
ところが、9時少し前、中学生のAくんが礼拝堂に飛び込んできた。夜中はでか山をひっぱっていたらしい。でも日曜日の朝、教会にやってくる。幼小科も、親に連れられてきた子だけでなく一人でやってきた子もいた。
ずっと開店休業・出席者0だった中学科が、この4月から中学一年生がくるようになって礼拝が守られるようになった。4人の中学一年生。全員幼稚園の卒業生。そして、4人のうち3人があの地震の時を共にした仲間。
中学科が4月から毎週必ず出席者がある、ということは七尾教会にとって大きな希望。奇跡にも思える喜びだ。クリスチャンホームではない彼らにとっては、これから中学生活、親戚づきあい、いろんな事があるだろう。
これからも、神様が彼らを教会へと招いてくださるように、祈り願っている。

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