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小説書いてます

小説を書くことで、自分と違う人間になれるのを楽しんでいます。

色町だった新柳町

2015-03-15 | その他

人様の前で話すのは挨拶するのも嫌いな私が、慰安婦の研究をされている、東京から来られた大学教授の方々に昭和33年の売春禁止法が施行されるまで、九州でも有名だった色町、新柳町の娼妓(遊女)の生活ぶりなどを話しました。そのあと現在は清川と町名が変わっている、かつての新柳町界隈のフィールドワークをしました。この街の近くで育ち、ある程度彼女たちの生活ぶりを知っている者の役目と思い話させていただきました。果たして役に立つ話ができたかどうか分かりませんが……。

ロータリー かつてここは井戸でした。遊郭つとめが苦しくてこの井戸に身を投げた人もいると言い伝えられています。今はご覧のようにモニュメントのようでした。

遊郭 小松屋1(赤線跡を歩く2) つい最近まで建っていましたが今日行きましたら取り壊されていました。福岡大空襲を免れていますので昔の面影を残しています。

遊郭 小松屋2(同上)


フジツボとナミマガシワ

2015-03-03 | その他

2月の中旬、たくさんの牡蠣を頂きました。タワシで牡蠣の殻を洗っていると、たくさんのフジツボが付いていす。今までじっくり見たことが無かったのですが、よく見ると縦縞がきれいです。 ↓の牡蠣の殻にへばりついている貝の名前、やっと分かりました。この貝、2枚貝なんですって。そうは見えませんが……。

フジツボ 貝だと思っていましたら、なんとカニの仲間だそうです。食べられるというので食べてみました。かすかにカニに似た味がしました。

縞模様が綺麗でした。

ナミマガシワ 子供のころ海辺を歩いていて、この貝殻を拾ったときは嬉しかったものです。かなり長いこと桜貝だと思っていました。実は2枚貝なんだそうです。どう見ても他の貝にへばりつている1枚貝にしか見えません。生きたのを見たのは今回が初めてでした。

 


今朝の西の空と東の空

2015-02-07 | その他

最近は中国からPM2.5が飛んでくるから、朝起きてカーテンを開けるとまず向うの山が見えているか確認する癖がついてしまった。

今朝の西の空 昨日は全く見えなかった山脈がかすかに見えています。これが見えるとほっとします。今日のPM2.5は大丈夫のようです。07:17分撮影

今朝の東の空 西の山脈が見えたので、東の山脈も撮ろうとマンションの8階まで上りました。朝陽も撮ることができました。07:30分撮影。

オカヨシガモ 彼らを来年も見られるとは限りませんので、行く度にカメラを向けてしまいます。

オカヨシガモ

オナガガモ 今年は見る機会が少なかったので、群れでいる福岡市の西を流れる室見川まで行きました。名前の通り♂は長い尾羽をぴんと伸ばしていました。

オナガガモ 混じりっ気なしオナガ君やオナガさんばかりです。


遊郭街跡 新柳町・清川の歴史と散策

2015-01-18 | その他

今日は福岡県人権研究所の定例研究会で「遊郭街跡 新柳町・清川の歴史と散策」と題して、戦中戦後の遊郭の仕組みや、娼妓さんたち暮らしぶりなどを話しました。昭和33年3月15日に売春禁止法が施行されて、今は町名も変わり消えてなくなった街です。私は資料を調べて書くのは好きですが、人様の前で喋るのは大の苦手ですから、一時はどうなることかと心配しましたが、何とか役目を果たすことができてほっとしています。講演の後、新柳町(現清川)を参加者と散策しました。会の終わりに「分かり易くて面白かった」と、おっしゃってくださった方がいらっしゃって嬉しかったです。

三光園 昭和元年創業、現在も営業している料亭

ゆには会館跡に建ったマンション。 かつてここは1階がゆにはデパート2階が福岡劇場という映画館でした。

新柳町入り口に建っていた石柱 ここからが遊郭街になりました。石柱には「春風緑柳飛鳳凰・夜雨青燈引鸚鵡」と彫られていました。この絵は当時の雰囲気をよく表していると思います。西島伊三雄画

翠糸学校 全国に芸娼妓学校のは3校しかありませんでしたが、その中の1校が新柳町にあった翠糸学校です。修業年限4年、午前9時から2時まで礼儀作法や裁縫、生け花、習字、算盤などを教えていたそうです。

遊郭 一楽 岐阜の浅野屋と二大妓楼と評判を取っていました。よくもこれだけの美人を揃えたものだというほど美人ばかりだったそうです。大正、昭和の洋画家、和田三造のデザイン。門の奥に太鼓橋が掛かっていて、極楽に通じる架け橋などと呼ばれていたそうですが、男性にはそうであっても、女性にとってはどうだったんでしょうね。


雪が舞う

2015-01-02 | その他

元日も2日も朝から雪が舞っています。午前10時半ごろは牡丹雪が降っていて、いつも見慣れた景色が違ったものに見えました。昼過ぎには解けてしまいましたが。

最上稲荷 雪の舞う中で見るとまるで違った建物のようです。ひょっとしてこれは雪国? なんて錯覚しそうでした。