nakazumi's blog

文化・歴史・城郭をメインに、時々『気になる事』を記す婆娑羅ブログ!

一身田寺内町(環濠)

2013年02月05日 | 三重県の城郭・環濠

 一身田は、30軒余の農村集落であったが、戦国時代の15世紀に専修寺が建てられてから、専修寺を中心に発展をとげ、16世紀からは町の周りに環濠を作り、防衛的な性格を帯びた環濠集落になった。一身田寺内町は、真宗高田派の総本山専修寺を中心に、末寺や商家、宿屋などが集まり、四方を堀で囲まれている典型的な城郭的都市(濠集落)であるその範囲は、東西約500m、南北約450m(面積約20.2ヘクタール)。落ち着いた街並である。  

[所在地:三重県津市一身田]

 <アクセス>JR紀勢本線・一身田駅より徒歩5分又は、近鉄名古屋線・高田本山駅より徒歩15分。

一身田寺内町(環濠集落)略図

環濠に囲まれた寺内町には、濠に橋を掛け、内側に門を建てた出入り口が三か所(桜門・黒門・赤門)ありました

 、京都方面の出入り口黒門、寺内町の総門で、伊勢方向への出入り口、赤門、江戸方面への出入り口でした。

 

環濠(毛無川)

 

東側の環濠  ▼西側の環濠 ▼南側の環濠 ▼北側の環濠

   

道標

 

専修寺

 通称、高田本山の名で知られている真宗高田派の総本山

    

唐門            ▼山門

 

如来堂(国宝)        ▼御影堂(国宝)

 

太鼓門・・・専修寺の東側にある左右に長屋がつく四重の櫓門

                    ▼一御田神社(神明造りの社殿)

 

2013/02/05  訪城