金属中毒

心体お金の健康を中心に。
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役所本を見てつい妄想

2015-08-10 06:08:59 | Weblog

アメストリス国民は錬成により造りだされたさまざまな製品や生命(キメラペット等)を数多く使用している。それらの練成物は国民の生活を便利にし、産業発展に貢献しているが、一方では人の健康や動植物、生態系に悪影響をおよぼす場合もある。
 練成物の有用性を最大限活用しつつ、人の健康や動植物、生態系への悪影響を最小限にするため、各練成物の化学的特性やリスクを理解し、管理監督する必要がある。
 そのために個々の練成者、特に軍の直接管理下にない練成者の登録管理を強化し、彼らによる社会不安化を未然に防ぐことが重要である。


《      素人練成による事故多発     》

練成技術が一般化するにつれ、素人錬成による事故が多発している。通常、実力が伴わない練成は良く知られているように術師本人にリバウンドを起こす。しかし、最近出回るようになった自己完結型錬成陣ではリバウンドがほとんど起きない。このタイプの開発者によるといままでの錬成陣とは異なり、術師の役目は発動の初期エネルギーとイメージだけだという。つまり格段に扱いやすくなったのだが、それゆえの弊害が多発している。

事例
趣味で錬成する程度の術師だったA氏が、おとなしい子犬と生後間もない子猫を合成錬成したところ、異常な凶暴性を示した。A氏自身は数日後に死亡するほどの重症を負い家族も全滅した。国家錬金術師によるとこの錬成陣は植物の合成にしか使用できないという。意思を持った個体の場合、術師のイメージがあいまいなままだと本能部分が補完され個体維持の限度を超えた攻撃性を呈する。
 問題の個体はすでに軍に処分されている。



役所発行の本を読んでいたら、アメストリスでもこういうお役所本が出ているのかと妄想してしまいました。

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