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プロポーズ小作戦117

2010-01-08 00:52:45 | コードギアス
プロポーズ小作戦117

この頃生きていた人のそれなりのやり方。

ここでまた少し寄り道する。計画性とは縁が無いサイトである。

ゼロ・スザク
ゼロ・レクイエム(公式文書ではゼロ・革命)後、藤堂・扇の連名で正式に亡き2代目ゼロの後を受け継いだと認定された。ゆえに3代目の降臨日はゼロ革命の翌日である。この認定に星刻の名が無いのは歴史上の疑問とされていた。星刻すなわち中華は当初は3代目を認めていなかったのではと言われる根拠である。真実はゼロ革命後の10日間、星刻は日本の病院に入院していたため(病院のハイテク機器を利用して病床から指揮を執っていた)、目立つ言動を避けただけである。
 活動初期の3代ゼロは亡き2代ゼロの遺訓を継ぐように、政治の調整者として動いた。世界もそれを受け入れたが、すぐにあることに気がついた。ゼロの言動は全てシュナイゼルとリンクしていると。これではゼロはブリタニアの露払いにすぎないではないかと、各国がゼロの存在意義に疑問を持ち始めた。
 ゼロ・レクイエム後一人で世界を廻っていたCCの耳にもその声は入った。それゆえにCCは共犯者から預かったファイルを星刻に渡した。
 鞘を持つ国が中華に変わった時から、ゼロのやり方は大きく変わった。今までの政治の調整者の役割を止め、戦闘への裁定者となった。そのやり方は一見単純である。泥沼化している戦場の真っただ中に3代ゼロの愛機零で躍り出る。零は世界的に有名な機体である。ナイトメアに乗る者なら、軍人であれ、傭兵であれ、零を知っている。
まず、スザクは停戦をオープン回線で命令する。ここで、停戦すれば次はシュナイゼルや星刻が出てきて具体的な停戦の条件を決める。一応ゼロも立ち会うが、鞘を持つ国の宰相が完全にとり仕切る
では、停戦を受け入れなければどうなるか。ゼロの見ている場所で戦闘をすることになる。そして勝者が決まった時、ゼロはただ一機で勝者を撃つ。すなわちゼロが見下ろした戦場においては、勝者さえも生きて帰ることはできない。
当然、批判の声も出た。だがそれ以上にゼロの強さを恐れる声が大きかった。マスコミは書いた。
『まるであの裏切り騎士、白き死神さながらの強さ』と。
ゼロのやり方が世界に知れ渡ったとき、世界中の戦場で変化が起きた。傭兵が、あるいは正規兵さえもが大掛かりな戦場を嫌がるようになったのだ。命あってのものだねである。勝っても殺されるなら命令違反で処罰されたほうがまだましである。
結論だけ言うと、スザク・ゼロのやり方が知れ渡ってから大掛かりな戦争は半減した。
鞘を持つ国としての中華の面目も立ったというものである。

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