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ギルがフリードリッヒ2世を認めた頃 撒き餌してみる

2013-02-11 16:28:20 | APH
ぴくしぶの撒き餌


ギルがフリードリッヒ2世を認めた頃

古い本を読みました。昭和41年の歴史の本です。黄ばみが3センチも浸透したページの真ん中に十字軍の項目がありました。 そこで見つけた話しです。 「少年十字軍は聖地まで行きつかず、悪い船主に騙されてアフリカに奴隷として売られた。この船主はあとで皇帝フリードリッヒ2世に絞首刑された。」 皇帝は拉致被害者・・・売り飛ばされた十字軍の少年たちを一部とはいえ解放し連れて帰った。」 東大教授の堀米氏と助教授の木村氏の対談なので、信頼できると思います。 この辺りの話を読みたいなぁと思うので、また撒き餌します。


フリードリッヒ2世といえば、小さなギルを北のバルト海地方に送りこんだ上司。
うちの設定ではギルは兄ヨハネと引き離され、泣きながら送られたことになってます。
史実での資料では色も好き、慾も好き。そして何よりも知的好奇心にあふれた皇帝でした。
たとえば人が生まれながらに何語をしゃべるのかを知りたくて、赤ん坊にまったく話しかけることなく育てろと命令したり、結果、赤ん坊は死にました。
この探求心にあふれた皇帝なら、御国様がいかなるいきものなのか大変な興味を持ったはず。自分の国の御国様にはうかつに手を出せないけど、ギルならかまうこたぁない。きっと悪意なくいじりたおして、ギルを大泣きさせたのではないでしょうか。
 悪意が無いならいいのではと思う人もいるかもしれませんが、むしろ悪意が無いほうが問題です。悪意が無い相手は憎みにくい。そういう相手は、相手の価値観や存在を認めるか否定するかしかない。

ギルとしては一応上司なので、皇帝を否定しにくい。でも認めるのはイヤ。いじくりたおされた不快感は残っているし、大好きなヨハネにいさまと引き離されたのも皇帝の命令。

 ひとりですんすんしているギルのところに、お手紙が着く。
それが大好きなヨハネにいさまのお手紙でそこには皇帝が奴隷にされていた同胞を助けたことが書いてある。

だいすきなヨハネにいさまのいうことならすなおに聞くギル。このお手紙をきっかけに皇帝を認めるようになり、まわりのゲルマン人の修道戦士達ともうちとけ出す。

こういう話が読みたいんです。

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