長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★医療費の未払いと日本人のモラル

2008-06-02 06:47:55 | Weblog
医者にかかっても医療費を払わない人がどんどん増えてきているという。
最近の3年間で853億円というから驚く。
しかも、給食費と同じで、払えるにもかかわらず払わない人がいるという。
これは、日本人のモラルが低下してきているという問題で片付く話ではない。
確かに個人負担は、3割と増えている。
後期高齢者医療制度にしても、高齢者は医者代がかかるから、それを自覚させ、少しでも国の負担を減らそうとしている。
だから、どっちもどっちという感じである。
まずは、国民が法律で決められた健康な生活を維持できるようにするのが国の勤めである。
国は適正な医療費を国民からとるようにしなければ、国民も払う気にならないだろう。
次に、医療費を払わないものは、市の国税課でも何でも使って、確実に払わせ、払わないで得をするものを無くすことである。
その上、それでも払わないものは、健康保険が使えないようにすればよい。
もちろん、これには、重大な問題があり、払わないからすぐ健康保険が使えなくするというわけには行かない。
それでも、医療費を払わなかったら、すべて自腹になるのだということになれば、いくらかでも歯止めの役をするのではないだろうか。