東電の賠償額４兆５４００億円

政府の第三者委員会の試算によれば、福島第１原子力発電所で起きた事故の賠償金額が４兆円強となった。
それはともかく、東電がそれに充当するために捻出する金額の予想が、１兆９２４５億円だという。
リストラなどで、１兆円以上の金額が捻出できるとは、東電がいかに大きな会社かをうかがわせる。
さらに、まだ２兆４１２０億円の金額が捻出できると委員会は試算しているのだから驚くほかない。
それはそれとして、東電は、電気料金を決める際の算定根拠となる原価が実際より高く見積もられており、１０年間で６１８６億円取りすぎていたという。
これも、原発事故が起きたから分かったことであり、もし事故が起きなければ、知らない間に取られていたことになる。
他の電力会社についても調査することと、早く発送電の分離をしてもらいたい。

冷温停止

福島第１原子力発電所の２号機が１００度以下になったために、１～３号機の全てが冷温停止になったという。
これは、きわめて喜ばしいことのはずである。
しかしながら、炉心が溶融して、圧力容器の底から核燃料がもれ出たという話はどうなっているのだろうか。
まさか、炉底の温度は１００度以下になったけれど、その下に１００度以上の塊があるということは無いのだろうね。
さらには、９月上旬の原子炉からの放出量が、毎時２億ベクレルだと聞いて驚いた。
セシウムの金属の重量に換算してどれだけか不明であるが、１００度前後の原子炉から、なぜそれほどの放射性物質が放出されているのであろうか。
セシウムといえば、かなり思い原子である。
それが、どのような形で、放出されているのであろうか。

復興増税９．２兆円

民主党は、「政府・民主三役会議」で、復興増税を９．２兆円と決めた。
心配なことがいくつかある。
復興増税といっているけれど、本当に全てが復興に当てられるかということ。
次に、増税期間は長いもので１０年となっているけれど、１０年は長すぎるということ。
仮に１０年増税が続けられた場合、１０年が経過しても、名目を変えてとり続けることにならないだろうかという懸念がある。
さらに、この不景気の中、１０年も増税で、景気はどうなるかということ。
まだ、これは民主党案であり、野党がどのように変更を求めてくるかも分からない。

東電役員報酬下げ

枝野経済産業相が、東電の役員は公務員並みに報酬を下げるべきだといった。
しかしながら、東電は民間の会社である。
まだ、国の管理下におかれているわけではない。
東電が、資産売却などにより、原発事故への保障をすれば、別に役員の報酬など、どうでもよいことである。
それよりも、政府側の責任をきちんとしてもらいたい。
ただ、さすが東電は、世界的な大企業だなと思うのは、役員報酬がびっくりするほど高いということである。
これはうらやましい限りである。

小沢氏元３秘書有罪

東京地裁で、小沢氏の元秘書３人が有罪となった。
その中で、水谷建設からの裏金１億円も認定された。
しかしながら、これらは、全て推認によるものであり、はっきりとした証拠がない。
これは、小沢さんが知らないなんてありえない、小沢さんだから、裏金をもらっているだろう、だから有罪だと、素人がいっているようなものである。
裁判なら裁判らしく、もっときちんとした証拠に基づいて、判決を出してもらいたい。
それはそれとして、もうこうなったら、小沢さんが国会へ出て、説明するしかないと思っている。

原発推進派町長3選

山口県で、原発推進派の町長が選挙で選ばれた。
ここにいたっても、まだ原発を作ろうとしているのかと、腹立たしくなる。
国からの大きな補助金と、中国電力からの寄付で、普通以上の贅沢な生活を続けたいから、原発を推進しようということのようだ。
それも、国が、新しい原発は作らないという明確な方針を打ち出さないためである。
もし、原発事故が起きた場合、その町の3千数百人が、影響を受けるだけではない。
経済への影響を考えれば、日本全体へ影響するのである。
それをこのような少人数で決められてはたまらない。
早く、国の方針をはっきりと決めて、脱原発にはどうすればよいかを打ち出してほしい。

孫が来る

3連休ということで、孫たちがやってきた。
娘2人、ダンナ一人、孫3人と、一挙に6人も増えたので、大賑わい。
娘の誕生日が3日前だったので、それをケーキで祝った。
それから、いつも、車がないので買い物にいけないため、娘に行ってもらった。
ついでに、皆も行くというので、車2台で出かけていった。
買うものは、椅子、これは今まで使っていた机に向かう椅子が壊れてきたので、買いなおすもの。
それから、靴、今履いている靴は水がしみこむようになったので買い換えるもの。
前に買った靴屋へ行ったら、もうそこはつぶれたのか、なくなっていた。
今までためていたポイントは何だったのだろうと、腹が立つ。
椅子を買いに行った隣に、洋服の店があったため、娘は孫の服を買っていた。
いくらもしないのに、そんなお金出してやるといえばよかった。
うっかりしていた。
でも、帰ってから、娘2人に、少しまとまったお金を上げておいた。
というのも、先日、孫から敬老の日のハガキが来て、インターネットで、保育園のホームページを見たら、意外とお金がかかることが分かったからである。
私も、親から大分お金をもらったけれど、若いうちにもらえなかった。
しかし、若い頃は、給料も安く、家のローンも抱えており、子供の養育費にも大分お金かかかるのに、その頃もらえなかったので、少しでも、孫の養育費にということで、娘の若いうちに渡しておきたかったからである。

光より早い素粒子観測

今朝の、読売新聞の一面には、このような見出しの記事が出ていた。
実験した結果、ニュートリノが光より早く飛ぶということらしい。
もっとも苦手な物理であるため、私にはさっぱり分からない。
ニュートリノについては、説明があるけれど、光についての説明はない。
光といえば、誰でも知っているけれど、物理学で言う光とは何なのか、説明がない。
この記事を読んで、どれだけの人が理解できるのだろうか。
これもあいまいな言い方になってしまうけれど、ニュートン力学の後に、新ニュートン力学？が出て、矛盾なく理論が組み立てられたように、ニュートリノが光より早いことについても、新しい理論が出来るのだろう。
そのときには、新しいアインシュタインが出て、ノーベル賞を獲得するに違いない。
私には、そのくらいしか言うことはできない。

中日落合監督解任

中日の落合監督が、現在2位であるにもかかわらず解任されることとなった。
私は小さいときから、地元の球団である中日を応援していたために、埼玉県に来てからも中日を応援していた。
落合監督は、成績としてはそれだけの実績を残してきた。
ただ、マスコミ対応が悪いから、人気がないといわれればそのとおりである。
しかし、勝負の世界は、まず勝つことが先決ではないかと思う。
集客については、球団が考えればよいことである。
先に中日の監督だった星野さんは、2位まで行った実力の楽天を引き受け、さらに補強をしたけれど、現在5位に低迷している。
3年の契約が終了しただけという話もあるけれど、野球の監督というものは、Aクラスの成績を上げれば、監督続行が通例である。
ただ、落合監督の年俸は3億円以上らしいから、赤字の球団にとっては、少しでも赤字を減らしたいのかもしれない。
それにしても、70歳の高木監督では、成績に期待することは無理である。

大型15号台風直撃

昨日、台風15号が、私の住んでいる県を直撃して、通り過ぎていった。
3時頃から、土砂降りと強風が吹き荒れ、7時頃まで続いた。
その割には、被害も少なく、我が区で自動車が吹き飛ばされて、別の自動車に乗り上げたというのをテレビで放映していた。
我が区がテレビに出るのも珍しい。
我が家関係では、電車が止まっていて、家に帰れないと娘からメールが来ていたので、心配して、朝、早速メールを開こうとしたけれど、インターネットがつながらなかった。
我が家の被害はその程度である。
今日はゴミの日であり、台風でいっぱい散っていた、びわの枯葉をかき集めて捨てたぐらいで、台風一過の朝は終わりである。
天気がよいので、夏に使っていた、涼感シートを洗って、もう仕舞うことにした。