長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

首相再稼動決断へ

2012-05-31 07:38:41 | Weblog
大飯の地元の同意が得られれば政治決断で、再稼動すると総理は言っている。
しかし、おおい町にしてみれば、福島原発のような事故が起きるかどうかわからないのに、反対していて、町の予算の何割かを占める原発関連でいただけるお金がなくてはやって、いけないということだろう。
だから、地元は、問題なく同意するに違いない。
だからといって、地元はこれだけではない。
といっても、関西広域連合も、何か分からない玉虫色の宣言を出している。
ドイツでは、日本で原発事故が起きるとすぐに、脱原発に舵を切ったけれど、日本人は、どうやらあいまいのうちに物事を決めていくようである。

震災漂流物の漂着

2012-05-30 09:44:34 | 川柳
東日本大震災の際発生した漂流物が、大量にアラスカに到着しているという。
その他いろんな島々にもたぶん漂着しているだろう。
北朝鮮や韓国から少量の漂流物があっても、気にしていた日本なのだから、アラスカなどに到着した漂流物の処理費用についても、支払ったほうがよいと思う。
日本は大量の国債を抱えているとはいえ、まだまだ経済援助をする余力はあるのだから、今回の震災で被害をこうむった外国には十分な漂流物の処理費を提供すべきだと思う。

発送電の分離

2012-05-30 08:15:17 | Weblog
経産省もいよいよ発送電の分離の腹を固めたようだ。
といっても、14年以降に導入となっているから、まだ今後どうなるかは分からない。
今回の震災後、電力料金の計算方式にも、我々の知らないいろいろの工夫が凝らされていて、東電は損をしないようになっていた。
これを機会に、他の9社についても、電力料金のチェックを送球にするべきである。
東電の社員は、年収を20~25%カットしても、全国の大企業並の賃金だという。
パナソニックでは本社の人員を半減するという。
ただ、一度赤字を出しただけで、これだけの改革をしようとしているのである。
それに比べたら、東電の改革はまだまだ甘いといわざるを得ない。
また、テレビで謝罪していた部長が、子会社の社長として天下り?するという。
発送電分離したときに、このような人事関係がないように監視する必要がありそうだ。


原子力ムラ

2012-05-29 07:30:06 | Weblog
原子力関連の巨大な勢力を原子力ムラとよく言われている。
現在、東京電力福島第一原発事故を検証する「国会事故調査委員会」が開かれており、昨日は、菅元首相が招致された。
その中で、菅さんは東電と電気事業連合会を戦前の軍部に例え「原子力行政の実権を掌握し、批判的な専門家や政治家、官僚は村八分にされ、多くの関係者は自己保身と事なかれ主義に陥って眺めていた」と痛烈に批判している。
これがどれだけ本当かどうかは分からないけれど、菅さんが感じ取った本心だろう。
ということは、総理大臣であっても、原子力ムラを動かすことはもちろん改革することは不可能だったということである。
それと同様な勢力が財務省関係にもあるのではないかと思っている。
財務大臣を経験した野田総理が、マニフェスト違反をしてまでも、消費税増税に向かっている姿を見ると、後ろから目に見えない勢力が後押しをしているように見えるからである。
この場合、消費税の増税をする前にやることがあるとか、消費税を上げたら景気が悪くなるとかいった話は、一切通じなくなっている様に思われる。
総理大臣でも、変えることの出来ない勢力の真ん中に総理大臣がいるのだから、この勢力の方向を変えることは難しいものと思われる。

実りあり小沢―野田会談を

2012-05-28 07:25:42 | Weblog
ここ2,3日のうちに、小沢ー野田会談が行われる予定である。
それにしても、会談の前から、これだけ結果の分かっている会談も珍しい。
野田さんは政治生命をかけて消費税増税をするといい、小沢さんは民主党の原点に立ち返って、増税反対だといっている。
ここで、会談を実りあるものにするために、野田さんは消費税増税の時期に景気条項をはっきりと入れて、当分は増税しないけれど、増税路線はしっかりと作るということにしたらどうだろうか。
また、小沢さんは、民主党政権になって総理が3人も代わっても、無駄の削減で財源の捻出が出来なかったのだから、消費税増税の前にするべきことをいくつか述べればよいと思う。
それでないと、会談の意味もないし、小沢さんが復権する意味もないことになってしまう。

野次馬

2012-05-28 07:25:06 | Weblog
テレビでダービーを見ていたら、消防車がサイレンを鳴らしてきて、我が家の近くで止まった。少しして出て行ったら、アパートの前に消防車が止まっており、野次馬が10人くらいいた。
そこへ、白い消防の車が来た。
アパートの前には、警官が3人くらい並んで立っており、中で3人くらいが動いている。
何が行われているかは、外からは分からない。
聞くところによると、ポストに新聞がたまっていたので、誰かが連絡して、消防車が来たようだ。
まもなくして、アパートの住人が運び出され、ストレッチャーに乗せられた。
アパートの住人は生きているようだ。
というのも、何ヶ月か前に、埼玉では川口で、孤独死があったばかりである。
外に立っていた3人の警官は一体何をしていたのだろうか。
この人たちも必要だったのだろうかと思う。
検死の場合には必要だったのかもしれない。
いつドコで、このようなことがあるか分からないのだから、警官ももっと効率的に動いてもらいたいという気がした。
また、新聞や牛乳配達の人たちともっと連携して、一人暮らしの人が孤独死とならないようにするシステムが必要だなと思った。
それにしても、日曜日の午後ということもあったのか、野次馬もかなりの人数になっていた。

福島4号機の公開

2012-05-27 08:29:10 | Weblog
福島第1原発4号炉が、報道陣に公開された。
それを見ると、瓦礫の山ばかりで、どこが原子炉か、どこが燃料プールかもよく分からない。
1年以上経ったというのに、放射能で近づけないためか、瓦礫の撤去が出来ていない。
燃料プールは、上にシートがかぶせてあるだけで、屋根もないところにある。
耐震工事は行われたようであるけれど、この間のような竜巻が来たら、いっぺんにプール内の水もなくなってしまうのではないだろうか。
それにしても、4号機は3号機などからの水素によって爆発したとのことだけれど、設計上では、それも想定内だったのだろうか。
これを見させられて、1~4号炉の危険だけでもまだ大変なものなのに、大飯原発の再稼動を急いでいる政府とは一体何なのだろうか。

生活保護

2012-05-26 08:55:00 | Weblog
私は生活保護を受けたことがないのでよく分からないが、最近お笑い芸人河本の母親が生活保護を受けていたということで話題になっている。
何でも、5千万円くらいの年収があるのに、母親が生活保護を受けており、問題になった4月に需給をやめたという。
昔は、生活保護を受けることが恥ずかしいことだと思われていたが、いまや200万人を越える受給者となると、少しも恥ずかしいことはないようだ。
それに、最低年金生活者より多額のお金が受給され、しかも医療費などもただとなると、当然受給者も増えるというものだ。
もちろん、もらったお金はパチンコに使おうと文句は言われない。
そもそも、自立を助長することが目的で支給されるのなら、半年とか1年と期限を限って支給すればよいのだけれど、自立する意思がなくても、収入が少なければ、支給されるのである。
また、一度支給されだすと、その後の審査は甘いようだ。
河本の場合も、担当者と話し合いで、いくらかのお金を母親に与えており、その分は、カットされていたというから、今になって河本を責めることは少しおかしいと思う。
今責めるなら、話し合いのときに、打ち切るべきである。
5千万円を稼いでいるという河本を決してかばう気はないが、何億稼いでいても島田紳介のように突然仕事が出来なくなる場合もある。
長くなるので、これ以上は書かないけれど、趣旨に沿って、法律を早急に帰るべきだと思う。

2030年原発依存度0~35%

2012-05-25 08:02:37 | Weblog
総合資源エネルギー調査会の基本問題委員会で示された2030年のエネルギーをどうするかの選択肢案には、原発依存度が35%まで入っている。
これはドコからの圧力が加わっているか知らないけれど、原発ゼロと決まらないうちに、原発再稼動および新設の可能性を無くすことを避けたことは明らかである。
これも先に書いた原子力委員会や有識者会議と同じ穴の狢といったところである。
聞くところによると、地熱発電を利用するだけで、ほぼ半永久的なエネルギーが得られ、環境汚染もないという。
ただ、今までは、国立公園内にあって規制されていたり、旅館組合が、温泉水の湧水量が減るのを懸念して反対してきたために、あまり開発が進まなかっただけである。
それも安価に手に入ると思われていた原発に頼っていたために、地熱発電が遅れてもいたのである。
これから、原発ゼロを目指すなら、法律も変えて、地熱発電にもっと力を入れれば良いだけの話ではないだろうか。


数土氏NHK経営委員長辞任

2012-05-25 08:01:58 | Weblog
数土氏が東電の社内取締役に内定したため、二足のわらじを履くことになった。
これに対し、400件以上のクレームが来た。
それも当然だろう。
今、最大の課題を抱えている東電と、それを批判する側で、公共電波を扱うNHKの役員をかねるというのだから、これで問題がないと思っている本人の頭のほうがおかしいといわざるを得ない。
それにしても、本人の一存で、NHKの経営委員長を辞任してよいものだろうか。
東電は、問題があるとはいえ、民間の一企業である。
国が多くの株を所有しているとはいえ、まだ国有化されたわけではない。
それに対し、NHKの経営委員長は、国会承認人事であることからも分かるように、国に関係する大事な仕事である。
つぎの経営委員長がすんなり決まらなければ、それだけNHKの経営問題に空白が出来ることになる。