コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

効果をあげるか?玉塚社長の「ポプラ」戦略。

2015年06月21日 22時19分45秒 | 日記

 

ローソンの玉塚元一社長は8日までにインタビューに応じ、コンビニ業界の再編をめぐり「中堅、下位のチェーンを合わせるとまだ1万店ほどある」と述べ、買収による事業規模拡大に意欲を表明した。出資している中国地方が地盤のポプラに関しては「共同仕入れなどで効果が出ており、もっと突っ込んだ話ができないか検討する」と提携強化に含みを持たせた。

 ローソンは4月末で、国内に約1万2千店を展開する業界2位だ。だがファミリーマートと、サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスが経営統合すれば3位に転落することになる。

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7601ポプラ

【特色】自社食品供給と売上歩合ロイヤルティ制に特徴。独立路線を転換し14年にローソンと資本提携

【連結事業】コンビニエンスストア事業卸売部門21、同小売部門68、同加盟店からの収入4、同他営業収入4、他3  

【業績】

営業収入

営業利益

経常利益

純利益

1株益(円)

1株配(円)

連11. 2

57,671

330

364

-551

-55.7

10

連12. 2

58,594

458

496

-847

-85.6

10

連13. 2

56,421

211

249

5

0.6

10

連14. 2

55,487

-780

-742

-2,300

-232.3

5

連15. 2

48,764

-945

-925

-1,923

-194.2

0

   

単位は百万円,1株当たりは円

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玉塚社長の提携強化を考えている「ポプラ」09年からほぼ赤字。

特にこの2年、大幅に経営内容が悪くなっている。

通常であれば倒産でもおかしくない。

そのポプラの筆頭株主から、ローソンは、ポプラの発行済株式総数の 5.00%に相当する普通株式

495,300 株を取得致している。

 コンビニ業界の再編をめぐる、事業規模拡大の方向に「ポプラ」を」あげ

赤字を背負い込むことになんの意味があるのだろうか?

ただ単なる数字合わせの提携では、ローソンの経営の事業規模拡大の意味を

なさないと思う。

加盟店からの不信感を引き起こし、結果的に品揃えの悪化を引き起こす 

本部主導の意味の無いMSを即座に中止し、デイリー配送の3便体制に戻し

本質的な経営改善をしなければ、青看板の将来は、ないと思います。

CVSベイエリア、アイアンドエル、南九州ローソン、中国ローソン、ハワイローソン

ローソンストア100ほとんどが赤字。

表面化するのも時間の問題だ。