昨夜からの雨が少し残り、雲の厚い暗い朝でした。
今日の葛城古道は「橋本院」。
金剛山中腹の広々とした空間の台地にある高野山
真言宗の寺院で、日本神話の高天原伝承地とされ
る場所の一角に在る。
境内にある「瞑想の庭」では、四季折々の花が
楽しませていただけます。 今の時期は
皇帝ダリアや寒桜、山茶花など。
夏の名残の紫陽花が天然のドライフラワーに
なっていたり、蓮が矢の折れたような姿に。
高さが5.4mの木彫の巨像で左手に水瓶、右手に
錫杖を持つ長谷式の形式の十一面観音菩薩が
御本尊。脇には六牙の白像にのった普賢菩薩像
があります。
と、検索して地図を開くと、周辺に何もない。
倍率を変えて、
うちから見ると金剛山を越えて麓あたりということがわかりました。
うん。電車くらいしか足のない私には無理な場所でした。
そうか、車でないと難しいのか・・・最近はそんな場所が増えましたね。
はい、周辺にはなにもない高台の高原で、かと言って
盆地を見下ろせる見通しも無い広い場所です。
敷地の周辺はフェンスで囲って猪などが入って来ないような
仕掛けがされていて、人はカンヌキを開けて入れる通路もあります。
車も軽自動車なら大丈夫ですが、狭いし田畑の畦道みたいで、
コンパクトカーぐらいまでですね。
ハイキングの歩こう会がやっとこさ、登山のトレッキングファンが
楽しみに登って来られる所です。
数年前にご住職が亡くなられて、奥様の女性が後を見られて
勤め人の息子さんがタマに来てくれるとか以前に聞きました。
人が少なくて良い場所なんですけどねぇ。