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瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

久しぶりにガンガジを読む

2007年09月20日 | 読書日誌
久しぶりにガンガジの『ポケットの中のダイヤモンド』を読み返した。自分でアンダーラインしたところを中心に読んだ。あらためて胸にずしりと来る言葉が多い。前回日記に引用した箇所とは全く違う箇所が胸に響いてくることも多かった。当然のことだが、9ヶ月ほどの間に私自身も刻々と変化しているのだ。

「あなたがあなたの真実の姿に気づくのを阻む唯一のものこそが、この『私とはこの肉体である』という自我にのっとた思い込みなのです。この思い込みを持ち続けるためには、あなたが自分はこういう人間だと抱いているイメージに沿った、絶え間のない思考活動が必要です。この思考活動を止め、代わりに『自分』という中心の思考の内側に意識を向けたとき、あなたは、本質的にどんな思考も防衛の必要性も存在しない、無限の、純粋な意識を発見します。それがわかったとき、自我とは、夢やトランス状態が幻想に過ぎないのと同じように、ただの幻想にすぎないことを理解するでしょう。」

この本の中の目立たない一フレーズに過ぎないが、語られていることは無限に深い。「私は私だ」という自己同一性や「自分は、これこれこういう人間だ」という自己イメージを保ち続けるためにこそ、絶え間ない思考が必要なのだろう。しかし、観念と思考によって維持される「自己」は、結局は実体のない幻影にすぎない。その幻影にしがみつくことから生じる苦しみ。それを手放すことができないのは、やはり幻影が幻影であることを本当には知っていないからだろう。

今私にできることは、その思考活動に埋没せず、埋没しそうになるたびにそういう自分に気づくことだろう。ハッと我にかえって、思考に埋没していた自分に気づく。その繰り返し。

「どんな思考も防衛の必要性も存在しない、無限の、純粋な意識」‥‥思考を超えたところに確かにそのような意識が存在するのだろう。

ガンガジの言葉には、心の深いところを揺さぶる力がある。しばらくはこうした形で、感じたことを書きとめていきたい。

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