瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

『はだしのゲン』投票、その後

2007年11月23日 | 普通の日記
ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っていることは、毎回、下に貼り付けているのでご存知と思う。ところが、このブログも、最近ほとんど更新をしていなかった。

しかし、その間何もしていなかった訳ではない。実はわたしは、自分のブログを10くらい持っている。もちろん書き込みの間隔が空いてしまうブログも多いのだが、書き込みのたびに、投票の呼びかけ記事を貼り付けている。ということで少なくとも毎日200名以上の人が、呼びかけ記事を見ていると思われる。

また18日には、所要で広島に行き、日本被団協副理事の方や、語り部さんたちに、協力をお願いし、呼びかけ文のコピーをお渡しして来た。

投票数も、少しずつですが伸びている。現在691人の人が投票して下さっている。7月15日にこの取組みをはじめた時の総投票数が490だったので、その後の投票が、4ヶ月と少しでようやく200を超えたわけだ。

しかし、490人が投票するまでに少なくとも8年かかっているから、見方を変えればこれは大きな成果だ。現在は、一日平均一人の投票ということになり、このペースでいくと、あと1年以内には投票数が1000を超える。

かつてのように、一日4~5人の人が投票、という訳にはいかないが、まあ、そんなに焦る必要もない。毎日少しずつでも、投票数が伸びていくことを祈りつつ、地道にやっていきたい。

ランキングに載るには投票総数が1000を超えることがひとつの条件だが、もう1つの条件があることが分かった。これについては、「はだしのゲン」を世界へ!! に書いているのでご参照いただきたい。いずれにせよ、1000を超えれば、もう1つの条件も、ほぼ満たされると思う。

今後ともご支援、ご協力をお願いします。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

皆様による、数分でできる投票が、あと310集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ15以内に躍り出て、世界にその存在を知られる可能性が見えてきます。

ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。
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日常性が揺さぶられる

2007年11月17日 | 瞑想日記
人生はそこで魂が成長する学校だという視点を持っていると、苦しみや悲しみに出会っても、それを客観視しやすくなる。

苦しみや悲しみには、習慣的で日常的な「わたし」の枠組みを打ち破る力がある。どうしようもない苦しみや悲しみが「日常的なわたし」を、そのぬるま湯から追い出す。しかし、追い出されたところで見えるのは、日常性超えた、もっと深い次元だ。悲しみを避けたいと思いつつ、一方で、それに感謝したいという気持ちもある。

深い悲しみにとらえれたときにこそ、静かにサティする。たえまなく繰り返される内なるおしゃべり(思考)は、苦しみや悲しみから眼をそらせる働きもある。サティをしていると、心の底を流れ続ける苦しみや悲しみから眼をそらすことができなくなる。いつもそこにサティが帰ってくる。ごまかしがきかないのがサティだ。

ごまかしがきかないからこそ、日常性というごまかしも揺さぶられる。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

皆様による、数分でできる投票が、あと320集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られる可能性が見えてきます。

ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。
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求めない

2007年11月14日 | 読書日誌
加藤祥造の『求めない』を読んだ。この人の本では、老子を現代に甦らせる「新訳」を読んだことがある。『求めない』は、新聞広告で見て気になっていた。「求めない」ことは、最近、日記に書いている内容と響き合うからだ。

本は、「求めない」という言葉から始まる短詩のような言葉の連なりからなっている。なるほどと思わせるきらりと光る言葉が、素敵に配置されている。

「ぼくが『求めない』というのは、求めないですむことは
求めないということだんだ。」

「あらゆる生物は求めている。
命全体で求めている。
一茎の草でもね。でも、
花を咲かせたあとは静かに
次の変化を待つ。
そんな草花を少しは見習いたいと。
そう思うのです。」

人間も、そしてすべての生き物も、求める存在だけれど、人間は頭でっかちになって、必要以上のものを求めて、苦しんでいる。では、求めなければとうなるのか。この本は、求めないときにどんなことが起るのか、様々な短い言葉で、語りかけてくれる。その時々の自分の状態で、きっと訴えかけてくる言葉が変化するだろうな、と感じさせる本だ。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

皆様による、数分でできる投票が、あと350集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られる可能性が見えてきます。

ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。
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絶望に身をゆだねる

2007年11月13日 | 瞑想日記
「自己」が「自己」である限り逃れることのできない、飢餓と不安と絶望。そして、その絶望から逃れるための代用物への執着、と二日前に書いた。死に直面した人は、絶望から逃れるための、いかなる代用物も見出せないから、絶望に身を任せるしかないのだろう。絶望に抵抗しない。いや抵抗するすべもない。

死を前にすると、人は「自己」の根底にある「八方ふさがり」に完璧に出会ってしまうのだ。だから「自己」を明け渡すしかない。surrenderするしかない。

問題は、死が真近に迫っていようといまいと、「自己」が「自己」でることの「八方ふさがり」にどれかけ深く出会うかなのだろう。どれほど深く絶望するか、どれほど深く絶望のままでいることができるか。どれほど深く明け渡しができるのか。

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皆様による、数分でできる投票が、あと350集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られる可能性が見えてきます。

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surrender

2007年11月12日 | 読書日誌
昨晩、エックハルト・トールの「Stillness Speaks」(日本語版『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルな教え』を読んでいた。次の箇所にかなり動かされた。この本は、日本語で一度読み、英語で読むのも二度目だった。しかし、前の二回は、それほど心に響いた記憶はない。

『また、深刻な病の床にある人や、年老いた人が、この世を去る数週間前ないし、数ヶ月前から、あるいは数年前からでさえ、まるでほとんど透き通ったかのようになることがあります。そのような人があなたを見つめるとき、瞳を通して輝く光が見えることもあります。そこには、心理的な苦痛はもはや残っていません。彼らはすでに明け渡しをしてしまっており、心がこしらえるエゴ的な「わたし」「個我」はもう溶け去ってしまったのです。そのような人は「死ぬまえにすでに死んだ」のであり、自分の中の「不死」に気づくことによって、深い安らぎを内に見出したのです。』(訳p193、訳文は一部を変えた)

この中でとくに強く響いたのは「明け渡し」という言葉だったと思う。英語では、surrenderだ。人生にもう何も望まず、求めることもできず、完全な降参状態になったとき、心がこしらえるエゴ的な「わたし」が溶け去るのだろう。そして「永遠」に気づくのだ。

日本語でこの箇所を読みなおすと、surrenderは「放下の境地にある」と訳されていた。それであまり印象に残らなかったのかもしれない。「放下の境地」というと、修行の末の高尚な禅的な境地のようなニュアンスが漂うが、surrenderはもっと弱弱しく、もう人生に何も望むこともできず、ひたすら死に身をゆだねるしかない状態だ。それほどに、ただただsurrenderするしかない状態、ただただ死を受け入れるしかない状態。そういう状態になってはじめて開かれる世界があるのだ。

エゴ的な「わたし」が溶け去るのは、そのような状態のときなのだ。「わたし」が、自分の人生に何ものも望まず、求めなくなったとき、そのときにしか開かれない世界。

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