瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

うれしい夢

2006年06月03日 | 夢日記
昨日の起きがけに見た夢は、不思議とうれしい夢だった。降りた駅から職場に向かって歩いているとき、いつもはラベリングによるサティの時間なのだが、この時は夢のことで思考が多かった。

奇妙な夢だった。○○電鉄の社長が私に、今の仕事を止めてうちの会社の、あるプロジェクトのチーフとして来てくれないかと誘ってきた。(○○電鉄は、父が長年勤めていた会社である。)そのプロジェクトというのは、その会社の本社の汚れたトイレを美化するというものらしい。夢の中で私は、トイレの美化というプロジェクトを少しも奇妙にも思っていなかったし、むしろ自分を評価してくれ、そういう誘いを受けたことをとても光栄に思っていた。しかし現在の職場での責任もあるから、迷った。

社長は、「もうひとり君の同僚も同じプロジェクトのため引き抜きたい」と提案した。彼とは、どこかのパーティーで出会い、そのスピーチに感銘を受けたという。私は、その提案もうれしく聞いた。彼に話すと、やはり迷ってはいたが、しかし今の仕事の継続性が大切だからと、断る意向を示した。

この夢がうれしかったのは、評価され「俺のところへ来ないか」と誘われたこと以上に、同僚が一緒に誘われたということだった。その同僚というのは、私にとっては苦手なタイプなのだが、最近、その態度の節々で「上司」としての私をそれなりに認めていることが感じられ、うれしかった。私の方も、彼を非常に評価する気持ちが出ていた。

そういう現実がこの夢に反映されているのだろうが、このような夢になって出てくるほど、というのが驚きだった。また誘われた会社が父が長年勤めた会社であるというのは、とても意外であり、不思議だ。もちろんトイレ掃除のプロジェクトというのも奇妙なのだが。これは何かしら「浄化」ということに関係するのだろうか。

かつて、現実には私を評価していない友人と、打ち解け合う夢を見た。その時以来、その友人の私に対する態度ががらりとよい方向に変わった。その時の夢を思い出した。こちらの夢は、現実においてはまだ気づいていない変化を夢で先に見たので印象的だった。昨日の夢は、すでに気づいている現実に関係するが、強い共通性のあるうれしい夢だった。