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Rescue Line 2015 1.2 Floor

2015-02-07 | Rescue Rules 2015

次のお題は「床」です。

 

1.2 Floor 

1.2.1 The floor has a white or close to white tone. The floor may be either smooth or textured (like linoleum or carpet), and may have steps of up to 3 mm height at joins between tiles.

1.2.2 Competitors need to be aware that in some competitions, tiles may be mounted on thick backing or raised off the ground with the Elevation Blocks; which may make it difficult to get back on a tile should the robot come off. No provision will be made to assist robots that drive off a tile, from getting back on the tile.

1.2.3 Tiles will be used as ramps to allow the robots to ‘climb’ up to and down from the elevated tile. Elevation blocks are to be made of 30 mm x 30 mm wood painted in orange and placed in the corners of the tile. 

1.2.4 Robots, therefore, must be designed so that they can navigate along any tile that may be placed on the base of a ‘Tunnel’.

1.2.1 床は白か白に近い色です。(リニリュームやカーベットのように)床はつるつるかもしれませんし、摩擦が大きいかもしれません。タイル間で3mmの段差があるかもしれません。

1.2.2 競技者は以下のことに注意する必要があります。競技会に於いてタイルが厚い板の上に置かれていたり、Elevation blocksによって地面から持ち上げられているかもしれません。そうすると一旦ロボットがコースを外れると、コースへの復帰が難しくなるかもしれません。しかし、ロボットは自力でコースへ復帰しなければなりません。

1.2.3 高いところにあるタイルにロボットが上ったり、下ったりするためにタイルは傾斜路として使われます。
Elevation blocks はオレンジ色に塗装された30mm×30mmの木材で、タイルの隅に配置されます。

1.2.4 それゆえ、コースがトンネルの床に置かれた場合でも、ロボットはタイルに沿って進めるように、設計する必要があります。

 

まあ、こんな感じでしょうかねぇ。

 

前半はなんとなくわかるのですが・・・後半は意味が良く分かりません。

1.2.1は、これまでと変わりませんねぇ。私はつるつるの床以外のコースを見たことがありませんけど・・・

1.2.2の中に出てくる「Elevation blocks」って何!?

文章を読んだそのままの理解だと、タイルの下に置いて、タイルを床からかさ上げするもの・・・らしい。

つまり、タイルを床にそのまま並べる場合もあれば、タイルの下に何かを置いて、タイルを床から持ち上げる場合も有るってことですね。

で、そうすると(かさ上げすると)ロボットがタイルから外れて床に落ちた場合にタイルの上に復帰するのが困難であろう・・・ということじゃないかなぁ。もし、ロボットがタイルから落ちても、自力でタイルの上に戻ってコースに復帰するしかありません。(当たり前)

でも、ロボットがタイルから完全に外れたら競技進行停止(3.6.1)だと思うし・・・ロボットがタイルから落ちて、でも完全にはタイルから外れていない、しかも、復帰できる(かもしれない)・・・そういう状況ってあるのかなぁ。

1.2.3には、Elevation blocksについての説明が書かれています。

30mm×30mmのオレンジ色の木材

で、タイルの隅に配置される・・・!?

ここも良く分からないのですが、そもそも Elevation blocks とは、何をするものなのでしょうか!?

1.2.2 によると、タイルの下に置いてタイルの高さを高くする(かさ上げする)ためのもののようです。つまり、タイルの下に置くもの。で、何でそんなものの大きさ(30mm×30mm)や色(オレンジ色)や材質(木材)を規定する必要があるのでしょうか!?

もしかしたら、ルールの上の図(絵)の中に傾斜路に接続された2階がありますが、そのタイルの下がオレンジ色っぽくなっています。このことでしょうか!?

謎なルールです。

1.2.3 タイルを傾斜路としても使うよ、ということですね。

ただ、(前にも書きましたが)傾斜路に使うタイルは30cm×30cmよりも大きくないとうまく接続できないように思います。

1.2.4 もよくわかりません。Tunnelって、トンネルのことだよねぇ。フィールドが暗いところに置かれても大丈夫なように、ロボットを仕上げてきてね。ってことなんだろうなぁ。

 

「わかんないよ。わっかんないよ。ジュン君の言ってることは一つもわかんないよ。ジュン君が良いって言ってるもの、何がいいのかわかんないよ。わかんない。私にはわかんないの。ブラッディって何がかっこいいの、血なんて嫌だよ痛いだけだよ。黒のどのがいいの、クレージーのどこがいいのかわかんない・・・」と、『異能バトルは日常系のなかで』の鳩子さんになってしまった私ですが・・・

 

何回か読んで、さらにフォーラムを見て、なんとなく分かってきました。

Elevation blocks は、2階の床を支える柱のことですね。つまり2階の床が elevated tile でその床を支える支柱が elevation blocks ということですね。

支柱は 30×30mm のオレンジ色の木製です。これで2階の床の四隅を(下から)支えます。

これが、後で出てくる「出入口」と同様の役割になります。

1.2.4 のトンネルは、コースデザインによっては、上の elevated tile の下を通過するコースもあるよ。ということですね。

 

私の想像だと、こんな感じ・・・

傾斜路の斜度が25度の場合、30cmの1タイル分で約14cmの高さになるのですが・・・さすがに高さ14cmのトンネルは設定しないと思いますので、60cmの2タイル分で約28cmの高さでトンネルを作るのではないかと想像します。Rescue Line では、ロボットの大きさ(高さ)を規定していませんが、出入口(ゲート)の高さが25cmなので、問題無いかと・・・

で、私の想像した上の図が正しいとすると・・・タイルの幅が30cm、Elevation blocks の太さが3cmなので、トンネルの部分の幅は24cmということになります。出入口より厳しい・・・ 

 

まあ、これらが分かったところで、「何で、支柱や出入口をオレンジ色にする必要があるの? ロボットが柱の色を判断するの? そんなことできないよね。 何で四隅に置かなければいけないの? 何で木製じゃなきゃいけないの、金属やプラスチックじゃいけないの? わかんないよ。わっかんないよ。ジュン君の言ってることは一つもわかんないよ。」と、再び鳩子さんになってしまうのですがねぇ。(苦笑)

 

補足

⇒フォーラムによると「トンネルの高さを規定しないが、ロボットが十分通れる高さです。全ての傾斜路がトンネルに接続するわけでは何ので、10cmの高さの傾斜路もあるよ」とのことです。 (02/09/2015 - 06:41. Roberto Bonilla )

⇒さらに・・・傾斜路になるタイルも大きさは 30cm×30cm なんですと・・・

ということで、トンネルの高さは、あまり気にしなくても良いようです。

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