レスキュー技術委員会のブログに、ジュニア・ジャパンオープン2015尼崎大会でのレスキュー競技は2014年ルールで実施する、と掲載されました。
書かれている文章は・・・
2015年の全国大会は2014年ルール日本語翻訳版で実施する。
つまり、原文のルールでも、2014年の世界大会で実際に行われたルールでもなく、「日本語翻訳版」のルールに従って競技を実施するということです。
日本語翻訳版をちゃんと見ていなかったけれども・・・大丈夫だったかなぁ!?
さらに・・・
以上のように決定されましたので、2015年ルールの公開時期にかかわらず
2015年の全国大会は2014年ルールと致します。
と、書かれていますが・・・2015年ルールが既に公開された後に、こう書かれてもねぇ・・・
で、まあ、何度も書くけど・・・
一年前のルールで実施するかぎり、昨年の世界大会参加チームの優位性は変わらないですねぇ。
「花鳥風月」は、恩恵を受ける方だから、文句はありませんが・・・
2014年ルールの方がロボットを熟成する時間がある分だけそれ以外のチームに恩恵があるような気がします。
ただ世界大会は2015年ルールで実施されるのだから、2015年ルールで実績を残せそうなチームが世界大会への代表に選ばれるべきとは思います。
2014年ルールでやろうと、2015年ルールでやろうと、チームに与えられた時間は同じです。でも、経験(ゲーム的に言うと経験値)が全然違ってきます。実際に何日にも渡って競技を経験して、しかも世界上位の素晴らしいロボットを見たりチームメンバーと話して得た知識は世界大会に行ったチームだけが蓄積します。既に実際に競技を経験し、「こうすれば高得点できる」などのノウハウを持っていれば、やっぱり有利ですよね。そういう意味で、前年度ルールでやることは、競技としては不公平ではないかと考えています。