・・・時計の修理ネタ
我が家に昔からある「潜水艦用の時計」
まだ若い頃に、海外通販のカタログを見て居て「これ面白いねぇ」と探し出したものです。
普通なら「こんなバカなもの買わないでよ・・・」と言われるところですが・・・
「面白いねぇ、買おうか・・・」と反応するのがM&Y家族です。(笑)
そして、届いたのが、これです。
ボストーク社のコマンダスキーです。
ボストークは英語では Vostok ですが、ロシア語で Восток なので、文字盤に B の文字(マーク)なんですね。
大きさはそれほどでもないのに、めっちゃ重いです。
さすがに潜水艦用というだけあって、前面のガラスがしっかりと止められています。前面のガラスを開けると・・・ゼンマイを巻くことができます。
裏側は・・・つなぎ目などがない一体成型・・・本当に、鉄の塊みたいな感じです。
だから重い・・・
壁に掛けられるようになっているのですが・・・我が家の壁が重さに耐えられなさそうなので、壁に掛けたことがないです。もし、壁に掛けても・・・床に落下したら、時計で無く床が壊れそうです。
文字盤には(ロシア製ではなく)ソ連製の刻印が・・・
CCCP : Союз Советских Социалистических Республик (ソビエト社会主義共和国連邦)
で・・・この時計のムーブメントに油を注したかったのですが・・・
秒針は外せたのですが、分針と時針を外すことができませんでした。(もう、ガッチリくっついてます)
ですので、分解をあきらめて、もとに戻しました。
ゼンマイを巻けば、いちおう「コチコチ」と動き出します。
でも、我が家の壁に掛けられて時計として機能することは当分なさそうです。
ところで、これが本当に潜水艦で使われたもの・・・ということは全く無く、所詮はおみやげ用・・・ということは理解しております。(笑)