このセンサーの説明というか、リファレンスというか・・・そういう資料が何処にも無いのですが・・・汗;
Arduinoとの接続の sample program があったので、それを参考に実験しました。
すると・・・
値の読み出しは簡単でした。
GY-521には読み出し用のレジスタが備えられていて、それを読み出すだけです。
順に
加速度センサーX軸
加速度センサーY軸
加速度センサーZ軸
温度
ジャイロセンサーX軸
ジャイロセンサーY軸
ジャイロセンサーZ軸
となっています。
それぞれは16ビットの大きさなので、8ビットを2回づつ読み出します。
何で温度が測れるの!? と疑問はありますが・・・別に、必要がなければ使わなければ良いだけですから・・・
まずは、加速度ですが・・・
はい、普通に読み出せました。
水平にすると0 傾けると正の値、逆に傾けると負の値になります。
秋月電子で売られているI2Cの加速度センサーが1,000円であることを考えても、これだけで十分元がとれるように思います。(笑)
では、肝心のジャイロセンサーの方を確認します。
と、言っても、ジャイロセンサーの値の読み出しは、レジスタを読み出すだけなので問題ありません。
問題は、取り出した角速度を積分して角度にするのに、どれだけ精度がだせるか・・・
ということですね。
前に、他のジャイロセンサーで実験したように
100m秒単位で読み出した値を合計して1/10にすると、ある程度の精度が出るようです。
10m秒単位で読み出した値を合計して1/100にすると・・・やりすぎかなぁ。
まあ、やる気があれば、これくらいの安物センサーでも実用になると思います。