2007年7月6日
ギリギリの時間に表彰式の会場に着くと、ダンスチームの人たちはすでに揃っており、レスキューのメンバー分の席を(しかも一番前の良いところを)取っておいてくれました。 私は、神田先生、富永先生と一緒に会場の横の方に立っていました。 ダンスの表彰が始まりましたが、ダンスはとてつもなくたくさんの賞があり、なかなか進まないように感じました。 ダンスはプライマリもセカンダリも6チーム全てが何らかの賞をもらったようです。
ドイツのチームが表彰されると、会場全体から「Deutschlandチャチャチャ Deutschlandチャチャチャ ・・・」と大きな声が響きます。 やっぱりドイツはすごいな~ と思っていると、ポルトガルのチームも表彰のたびに「Portugal Portugal Portugal・・・」と大合唱です。 Mも家内も、この「ポルトガル」の発音が母音だけが響いて「オウガ オウガ・・・」と聞こえたとのことです。
レスキューの発表が近づいてきたときに、神田先生から 「・・・M&Yは入っていると思いますよ。 レスキュー会場の審判の席で集計をしてたけど、そのときに Japan、Japan、Germanyって言ってましたから・・・」 との情報をいただきました。 「そんなこと言うと期待しちゃいますよ!」
レスキューの表彰が始まりました。 チェアマンのAshley氏に最初に呼ばれたのは、中国チームで、これはプレゼン賞のようです。 続いてスペインチーム、次に中国チーム、最後にドイツのチーム「Die Liga der aussergewoehnlichen Gentlemen」でした。 あれ、もう終っちゃたよ。 これって予選の順位そのままじゃないですか。 神田先生やっぱり日本チームは入ってないじゃないですか。 もうあばれちゃうよ! などと心の中で一人突っ込みをしていると・・・マルチチームの表彰が始まりました。 3位が中国と台湾のチームです。 中国は壇上に上がるときにとてつもなく大きな国旗を広げて、アピールしていきます。
2位の発表で、「THE LATEST」が呼ばれました。(やっぱり「THE LATEST」はすごいな~) と思っていると、なかなか相手チームが呼ばれません。
お前はクイズミリオネアの「みのもんた」か、と突っ込みをいれたくなりました。 Ashley氏から出た次の言葉は「えむあんどわい」でした。 急いで前の方に行き、3人の写真を撮ります。 さっきの個別チーム表彰で1位をとったRohe先生が「おめでとう」と握手をしてくれました。 何がなんだか分からずにシャッターを押し、バシャバシャと写真を撮りました。 壇上では、MとYが、馬鹿のように笑っています。 我が家のチーム「M&Y」がマルチとはいえ、世界第二位をいただいてしまいました。 (「THE LATEST」 素敵なプレゼントをありがとう。一生の思い出にするね。) などと考えていると、1位の発表になりました。
1位は
「Die Liga der aussergewoehnlichen Gentlemen」が呼ばれ、次に「えむあんどわい」が呼ばれました。
Rohe先生が、私と自分を交互に指して「Our Team」と言って、もう一度、手を差し伸べてきたときに、うれしさで涙が出そうでした。 世界一をいただけたことはもちろんですが・・・Rohe先生のチームと一緒に1位をいただけたことが、本当にうれしかったです。
「M&Y」が最高に輝いた瞬間でした。
・・・Mは2位で壇上に上がったので、もう自分の役目は終わったと思ってボーっとしていたそうです。・・・家内から「早く行けっー!」と言われて「えっ!何」という状態だったとのこと・・・
あとは、あんまり覚えていません。 「M&Y」は世界1位と世界2位を同時に手にしました。「M&Y」は世界一運のいい奴になりました。
(これも、アトランタでMがカツカレーを食べたからかな。 カツパワー炸裂!)
セカンダリの発表で、「LINK」は特別賞をもらいました。 そして「Antares」もドイツのチーム「IndieLiberty」とのマルチで2位をとりました。
Yの折鶴をロボットに付けて競技に参加してくれた「ThoMade」は、個別チームで2位、マルチチームではRohe先生の「Robokillers」と共に1位をとりました。 Rohe先生は、プライマリとセカンダリで個別とマルチの4つの1位のうち3つをもらったことになります。 「おめでとうRohe先生、ドイツのチームはすばらしかったです。」
サッカーは、日本の6チーム全部が1位か2位に入っていたらしいのですが・・・でもあまり覚えていません。
今日はこの後に、日本人のチームだけの「お疲れさまパーティ」があり、すぐにホテルに戻らなければなりません。 もっとRohe先生やNolte先生と話したかったけど、挨拶して会場を出ました。
パーティ会場は、ハードロックカフェで、うるさかったので落ち着いて話をする、という雰囲気ではなかったのですが、子供達も楽しくはしゃげたようで、いきいきとしていました。
長いようで、短かったアトランタの旅でした。 いろいろなことが有りましたが、私や家族にとってはとても忘れられない旅になりました。 「M&Y」は明日の朝に日本に向けて出発します。
最高の瞬間を皆さんと過ごせたことを、うれしく思います。