星のごと 絹の上着に 勲章を 並べ手を打つ 猩々の宮
*「猩々(しょうじょう)」というのは、オランウータンの異名です。元は中国の伝説の中の架空の動物で、そこからオランウータンの漢名になったものらしい。これから材をとった能の演目があり、その演者が真っ赤な衣装を着ていることから、「猩々緋(しょうじょうひ)」という色の名前もあります。シグナルレッドに似た鮮やかな赤色ですが、名前の感じからすると、おさるの尻の色かという誤解をうけそうですね。
似たような言葉に「狒々(ひひ)」もあります。こちらは中国から日本に伝わってきた伝説の猿の妖怪です。マントヒヒとかゲラダヒヒとかの名前は、この妖怪からつけられたものです。
まあここでは、「猩々」というのは、単に猿を言い表しています。オランウータンという名前には「森の人」という意味があるそうだが、見るからに、怠け者の爺だという顔をしている。のんきに生きているが、あまりいいことはしていないようだ。
星のように絹の服の胸にごてごてと勲章を飾り、手を打って馬鹿にしているオランウータンのような猿が住んでいる宮がある。
「宮」というのは「御屋」で、まあ要するに、皇居のことですね。
言いたいことは明白ですね。冒頭の「星」と「猩々」の「猩」がなんとなくあっているのがおかしい。
先の天皇はよい人間だったが、今上天皇はむごいことになっている。国民に猿の正体がばれているというのに、防弾ガラスの向こうから、つまらない芸人の付き人のような顔をしている馬鹿が、うれしそうに手を振っている。
世間というのは痛いものだ。形だけになったしきたりを嫌なものにしないようにやってくれてはいるが、そのせいで、嫌なことが違うところで起きてくる。
最近、皇族というのはきつい感じになってきていますね。内親王が登校拒否をしている。あまり問題にはしていないようだが、あれは痛いですよ。なんでそういうことになるかというと、皇族を守っていた霊集団が、もう皇族を守ってはいないからです。事実上、日本の皇族をやっていた霊的活動は、かのじょが国王を代行していたある時期に、破裂してしまっているのです。
以前なら、おそろしく幼稚な人格でも、皇族だというだけでよいものに見えていたのだが、今はそれが全然ない。本人の段階が丸見えに見える。だから、人間の、皇族に対する嫉妬や攻撃欲が、だんだんとむき出しになってきているのです。だから内親王は学校にいけないのですよ。行けば嫌なことをするやつと会わなければならないからです。
日本の皇室はだんだんきついことになってくるでしょう。もう、国王としての徳も機能も果しえない血流を、国は大事にしてくれなくなる。皇太子は天皇になれるでしょうが、秋篠宮は難しいでしょうね。
世間体というものも、古びてくれば嫌なものになってくる。人間も変わらざるを得ない。
この国を動かしているのは、天皇ではありません。総理大臣でもないですね。実は痛い機能を持っているものがほかにあります。そこがもうそろそろ、天皇を見放し始めている。阿呆がばれればもう終わりだ。
さるにより さるはさるべき 玉の宮 夢詩香
新しい時代がやってくる。そのときに馬鹿にならないために、今から確実に足元をしっかりしたものにしておきましょう。