その壁は 今の自分の 未熟さを 教えてくれる 愛のしるしさ
*スレッズの彼は、毎日5首歌を詠んでいます。それがけっこうおもしろいので、ついここでもとりあげてしまいます。
人生に壁はつきものですが、その壁の正体は、たいてい自分の欠点ですよ。プライドが邪魔して人に頭を下げられないとか、人を人とも思わず自分の我を通してしまうとか。要するに、人間としての未熟さが壁なのです。
人に頭を下げられない人は、たれかに頭を下げなければ越えられない壁が来ます。よくあることですね。たいてい、最も頭を下げたくない人に、頭を下げなければ越えられない壁が来る。
そこを乗り越えるには、子供のようなプライドを自らつぶし、しっかりと人に頭を下げていかねばならない。それができれば、自分の未熟さを克服し、次の段階の自分になることができる。
しかし、よく人は、自分のプライドの方を守り、壁から逃げてしまいます。自分はこれでいいのだと、魂の脱皮の痛みから逃げるのです。そうなればもうその人生は馬鹿になる。
人生の壁は、人に自分の未熟さを教える愛のしるし。
越えてゆく人には美しい人生の実りがあるのです。