ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

みんなみの

2024-05-29 02:59:11 | 短歌





みんなみの 海の小島の 高殿に ひとりこもりて 来る人を待つ




*不調が続きますね。馬鹿の妨害は弱くなりながらも、まだあります。添島の方も苦労しているようだ。だが逆風をしのぎながらやる活動というのもおもしろい。毎日更新するのはきついようだが、今しばらくはやってもらいましょう。

さて、表題の作は、わたしのものです。なんとなく啄木の有名な歌を意識して詠んでみたので、本歌取りといえますね。

わたしたちはX(旧Twitter)で、毎日痛いつぶやきを発信しているのですが、反応は何もありません。それはもう、普通なら高々と炎上しそうなネタを、毎日やっているのですが、誰も何も書いてくれない。時々いいねが一つ、ぽつんとつくくらいで、閲覧数も激しく少ない。

わたしたちの活動が発展していかないように、妨害している輩がいるからなのですが。しかし何もないのはさみしい。たまには感想などの書き込みも欲しいところですが、そんなことをすれば、妨害者が集団で襲い掛かってくるので、誰も何も書けないのです。

苦しいですね。まるでわたしたちは、塔の中に閉じ込められているお姫様のようだ。お姫様と言うには年を取りすぎていますが、気分はそんな感じです。誰も来てくれないひとりの部屋で、ぶつぶつと自分の思想をつぶやいている。

ヘッダーやアイコンに塗られた感情から、たくさんの人がわたしたちを見ているのはわかっているのですが、外界の情報は確かには何も入ってこない。なかなかにきつい状況だ。

しかしこの状況に甘えて、何もしないでいれば、後々困るのは、人間の方なのですよ。人間はわたしたちから、救済の方法を盗んだことになる。それは痛い罪として、未来の人類の大きな重荷となるのです。

だからできるだけ早いうちに、この状況を何とかしてほしいのですがね、いろいろあって難しいようだ。

わたしたちとしては、人間がしなければならないことを、代わってしてあげることはできない。だから塔に閉じ込められているお姫様よろしく、王子様を待っているほかはない。

この状況を打開できる、かっこいい王子さまはいるでしょうかね。




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目覚めれば

2024-05-22 02:31:55 | 短歌





目覚めれば 暗きまよひの 雲は晴れ みづから光る おのれをぞ見る




*調子が戻ってきたかのように思いましたが、わたしはなかなか面白いものが詠めません。というのも、今添島揺之が毎日歌を詠んでいて、そっちにエネルギーをとられてしまうからです。

わたしたちは、この存在の頭脳と感性を共同で使っているのでね、こうしてちょっとした不都合も起こります。でもまあ、彼がやる気になっているのはいいことだ。今はわたしは控えめにして、彼を応援することにしましょう。

それはそれとして、表題の作は、大火のものです。推敲ができていなくて、まるで引き抜いたばかりの泥付き大根のようですが、このままいきましょう。

自分に目覚めれば、暗い迷いの雲は晴れて、自ら光る自分の魂を見る。

真実をそのまま詠ったものですね。実際、解脱をした人ならこれがわかる。人間は解脱をすると、自ら光る太陽のように、自分を熱く感じ、その自分が、愛で何でもやってゆける、すばらしい存在であることに気付くのです。そしてあまりにも美しい、良い人間になってゆく。

まさしく、さなぎから蝶に変わっていくように、魂が自由の高空に飛び立ってゆく。そのすばらしい幸福の中で、人間は自分にしかできない、すばらしいことをいくらでもやってゆくのです。そしてこの世界を愛の天国に変えてゆく。

人間は、馬鹿ではない。すばらしいものなのだ。愛ですべてをやってゆく。

添島揺之は、人間の魂です。今はこうして、変則的な形で自分を表現しているが、いずれ時が来れば、この世に人間として生まれてきて、すばらしいことをするでしょう。

たまちはふ 神にねがはむ このわれを よき世なすため 使ひたまへと    揺之

よい歌だ。愛の道をまじめに生きていく人間の、美しい決意が表れている。

わたしたちも、人間の目覚めを助けるために、できることはすべてやっていきましょう。




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われのみを

2024-05-15 02:26:37 | 短歌





われのみを たふときとして 人を切り 長きうらみを 買ふあほうかな




*今週はわたしの作から取り上げましょう。最近は馬鹿の勢いも少し衰えているらしく、妨害が弱まり、かなりおもしろいのが詠めるようになりました。何事も忍耐ですね。我慢強くがんばっていれば、先に明るい光が見えてくる。この調子でこれからもいけるとよいのですが。さて。

表題の作は、ある国のことを意識して詠んだものですが、ここではそれには触れず、かのじょの叔母さんについて、また語りましょう。

あの人は、自分が世界で一番偉いと思っている人でした。毎日、口から出る言葉は、人を馬鹿にすることばかり。自分はえらく頭がいいと思い込んでいて、痛い理屈で世間を切り刻んでいましたね。

人を愛しなどしなかった。他人は自分のために利用するものだと考えていて、いらぬものだと思うと、平気で切り捨てるような人でした。

かのじょは、毎日のように、言葉の暴力を浴び続けて、いいように利用されたあげく、邪魔になると捨てられたのです。

自分だけが尊いと考えて、人を切り捨てて、人の長い恨みを買う、あほうであることよ。

人にも心があるということを、あの人はかけらも考えなかったのです。深く傷ついたかのじょは、あんな人はもう二度と嫌だと思って、近寄りもしなくなった。

人を馬鹿にすると、その人が自分の神になるのですよ。
あの叔母さんは、自分の人生が傾いてきて、かのじょの助けが必要になったとき、かのじょに頭を下げて助けてくれということもできなかった。
幼稚なプライドを守って、何もかもを人のせいにして、逃げたのです。
聞いた話では、それからの叔母さんの人生は、ひどくつらいものになったとか。

そんな風に、自分が一番偉いなんてことを考えて、人を馬鹿にしていると、人の恨みを買い、自分の不幸の種を作ることになるのです。

人も国も同じことだ。自分たちが偉いと思い込んで、他国を馬鹿にしていると、当然そうなるなということになる。

自分が馬鹿にしたものが、自分の神になり、それを拝まなければ、不幸になってしまうという事態を招くのです。




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傲慢の

2024-05-08 03:28:23 | 短歌





傲慢の 鼻を叩かれ 人は知る 自分の丈と 他人の偉さ




*今週も大火の作からとりましょう。大火はいつも人間の痛いところを、ぐさりと突きますね。

傲慢といえば思い出すのは、かのじょの少女期に、一緒に暮らしていた叔母さんのことです。人格の未熟な人で、世間で自分は一番偉い、一番賢いと思っているような人でした。

かのじょはその叔母さんから、毎日のように言葉の虐待を受けていました。おまえはまともなことができない、くだらない馬鹿なのだと、ののしり続けられていたのです。

かのじょはその叔母さんに、いいように利用されたあげく、邪魔になると捨てられました。傲慢な人にありがちなことだが、他人はみんな自分より馬鹿だと思っていたので、簡単に人を切り捨てるようなことができるのです。

しかし後に、その叔母さんは見事に復讐を受けました。

自分の人生がまずいことになってきて、かのじょの助けが必要になったとき、かのじょに逃げられたのです。かのじょはもう、そのおばさんに懲りていたので、近寄っていけばまた利用されるだけだからと、さっと逃げたのです。

あまりに未熟な人で、いまだに傲慢の旗を取り下げることができなかったので、素直に助けてくれと、かのじょに頼むことができなかったのですよ。馬鹿ですね。

傲慢の鼻を叩かれて、その叔母さんも少しは自分がわかったでしょうか。人のありがたみがわかったでしょうか。

そうだといいのですが、たぶんそうはならなかったでしょうね。あの人のことだから、みんなかのじょのせいにして、自分の幼稚なプライドを守ったでしょう。


絶対に 俺が偉いと 考える 馬鹿は獣と 同じと思え


世界で自分が一番偉いと思っているような人は、動物の段階から魂がさほど成長していないのですよ。

そんな人からは、逃げるに限ります。




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美人だと

2024-05-01 03:28:42 | 短歌





美人だと 思って結婚 してみたら おれの人生 地獄になった




*今週は大火の作からとってみました。愉快で痛快な大火の歌は、いつも痛いところを鋭くつきますね。

世の中に、顔で女房を選んで、失敗した男というのは、たくさんいるようです。それは要するに、偽物の美人がたくさんいるということなのですが。

他の美人から顔姿を盗んで美人に化けている偽物は、ずるいことばかりで生きてきて、心の勉強を何もしていませんから、いまだに愛がわからず、自分のことばかり考えて、男を悩ますきついブスなのですよ。

そんなのに騙されて、結婚したら、男の人生は地獄になります。愛の存在であるはずの女が、愛を何も与えてくれないからです。

外面は天使のようにきれいなのに、内面は猿のように性格がきつい女が自分の家にいる。結婚してからその正体に気づいても、もう遅い。家庭に安らぎを見いだせない男は、ふらふらと迷い始める。中には浮気などをして、修羅を引き起こす、馬鹿な男もいるでしょう。

偽物をつかんだ男は、一生の不覚と思って、耐え忍ばなくてはならない。まさに地獄ですね。

世の中には、魂の暗い、偽物の美人が、よほどたくさんいますから、男性は気をつけなさい。男の人生は、妻で決まると言っても過言ではありませんから。

妻を選ぶときは、顔姿に騙されることなく、女性の目と行動を見て、その心を確かめてから、決めることですね。




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