えらさうに いひてかへるを くりかへし いらぬ苦労を するあほうかな
*実は今、質問回答コミュニティに参加しているのですが、そこでおもしろい人に出会いました。
他人様に対して、実に偉そうにものをいう人なのです。それはもう世界で一番自分が賢くて、他はみんな馬鹿だというような感じでものをいうのです。
それでどうもとても苦労をしているらしい。それは当たり前だ。偉そうにものを言えば、人の反発を食らって、実につらいことが起こる。どうもそういう簡単なことさえ勉強していないようなのだ。
本当に賢い人なら、人にはすんなりと頭を下げて、丁寧にものをいうものだが、その人は他人はみんな馬鹿だというように乱暴で高飛車なものの言い方をするのです。
これはかわいそうだと思い、苦労をするのは偉そうにものをいうからですよと、忠告してあげようと思いましたが、やめました。どうせまた反発して、偉そうに返されるだけだと思ったからです。
自分が世界で一番賢いと思っている人ほど、かわいそうな人はない。そんなに賢いなら自分でなんとかしろと、つらいときでも、だれもいいことを教えてくれませんから。
そういう人を正しい人の道に導くには、よほど愛が必要ですね。反発されることも馬鹿にされることも覚悟で言わなければならない。傷つけられるのを覚悟して忠告してくれる人が、近くにいればいいのですが、いないのでしょう。その人はネットで孤独な自分の憂さを晴らすように、ずっと人を馬鹿にしてばかりいる。
彼の未来が見えるようだが、通りすがりのわたしには何も言えない。ただ、どこかで神の導きがあるようにと、祈るしかありません。