ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

なししこと

2024-08-28 04:06:09 | 短歌





なししこと 身にかへりきて 見る夢は 闇夜の底か あしたの道か




*今週は一首しか詠めませんでしたね。相変わらず不調は続いています。でもまあ、何とかやっていきましょう。細々とでも続けていけば、そのうち何かがつかめるかもしれません。

さて、因果応報の言葉の通り、自分のやったことは、必ず自分に返ってきます。悪因悪果、善因善果、その法則は冷酷なほど厳しい。

そのことを知らず、人間は多く馬鹿なことをやってしまい、その反動に苦しむものですが、さて。

しかし人間には、その反動を乗りこなすこともできるのです。悪いことをしてしまい、その反動がもろに返ってくる前に、何かよいことをすれば、反動が小さくなってくるからです。

だから、何も知らずにひどい馬鹿をやってしまった人たちに、わたしたちは言うのです。自分として、みなの幸福のために、よいことをしていき、法則の反動を何とか乗りこなしていきなさいと。

迷惑をかけた人みなに謝り、償いを誓い、自分を投げて人々のために働き、自分の罪を清めていけば、何とかなってくるのです。

謝ることや償うことを嫌がり、何もしないでいれば、法則の反動は無情にあなたを切り裂くでしょう。自分のやったこと、言ったことが、正確に自分に返ってきて、むごい運命が表現される。

闇夜の底か、あしたの道か、というのは、自分次第で自分の運命が決まってくるという意味です。

法則の反動の前に、何もしないで、地獄のような闇夜の底に落ちてしまうか、それとも自分から何かをなしていき、あしたの道に希望を見出してゆくか。

どちらにしろ、選ぶのは自分です。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たましひの

2024-08-21 04:28:11 | 短歌





たましひの 愛の御国を たてむとて きよきまことの ことのはを積む




*今週はかろうじて2首ほど詠めましたが、あまりよくありません。

かなりつらいですね。エネルギーを添島の方にとられていて、わたしらしい歌がなかなかきれいに詠めません。こまりましたね。

しかし、やる気になっている者の邪魔をするのも気が引ける。今は添島の活動に多くを譲りつつ、自分の方も少しずつなんとかしていきましょう。

表題の作は、昨日詠んだばかりの歌です。2首のうちでは、これがましなできなので、とりあげることにしました。今週は、過去作に頼らなければならないかと思うほど、歌ができなかったので、ぎりぎりで何とかなった形ですね。

わたしたちの大きな夢の一つは、この世界に愛の天国を建設することです。

地球上のすべての人間を解脱に導き、愛に目覚めさせることで、この世に愛がすべてを統括する、美しい愛の国を造るのです。

すばらしい夢だが、一朝一夕でかなう夢でないことはわかっている。この世には、厳しすぎる現実がありすぎるほどにありますから。

戦争、虐殺、テロ、レイシズム、ヘイト…、人間存在の生を苦しめるお化けのような現実がたくさんある。そこを乗り越えて、この世にすばらしい愛の国を建てるには、一体どれだけの年月と苦労が必要なことでしょう。

しかし恐れてはいけない。迷ってはいけない。人間はこの時代、自分の真実を知った。愛に目覚め、他に二人といない、ただ一人のこの自分存在のすばらしさを知り、美しい魂の天国を知った。すべてがそこから始まる。

一粒の愛の姿であるわたしたちが、その夢のためにできることは、この存在の表現力を駆使して、愛の真実を叫び続けることです。それによって、たくさんの人々を解脱に導くのです。

別館の詩や、X(旧Twitter)での大火のつぶやきを通して、おもしろおかしく、時には真面目に厳しく、真実を人間世界に投げ込んでいく。

誰も聞いていないかに見えて、確かにそれは人々の心に届いている。

波のように繰り返し、まことのことばを吐くことで、人々の心を導いていきたい。正しい真実と、おもしろい知恵を、教えていきたい。

愛のために、自分ができることをまっすぐにやっていけば、小さなブログが、人類を変えてゆくこともできるのです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虚しさの

2024-08-14 03:26:50 | 短歌





虚しさの まなこに出でて さいはひの 一世の夢は 黄金のひとや





*今週は三首ほど詠めました。添島のほうにエネルギーをとられて、ここのところ全然詠めていなかったのですが、少し調子が戻ってきたようですね。

表題の作は、わたしたちが例の悪魔と呼んでいる、ある野球選手のために詠ったものです。

世界的に有名な選手でね、今もテレビの中で大活躍しているのですが、本人は全然楽しそうじゃない。才能にも名声にもお金にも美人の妻にも、全部恵まれているのに、目から虚しさがこぼれ出ている。

愛が何もないからです。すべては嘘だからです。

人から盗んだ福をつぎ込んで、人もうらやましがるような、何もかもに恵まれた人生をでっちあげてみたら、みごとの黄金の牢屋(ひとや)ができあがった。何も知らなかった馬鹿者は、一生あの牢獄から出られない。

魂が愛に飢えて、疲れ果てていくのに、幸せのふりを続けていかねばならない。馬鹿が馬鹿をやりすぎて、世界中の人をだましてしまったからです。

かわいそうだが、わたしたちは救いの手を差し伸べるつもりはありません。あれは当然の報いだからです。愛を馬鹿にし、人を馬鹿にし、すべてを自分のエサにして、自分だけの豪勢な幸せを味わおうとした、悪魔の行き着いた、当然の結末なのです。

人の苦しみを振り向きもせず、自分の幸せのためだけに生きてきた。だから自分が苦しんでも、だれにも振り向いてもらえない。

黄金の幸せでできた、豪勢なひとやの中で、彼は一生、冷たい孤独を抱いて、苦しまねばならないのです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目も見えぬ

2024-08-07 03:29:18 | 短歌





目も見えぬ 赤子に金を 与えては ひと世の夢を 地獄に流す




*今週は第3館からいきましょう。これはオリンピックに寄せた4首のうちの一つです。

最初、それらを詠んだとき、タイトルを「オリンピックのために」とするのはまずいんじゃないかという意見もあったのですがね、わたしが強行しました。テレビで見たオリンピックの様子が、あまりにひどかったからです。

裏で嫌なことばかりしている馬鹿が、自分を選ばれた良い人間だと思い込んで、メダルをぶら下げてたいそううれし気に笑っている。その様子が、目もあてられぬほど、ひどかったのです。

彼らは自分たちが努力して、メダルを得たのだと思い込んでいる。しかしそのことは、まるごと嘘なのです。彼らは、不正な霊的援助を駆使して、馬鹿が作り上げた、偽物のアスリートなのです。

彼らは自分の霊では何もやってはいない。日頃の訓練も何もかも、他霊が自分の肉体を動かしてやってくれているのです。本人は、他霊がやってくれている自分の人生を、眺めているだけなのです。

そんなずるい人間たちが、たくさん集まって、オリンピックのお祭りで騒いでいる。あまりにも愚かな風景だ。

メダルをとれば、世間にもてはやされて、望み通りの幸せが得られると思っている。馬鹿は何もわかってはいない。かたちばかりのきらびやかな栄光と引き換えに、何を失うのかを、まるでわかってはいない。

まだ目も見えぬ赤子というのは、何も勉強していなくて、大事なことが何もわかっていない人間ということでしょう。そんなものに恐ろしく高い金を与えてしまったら、そのあとが大変なことになる。

馬鹿がずるいことをして、恐れ多い栄誉を盗んだことになり、その罪を支払うために、地獄のような思いを味わわねばならなくなるのです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする