先日、大学の時代、そして社会人となってからもお世話になっている先生のご母堂が亡くなられたとの訃報が、メールで送られてきました。
弘前市で行われる、そのお葬式の日程は次のとおりです。
出棺 十一月四日 午後一時 自宅前より送迎バスが出ます
火葬 十一月四日 午後一時三十分 於 弘前市斎場
通夜 十一月九日 午後六時 自宅前よりバスが出ます(午後五時出発)
葬儀 十一月十日 正午
驚きです。火葬にしてから通夜と葬儀を行うのです。私は、北海道以外でお葬式に参列したことがありませんので、このように行うのは驚きでした。
青森県での葬儀を調べてみると、十和田市、黒石市、三戸町、外ヶ浜町などではこのような葬儀を見つけることができました。しかし、青森市や八戸市等ではありません。どちらかというと、秋田県に近い地域なので、秋田県の葬儀を調べてみました。なんと、秋田県では、このようなお葬式を行うのが普通だそうです。
さらに調べてみると、通夜→出棺→火葬→葬儀というのが、山形県、福島県、宮城県であるそうです。妻によると、北海道でも函館市の葬儀はこの順であるとのことです。
故人を偲び、旅立ちを送るための義であれば、あとは形式ですので、どのようなやりかたでもいいと思います。地域の習慣・文化の違いとも言えると思います。
北海道では、通夜→葬儀→出棺→火葬が一般的だと思います。親族を除くお葬式の参列者は、香典を受け付けた後、式場に入り、僧侶の読経、焼香、葬儀委員長の挨拶、故人の略歴等、喪主のお礼の言葉を聞きます。ここまで、参加して帰ります。
トップの写真は、葬儀とは何も関係の無い京都市営地下鉄二条城前駅の駅名表示です。1997年にできた比較的新しい駅です。